瑞月 さん プロフィール

  •  
瑞月さん: 「なんて素敵にジャパネスク」あれこれ*plus
ハンドル名瑞月 さん
ブログタイトル「なんて素敵にジャパネスク」あれこれ*plus
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/mizuki100410
サイト紹介文『「なんて素敵にジャパネスク」あれこれ』の乳姉妹ブログです。雑記や二次創作など。あれこれプラス。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供126回 / 171日(平均5.2回/週) - 参加 2017/01/07 14:06

瑞月 さんのブログ記事

  • 高彬ボーイ<22>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※「あっ」隣を歩いていた瑠璃さんの身体が傾いで、あっと思った次の瞬間、腕を掴まれていた。反射的にぼくの手は瑠璃さんの肩を抱いていて、そのあまりの柔らかさと細さにギョッとしてしまった。ふにゃっとしていると言うか・・・部活で後輩に稽古を付ける時に身体に触ることはあるけど、どれもいかつい身体ばかりで、そうか・・、女の人の身体ってこんなに柔らかいのか・・「ありがと」下から瑠璃 [続きを読む]
  • 瑠璃ガール<17>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※更衣室の全身が映る大きな鏡の前で、あたしは(はぁ・・)と盛大なため息を吐いた。鏡にはビキニ姿の自分が映ってるんだけど、サマになってないのよねぇ。どうしたって、いつかの亜実のビキニ姿より見劣りしている。胸?ウエスト?脚?どこが悪いんだろう?プールに行くことが決まった一週間前から、お風呂上がりに胸筋を鍛えるストレッチしたり、牛乳飲んだりしてたんだけど。一週間やそこいらじ [続きを読む]
  • 高彬ボーイ<21>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※「いい席があいてたわね」白いイスをズリズリと引きながら、瑠璃さんはぼくの斜め前に座ると、同じく白い丸テーブルに両肘を付いた。「・・・」肘を付いたことによって胸の谷間が少し深くなった、ような気がする。一体、どこを見ていたらいいと言うんだ。無難なところで顔を見ていればいいんだろうけど、人間の視野とは案外広いもので、瑠璃さんの顔を見ていても、どうしたって身体も視界に入って [続きを読む]
  • 高彬ボーイ<20>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※「お姉さんたち、やっぱり本当は付き合ってるんでしょう?」瑠璃さんの腕に絡まるようにして一人の女の子が言い、回りの子もワッと囃し立てている。「だっていつ見ても一緒にいるもの!」「絶対に怪しい!」子どもたちの追及は容赦がなくて、瑠璃さんは一瞬、気圧されたように黙り込み、だけどすぐに態勢を立て直すと「何度も言ってるけど、本当にただの幼馴染なの!」子どもたちに向かい声を張り [続きを読む]
  • 高彬ボーイ<19>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※融と勉強をやりに、瑠璃さんちの応接間で融を待っていたら、ノックもなしに突然、瑠璃さんが現れた。「瑠璃さん・・」ソファに座るぼくの前に立つと、いきなり紙切れを差しだしてきた。「一緒に行かない?」「え?」差しだされたチケットを見て、思わず固まる。都心にある有名なホテルのプール入場券だったからだ。「プール・・・」呟くと「イヤならいいのよ、別に。どうしてもってわけじゃないか [続きを読む]
  • 瑠璃ガール<16>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※「何それ、姉さん」ポカンとした顔で、融があたしの頭を指さしてきた。「暑さで頭がどうかしちゃったの?」「うるさいわねぇ」冷蔵庫から冷えたペットボトルを取りだすと、あたしはさっさと2階の自室へと上がった。一口水を飲み、姿見の前に立つ。頭にはミニーのカチューシャがある。あの後、スタージェットに並んでる最中、高彬はあたしの頭にカチューシャがないことにすぐに気がつき「あれ、瑠 [続きを読む]
  • 高彬ボーイ<ミラクル番外編>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※瑠璃さんをすっぽりと腕の中に閉じ込めながら、ぼくはギュウギュウと回した腕に力を入れた。「瑠璃さん・・」泣きじゃくる瑠璃さんは小さな子どもみたいだった。「怖かったんだから・・」「ごめん」瑠璃さんは手の平で涙を拭うと、ぼくの顔を見上げてきた。涙に濡れる瑠璃さんの目はキラキラしていて、じっと見ていると吸い込まれそうになる。「瑠璃さん」ぼくは瑠璃さんの両肩に手を置いた。言え [続きを読む]
