Kenji さん プロフィール

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Kenjiさん: フランス政府公認ガイドへの道
ハンドル名Kenji さん
ブログタイトルフランス政府公認ガイドへの道
ブログURLhttps://guidejaponais.wordpress.com/
サイト紹介文フランスの政府公認ガイドになるための大学留学生活を綴ったブログ。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供32回 / 82日(平均2.7回/週) - 参加 2016/12/26 02:21

Kenji さんのブログ記事

  • 蘭学事始める(2)
  • オランダ語ってどんな言語?前回の記事(36歳で蘭学事始める(1))ではオランダ語を始めた経緯について書きましたが、そもそもオランダ語ってどんな言葉なのか想像しづらいというのが正直なところです。一般的には英語に近いと言われますが、個人的な感触としてはドイツ語の方が近いんじゃないかなと思うことがよくあります。簡単にいうとドイツ語と英語を足して2で割った感じでしょうか。とはいえ、ドイツ語に比べて格変化も [続きを読む]
  • 36歳で蘭学事始める(1)
  • 蘭学に身を投じるの巻前回はブローニュ=シュル=メールのリトラル・コート・ドパル大学のガイド養成コースの必須科目のフランス語手話について書きましたが、もう一つ他の大学にはあまりない特徴なのは必修のオランダ語。江戸時代にヨーロッパ言語の中で最も日本人にとって身近だったオランダ語は英語やフランス語なんかよりも当時ずっと研究が進んでいました。すでに蘭和辞典が存在し、オランダ語で書かれた医学書を日本語に訳し [続きを読む]
  • フランス語手話に挑戦
  • 2015年9月16日、ブローニュ・シュル・メール。ガイドコースの授業2日目はフランス語手話(langue de signes française)でした。実はこのフランス語手話がカリキュラムにあったのがリトラル・コート・ドパル大学を選んだ一つの決めてでもあったのですが、同時に若干の不安のタネでもありました。日本語でも手話なんてやったことないのに、フランス語で手話なんて。。。幸い大半のクラスメートも手話初心者でした。とはい [続きを読む]
  • フランス語手話に挑戦
  • 2015年9月16日、ブローニュ・シュル・メール。ガイドコースの授業2日目はフランス語手話(langue de signes française)でした。実はこのフランス語手話がカリキュラムにあったのがリトラル・コート・ドパル大学を選んだ一つの決めてでもあったのですが、同時に若干の不安のタネでもありました。日本語でも手話なんてやったことないのに、フランス語で手話なんて。。。幸い大半のクラスメートも手話初心者でした。とはい [続きを読む]
  • ヨーロッパ文化遺産の日を体験
  • 2015年9月19日・20日、ブローニュ=シュル=メール。フランスでは9月の3週目の週末は「ヨーロッパ文化遺産の日(Journées européennes du patrimoine)」と呼ばれ、多くの文化施設が無料で開放されます。1984年に当時のフランスの文化大臣が始めたもので、普段は入れない歴史的建造物に入れたりする年に一度のイベントです。フランスでは観光業のピークシーズンは7月と8月ですが、この文化遺産の日はこの2日間 [続きを読む]
  • 授業初日(3)
  • 2015年9月15日、ブローニュ・シュル・メール。前回の続きです。早朝8時から2時間ギリシャ建築用語のシャワーを浴びた後、30分後に姿を現したのは長めの白髪に口ひげにメガネをかけた初老のイギリス人。次の授業は英語。彼の手には大きなアタッシュケース2つ。あとでどこに行くつもり?何も言わずにおもむろにプリントを配り始めるイギリス人。実はアタッシュケースの中身は全てプリント。ガイディングに使う語彙から現 [続きを読む]
  • 授業初日(2)
  • 2015年9月15日、ブローニュ・シュル・メール。前回の続きです。8時になると最初の授業の西洋建築史の先生が登場。実は大学の教授ではなく、文化財や建築物などを一般市民に周知するために色々な活動を展開する責任者であり、ガイドの育成などを担当するanimateur de l’architecture et du patrimoineという役職の人が授業を担当してくれました。この授業に限らず、他の授業も美術館やブローニュの元観光案内所所長など、 [続きを読む]
  • 授業初日(1)
