ゆうさく夢 さん プロフィール

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ゆうさく夢さん: たかがリウマチ、じたばたしない。
ハンドル名ゆうさく夢 さん
ブログタイトルたかがリウマチ、じたばたしない。
ブログURLhttp://yusakum.hatenablog.com/
サイト紹介文関節リウマチ、ステロイド離脱、プレドニゾロン、メトトレキサート、寛解、トラウマ、慢性疼痛、心理療法
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供49回 / 252日(平均1.4回/週) - 参加 2017/01/06 11:43

ゆうさく夢 さんのブログ記事

  • レディー・ガガと線維筋痛症
  • ξ記事を書いてみたいという衝動が訪れ、頭の中で仕上がり、あとはキーボード作業に移していくだけというような時に、突発的にオッというようなニュースに出会うことがある。きょうは、レディー・ガガが線維筋痛症で演奏活動を休むというニュースだった。レディー・ガガは、日本では少年少女からその音楽にあまり関心のない中高年にまで名を知られた歌手だ。アメリカの人気歌手レディー・ガガさんが、全身の筋肉に強い痛みなど [続きを読む]
  • 夏とくしゃみとジャックナイフストレッチ
  • (写真:四国医誌69巻1,2号 7〜16 APRIL25,2013 西良浩一『腰痛治療の最前線』)ξ就寝時のエアコンの温度設定が難しい。長い間、就寝時は少し高めにしたりタイマーで切ったりという操作が身体に望ましいと思ってきた。そしてお腹にタオルケットくらいで寝るのが良いのだと思ってきた。しかしこれでは、明け方、暑さで目が覚めることが続く。明け方はもっとも気温が低いのだというような話は、いったいどこの世界の話なのかという [続きを読む]
  • 「記憶」に上書きしていく意味
  • ξ職場が変わって、引っ越した町の商店街は、すでに大型スーパーが進出してながく古くからのヤオ屋、サカナ屋、ニク屋などの生鮮食料品店は、どんどん廃れていったそうだ。それでもそのスーパーの通り向かいに、まだ小さな鮮魚店が残っていて、時々店主のダミ声が聞こえていた。昔からの常連で持っているような店に違いないと思っていたがある日、幼い子を連れた若い母親が独特のダミ声の店主と会話している、珍しい光景に目が止ま [続きを読む]
  • 炎症反応なし、でも痛む、どうすれば
  • ξ関節リウマチがコントロールされているかどうか、リウマチ医は、ESR、CRP(いずれも炎症の程度)、MMP-3(関節破壊の程度)といった血液検査結果に、もっとも注目して判断するように患者も血液検査結果をベースに症状を考えていくようになる。そこで血液検査の数値が良いのに腫れや動作時の痛みが強くある(=疾患活動性指標でいう患者VASが高い)、どうすれば? という問いが出てくる。関節リウマチのステージを2つにわけて考 [続きを読む]
  • 身近な他者の死、について
  • ξまだ僕が若かった頃、4人の親の先頭を切って実母を喪った。そんな日でも集まった子供らが夕飯をつくりはじめ味のわからぬまま口に運ばなければならない夜が不思議でならなかった。一方、久々に祖父母の家を訪れた幼い子供は家の中を走り回り、テーブルの下に隠れて遊んでいたりそういう姿をみると僕にとって死はまだナジマネェーと思うほかなかった。死者は冷え切った石のように冷たく硬いものだと根拠も無く思いこんでいた。 [続きを読む]
  • スキだらけの人生
  • ξ僕らはone wayの人生以外選択肢はない。この取り返しのつかない感じが、生きることの切なさを普遍的に生み出す理由になっていると思う。他者にもエンターテインメントにも、この同じ切なさを感じて慰藉されることがある。都市近郊農村に育った僕は、殺風景なだだっ広さのなかで遊びほうけ、夕暮れになると、母が夕飯だから家に戻れと呼びに来たときの記憶が鮮明である。僕や弟は遊び足らなくて、ふくれっ面をしてだらだら戻 [続きを読む]
  • 「大人の発達障害」への走り書き
  • ξ少し前、発達心理学関連の本を読んでいたら、アスペルガー症候群のセラピストの事例が出ていた。リハビリ対象のヒト(患者)の体験をイメージして追体験することがほとんど不可能だそうである。しかし特定の疾患に対して有能なセラピストとされていた。彼は幼い時から他者の体験をイメージできない(コミュニケーションできない)欠落を、言葉を過度に活用して補ってきた、と考えられているそうだ。患者の体験そのままに言葉が記 [続きを読む]
  • 休薬して再投与を「目指す」リウマチ治療