  • 高彬ボーイ<18>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※瑠璃さんをすっぽりと腕の中に閉じ込めながら、ぼくはギュウギュウと回した腕に力を入れた。「瑠璃さん・・」泣きじゃくる瑠璃さんは小さな子どもみたいだった。「怖かったんだから・・」「ごめん」瑠璃さんは手の平で涙を拭うと、ぼくの顔を見上げてきた。涙に濡れる瑠璃さんの目はキラキラしていて、じっと見ていると吸い込まれそうになる。「瑠璃さん」ぼくは瑠璃さんの両肩に手を置いた。言え [続きを読む]
  • 瑠璃ガール<15>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※さんざん歩き回っても高彬は見つからず、あたしは目に付いたベンチに腰を下ろした。パーク内には相変わらず人が溢れていて、家族連れやカップル、友だち同士と、皆、楽しそうに笑いさざめきながら歩いている。あたしみたいに一人ぼっちの人なんか、いやしないわ・・・一人でいることが、こんなにも心細いだなんて思ってもみなかった。あたし、普段は一人の方が気楽だって思う方だし、きっと、昨日 [続きを読む]
  • 高彬ボーイ<17>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※───はぁ・・・大きなため息が出て、瑠璃さんに振り解かれた右手を何となくさすった。急に手を繋いだりして、瑠璃さん、変に思ったかも知れないな。パレード見て泣いてる瑠璃さん見たら、何だか堪らない気持ちになって、後先考えずに手を握ってしまったんだけど・・・いや、パレードを見る前からだ。瑠璃さんに早く、好きだと言いたい気持ちと、振られて気まずくなるくらいなら幼馴染ポジション [続きを読む]
  • 瑠璃ガール<14>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※手を繋いだまま、高彬は光のパレードを見ている。あたしも何食わぬ顔をして通り過ぎて行くフロートを見る振りをしながら、でも、心臓はバクバクとうるさくって仕方がなかった。繋いだ手を通して、心臓の音が高彬に聞こえてたらどうしよう・・・時々、高彬の指先が動いて、そのたびにドキっとする。高彬は、どうして急に手なんか繋いだんだろう。はぐれないため?それとも、昨日みたいに転ばないた [続きを読む]
  • 瑠璃ガール<13>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※太陽が西の空に大きく傾き、パーク全体が濃いオレンジ色に染まるようになると、吹く風に若干の涼しさを感じるようになった。「だいぶ涼しくなったわね」ベンチに腰掛けながら言うと高彬からの返事はなく、隣を向くと高彬はぼんやりと遠くを見ている。「・・・」「・・・あ、ごめん。何だっけ?」あたしの視線に気が付くと慌てたように言い、あたしはふっと言葉を飲み込んだ。高彬、もう帰りたいの [続きを読む]
  • 高彬ボーイ<16>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※「瑠璃さん、ほら、もうパレードが始まってるんじゃないかな。音がするよ」ぼくの言葉に瑠璃さんは、園内マップと音のする方の両方を落ち着きなく見て「あー」とか「うー」とか唸っている。「何か探してるの?」「うん。ちょっと行きたいところがあって。この辺りだと思うんだけど・・・」「どこに行きたいの?」「井戸」「え」「『白雪姫の願いの井戸』」「・・・」「ファンタジーランドにあるっ [続きを読む]
  • 瑠璃ガール<12>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※洗面台の前で、あたしは鏡に映る自分の顔をじっくりと眺めた。頭には大きな赤いリボンと耳が付いている。高彬が「似合ってる」なんて言うから、すっかりその気になって付けてるけど、ほんとに似合ってるのかしら?カチューシャを直そうと両手を上げ、ふと手が止まった。左手───さっき、高彬にギュッと掴まれた左手。「白雪姫」があんまり怖くて、高彬にしがみついちゃったけど、でも、あたしは [続きを読む]
  • 高彬ボーイ<15>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※「魔女がいっぱいで暗くて怖い場面が多いです。大丈夫ですか?」ぼくたちの前に並んでいる小さな女の子がいる家族に、キャストがそう声を掛けているのが聞こえてきた。「白雪姫と七人のこびと」ってそんなに怖いアトラクションなんだろうか?「瑠璃さん、大丈夫?これ、怖いやつかも知れないよ」前の家族連れに聞かれないようにそっと耳打ちすると、園内マップから顔を上げた瑠璃さんは吹きだした [続きを読む]
  • 高彬ボーイ<14>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※「あー、楽しかった」スタージェットを乗り終えゲートを出たところで、瑠璃さんは上空を旋回する小型ジェットを見上げながら呟いた。「大丈夫だった?高彬は」「うん、高低差なかったし」「そう、良かった。これは暗くなってもう一回乗ったら、夜景が綺麗かも知れないわねぇ」何でもないことのように瑠璃さんが言い、ぼくは緩みそうになる頬を気付かれないように慌てて引き締めた。嬉しいじゃない [続きを読む]
