NicoVicious さん プロフィール

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NicoViciousさん: Nico’s diary 書評やら音楽やら
ハンドル名NicoVicious さん
ブログタイトルNico’s diary 書評やら音楽やら
ブログURLhttp://www.nicovicious.com/
サイト紹介文書評やら音楽やら
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供43回 / 61日(平均4.9回/週) - 参加 2017/01/14 15:28

NicoVicious さんのブログ記事

  • 『くっすん大黒』
  • くっすん大黒 (文春文庫)町田康『くっすん大黒』(文春文庫)、読了。「BOOK」データベースより三年前、ふと働くのが嫌になって仕事を辞め、毎日酒を飲んでぶらぶらしていたら妻が家を出て行った。誰もいない部屋に転がる不愉快きわまりない金属の大黒、今日こそ捨ててこます―日本にパンクを実在させた町田康が文学の新世紀を切り拓き、作家としても熱狂的な支持を得た鮮烈のデビュー作、待望の文庫化。最高級にどうでもい [続きを読む]
  • 『ターン』
  • ターン (新潮文庫)北村薫『ターン』(新潮文庫)、読了。「BOOK」データベースより真希は29歳の版画家。夏の午後、ダンプと衝突する。気がつくと、自宅の座椅子でまどろみから目覚める自分がいた。3時15分。いつも通りの家、いつも通りの外。が、この世界には真希一人のほか誰もいなかった。そしてどんな一日を過ごしても、定刻がくると一日前の座椅子に戻ってしまう。いつかは帰れるの?それともこのまま…だが、150日を過ぎた [続きを読む]
  • 『阿弥陀堂だより』
  • 阿弥陀堂だより (文春文庫)南木佳士『阿弥陀堂だより』(文春文庫)、読了。「BOOK」データベースより作家としての行き詰まりを感じていた孝夫は、医者である妻・美智子が心の病を得たのを機に、故郷の信州へ戻ることにした。山里の美しい村でふたりが出会ったのは、村人の霊を祀る「阿弥陀堂」に暮らす老婆、難病とたたかいながら明るく生きる娘。静かな時の流れと豊かな自然のなかでふたりが見つけたものとは…。とても美 [続きを読む]
  • 『キネマの神様』
  • キネマの神様 (文春文庫)「BOOK」データベースより39歳独身の歩は突然会社を辞めるが、折しも趣味は映画とギャンブルという父が倒れ、多額の借金が発覚した。ある日、父が雑誌「映友」に歩の文章を投稿したのをきっかけに歩は編集部に採用され、ひょんなことから父の映画ブログをスタートさせることに。“映画の神様”が壊れかけた家族を救う、奇跡の物語。映画愛、友情、家族愛、仕事愛、そして奇跡の物語。大企業を辞めた歩 [続きを読む]
  • 『最後の医者は桜を見上げて君を想う』
  • 最後の医者は桜を見上げて君を想う (TO文庫)二宮敦人『最後の医者は桜を見上げて君を想う』(TO文庫)、読了。「BOOK」データベースよりあなたの余命は半年です―ある病院で、医者・桐子は患者にそう告げた。死神と呼ばれる彼は、「死」を受け入れ、残りの日々を大切に生きる道もあると説く。だが、副医院長・福原は奇跡を信じ最後まで「生」を諦めない。対立する二人が限られた時間の中で挑む戦いの結末とは?究極の選択を前に、 [続きを読む]
  • 『生きるぼくら』
  • 生きるぼくら (徳間文庫)原田マハ 『生きるぼくら』(徳間文庫)、読了。「BOOK」データベースよりいじめから、ひきこもりとなった二十四歳の麻生人生。頼りだった母が突然いなくなった。残されていたのは、年賀状の束。その中に一枚だけ記憶にある名前があった。「もう一度会えますように。私の命が、あるうちに」マーサばあちゃんから?人生は四年ぶりに外へ!祖母のいる蓼科へ向かうと、予想を覆す状況が待っていた―。人の温も [続きを読む]
  • 『ロカ』
  • ロカ (講談社文庫)中島らも 『ロカ』(講談社文庫)、再読。中島らも絶筆作品。なぜか音楽ものが読みたくなり手に取った。未完の作品ながらこれはこれで完成系。ファン向けの作品ではあるだろうが。しかし中島らもの文章は魅力的すぎる。圧倒的な読みやすさ。いつものように酒、ドラッグ、ロックにグルメ。不良老作家。ルカとロカ。なんとかっこいいんだろう。天国で続き書いてんだろうか。自分が死んだら真っ先にあの世 [続きを読む]
  • 『マリアビートル』