  • (写真:四国医誌 69巻1,2号 7〜16 APRIL25,2013 西良浩一『腰痛治療の最前線』)「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015」のこと朝早くに、目が覚めたならラジオ体操代わりのリウマチ体操である。寝床の中の、全身の関節、特に手指のゴワゴワした感じは変わらないのでこのまま1日を動き出すのはアブナイ気がするからだ。どんなことでも知恵とリハビリだ。「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015 [続きを読む]
  • メトトレキサートを休薬する
  • メトトレキサートようやく休薬5月で2mgまできていたメトトレキサート(MTX)がついに休薬になった。パリエット(プロトンポンプ阻害薬)も同時に無くなった。パリエットは発病直後から併発した逆流性食道炎でも役に立った。夕食後は間食を諦める、枕はやや高めにして寝るなどはいまだに続いているが、関節リウマチ改善につれ逆流性食道炎も改善した。さて、かなり具体的だった産業医大第1内科学講座のMTX単剤処方の休薬手順*1臨 [続きを読む]
  • デパス離脱、私論
  • ξはてなブログから1年前の記事について「ふりかえりメール」というものが来た。ブログを始めて1年経ったお知らせみたいなものだろうか。自分の病気に対する気持ちの整理のためのオボエガキに過ぎないものだったが、書くことの解放感もあり、とにかく1年は続いた。一方、実質読み手限定のおそろしくマイナーな記事群だったが、細々であれそれなりの安定的な手ごたえも感じられた。とりわけリウマチ患者特有の問題、「ステロイ [続きを読む]
  • 春と花粉症とドクターショッピング
  • ξPSL(ステロイド)を止めてからこの4月でようやく1年である。あぁ、やっと1年だぁ、という感慨はある。関節リウマチでは、休薬して1年以内にA%が再発するとか、6か月寛解が続いたらB%はその後も寛解が維持できるとか、そういう報告をよく目にするので6か月や1年などの期間が何となく臨床的判断の目安になっているのがわかる。担当医からは、再発・悪化するのであれば減薬中に起こりやすいと聞いていた。減薬中に血 [続きを読む]
  • トラウマ型の痛みに決着をつける
  • ξ慢性疼痛と急性疼痛は、メカニズムではなく持続期間によって区分する概念とされている。つまり疼痛が慢性化したら突然心因性に変わったりしないということである。急性疼痛のほとんどは侵害受容性疼痛と考えてよいが、慢性疼痛には侵害受容性疼痛、神経障害性疼痛、非器質的疼痛(心因性疼痛を含む)のすべてが含まれることになる。これは納得のいく説明である。疼痛が慢性化したら、気のせいだ、気にしないといったアプローチ [続きを読む]
  • 「ふんばれ、がんばれ、ギランバレー!」
  • ξいまや闘病記という作品は難しい。闘病中の知恵といった実用を求めるなら、すでにおびただしい数のダイアリー型の闘病記事がネット上で代替している。また、稀有な難病で完治困難であること、苦しい症状に耐えていること、厳しいリハビリが必要なこと、周囲の愛にいつも励まされていること、病気になって初めてわかる大切な気づきがあること、今の自分がやりたい、やるんだという高い目標に向かって凛々しく立ちあがること、とい [続きを読む]
  • トリガーポイント療法にすすむ
  • ξおととしの桜の季節は、悶々と引き籠っていて、それが訪れ過ぎたことさえ遠い出来事のようだった。去年は、まだ杖をついたまま桜並木に佇んでいた。桜が散った頃から恐る恐る杖を離した。いま、まだ褐色の桜並木を、下肢に引きずるような違和感を感じながらも歩幅を拡げ歩んでいる。回復過程の記憶をたどって、自分のイノチをかみしめてみようとするのは、病者独特の感覚かもしれない。ξさて、トリガーポイント(ブロック)療 [続きを読む]
  • フェイク、真実 & 「嫌われる勇気」
  • ξ現在の世界的なフェイクニュース騒ぎのなかで、“フェイク”健康情報として、大量の塩水を一気に飲んで腸内をキレイにするという「塩水洗浄」で体調を崩した事例が話題になっていた。2月6日付NHK WEB版News Up(写真)では体調を崩した人の「検索サイトで調べたところ、おなかの痛みも無く安全などの効果を説明した記事が上位に並んでいたため、みんながやっているんだと安心した」という発言内容が紹介されている。(関連する [続きを読む]
  • 臨床的寛解、それから
