dichter1999 さん プロフィール

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dichter1999さん: 夢をゲットする日記抄
ハンドル名dichter1999 さん
ブログタイトル夢をゲットする日記抄
ブログURLhttp://ameblo.jp/dichter1999/
サイト紹介文『眠れぬ夜に』と『夢をゲットする勉強法』の著者が日記と『眠れぬ夜に(続編)』と新作を掲載します。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供78回 / 107日(平均5.1回/週) - 参加 2016/12/15 20:43

dichter1999 さんのブログ記事

  • 日記(2017)
  • 3/31(金)憂き事の尚この上に積もれかし限りある身の力試さん――熊沢蕃山のこの名歌を、昨日から、何度心につぶやいたことだろう。夢多きがゆえに、憂き事もまた多いのは、夢追人の宿命なのである。 [続きを読む]
  • 日記(2017)
  • 3/17(木)気づいてみると、前回更新してから、もう一週間になる。何事も、一歩ずつしか進めない、融通の利かない性分だから、喫緊事である動画の作成に集中して、更新を等閑に付している間に、読者登録をしてくださった方がいる。わけがあって、「いいね」と「コメント」を一時的に中止しているけれども、「読者登録」と「リブログ」は受け入れている、その読者登録第一号なので、それを記念して、更新することにする。 「H [続きを読む]
  • 3『眠れぬ夜に(続編)』
  • (補遺)  体験記      アルファ・クラブ個人会員 多久克矩(60歳)  詩的な体験  私が早期の胃癌で胃の3分の2を切除する手術を受けてから、早くも9年近い年月が過ぎましたが、当時のことは、今でも、ついこの間のことのように思いだされます。 私の場合、胃癌が見つかったのは、京都第一赤十字病院の人間ドックのお蔭でした。44歳のときに受診しはじめてから7回目――ちょうど50歳のとき――の平成3年 [続きを読む]
  • 日記(2017)
  • 3/7(火)昨日の日記は、ブログに載せるべき内容ではなかったので、あえて載せなかったが、①〜⑦のうち、①の台本がどうやら出来上がったので、今日から、いよいよ、②に進む。 いい加減のところで目をつぶれない性分だから、ホワイトボードや三脚のsettingがうまくいくかどうか心配である。うまくいったとしても、動画の撮影には手こずるだろう、と覚悟している。 ③と④は成り行き任せ。従って、⑤の「Ownd」を新設する、⑥ [続きを読む]
  • 日記(2017)
  • 3/5(日)昨日ようやく『続編』の投稿が終わったので、この機会に、ちょっと書いておく。 まず、書き溜めた草稿を、推敲し、並べ替えて、曲がりなりにも、一冊の本の体裁を作ることができて、喜ばしい限りである。今の段階では、いつになるかわからないが、これを元にして、年内にはキンドル本を出すことができるだろう。 次に、年来の宿願だったブログを、遅まきながらも開設し、ブロガーの仲間入りをして、ホッとしている。 [続きを読む]
  • 3『眠れぬ夜に(続編)』
  • (承前) 2 手術前日、病室で、二人そろって、病棟主治医の若いドクターから、シャント手術について、微に入り細を穿った説明を聞かされる。 その女医さんが、話しながら、眼の前にすっと伸ばした片腕は、脇にいる古女房のとはまるで違って、張り切った皮膚には皺一つなく、眩しいほどに若々しい。 手術当日、病室で、私を待ちかねていた妻から思いがけないことを聞かされる――昨夜、手術前の診察にみえた腎臓内 [続きを読む]
  • 3『眠れぬ夜に(続編)』
  • (承前)中年の女性に続いて、御加持を受ける、本殿で二人だけで御祈祷を受ける。 御祈祷が始まるのを待つ間に、ひとことふたこと言葉を交わしたその女性は、今年の春から、御加持と御祈祷を受けに、毎月お参りをしているという。 夕暮れ間近の時刻なので、お百度を踏む人の数は、一人減り二人減りして少なくなって、私が、一時間ほどして、神社を後にしたときは、四、五人、残っていただけである。 境内で写真を撮 [続きを読む]
  • 3『眠れぬ夜に(続編)』