  • マリアビートル (角川文庫)伊坂幸太郎 『マリアビートル』(角川文庫)、読了。「BOOK」データベースより幼い息子の仇討ちを企てる、酒びたりの元殺し屋「木村」。優等生面の裏に悪魔のような心を隠し持つ中学生「王子」。闇社会の大物から密命を受けた、腕利き二人組「蜜柑」と「檸檬」。とにかく運が悪く、気弱な殺し屋「天道虫」。疾走する東北新幹線の車内で、狙う者と狙われる者が交錯する――。小説は、ついにここまでやっ [続きを読む]
  • 『グラスホッパー』
  • グラスホッパー (角川文庫)伊坂幸太郎 『グラスホッパー』(角川文庫)、読了。BOOK」データベースより「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始める。それぞれの思惑のもとに―「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思い [続きを読む]
  • 『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』
  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 全2巻 完結セット (新潮文庫)村上春樹 『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』(新潮文庫)、再読。村上春樹作品は決して得意ではないが本作は別。「心」を題材にした作品。独特の哲学がありとても奥深い。「世界の終わり」と「ハードボイルド・ワンダーランド」この二つの物語が交錯し最後には繋がるのだが何とも色々考えさせられる。人の「心」。そしてそれが持つ [続きを読む]
  • 『心が雨漏りする日には』
  • 心が雨漏りする日には (青春文庫)中島らも 『心が雨漏りする日には』(青春文庫)、再読。「MARC」データベースより30歳でうつに襲われ、40歳であわや自殺未遂、42歳で躁に転じて大わらわ…。奇才・中島らもが初めて自らの躁うつ体験を語る。誰もが心に不安を抱える現代に、読むほどに元気をもらえるあたたかなエッセイ。中島らもの暖かさがわかる本。躁鬱の繰り返しの辛さ、薬の依存など書かれていることは決して明るい話題ではな [続きを読む]
  • 『バイバイ、ブラックバード』
  • バイバイ、ブラックバード (双葉文庫)伊坂幸太郎、『バイバイ、ブラックバード』 (双葉文庫)、読了。BOOK」データベースより星野一彦の最後の願いは何者かに“あのバス”で連れていかれる前に、五人の恋人たちに別れを告げること。そんな彼の見張り役は「常識」「愛想」「悩み」「色気」「上品」―これらの単語を黒く塗り潰したマイ辞書を持つ粗暴な大女、繭美。なんとも不思議な数週間を描く、おかしみに彩られた「グッド・バイ [続きを読む]
  • 『あまりかん。―尼崎青春物語』
  • あまりかん。―尼崎青春物語高須光聖『あまりかん。―尼崎青春物語』、再読。「BOOK」データベースよりお笑い・バラエティ番組の超売れっ子放送作家が綴る青春グラフィティ。松本人志氏とのラジオ「放送室」を聞いていて出会った一冊。高須氏、ダウンタウンが育った尼崎という町。彼等の暖かく、ほろ苦く、そしてちょっと切ない話です。一筋縄ではいかない尼崎という町で過ごした青春時代。そんな彼等が必要とした「笑 [続きを読む]
  • 『ダイヤモンドダスト』
  • ダイヤモンドダスト (文春文庫)南木佳士 『ダイヤモンドダスト』(文春文庫)、読了。「BOOK」データベースより火の山を望む高原の病院。そこで看護士の和夫は、様々な過去を背負う人々の死に立ち会ってゆく。病癒えず逝く者と見送る者、双方がほほえみの陰に最期の思いの丈を交わすとき、時間は結晶し、キラキラと輝き出す…。絶賛された芥川賞受賞作「ダイヤモンドダスト」の他、短篇三本、また巻末に加賀乙彦氏との対談を収 [続きを読む]
  • 『コンビニ人間』
  • コンビニ人間村田沙耶香 『コンビニ人間』、読了。「BOOK」データベースより36歳未婚女性、古倉恵子。大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。これまで彼氏なし。日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしいと [続きを読む]
  • 『ラットマン』
  • ラットマン (光文社文庫)道尾秀介 『ラットマン』(光文社文庫)、読了。「BOOK」データベースより結成14年のアマチュアロックバンドのギタリスト・姫川亮は、ある日、練習中のスタジオで不可解な事件に遭遇する。次々に浮かび上がるバンドメンバーの隠された素顔。事件の真相が判明したとき、亮が秘めてきた過去の衝撃的記”ラットマン”、心理学の実験に使われる絵のことで、人間が何かを知覚する過程で、前後の刺激が知覚 [続きを読む]