  • ξ関節リウマチの寛解基準をみると、臨床的寛解をDAS28で、構造的寛解をTSS(total Sharp score)で、機能的寛解をHAQ(health associated questionnaire)で評価するとされている。このうちまず目標とすべき臨床的寛解にはSDAI(治療研究)、CDAI(日常臨床)を用いた簡潔な新しい基準もあるがこれらは患者目線でみると全般VASのウエイトが大きく、寛解の境界にある場合、患者自身に感触操作の可能性があるような気がして、ややVASの [続きを読む]
  • リウマチ性炎症の終りと再生
  • 幼児がソファからジャンプするとき幼い子供がようやく歩けるようになれば、いずれ居間のソファに登り始める時期が来る。ソファに登る格好は、ハイハイの延長線上にあり斜めの床をよじ登るような姿勢になる。観察していてもこの登る姿勢はさほど突飛には見えないし、本人が特に工夫した姿勢とも見えない。ソファから降りるときは腹ばいになり登る姿勢と同じ姿勢で足から床に着くように降りる。よじ登るときと逆の動きだ。これも登 [続きを読む]
  • 「心理学化」の海を離れる
  • ξ精神科医・斎藤環氏は『心理学化する社会』(2003年刊、2009年河出文庫)で、心の不調を訴える人々の潮流を解説した。本書から僕の関心事項を中心に、10個をキーワード群として抜き出してみると次のとおり。(青書きは僕の経験にもとづく補足意見)これらは執筆時期からして1990年代の潮流だが、現在では、ブームを終え定着したと考えていいと思う。心理学的知識の広範囲の普及精神分析的な知識を用いた自己分析、精神分析プレ [続きを読む]
  • 「耳の快」について―2万Hzを超えなくても
  • ξ本格的な冬の始まり。転勤族として人生の多くを北国で過ごしてきた者にとって、冬はいくらか構えのいる季節です。そこかしこにまだ雪が凍っているのに、空は冷たいのに同僚らと昼食に外に出ると寄せる空気はたしかに春のものと感じられるときがかならず来ます。あのときほど終わったなぁと胸がおどる時季はありません。東京に来て、胸がときめくのは、大雪の降った翌日の思いっきり晴れた日です。どこの家も真っ白な屋根がや [続きを読む]
  • 心の不調には、筋力・体力をつけてみたらどうだろう
  • ξちょっと忙しくなってストレッチをさぼってしまうと痩せてきます。筋肉が落ちてくるのです。ヤバイと気づいて負荷ストレッチを再開します。僕は走ったり、長時間歩くことができないので室内型ストレッチに特化しています。体重はあまり落ちなくとも筋肉がついて体脂肪率が落ちてきます*1。すると体調が良くなるので、栄養不良ダイエットで無理に痩せようとする気なんて無くなります。こうなればしめたものです。心の不調があ [続きを読む]
  • 「自閉症の君が教えてくれたこと」
  • ξ12月11日(日)に、「自閉症の君が教えてくれたこと」というドキュメンタリー番組がTV放映された。www.nhk.or.jpこれは自閉症の作家・東田直樹氏の最近の生活と心の動きを追ったものだ。彼は重度の自閉症で会話は不可能だが、文字盤の前では言語表現ができるという驚くべき能力があったため、自閉症患者*1が心のなかでどのような思考をしているのか、おそらく世界で初めて明らかにしてみせた人物だと思われる。彼が13歳の時記録 [続きを読む]
  • 想定外への過敏さを持つ者、というファンタジー
  • ξ発病前と少しも変わっていなかった現実は、再び目の前に登場してくる。どのみち誰も逃亡者にはなれない。ヤレヤレと対峙していくほかない。腕を切る(注:リストカットのこと)ときも最初は予測からのずれがあると思うのですね。「案外痛い」とか、「案外血が出ない」とか。でもそのうち学習しますから、すぐに予測可能な行為に成り下がっていってしまって、覚醒作用としてはあまり機能しなくなる。そうして夢の世界にどっぷり [続きを読む]
  • X線上のアリャー
  • ξ 中間総括を終えたあとの「再起動」としては、門構えは何も変わっていないので新装開店とはいえない。変化したのは気持ちのほうだ。関節リウマチに関する療養記事は合計39になった。記事数39、サンキューのしゃれもあったが区切りだなぁと思った。幸いすべての記事のトーンは一貫しており誤字脱字以外修正する必要は感じない。病気に立ち向かう迷いを整理するために、そしてその判断を確信に変えるために、そうする人も多 [続きを読む]
  • 秋と脊椎分離症とボルタレン
  • (afterwords 2/2)ξ日差しがガラスからリビングを深く射す季節になりました。これからどのくらい奥まで光が届いていくのでしょう。夏より部屋が明るくなっていることに気付きます。夏はカーテンをぴったり閉めて光と熱を遮断し無味な空調音を鳴らした部屋の薄暗い趣が外気をいくらか冷ますようにも感じられました。カーテンを全て開けときにガラスも開け放ちすみずみまで光を受け入れ1年でもっとも部屋が明るくなる季節 [続きを読む]