  • 手術(二)     二度あることは三度あるで、またもお参りすることになる      1 JR六地蔵駅、午後1時31分発の、みやこ路快速京都行きに乗る。 向かいの席は、明らかに母娘とわかる二人連れ。 五十恰好の母親の方は一心にスマホをいじり、二十歳代の娘の方は窓際におとなしくすわり、二人の間に会話はない。 当然至極に、『眠れぬ夜に』の「手術」に書いた、あの母娘連れを思い出す。 あ [続きを読む]
  • 日記(2017)
  • 3/1(水)2か月近くもかかってしまった『続編』が、残るは「手術(二)」のみとなった。この作品は、それほど長くはないから、3日もあれば終わるだろう。とはいえ、そのあとには、『続編』全部を、新設するブログ「Ownd」に載せたり、それをリンクさせたり、「夢をゲットする日記抄」のデザインを変更したり、といった仕事が待っているし、同時並行的に進めている――You Tubeに載せる――動画の台本も仕上げなければならない [続きを読む]
  • 3『眠れぬ夜に(続編)』
  • 腸よ(二) 腸よ、私のか弱い腸よ――「腸よ(一)」の最後で、こう呼びかけてから、今年で、はや十五年。 私はすでに、シニアもシニア、七十六歳となってしまったが、我ながらいみじくも、その最後の連に記した通り、私は、今に至るも、「自分の歯を大切にし、意志の力を養いつづけ」ている。 それは、取りも直さず、「お前をさらにさらに「強く」するため」である。 残念ながら、「自分の歯」の方は、この十 [続きを読む]
  • 3『眠れぬ夜に(続編)』
  • (承前) 15 私は、三十代の半ばすぎから十五年ほどの間、住まいにほど近い醍醐寺のかなり険しい参道を、「行」をするつもりで、月に二、三度ずつ上り下りした――足腰を鍛えると同時に、意志の力を養うために。 私は、晩年に歯抜けとなった父と母を他山の石とし、四十代の半ばまえから二年あまりかけて、徹底的に歯を治療した――自分の歯を一本でも多く残して、ものをよく咀嚼するために。       16 [続きを読む]
  • 3『眠れぬ夜に(続編)』
  • (承前) 12 お前も知っての通り、私がどんなに摂生しても、お前がいっこうに「強く」ならなかったころ、お前がしくじると、それを、理不尽にも、私の妻のせいにして、彼女に八つ当たりしたことがよくあった。 そんな時には、必ずといっていいほど思いだしたものだった――三十年以上も前に彼女の弟の家庭教師をしたとき、彼女の作った夕食を食べて下宿に帰ると、決まったようにお前がしくじったことを……。    [続きを読む]
  • 3『眠れぬ夜に(続編)』
  • (承前) 10 腸よ。私のか弱い腸よ。退院後しばらくしてから、私が、健康食品や漢方薬を飲みはじめたことは、お前もよく知っているね。 私は、「か弱い」お前を「強く」したい一心で、やむにやまれず飲みはじめたのだが、残念ながら効き目のあるものは一つもなく、なかには、飲むとかえって、逆効果になるようなものすらあった。 だから、私は、いつとはなしにそういうものは飲まなくなって、もっとも自分に合った [続きを読む]
  • 3『眠れぬ夜に(続編)』
  • (承前) 8 胃を切除すると、ほとんど例外なく、胸焼けや腹痛、動悸や低血糖、下痢や便秘などのさまざまな後遺症――いわゆるダンピング症候群――に悩まされるようになり、悪くすると、腸閉塞や誤嚥性肺炎などの重い病になることさえある。私の場合はそれが「下痢」だったわけである。 9 私は、病院を退院した直後は、お前のことよりはむしろ、右手の小指がしびれて [続きを読む]
  • 3『眠れぬ夜に(続編)』
  • (承前) 6 私が胃を手術したのは、五十一歳の誕生日からひと月あまり後のことだった。 7 この年、湾岸戦争勃発、休む間もない塾の仕事と妻の絶え間ない愚痴のせいで神経疲れる、ワープロを買いかえる、大相撲――春場所――を初めて観戦、腹部に時々鈍痛を感じる、注腸の検査を初めて受ける、玄米食をやめる、三十年ぶりにパーマをかける、裏庭でバーベキューパーテ [続きを読む]
  • 3『眠れぬ夜に(続編)』
  • (承前)それはともかく、次に思いだすのが、腸炎にかかった翌年に、家庭教師のアルバイトをしたとき、出された夕食を食べて下宿に帰ると、お前が決まったように機嫌を損ねたことだ。 当時の私は、一口でいえば、若さゆえの無分別から、せっかく入った大学を休学同然に休みつづけ、乏しい学資を補うために――というより、ほかにすることがなかったので、といった方が正確かもしれない――アルバイトに憂き身をやつすような暮 [続きを読む]
  • 3『眠れぬ夜に(続編)』
