ろんぐ さん プロフィール

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ろんぐさん: 感想亭備忘録
ハンドル名ろんぐ さん
ブログタイトル感想亭備忘録
ブログURLhttp://ameblo.jp/longmn/
サイト紹介文ドラマ、映画、小説について感想、解説、批評など。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供74回 / 70日(平均7.4回/週) - 参加 2017/01/14 14:54

ろんぐ さんのブログ記事

  • 「絆〜走れ奇跡の子馬〜」後編感想
  • 役者さんの演技、特に役所広司さんのしゃべらない、佇まいの演技は圧巻でした。寡黙さと頑固さで周囲を振り回す、見ていてイライラさせられるような部分もある、でありながら純粋で言い訳せず一途に信念を貫く昔気質の親父を見事に演じられていたと思います。田中裕子さんもさすがでした。朴訥でしっかり者で家族の要である母親として静かな存在感を放っていました。新垣結衣さんは震災というつらい体験をきっかけに、故郷への愛を [続きを読む]
  • 「絆〜走れ奇跡の子馬〜」前編感想
  • ドラマとは言え、3.11が近づくと無意識に下っ腹に力が入って踏ん張ってしまいます。被災された方、近しい方をなくされた方への配慮からか、震災自体は殆ど映像で表現されることはありませんでしたが、当時目にした、目にして「ァァァァァァァァァァァァ…ぁぁぁ…」と何とも言えないうめき声しか出てこなかった、あの津波の映像が瞼の裏に蘇りました。 生き残った人々が暮らす避難所を覆う空気。実際に現場に行ったことがない [続きを読む]
  • 「東京タラレバ娘」第10話最終回感想
  • うーん。書けない。なんの感想も出てこない。かれこれ40分ほど唸っていますが、何も思いつかない。「普通」でした。結婚原理主義というか結婚至上主義というか結婚さえすれば勝利!それ以外は負け犬!とでも言うかのような過激なまでの結婚信仰が特徴というか、特色だったのにそれが自分や周囲からの呪縛でした。呪縛は解けました、という最終回。 普通だ。倫子からのひどい仕打ちに耐えるヒロイン早坂は可哀想だったけど。&n [続きを読む]
  • 「カルテット」第10話 最終回感想
  • 終わってしまいましたねぇ。そうとしか言いようのない終わりでした。 なにもかもグレー。白黒なんてつけない。恋も仕事も音楽もグレー。「価値があるのでしょうか。意味があるのでしょうか。」手紙への問いかけへの答えは「価値があることに価値はあるんだろうか。意味があることに意味はあるんだろうか。」そういう問いを返したようにも見えます。 出会いのカラオケボックスで初めて4人で会話するシーンは印象的でした [続きを読む]
  • 「A LIFE」第10話最終回 感想
  • 手術シーン、よかったです。壮大と沖田が協力して手術するシーン。壮大の術中の口調も独特で個性的で、沖田とは全然違って、それでいて沖田と息がぴったりで。緊張感のある迫真のシーンでした。全10話中の一番の名シーンでしょう。名シーンになったのは演者と演出の力です。素晴らしかったです。 ただしよかったのはそこだけでした。キャラクターの造形が、特に沖田と対立する人物の造形が無茶苦茶すぎて何もかも台無しです。 [続きを読む]
  • 精霊の守り人2 第八話「王子の足跡」感想
  • 面白くなってきました。なってきたと言っても最終回直前なわけですが(笑)面白くならないよりはいいんじゃないでしょうか。 バルサの強さがハッキリ描写されて、殺陣痛快さもここにきて全開です。今までは強敵相手に互角か劣勢が多かったので、「短槍の使い手」と言われてももう一つ凄さが伝わってこなかったのですが、今回は違いました。ヒュウゴや、アカメのユザンとの共闘で、戦い方の違いを表現しながらバルサの技を見せ [続きを読む]
  • 金曜ロードSHOW「北風と太陽の法廷」感想
  • 岡田将生が弁護士役ですと!?そして波留も好みの女優さん!見るしかないそ!ということでワクワクしながら視聴しました。 鉄仮面で冷酷に勝利を目指す一流事務所所属の無敗の弁護士VS天真爛漫、傍若無人な天然ボケぎみのそしてこちらも無敗の弁護士。2期のリーガルハイっぽいですね。というか岡田将生さんは演じるのが難しかったんじゃないでしょうか。「何でもかんでもいい感じにまとめてしまう」弁護士ってまるっきり羽生 [続きを読む]
  • 「東京タラレバ娘」第9話感想
