mohtakec さん プロフィール

  •  
mohtakecさん: 遊牧民的人生 (アラビア半島の片隅から)
ハンドル名mohtakec さん
ブログタイトル遊牧民的人生 (アラビア半島の片隅から)
ブログURLhttp://mohtakec.blogspot.qa/
サイト紹介文砂漠と遊牧民に魅せられ、気が付けば在住18年の筆者が綴る、カタル、タイ深南部、そして日本。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供32回 / 71日(平均3.2回/週) - 参加 2016/12/14 15:26

mohtakec さんのブログ記事

  • 呼びかけ
  •  東南アジア系とか、日本人もそうだが、政府要人みたいなエライさんに呼びかける時に、やたらと敬称を使いたがるのが不思議。 こちらでは、式典の挨拶文の中で首長や大臣に言及したりするときは、きちんとH.H.とかH.E.を使うけど、本人に直接呼びかける時は、もっとシンプルだし、親しみを込めてクニヤ(◯◯のお父さん、お母さん)で呼ぶことも少なくない。 実際、うちの職場でも大臣などに呼びかける時はクニヤが普通。会話の中 [続きを読む]
  • 自分とは違う存在
  •  UAEやカタルなど湾岸諸国の多くでは、人口の半数以上を出稼ぎ外国人が占めている。 国籍や民族、人種、言葉、そして信仰が異なる様々な背景を持った人たちが、一つの社会の中で隣り合って暮らす様は、ほぼ単一の民族の集団に暮らす人達にとっては不思議な光景と写るだろう。 一つ誤解してはならないのは、そんな彼らはけして「仲良く」交わって暮らしているわけではないということ。無論お互いに顔を合わせれば挨拶もするし笑 [続きを読む]
  • 税制
  •  原油価格の乱高下にあえぐ湾岸諸国で、とうとう税制が導入される。 消費税に関しては、各国とも2018年ころからの導入を検討しているが、それに先立ってカタルでは今年4月から一部の商品に税を掛ける動きがあるらしい。 「健康に関するもの」と「高級品」に掛かるとされているが、具体的な商品区分については不明瞭なまま。 噂ではタバコやファストフードなどではないかと言われている。 いずれにせよ、湾岸での暮らしが今ま [続きを読む]
  • チェロキー
  •  先月末に車を買い替えた。 それまで乗っていたパジェロスポーツは丸7年を越え、走行距離は10万キロ足らずだったものの、厳しい気候と交通事情もあってか、相当くたびれていた。 それでもメンテナンスをしながら、まだまだ乗り続けるつもりでいた。 ところが...昨年の父の死去に向かい合った時にふと思った。 人なんてあっけなく消えてしまうのだと。 何もかも無責任に放り投げて楽しいことだけ考えて生きようとは思わないが [続きを読む]
  • 私という人間について
  •  先日スークへ行ったら、布生地屋のオヤジに「お前さん、ムタッワだからメートルQR25のところQR15にするよ」と言われた。 ムタッワ、信仰深い人を指して言うこの言葉を、最初は非常に居心地の悪い思いで聞いていたが、最近はまんざらでもなくなった。 言葉を褒められたり、服装が似合っているよと言われたりすることは多々ある。勿論、相手に悪気は微塵もなく、言われた方としても悪い気はしない。でもそれはどこか相対的な評価 [続きを読む]
  • 海へ
  •  カタルは徐々に冬へ。 日を追うごとに涼しさが増しているこの頃。日中でも部屋のエアコンを稼働させずに過ごせる良い季節がやってきた。 そんな週末、我が家の定番は浜辺でランチ。 炊き込みご飯などを準備して、車で1時間弱の郊外まで出掛ける。 ほぼ北東の端の辺りまで出れば、車で乗り入れることの出来る砂浜がある。 満潮なら波打ち際ギリギリに車を停めて、テールゲートを開けて波のうねりを見ながら二人でご飯を食べ [続きを読む]
  • Mall of Qatar
  •  カタルで最大規模のメガモール”Mall of Qatar”がグランドオープンした。 この手のモール、オープンしたといってもテナントの極一部、酷い場合には小さなカフェが一件だけ営業開始しているだけということが多い。いわゆる「ソフトオープン」と言われる形態だ。 ところが、今回のMall of Qatarでは、なんと初日からテナントの90%以上が営業しているではないか。一部店舗ではPOSシステムの調整が間に合わず商品の販売ができて [続きを読む]
  • ナショナルデー