  • 2015年9月15日、ブローニュ・シュル・メール。当初15日からスタートだったはずが、急遽14日に初日が前倒しになるという旨のメールを学科の秘書から受け取るも、移民局(OFII)から滞在許可証の召喚をされてしまい、まさかの初日を欠席する羽目になる波乱のスタート。タダでさえ外国人だからハンデあるのに最初から周回遅れのスタートはやはり避けたい。でも移民局行かないとそもそもフランスに滞在できないのでこの際仕 [続きを読む]
  • 長期留学をせずに語学力を伸ばす方法(4)
  • 短期滞在を語学習得のために最大限に活用これまで3回にわたって、長期間の海外滞在をせずにいかに語学力を伸ばすことができるかについて考察してきました。長期留学をせずに語学力を伸ばす方法(1)長期留学をせずに語学力を伸ばす方法(2)長期留学をせずに語学力を伸ばす方法(3)今回は実践編として、短い海外での滞在期間で語学力をアップさせる方法について、私が実際に試した方法を紹介したい思います。ヨーロッパ圏と違 [続きを読む]
  • ノール・パ・ド・カレの名物料理(1)
  • ノール・パ・ド・カレ地方は色々な名物料理があります。ベルギーとイギリスとの国境に接していることもあり、両国の影響が多少見られます。まずは何と言ってもウェルシュ(Welsh)でしょうか。トースト用のパンをビールに浸してたっぷりのチェダーチーズと一緒に焼き上げます。この写真のようにしばしばフライドポテトと一緒に出されます。種類も色々とあり、ウェルシュ・コンプレ(welsh complet)といって卵やハムなどの具材が入 [続きを読む]
  • 怒りと喜びの中で
  • 2015年9月11日、レンヌ。オリエンテーションも終わり授業開始が9月15日だったのでブローニュを離れてフランスを北から西へ。戦いが始まる前の束の間のひと時をブルターニュで過ごしていました。レストランで食事をしていた時のこと、一通のメールが大学の学科の秘書から送られてきました。学科長の申し出によって、あなたはフランス政府公認ガイドコースの修士課程に登録ができます。そのためには大学のサイトにログイン [続きを読む]
  • ガイドになるためのカリキュラム
  • 9月上旬のオリエンテーションの際にカリキュラムの説明がありました。普通の学士と違って1年間でより実践的な内容となっています。9月に始まり9月に終わるので実質1年1ヶ月の長丁場になります。通常の授業の内容は歴史や美術に始まりかなり幅広い内容になります。西洋美術史全般(建築、彫刻、絵画、家具)外国語(英語、オランダ語、スペイン語あるいはドイツ語)フランス語手話歴史(フランス、イギリスなどの各国史)文学 [続きを読む]
  • 長期留学をせずに語学力を伸ばす方法(3)
  • 会話は短文の連続前回は「聞く」能力に焦点を当てましたが、今回は「話す」能力についてです。「話す」能力は当然ながら「話す」機会が増えればそれだけ力を伸ばせますが、留学しないとなかなか使う機会がないのが現状です。でも、実際のところ話す能力は相手ありきですが自分から発信していくものなので、自分の頭の中にないものはまず出て来ません。だからこそ準備が必要になります。会話といっても、実は短い文の連続に過ぎませ [続きを読む]
  • オリエンテーション
  • 2015年9月3日、ブローニュ=シュル=メール。9月中旬の授業開始を前にして大学で顔合わせとコース内容の説明会が行われました。教授陣と学科の秘書、そして新しいクラスメイト。出欠確認のために配られたリストを見ると、30人強が登録しているようです。さて、自分の名前はと・・・ない!!まじか?冷や汗たらり。最悪のシナリオが一瞬にして頭をよぎりました。秘書に聞くと、たぶんCampus Franceを経由したからだろうと [続きを読む]
  • ブローニュ=シュル=メール
  • 2015年8月中旬、成田空港。エティハド航空のカウンターでスーツケースの重量が大幅にオーバーして予定外の2万円出費。荷物は最低限に留めたつもりだったけど、東京で過ごした5年をスーツケース2つに詰め込むのは簡単ではありませんでした。留学が正式に決まったのは3月だったのでビザの取得は比較的余裕を持ってできたものの、引越しに伴う電気・ガス・水道・インターネットの解約、住民票の転出、歯医者などやることが色 [続きを読む]
  • 「パリにはないフランス」の魅力
  • 「パリやモン・サン=ミッシェルだけでなくこちらにも日本人にもっと来てほしい。」ノール・パ・ド・カレ地方に住んでいた頃に旅行関係者の方とお会いした時によく言われました。実際のところ、他の国籍の外国人旅行客は多いのに日本人となるとほとんどいませんでした。こんなに素晴らしいところなのにもったいないなあといつも思ったのを覚えています。フランスはガイドブックに載っていない素晴らしい場所がまだまだたくさんあり [続きを読む]
  • 長期留学をせずに語学力を伸ばす方法(2)