  • (承前)宇都宮からいっしょに大阪の大学を受けに行った友人から、私が泊まっていた旅館に電話があって、あくる日から入試が始まるという日に、私はのこのこ大阪まで遊びに行った。 そのあくる日に(ということは、つまり、三日間の入試の初日に、ということだが)、にわかに病を発し、その夜、うんうんうなってうるさいからと、何人もの受験生が雑魚寝する大部屋から、玄関脇の狭苦しい小部屋に移され、そこで医者の往診を受 [続きを読む]
  • 3『眠れぬ夜に(続編)』
  • (承前) 5子どものころをふり返って、お前のことでまず思いだすのは、私は親から、父方の祖父が大腸の病気で亡くなったと聞かされて育ったので、孫である自分は、お前が生まれつき「弱い」と思いこんでいたことだ。とはいえ、お前が「弱い」のを実感したのは、節分の季節にいり豆を食べすぎて「お腹をこわした」ときくらいで、毎朝規則正しく「用を足す」のが習慣だったことを考えあわせると、お前は決して病的に弱かったわけで [続きを読む]
  • 3『眠れぬ夜に(続編)』
  • (承前) 3手術して胃は小さくなったが、私は早寝早起きを励行するようになった。手術して胃は小さくなったが、私は乾布摩擦と散歩を日課とするようになった。手術して胃は小さくなったが、私はものをよくかんで食べるようになった。手術して胃は小さくなったが、私はひと言でいえばよほど健康的になった。     4腸よ。私のか弱い腸よ。ひところはあんなに弱かったお前が、このごろはずいぶん強くなったね。「か弱い」とい [続きを読む]
  • 3『眠れぬ夜に(続編)』
  • (承前)2腸よ。私のか弱い腸よ。このところ、ちょっと元気がないね。理由は何かと考えてみると、やっぱり、私が油断して、いい加減になって、摂生をおろそかにしていたんだね。ここは初心にかえって、食事のときは口を胃にして、食べたものが口のなかでなくなるまで、よくかんで、そして、腹八分を励行するよ。そうして、デザートや間食に食べる甘いものも、できるだけセーブするよ。そうすれば、お前もまた元気をとり戻して、一 [続きを読む]
  • 3『眠れぬ夜に(続編)』
  • 3--51 腸よ(一)     五十一歳で胃の手術を受ける     1腸よ、私のか弱い腸よ、またしくじってしまったね。きのうは、ついうっかりと、ミニマドレーヌを食べたばっかりに。きょうは、ヤキイモ少しとヤキグリ三個を食べて、すぐ散歩に出かけたばっかりに。早期の胃癌で胃の三分の二をとってから、もう三年二か月。初めのうちは、食べ方がわからないので、ちょっと多めに食べるとしくじり、ちょっと早めに食べるとしく [続きを読む]
  • 日記(2017)
  • 2/16(木)『眠れぬ夜に(続編)』を締めくくる作品――タイトルは「同棲時代」と決まっているのだが、素材となる『作品0』を久し振りに読み返してみると、現時点では、どうもやはり、書きにくいところがあって、後日、時節到来の節に、『続編』とは別の、独立した作品として書くべき作品であるように思えてくるのだ。 [続きを読む]
  • 4『わが人となりを作り給いし人々』
  • 4-4 疎開先の小学校の入学式の日、校庭の朝礼台に向かって整列する前に、付き添って来た父から、私が白組(二組)だということを、幾度となく念を押された、その朝礼台のすぐそばにも、また、小四の夏休みに、都会のマンモス校に転校して、初めて迎えた始業式の日の朝、勤めに行く父に置いてけぼりにされて、朝礼台に向かって整列した生徒たちの前で、途方に暮れて、しくしく泣き出してしまった、その朝礼台のすぐそばにも、た [続きを読む]
  • 3『眠れぬ夜に(続編)』
  • 3-50 処世訓  1流せ流せ流せ流せいやなことなどどんどん流せ水に流して忘れてしまえきれいさっぱり忘れてしまえ  2探せ探せ探せ探せいいことばっかり探しに探せ探せばどんどん見つかるものさそうすりゃこの世はパラダイス生きていくのが楽になる [続きを読む]
  • 3『眠れぬ夜に(続編)』
  • 3-49 父よ、母よ、長兄よ     亡き父、亡き母、亡き長兄の御霊に、かしこみかしこみ申し上げます父よ、あなたは、今を去る四十九年前の今日、三年あまりの闘病生活の末に、五十八回目の誕生日まであと十三日という日に亡くなって、忌まわしい病のくびきから解放されたのでした。(あなたの思い出は、そのほとんどが、父らしくほろ苦いものばかりです。)私は、あなたから受け継いだ生真面目さを身上に今まで生きてきました [続きを読む]