瑞月 さん プロフィール

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瑞月さん: 「なんて素敵にジャパネスク」あれこれ*plus
ハンドル名瑞月 さん
ブログタイトル「なんて素敵にジャパネスク」あれこれ*plus
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/mizuki100410
サイト紹介文『「なんて素敵にジャパネスク」あれこれ』の乳姉妹ブログです。雑記や二次創作など。あれこれプラス。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供100回 / 136日(平均5.1回/週) - 参加 2017/01/07 14:06

瑞月 さんのブログ記事

  • 高彬ボーイ<8>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※「どうしたの?高彬、顔、赤いみたいだけど」瑠璃さんはしばらくぼくの顔をじっと見ると「もしかして日に焼けたんじゃな?」どこか勝ち誇ったように言ってきた。「は?」思わず聞き返すと「人には紫外線、紫外線言っておきながら、自分は全然、日焼け対策してなかったんでしょ?」「・・・あ、うん」曖昧に答えて、グラスの水を一口飲んだ。紫外線のことを出されると心が痛むんだよなぁ・・・よほ [続きを読む]
  • 高彬ボーイ<7>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※瑠璃さんを背中におぶった瞬間、その軽さに驚いた。瑠璃さんのことは何度かおんぶしたことがあったけど、中等科に入ってからはなかった。子どもの頃は一つ上の瑠璃さんの方が背が高かったし、多分、体重だって重かったんじゃないかと思う。でも、今の瑠璃さんは軽いし、それに何だか昔の瑠璃さんよりも柔らかいような気がする。おんぶしてるんだから密着してるのは当然で、嫌でも色んなところに意 [続きを読む]
  • 年下の男の子<3>
  • ※本館「社会人編」の設定です。驚いた顔をしている瑠璃さんの顔が一瞬、隠れ、頭から服を引き抜くと、また現れた。変わらず驚いた顔をしている。ワンピースは脱がしやすくていい。ワンピースの下には下着を付けており、ちょっと笑ってしまった。どうして瑠璃さんはこういう無駄なことをするんだろう。すぐ脱ぐことはわかってるんだから、何もわざわざ付けてくることはないじゃないか。・・まぁ、脱がす楽しみが出来たからいいんだ [続きを読む]
  • 瑠璃ガール<7>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※高彬の背中にそっと身体を預けた次の瞬間、足が砂浜を離れ、ふわっと身体が宙に浮いていた。肩に置いてた手に思わず力が入ってしまう。「じゃあ歩くよ」そう言うと高彬は歩き出し、バッグが置いてあったところまで来ると少し屈んでバッグを片手で持ち、そのまま自分の肩に掛けた。高彬が動くたび、その動きがダイレクトに伝わってくる。あー、汗くさかったらどうしよう。重いだなんて思われてたら [続きを読む]
  • 年下の男の子<2>
  • ※本館「社会人編」の設定です。妙にドキドキした気持ちのままにそそくさとシャワーを浴び、ベッドに潜り込む。早く寝てしまおう。こう言う時は寝るに限るわ。実際、身体はヘトヘトだった。一日中、仕事で、その後に映画観て、また3時間も集中して仕事してたんだもんね・・うつらうつらしていると、どうやら高彬がシャワーを浴びているような音が聞こえてきた。───カチャリ。寝室のドアが開き、重い目蓋を開けて高彬を見たあた [続きを読む]
  • 年下の男の子<1>
  • ※本館「社会人編」の設定です。「少しお腹がすいたな。あ、でも、もうこんな時間か・・」リビングの壁掛けの時計を見た高彬が独り言ちた。「瑠璃さん、お腹はどう?何か食べる?」高彬に聞かれ、あたしは胃の辺りを押さえた。確かにね、すいていると言えばすいているのよ。もうかれこれ、3時間もぶっ通しで書類と格闘してるんだから。今日は金曜の夜なんだけど、帰り間際になってどうしても月曜までにやっておかなければいけない [続きを読む]
  • 瑠璃ガール<6>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※昼間、あれほど人の多かった砂浜が、夕暮れの今はずいぶんと人少なになっていた。地元の人なのか犬を散歩してるご夫婦や、ジョギングをしてる若い女性の姿がある。高彬はカバンを足元に置くと「瑠璃さん、波に足を浸しておいでよ。気持ちいいよ」そう言って砂浜に腰を下ろした。「高彬は?」「荷物、見てるから」「・・」「行っておいでよ」「・・うん」高彬の言葉に促され海に向かう。まだ昼間の [続きを読む]