  •  12月18日はカタルのナショナルデーだ。 それまでは独立記念日として9月3日に式典が行われ、当日は祝日と制定されていたが、2007年に「Sheikh Jassim bin Muhammad Al Thaniがカタル統一を成し遂げた日」である12月18日が国家樹立の記念日として改めて制定された(9月3日の祝日は解除され、現在は普通の日となっている)。 制定当初は、この日が近づくと街中には国旗や首長の顔写真でデコレーションを施されたカタル人たちの愛車 [続きを読む]
  • スマホで動画を撮る
  •  1年半ほど使ってきたXperia Z3が壊れた。 液晶の左端、幅1cmくらいがタッチに反応しない。ネットで調べてみると、似たような症状が頻発しているらしく、どうやら「タッチ切れ」はZ3だけの持病のようだ。 そろそろ買い替えかなと思っていたので、ここはサクっと次の端末を購入することに。 またXperiaにするのもなんだかスッキリしないし、中華スマホはコスパ最高だけど使い捨てみたいなところもある。それに正直AndroidOSのア [続きを読む]
  • 朧気に
  •  あれからもうすぐ2ヶ月が経とうとしている。 今頃になってふつふつと湧いてくる思い。 あと4日。たった4日。何故待ってくれなかったのか...と。 会って、だからどうということもない。普段通りに言葉少なにお互いの生存を確かめ合うだけだったかもしれない。それでも、もう一度声を聞きたかった。 もし一つだけ願いが叶うのなら、私のことをどう思っていたのかを教えて欲しい。 私はあなたにとって自慢の息子になることがで [続きを読む]
  • 現実、そして願望
  •  12月13日付けでカタルの新しい労働法が施行される。 これまで、転職する場合には前職場からの承認が必要であり、承認されなかった場合には最悪解雇を言い渡され、以後2年間はカタルへの再入国および就職は認められなかった。 新しい法律では、この点が最も大きな変更となり、転職にあたっては前職場の承認その他は一切要らず、また即日で新しい職場と雇用契約を結ぶことが可能になる。 それでも、指定業種従事者への運転免許 [続きを読む]
  • 生み出すということ
  •  写真を撮る。そこに撮り手のクリエティブがないとは言わない。 被写体を見出すこと、自身が感じた空気を描き出すこと、それはある種のクリエイティブな行為だ。 それでも、ゼロから、自分の中だけから何かを絞り出すように、目の前に形あるものとする才能に憧れる。 かつて、落書きとも呼べないようなイラストを描いていた。 高校生の頃だっただろうか。大学に入り、現実世界の中で人と人との間に身を置き始めた頃から、真白 [続きを読む]
  • 想像力の広さ
  •  予報より数時間遅れの雨が降り出した。 ふと「ドーハのアパート、また雨漏りしてないといいのだが...」と思って、すぐに我に返る。バカだなぁ、ここは日本で、ドーハの街はまだ午後で、雨なんて年に数日しか降らないじゃないか...。 自分が今いる場所と時間。想像力とは、それらが内包するものを超えることはない。 人は、一人の人間は、その人が生きる中で味わった経験と時間の長さを超えて何かを想像することはできない。  [続きを読む]
  • 長い夢
  •  長い夢を見た。 ずっと、夢なんて見なかったのに。 夢を見たことは覚えているけれど、どんな夢で、そこに誰がいたのかは思い出せない。 もうじき私はまたこの国を離れる。 この18年間、何度も繰り返してきたことなのに、どこか不安な自分がいる。 理由は判っている。 それに抗うことなど出来ないことも解っている。 これまで生きてきたこと、それ自体が長い夢なんじゃないのかと思うことがある。 それは、夢であって欲し [続きを読む]
  • 感情
  •  もうずっと以前から、まるでこの17年以上に及ぶ海外生活がなかったかのような、そんな長い時間をこの国で過ごしている錯覚に囚われている。 似たような感覚は以前もあった。 それでも、日課となってしまった現地新聞のチェックのためにウェブサイトを開けば、嫌でも現実に引き戻されていた。だが、今は少し事情が違う。アラビア語で書かれた新聞記事のPDFファイルを眺めて作業をしている間は、自分ではない誰かがそうしている [続きを読む]
  • 別離の刻
  •  まだ気配の在り処を探している。 9月26日。昨年から肺癌のため治療を続けていた父が、突然この世を去った。 余命をある程度覚悟していたとはいえ、まさかこんなに早く逝ってしまうとは思っていなかった。 だから、日本にいる兄からLINEで「親父が死んだ」とだけメッセージが届いた時は、一体何が起きたのか理解するのに数分がかかった。 すぐに上司や関係各所に事情を説明し、同時に航空券を検索して手配した。 本来なら9月 [続きを読む]
