榎木田恵子 さん プロフィール

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榎木田恵子さん: 榎木田恵子の本と生活
ハンドル名榎木田恵子 さん
ブログタイトル榎木田恵子の本と生活
ブログURLhttp://mametaro.cocolog-nifty.com/
サイト紹介文乱読ブログ、ぼちぼち更新中。今年はもっと本を読もう!特にミステリー方面。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供28回 / 56日(平均3.5回/週) - 参加 2017/01/15 10:04

榎木田恵子 さんのブログ記事

  • 東野圭吾「犯人のいない殺人の夜」372冊目
  • うーむ、黒い。目をそむけたくなる人間の暗部を晒す傑作選、ってかんじです。この短編集に収録されている作品には、以前「東野圭吾ミステリー」みたいなタイトルの1話完結ドラマとして放送されたものがいくつもあります。たとえば冒頭の「小さな故意の物語」は、波瑠(朝ドラ主演前)と三浦春馬が主役で、すごく印象に残りました。小説の彼女は、ちょっと黒いものを心の中に隠していたけど、ドラマでは偏りのあまりない大人っぽい [続きを読む]
  • 森瑤子「デザートはあなた」371冊目
  • ある”業界人”の男が、彼を取り巻く麗しき女性たちに様々な料理を自ら振る舞い、その度に「デザートは、あ・な・た」(実際は恋人以外は食べないんだけど)、っていうバブリーな短編集。バブルというより、高度成長期の香りさえする1991年発行作品。まだ弾けそうな気配もありません。その男、俊介と、美人だけど”牛乳瓶の底メガネ”の菜々子のとてもセクシーな関係。俊介を囲む多くの「いい女友達」。菜々子の恋愛と、それから自 [続きを読む]
  • 岡嶋二人「解決まではあと6人」370冊目
  • いいな、こういう本格ミステリー。ガッツリとくる読み応え、堪能しました。説得力のある仕掛けとしっかりとした構成力。読者としてミステリーを長年楽しんできた人にしか書けない(と思う)お楽しみがたっぷりの作品でした。さすが、(今なぜ)Book1stイチ推し。今なぜと問いたくなるのは、この小説の初版が1994年、23年も前だから。今では成立しないような、個人情報の閲覧の場面がたくさんあったり、今なら簡単に街頭カメラで足 [続きを読む]
  • 羽田圭介「成功者K」369冊目
  • 20年ぶりくらいかも、文芸誌を買ってみたらこの長編がまるまる載ってました。なにこの人、露出狂的私小説家?と思いながら読み進めていくうちに、いや違うな、できすぎてる、とうっすら気付くんだけど、面白いので乗せられたまま進んでいきましょう。感想: 面白かったー。「虚々実々」って感じ。ひょうひょうとしたあの雰囲気で、やたらと自慢げに、赤裸々に本音を語ってるような顔で小説を騙る。変な奴だ。世間的な“成功者”と [続きを読む]
  • 石光真清「曠野の花〜石光真清の手記1〜4」365〜8冊目
  • 明治の軍人で、日露戦争前の満州で諜報活動に従事して目覚ましい活躍を残した実在の人物、石光真清の膨大な手記のうち2冊目を読みました。1冊目は生い立ちから諜報活動開始前まで、この2冊目は開戦までの一番スリリングで面白い部分だと思われます。感想:本当にすごい本だ。本人語りの実話だっていうんだから。石光のたくましさは、例えば本田宗一郎とか田中角栄とか、自分一人の力量と人望で一代を築いた豪傑を思わせるんだけ [続きを読む]