  • 『死神の浮力』
  • 死神の浮力 (文春文庫)伊坂幸太郎 『死神の浮力』(文春文庫)、読了。「BOOK」データベースより娘を殺された山野辺夫妻は、逮捕されながら無罪判決を受けた犯人の本城への復讐を計画していた。そこへ人間の死の可否を判定する“死神”の千葉がやってきた。千葉は夫妻と共に本城を追うが―。展開の読めないエンターテインメントでありながら、死に対峙した人間の弱さと強さを浮き彫りにする傑作長編。前作『死神の精度』は短編 [続きを読む]
  • 『死神の精度』
  • 死神の精度 (文春文庫)伊坂幸太郎 『死神の精度』(文春文庫)、読了。「BOOK」データベースよりCDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしない―そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。死が絡むテーマだが、決し [続きを読む]
  • 『火車』
  • 火車 (新潮文庫)宮部みゆき『火車』(新潮文庫)、読了。「BOOK」データベースより休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して―なぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか?いったい彼女は何者なのか?謎を解く鍵は、カード会社の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。山本周五郎賞に輝い [続きを読む]
  • 『頭の中がカユいんだ』
  • 頭の中がカユいんだ (集英社文庫 (な23-21))中島らも 『頭の中がカユいんだ」(集英社文庫 (な23-21))、再読。BOOK」データベースより何かワケありの僕は、ある日、突然、妻子を残し家出する。勤める小さな広告代理店に、寝泊りするようになった僕。TV局員をはじめ、いろんなギョーカイ人たちと、夜に、昼に、昭和最後のヒートアップする大阪を徘徊する日々。次々とトンデモナイ事件が起こる中、現実と妄想の狭間で僕は…。中島ら [続きを読む]
  • 『占星術殺人事件 改訂完全版』
  • 占星術殺人事件 改訂完全版 (講談社文庫)島田荘司『占星術殺人事件 改訂完全版(講談社文庫)、読了。「BOOK」データベースより密室で殺された画家が遺した手記には、六人の処女の肉体から完璧な女=アゾートを創る計画が書かれていた。その後、彼の六人の娘たちが行方不明となり、一部を切り取られた惨殺遺体となって発見された。事件から四十数年、迷宮入りした猟奇殺人のトリックとは!?名探偵御手洗潔を生んだ衝撃作の完全版 [続きを読む]
  • 『Another』
  •  Another(上) (角川文庫) Another(下) (角川文庫)綾辻行人 『Another』(角川文庫)、読了。「BOOK」データベースより夜見山北中学三年三組に転校してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。同級生で不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、謎はいっそう深まるばかり。そんな中、クラス委員長の [続きを読む]
  • 『山頭火句集』
  • 山頭火句集 (ちくま文庫)種田山頭火『山頭火句集』(ちくま文庫)、読了。「BOOK」データベースより家を捨て、妻子とも別れ、俗世の一切から放たれて、「行乞流転の旅」の日々を、一行の俳句に託すしかなかった山頭火。うしろすがたのしぐれる放浪の俳人の全容を伝える一巻選集!自選句集「草木塔」を中心に、作者の境涯を象徴する随筆も精選収録する。自由律俳句の酔いどれ俳人。自由で素朴で素敵な俳句達がまるで親友と語らう [続きを読む]
  • 『岬』
  • 岬 (文春文庫 な 4-1)中上健次『岬』(文春文庫 な 4-1)、読了。内容紹介作家の郷里・紀州の小都市を舞台に、のがれがたい血のしがらみに閉じ込められた青年の、癒せぬ渇望、愛と憎しみ、生命の模索を鮮烈な文体でえがいて圧倒的な評価を得た芥川賞受賞作。この小説は、著者独自の哀切な主題旋律を初めて文学として定着させた記念碑的作品として、広く感動を呼んだ。『枯木灘』『地の果て 至上の時』と展開して中上世界の最高 [続きを読む]