  • 写真の未来
  •  ドイツで2年に1度開催されるカメラ・写真・映像の一大イベントであるフォトキナが今年も9月20日〜25日まで行われた。 最大の注目点は富士フイルムの中判デジタルカメラ”GFX 50S"だろう。  Xシリーズが始まった当初からハイアマなどの間で蔓延っていた「フルサイズ待望論」 それを一蹴する中判サイズセンサーの採用。これがフジの回答であり、またこれからの流れとなるのは確実だろう。 今は高価な中判センサーだが、5年も [続きを読む]
  • 望郷とは異なる何か
  •  今年もまた一時帰国のタイミングが近づいている。 実際には3月の終わりに一度帰国している。しかし、妻を連れてのそれは帰国というよりは旅と言ったほうがしっくりくる。それは、まるで自分も外国観光客のような気分で日本を眺めた二週間だった。 だが、今回は一人だ。そして向かうのは両親と兄が待つ家。 今の私には生きる拠点が3箇所ある。カタル、タイ、そして日本。 仕事という都合上、一年のうちでカタルに最も長く暮ら [続きを読む]
  • 意識
  •  メッカにいる職員から時折Whatsappにメッセージが飛んでくる。 やれ、あれが要るだの、こうして欲しいだの。 全部現地でなんとでもできるようなことばかり。どうしてうちの部署は甘ったればかりなんだろうか。厳しく言うとふてくされるから、少しだけオブラートに包みつつ、そっちでできることはそっちでやってくれよという気持ちを含んで投げ返す。 それなりの手当を貰うという前提でそこに行ったのだから、困難は自分たちで [続きを読む]
  • 【雑感】結局は他人事
  •  同情するなら金をやれ。 可哀想とか悲惨だねとか言うだけなら誰でもできる。感想を口にするだけ、現状をただ読み上げるだけ。それでは、事態を招いた当事者と何が違うというのか。 そんなことでは、誰一人として幸せには出来ないと、気が付かないのか。 [続きを読む]
  • 巡礼シーズンの始まり
  •  今年のハッジ。カタルからは1200名(カタル人900名、在住外国人300名)で最終決定されたとのニュース。例年同様に発給ビザの追加を要請していたが、サウジ側からは回答は得られなかったようだ。 そして、巡礼者の世話をするツアー会社(キャラバン)も過去最低の10社。カタル全体で36社あるが、その全てに割り振ったらどこもペイできないための措置だが、それでも昨年は14社が参加を認められていた。今年は石油価格下落による経済状 [続きを読む]
  • 季節は巡る
  •  あれよあれよという間に1年が過ぎ、もうハッジ(大巡礼)の声が聴こえる時期になった。 既に今月4日にはバングラデシュからの一行がメッカに一番乗りしている。 カタルもハッジに向けた準備が始まったが、その作業については平年同様に遅々として進んでいない。ビザの申請に関してはサウジ側に委ねられていることもあるが、それを踏まえても相変わらずマイペース。もちろん、裏では足りない時間に汗をかきながら作業をさせられる [続きを読む]
  • 聖地の意味
  • サウジ、観光ビザ導入−非イスラム教徒も視野に(The Wall Street Journal) サウジが観光ビザの本格導入に踏み切ろうとしている。 これに関して、NewsPicks上では「メッカやメディナにも入れるようにして欲しい」というコメントが散見された。 正直な所、非ムスリムが聖地であるメッカとメディナに足を踏み入れることには賛成できない。それは多分に感情的な理由であるが、実際問題としても混雑を更に助長するだけで、イスラーム [続きを読む]
  • Pokemon Go
  •  カタルのアラビア語新聞の一つ「Al Watan」から。 昔は本物の狩りだったのが、今やポケモン狩りだという風刺画。 実は中東は未だ公式にはサービスインしていないポケモンGOだが、スタンドアローンのアプリや既にサービス開始している国のアカウントでアプリをダウンロードすれば遊ぶことが可能である。 実際に自分のXperiaにインストールしてみたが、サービスが始まっていないと言いつつも、しっかりポケモンスポットやイベン [続きを読む]
  • タイに帰省中
  •  ドーハからの道中で気づいたことが2,3。 バンコクのスワンナプーム空港で毎回SIMカードを買うのだが、去年辺りからパスポートの提示が義務付けられた。当初はコピー機でコピっていたのが、今回は専用アプリが入ったスマホで該当ページを撮影してスキャンで数秒で登録完了。データ容量などお得感が毎年上がっていくのは相変わらずで、さすが観光大国は企業も対応レベルが違うなと。 もう一つはバンコクからナラティワットへの飛 [続きを読む]