  • 瑠璃ガール<5>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※走り出したバスを見送る振りをして、隣の高彬をそっと盗み見ると───バスになんか全く興味がなさそうに、高彬は空を見上げていた。釣られて見上げると、夕焼け空に、バラ色の雲が浮かんでいる。見惚れるほど、綺麗な空ではあるけれど・・・「・・・」気が付かれないようにそっと息を吐いた。あーあ、高彬と離れたくて電車で帰るって言ったのになぁ・・いくら父さまに頼まれたからって、何も決死 [続きを読む]
  • 高彬ボーイ<6>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※瑠璃さんのことが好きなんだ───一世一代の告白をし終えたぼくは、静かに目を瞑った。後は瑠璃さんの返事を待つだけだ。目を閉じたぼくの耳に入ってくるのは、遠くに聞こえる人のざわめきと、風に揺れる風鈴の音、上空を舞うカモメの鳴き声に、スースーと言う規則正しい寝息・・・───寝息?パチっと目を開け、恐る恐る瑠璃さんを覗き込むと、寝息は瑠璃さんから発せられているもので───ま [続きを読む]
  • 高彬ボーイ<5>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※瑠璃さんの様子を見た途端、軽い熱中症だとすぐに分かった。夏の武道場で稽古してると、時々、こういう症状でぶっ倒れる奴がいるからだ。のぼせたような赤い顔の瑠璃さんを抱き上げる。さっきのビーチハウスに連れて行き、とりあえず風通しの良い日陰になっている縁側に横たえ、よしずを立てかけて更に陽射しを防ぐ。帽子を外し、首からストールを外す。薄手とは言えかなり大判のストールだったよ [続きを読む]
  • 瑠璃ガール<4>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※「よし、皆、集まったようだな。幹事の代田に、副幹事の名関だ」「皆さん、よろしく」亜実が頭を下げ、拍手が起こる。「では、これより葉山に出発する」代田くんの号令を合図にバスは滑らかにスタートした。窓からは抜けるような青空が見えて、朝の7時だと言うのにすでに陽射しはギラギラとアスファルトに照りつけている。今日は1組2組合同の海水浴デーで、結局30人の大所帯になったから、幹 [続きを読む]
  • 瑠璃ガール<3>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※ 「あれは・・・マズいんじゃないかな」マズイ? 「どうしてよ」 「いや、どうしてって言うか・・・」口ごもる高彬に、ピンとくるものがあった。さては高彬のやつ・・・ 「もしかしてクラゲ?」心配性の高彬のことだから、きっと近年、大量発生しているとか言うクラゲのことを気にかけているに違いないわ。「それならまだ大丈夫よ。クラゲが出るのはお盆過ぎよ」安心させようと自信たっぷりに言う [続きを読む]
  • 高彬ボーイ<4>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※「ほんと助かるよ。毎年、夏休みが始まると思うんだ。ぼく、高彬と友だちで良かったぁって」融がエヘヘ・・と鼻の頭を掻きながら言い、ぼくは「何言ってるんだよ。融が泣いてすがりつくからだろ。ぼくだって忙しいんだぞ」と融の肩をこずいた。夏休みに融に勉強を教えるのがいつの頃からか毎年の恒例行事となっていて、大体、夏休みが始まって10日くらいで課題を終わらせることになっている。ま [続きを読む]
  • 瑠璃ガール<2>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※「藤原・・・」いきなりの高彬の登場に、代田くんはびっくりしたように目を見開いた。高彬はずんずんと部屋に入ってきたかと思ったら、あたしの顔なんか見もしないで代田くんの真ん前に立った。そうして「残念だったな、代田。ぼくが来たから<3人きり>だ」まっすぐに代田くんの顔を見ながら言うと、最後ににやりと笑った。「まさかおまえ、瑠璃ちゃんの後でもつけて立ち聞きしてたのか?」高彬 [続きを読む]
  • 瑠璃ガール<1>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※「瑠璃先輩。ちょっといいですか」放課後、生徒会室に向かうため廊下を歩いていると、強ばった顔の下級生に声を掛けられ、内心(またか)とうんざりしてしまった。もうね、聞かなくても何を言われるかはわかってるのよ。「瑠璃先輩って藤原先輩の何なんですか?」下級生の子の口から出た言葉は、思ってた通りの言葉で、あたしはいつもと同じに「ただの幼馴染よ」と答えた。「ただの幼馴染なのに、 [続きを読む]
  • 高彬ボーイ<3>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※「なぁに?」至近距離で顔を覗き込んできた瑠璃さんは「やだ、高彬。あんた、顔赤いわよ。熱でもあるんじゃない?」そう言うとぼくの額に手を当ててきた。いきなりのスキンシップにギョッとして、思わず手を振り払おうとした途端、更にギョッとしてしまった。腕を上げた瑠璃さんの袖の中が見えてしまい、白だか薄ピンクだかが目に入ったのだ。あれは瑠璃さんの下着・・・慌てて目を逸らしたのと、 [続きを読む]