  • 正直、ネガティブな感想しか出てこないのでやめようかとも思いましたが、ここまで見てきたのだから一応書いてみることにします。 香は二股男と切れることが出来てよかったと思います。別れを決意した前回のKEYとのシーンも印象的でよかったです。ですが二股男と別れちゃえば彼女に描くべき何も残っていないのです。主要キャストだから残ってはいるけれど、もう背景的な人物になっちゃいましたね。元々二股男とくっつこうが離 [続きを読む]
  • 「カルテット」第9話感想
  • 別荘の売却、真紀の過去、カルテットの終焉に向けて、冬の夜空のようなシンと冷えた悲しみが9話の全編通して漂っていたように思います。号泣するような熱量のある悲嘆ではなく、落ち着いた穏やかで透き通った哀惜。そういった空気感がいつもの四人の掛け合いにも滲んでいました。 しかし驚くべきドラマですね。最終回の1回前。ここに至ってなお物語がどう収束するのか全く予想がつきません。普通のドラマならここまでくれば、 [続きを読む]
  • 2017年4月期ドラマ
  • そろそろ今年の4月期のドラマの情報が出揃ってきました。1月期のドラマを見ての反省点を踏まえて、視聴予定のドラマを紹介していきます。 まず1月期ドラマを見ての反省点ですが、「逃げ恥」で「日本のドラマって意外と面白いぞ!」と再確認したせいか、あまり興味のなかった恋愛ドラマも見れば面白いと感じるんじゃないだろうか、と勘違いしてしまいました。登場人物が特に成長せず、「AさんBさんどっちにしようかなあ」で1ク [続きを読む]
  • 「A LIFE」第9話感想
  • 今回も井川、柴田コンビの周りはとてもいい流れでした。沖田が器械出しの看護師三条を一方的に非難し、おかしくなりかけたところを、井川の喝と沖田父の言葉と井川、柴田のフォローで立ち直らせるエピソードは感動的とまでは言えないまでも、いいお話でした。焼肉のシーンもシリアスが続くこのドラマの中の一服の清涼剤です。やっぱり井川主人公のほうが面白いんじゃないかなあ。 とはいえ、このエピソードにも不満点はありま [続きを読む]
  • 藤崎翔著「神様の裏の顔」読了
  • 神様と慕われたある元教師の通夜に参加した人々の独白で物語は進行します。それぞれが抱える小さな違和感が互いに補強しあい大きな疑惑になっていく流れはうまいと思います。「意見のぶつかり合いとそこから導き出される思いがけない真実」というお話が大好きな自分には大好物と言っていい展開です。「12人の怒れる男たち」「12人の優しい日本人」「キサラギ」なんかの映画が好きなんですが、それらに比べると各人の意見の移り変わ [続きを読む]
  • 「東京タラレバ娘」第8話感想
  • カルテットの透明感あふれる硬質の片恋模様を見せられた次の日に、このお話はちょっと厳しいものがありますね。こちらの恋物語は過剰にウエットで押し付けがましくズルく不合理です。だからこそのリアルなんでしょう。アラサー女子の胸に刺さるのは自己陶酔してる痛々しさも含めてなんでしょうね。 打算、損得勘定、駆け引き、自己中心に自己憐憫。そしてそれらを全部自覚しながら自分では止められないどうしよもなく愚かな存 [続きを読む]
  • 「カルテット」第8話感想
  • 「へ〜」と「SAJ」と「片思い・いいんです」の回。家森の小理屈というか屁理屈というかがキーワードになって話が回りましたね。 ワカサギ釣りのシーンから始まった今回もこのドラマの基調となる、「居心地のいい居心地の悪さ」というか「微笑ましいいたたまれなさ」が発揮されていました。見ている僕も尻の座りの悪い、でも微笑んでしまうような妙な不安定感を楽しみました。 ある意味楽しそうな日常からすーっと自然に [続きを読む]
  • A LIFE 第8話感想
  • 全体的にはそれなりに見られるレベルだったようには思います。場面場面の画は丁寧に作られているし役者の演技は浅野忠信を除いてはさすがハイレベルです。 ただし、登場人物のキャラクターが支離滅裂で、行動原理も動機も不可解で、内容を理解しようとすると破綻していることが鮮明になるという…脚本家のせいでしょうかね。 女弁護士のあれはなんだったんでしょう。前回ラストで造反したかと思ったら今回冒頭で終息。あ [続きを読む]
  • 精霊の守り人2 第七話「神の守り人」
  • 今回はとても美しい映像が印象的でした。2つの世界の重なりを見事に表現していたと思います。採算を度外視できるNHKならではともいえますが。 シハナとバルサの殺陣はとても迫力があり、バルサが槍の名手だということが実感できました。このドラマの戦闘シーンで胸躍ったのは初めてじゃないでしょうか。リアルと言えばリアルなんですがバルサが四六時中怪我してるもんで、リハビリしてるイメージが強いんですよね。 ア [続きを読む]