  • 高彬ボーイ<13>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※向こうでミニーマウスが、じゃなかった、瑠璃さんが手を振っている。飲み物と食べ物を乗せたトレーをテーブルに置くと「わぁ!」と瑠璃さんは目を輝かて、両手を打ち付けて見せた。少し休憩しようと言う事になり、軽食が食べられる店に入ったのだ。木陰になった屋外のイートインスペースは吹き抜ける風が気持ち良く、目に入る景色も相まって、いかにもテーマパークに来ていると言う気分にさせてく [続きを読む]
  • 高彬ボーイ<12>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※「次は何に乗ろうかしら。ねぇ、高彬は何がいい?」瑠璃さんに聞かれ、園内マップを覗き込む。今いるのがこの辺りだから、近くのアトラクションはと言うと───イッツアスモールワールドはダメだし、ピーターパンもダメだし、ダンボなんて論外だし・・・「・・・」ふと、自分が瑠璃さんに抱き付いてもらえるようなアトラクションばかりを探していたことに気が付いて、慌てて頭を振った。『夢と魔 [続きを読む]
  • 高彬ボーイ<11>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※瑠璃さんの腕を絡められて、ドキっとする。まるでスッキプでもしそうな程、瑠璃さんの足取りは軽く、たまたまの成り行きに味方されてたこととは言え、電車の中で誘ってみて良かったとぼくはしみじみと思ってしまった。こんなことでもなきゃ、瑠璃さんと2人でディズニーランドになんか来れなかったはずだ。電車を乗り過ごしてしまった時はどうなることかと思ったけど、でも案外、「災い転じて福と [続きを読む]
  • 「高彬解体新書」〜巻の四
  • 「・・・ねぇ。出ないで、大丈夫、・・・なの?・・・さっきから・・鳴ってるけど・・」荒い呼吸の中、なんとか息を整えながらつかえつかえ言うと、高彬の動きが止まった。一瞬、考えるような素振りの後、サイドテーブルに手を伸ばすと着信音が鳴り続ける携帯を手に取った。薄暗い部屋の中で見る画面は眩しいのか、目を細めている。あたしに向かい、携帯を持ったまま人差し指を唇の前に立てて見せると、そのままの姿勢で通話ボタン [続きを読む]
  • 瑠璃ガール<11>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※駅の改札を出たら、もうその辺りにはすでにテーマパークのムードが漂っていて、あたしは走り出したいような気分になってしまった。テーマパークに向かってたくさんの人の流れがあり、高彬の横顔をこっそりと窺う。「これは相当、混んでるのかも知れないわね」慎重に言って見ると「混んでたっていいじゃないか。まぁ、大丈夫だよ」いとも簡単な言葉が返ってきて、ホッと息をつく。よかった。混んで [続きを読む]
  • 瑠璃ガール<10>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※翌朝、ぼんやりと目を開けたあたしは、見慣れない天井に一辺に目が覚めてガバっと飛び起きてしまった。ここはどこ。あたしは瑠璃だけど───「・・・」あ、そっか、昨日は高彬の古くからの知り合いのおうちに泊まらせてもらったんだっけ・・。手早く着替えて下りて行くと、もう高彬はとっくに起きていたみたいで、ソファでコーヒーを飲んでいた。「おはようございます」キッチンに立つ按察使にぺ [続きを読む]
  • 高彬ボーイ<10>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※ゴロンと横になると見慣れない天井が目に飛び込んで来た。按察使の家に来たのはこれが2度目だったけど、前の時はリビングと守弥の部屋しか入っていない。こんな風に客間用の部屋に通されたのは初めてだったし、もちろん、横になったのも初めてだった。時間を潰させてもらうだけのつもりが、こんな風に泊まることになってしまったけれど・・・「・・・」横になったままの姿勢で、右手をかざす。瑠 [続きを読む]
  • 瑠璃ガール<9>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※「あ!流れ星!」コンビニの入り口に近づいたところで、あたしは夜空に向かい指をさした。「え?」驚いたように顔を上げる高彬に向かい「また流れるかも知れないから見てた方がいいわ。あたし、今、お願いごとしたもの。高彬、してないでしょ?良く見てるのよ」早口で捲し立て、高彬が「え?・・え。あ、あぁ・・」とか言ってる間に、コンビニに飛び込んだ。店内から、空を見上げてる高彬の姿が見 [続きを読む]
  • 瑠璃ガール<8>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※駅のロータリーに一台の車が進入してきて、あたしたちの側で停車するとヘッドライトを消した。運転席から男の人が出てきて高彬に何か話しかけている。高彬が持っていた荷物をすぐに取りあげると、男の人は後部座席のドアを開けて、高彬に向かい「どうぞ」なんて言っている。その間、あたしのことは一切、見もしなくて───まさかと思うけど、ひょっとしたら、あたしに気が付いてないんじゃないか [続きを読む]