  • 高彬ボーイ<2>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※代田は瑠璃さんと同じクラスで、高等科の現生徒会長であり、更には初等科・中等科・高等科で構成される学園会の総裁も務めている。スポーツ万能、成績も優秀で、ルックスも良好。本人もそれは十分に自覚してるようで、押し出しが強く、先生からは信頼も篤く、生徒には人気があり、学園きってのスーパーマン───、モテ男なのである。そして、かなりの遊び人で、やれ年上のOLの彼女がいるだの、 [続きを読む]
  • 高彬ボーイ<1>
  • ※本館「現代編」設定の2人です※昼休み、長い廊下を抜け、吹き抜けのロビーを歩いていたぼくは、ギョっとして立ち止まってしまった。ここ高等科の校舎は、初等科、中等科の中では一番古い建物で、その分、作りが重厚と言うのか随分と時代がかっている。ロビーの左右には内側に向かって婉曲した階段があり、その階段を上るとちょっとしたスペースがあるのだけど、そこに瑠璃さんの姿があったのだ。瑠璃さんだってこの学校の生徒だ [続きを読む]
  • すみません、まったくの私事ですが。
  • まったくの私事で恐縮なのですが。今年、子どもたちの学校で「学年委員」になったのですが、今日、委員長を決める集まりがありました。「くじ」ではなく「ジャンケン」で決めることになったのですが、負けに負けて委員長になってしまいました。ひぇ〜、です。まずは学年の長を決めるジャンケンで負けて「学年長」になり、更に学年長の中のジャンケンにも負けて、見事(?)委員長に決定です。負けた瞬間「うぐぐ・・」と変な声が出 [続きを読む]
  • 紫匂う花房の<最終話>
  • ※<原作8巻その後>をイメージしたお話です。ネタばれ要素を多く含みますので閲覧ご注意下さい。※「何だか私は瑠璃姫に嫌われてしまったようですね」しばらくの沈黙の後、鷹男は言い、続けて「少しあなたは・・・変わられてしまったようだ」ポツリと寂しそうに呟いた。あたしは鷹男の顔を静かに見返しながら(あぁ、そうか、そうだったんだ・・)と妙に納得してしまっていた。鷹男は、自分に惹かれている瑠璃姫、が好きだったん [続きを読む]
  • 紫匂う花房の<7>
  • ※<原作8巻その後>をイメージしたお話です。ネタばれ要素を多く含みますので閲覧ご注意下さい。※瞬きもせずにあたしを見ている鷹男の目を、静かに見返す。鷹男に会うと決まった時から、絶対に言おうと思っていたことだった。鷹男が帥の宮をそそのかして、あたしに気がある素振りを高彬に見せたこと、最初に藤宮さまから聞いた時から、あまりに傍若無人な振る舞いだと呆れかえってたから。あれはね、事件とか帥の宮とかに関係な [続きを読む]
  • 紫匂う花房の<6>
  • ※<原作8巻その後>をイメージしたお話です。ネタばれ要素を多く含みますので閲覧ご注意下さい。※部屋に入って来た鷹男はまずは藤宮さまには目配せをすると、次いであたしを見てにっこりと笑った。「お久しぶりですね、瑠璃姫」鷹男はよそ行きとでも呼べそうな澄ました声でいい、あたしは言葉もなく頷き返しながらまじまじと鷹男を見てしまった。久しぶりに見た鷹男は───やっぱり相変わらず凛々しくて、ものすごい美男子(ハ [続きを読む]
  • 「高彬解体新書」〜巻の三
  • 今上帝から女御さまへのお文を携えていた私は、やはり常とは違う気持ちで慌てていたのでしょう。渡殿の角を曲がったところで、裳裾に足を取られ「あっ」と声が出た時には、見事に滑ってしまい───と思ったのも束の間、私は誰かの手に支えられていました。「大丈夫でしたか?」声のした方に顔を向けると、そこには───すっきりとした佇まいの絵に書いたような公達が立っていらっしゃいました。「あ、は、はい・・」慌てて返事を [続きを読む]
  • 紫匂う花房の<5>
  • ※<原作8巻その後>をイメージしたお話です。ネタばれ要素を多く含みますので閲覧ご注意下さい。※「お久しぶりでございますわね、瑠璃さま」登華殿の一室で藤宮さまは懐かしそうに言われ「えぇ、本当に」あたしも笑顔を返した。藤宮さまとお会いするのは、優に半年振り───事件の後、承香殿女御さまのご懐妊の話を聞きに行った時以来だった。藤宮さまはあの事件の真相を知っている数少ないうちの一人なのだ。目が合って何とな [続きを読む]
  • 紫匂う花房の<4>
  • ※<原作8巻その後>をイメージしたお話です。ネタばれ要素を多く含みますので閲覧ご注意下さい。※「うん。それは一度、お会いしてお話を伺った方がいいかも知れないね」全てを聞き終え、高彬が最初に口にした言葉がこれだった。高彬はあたしの話を真剣に聞いてくれ、とりあえずは全部、話しを聞こうと思ってくれたようで、途中で口を挟むようなこともしなかった。「あのぅ、一応、言っておくけど、鷹男に会いたくて行くんじゃな [続きを読む]