  • フランス語を本格的に始める前にカナダの英語圏に8ヶ月ほど大学に正規留学していました。逆説的なのですが、長期留学をしてから初めて長期留学をしなくても語学力、特にオーラル能力を伸ばせるのかと考えるようになりました。フランス語を始めたのはちょうどその時でした。留学して半年くらいは現地の言葉に耳が慣れるのに時間がかかるとよく言われます。実際にカナダにいた時にも慣れるのにそのくらい時間がかかった気がします。 [続きを読む]
  • 長期留学をせずに語学力を伸ばす方法(1)
  • 何とも怪しげなハウツー本のタイトルっぽいですが、今日は大学卒業後にフランス語を始めた自分の体験と英語教師として学生を教えた経験を元に、日本にいながら最大限に語学力を伸ばす方法について考えてみたいと思います。最初に断っておきますが、特効薬的なものは紹介できませんのであらかじめご了承ください(笑)学生でもない限り長期で1年以上留学することは現実的に難しいのが現状です。社会人になると帰国後の職探しの不安 [続きを読む]
  • お知らせ:Facebookページ始めました。
  • Facebookページ「Tourisme japonais」を立ち上げました。フランス語で直訳すると「日本人の観光」という意味になります。フランスでの留学生活やインターンをしていて思ったのは、フランスは地球の歩き方に載っていない素晴らしい場所がまだまだたくさんあるということでした。実際に観光に携わる現地のフランス人と話してみると「パリやモン・サン=ミッシェルだけでなくこちらにも日本人にもっと来てほしい。」という声をよく聞 [続きを読む]
  • 日本とフランスのガイド資格事情(3)
  • これまで日本の通訳案内士とフランス政府公認ガイドになるまでの過程と役割の違いを見てきました(詳しくは下記の記事を参照下さい)。日本とフランスのガイド資格事情(1)日本とフランスのガイド資格事情(2)日本とフランスのガイド資格を取り巻く環境は、その後の就業に関しても事情が異なります。原則的に両者ともフリーランスで働くことになります。日本の通訳案内士の場合は主に旅行会社でツアー毎に業務を請け負うか個人 [続きを読む]
  • 進路決定
  • 2015年3月下旬、東京。アルトワ大学から合格通知をもらってから間もなく別の大学から合否通知が送られて来ました。送り主はリトラル・コート・ドパール大学(Université du Littoral Côte d’Opale)。結果は・・・合格!実はここが第一志望だったので迷わず入学希望の返事をしました。これで大学選びは終了。自動的にCampus Franceを通じて他の大学の志願を辞退しました。なぜリトラル・コート・ドパール大学(長いので以下 [続きを読む]
  • おすすめフランス語教材(2)
  • 前回に引き続き、今回もフランス語教材を紹介したいと思います。来日したフランス語圏の友達に日本の文化を説明したいけど、なんて説明したらいいか分からないということがよくあると思います。そんな時にこちらの本が便利です。日本絵とき辞典11 REGARD SUR LE JAPON日本絵とき辞典12 VIE AU JAPON日本独特の風習や食べ物の紹介までかゆいところまで手が説明がとどいていて、比較的平易なフランス語で書かれています。また [続きを読む]
  • おすすめフランス語教材(1)
  • 今回はフランス語習得のために役立った本を紹介してみたいと思います。基本的にフランス語関連の本は英語などに比べれば数が少なく、その分値が張ります。とはいえ、個人的に本との出会いは人とのそれと同じくらい大事で、相性がある気がします。それに加えて、自分の身の丈に合ったものを必要な時に使うことが肝要だと思います。そんなポリシーが手伝ってか、フランス語教材には随分お金を使った気がします。まあ、単なるコレクシ [続きを読む]
  • その名はアルトワ
  • 2015年3月、東京。Campus Franceを通じて1通目の不合格通知からどこか落ち着かない日々を過ごすこと約半月。すぐに2通目の合否通知が届きました。送り主はアルトワ大学(Université d’Artois)。メールを開くとすぐに安堵感が体中に広がっていくのを感じました。合格! きっとドラフト会議で球団を問わず指名されたら入団すると言っている高校球児の気分ってこんな感じなんでしょう。なるほど、カリキュラムは英語の [続きを読む]
  • フランス語と私
  • フランス語を本格的に始めてかれこれ10年くらいになります。大学時代にフランス語を第2外国語として始め、初めてのフランス旅行でパリの街並みやフランスの文化の魅力にとりつかれ、旅行を重ねるうちに留学したいという思いが膨らみ・・・というありそうなストーリーは一切なくて、 大学はスペイン語専攻で、フランス語を始めたのは大学を卒業して数年後でした。大学の同級生には未だになんでフランス語やってるの?ってよ [続きを読む]