緋川眞衣 さん プロフィール

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緋川眞衣さん: 「オンナノコ ハ イラナイ。」
ハンドル名緋川眞衣 さん
ブログタイトル「オンナノコ ハ イラナイ。」
ブログURLhttp://ira71.blog.fc2.com/
サイト紹介文オリジナル小説。よく読むと人間が怖くなるような、静かなるドロドロ系。
自由文実話をベースに、一族の遺産争い・母と娘の閉塞感のある愛憎劇等を描いています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供5回 / 190日(平均0.2回/週) - 参加 2016/12/06 17:57

緋川眞衣 さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 「オンナノコ ハ イラナイ。」第1章-5 真樹子という言う女
  • 真樹子は、とても変わった女性だった。誰もがはっとして目に留めるような美人だが、可愛らしい雰囲気も持っていて憎まれにくい風貌だった。だがぶりっ子をすることもなく、所謂「モテ」などには一切興味がなく、友達の多さや恋の多さなどは全く気にしない女だった。美女であればその美貌を生かしてできるだけのし上がってやろうとか、できるだけ人を惹きつけて有名になろうとか、たくさんの男からチヤホヤされたいという願望が、ま [続きを読む]
  • 「オンナノコ ハ イラナイ。」第1章-4 母性の無い母
  • 凄惨な事件があったから真樹子は唯を思い遣って、全てバレている地元よりも遠い学校に通わせたのか・・・と言う可能性があったが、実際はそうでは無かった。真樹子はあれほどもったいをつけた保護者会にもほとんど来ず、その他の学校行事も全てと言って良い程来なかった。珍しく来た時ですらすぐ帰り、そして数日間ネチネチと唯を責めた。あの日にあんな遠くまで行ったから疲れた・めまいがする・気持ちが悪い・・・何かにつけて、 [続きを読む]
  • 「オンナノコ ハ イラナイ。」第1章-3 2時間先の小学校
  • 同じ町の小学生達が「弓川唯」を簡単に見つけられる理由は、2時間かからないとたどり着けないような遠方の私立の小学校に通っていたからだった。私立 S小学校はとても特徴のある制服だったため、それを着てただ一人この町からそんな遠くまで登下校する唯は、ひときわ目立つ存在だったのだ。だから、唯がまったく関わりが無いような・知らないような子供達でも、簡単に唯を標的にすることが出来た。ところが、唯がそれを親や周囲に [続きを読む]
  • 「オンナノコ ハ イラナイ。」第1章-2 一家バラバラ殺人事件
  • そもそも幼かった唯が「人殺し」と言う言葉を年齢以上に深く負ってしまったのは、他にも理由があった。唯の生家である弓川家は、その近辺一帯を所有するような地主だった。以前はもっと広い土地を持っていたようだったが、今では市町村で言えば町単位くらいの広さはゆうに保有していたであろうか。その土地を貸したり事業をしたりしていて、その生活はかなり裕福な方だった。しかしある時、痴情のもつれから、一族内で一家心中とバ [続きを読む]
  • 「オンナノコ ハ イラナイ。」第1章-1
  • 母は毎年、必ず3月に私を連れて行く場所があった。ただし、そこは園は園でも 遊園地や公園のような、子供が好むような場所では無かった。母は「霊園」の薄暗い「合同墓地」で私に手を合わさせながら、必ず言う言葉があった。「お前のせいで死んでしまった、弟たちが天国に行けるように祈りなさい。順調に跡継ぎ達が生まれていれば、私はこんなに姑から虐められる事も無かった。私は一番最初にお前を産んだだけでも「女は跡継ぎに [続きを読む]
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