  • 柚月裕子著「最後の証人」感想
  • 法廷モノを読むのは久しぶりでした。法廷での激しい論戦を期待したのですが、本書は少し違っていました。法廷での検察による立証シーンと、事件に絡むある計画が進行していく様子を交互に描いていきます。その計画を進める夫婦の心情を思うと胸が締め付けられます。強い絆に、強くならざるを得なかった絆に悲しさを覚えました。終盤は法廷モノらしい一発逆転劇です。痛快、爽快でありながら事件の性質上物悲しさが漂います。証言台 [続きを読む]
  • 「東京タラレバ娘」第7話感想
  • 今回は面白かったです。失恋(別れ)で意気消沈する倫子が、早坂から小さな仕事をもらいます。地方の観光協会のPR用ショートドラマの脚本執筆です。あまり気乗りせず、やっつけで脚本を書いた倫子でしたが、現地に行って地元の人々の熱い想いに触れることで変わって行きます。改めて脚本を書き直し、撮影を手伝うことで、そのの楽しさ、やりがいを思い出し、仕事の喜びを思い出していくというお話でした。 依頼主の観光協会の [続きを読む]
  • 「カルテット」 第7話感想
  • ん?前回ラストのびっくりな展開からなにか大きなことが始まるのかと思ったのですが。そうではなくまきまき改め早乙女真紀絡みの諸々を綺麗にまとめて終わらせてきましたね。 あの夫婦二人共短絡的な傾向があって不気味だったり、なんですずめが真紀の「抱かれたいの」で泣くのかもう一つよくわからなかったり、アリスの抱えている闇は大きそうだけどやることは案外ちゃちかったり、閉じ込められた別府さんが登場人物たちにほ [続きを読む]
  • 「突然ですが、明日結婚します」絶望
  • もういいです。がっかりです。主人公二人のシーンは悪くないんです。緊張感があったり、甘々だったり。通常の勤務体系の会社員が朝2時おきを続けられると思う神経は理解できませんが。まあ同棲初心者の暴走だと思えば。 起きるイベントやそれに関わるキャラクターがどれも嫌な気にさせるものばかりで、見てていやぁな気分になります。 弟の突然の訪問に対する対応。主役二人でアタフタ誤魔化そうとして失敗する、でいい [続きを読む]
  • A LIFE 第7話感想
  • 今回は面白かったと思います。それなりに息を詰めて見守ってしまうぐらいに。深冬のオペの術式をめぐっての深冬本人との話し合いや、そこで示した子供とともに生きることへの覚悟。沖田による術式の発見とその告知。どのシーンも緊迫感あふれるいいシーンでした。沖田実家での話で井川が沖田と自分の根本的な差を感じるところも、少しコミカルですが井川の成長には欠かせないものだったと思います。柴田のツッコミも良かったです。 [続きを読む]
  • 精霊の守り人2 第六話「帝国の牙」
  • 今回は全編宮廷陰謀劇。バルサチームは1回お休みですね。僕としては今回のように一つのお話を1話使ってぐっと進めてくれる方が、その空気感に没入できるので好きですね。宮廷陰謀劇は緊迫したやり取りが続くのでのめり込めます。ただし、いまのところ結構みんな素直と言うかケレンやトリックもなく普通に交渉してます。ヒュウゴの立ち位置が、チャグムを心情的に応援している、だけではなくもう一つ裏があれば面白いかもしれません [続きを読む]
  • あれ?「逃げ恥」? カルテット第6話について気づいたこと
  • カルテット第6話をみててちょっと思ったこと。「逃げ恥」へのオマージュ的なシーンがあったような。 一つの映像に、二人のモノローグが交互に入ることで二人の心のすれ違いを表現する。逃げ恥6話の電車シーンのようで…でもまあこれは普通の演出かな?とも思います。 自宅マンションの室内に二人。キッチンカウンター越しにお互い言いたいことが言えない状態。テレビ画面には「カピバラ」が映っています。カピバラ!?… [続きを読む]
  • 「カルテット」第6話感想
  • いやあ、面白かった。面白かったなあ。って先週もおんなじようなこと言ってた気もしますが、とても面白かったです。 まきまき夫婦の過去の成り行き。普通の夫婦が悪意のない気持ちのすれ違いで壊れていく様子を、いろんなアイテムを使って見事に見せてくれました。DVDや詩集、レモンなど。一つの画を見せながら、二人のナレーションを交互に入れることで食い違い、すれ違いをわかりやすく表現していたのも本当にうまい。  [続きを読む]