ATALAS さん プロフィール

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ATALASさん: ATALAS Blog
ハンドル名ATALAS さん
ブログタイトルATALAS Blog
ブログURLhttp://atalas.ti-da.net
サイト紹介文沖縄の宮古島の伝統文化や歴史などを様々に発信する一般社団法人ATALASネットワークの公式ブログ。
自由文沖縄宮古島に関する話題や、歴史研究、活動ネタなどをお届けしています。

[定期連載〜よみもの〜]
毎週火曜
島の石碑を巡る旅「んなま to んきゃーん」(石碑を軸に島を自由研究)。
毎週金曜
週替わりのライター陣による、島のネタモノ(島の本、歴史、自然、人など切り口は多種多様)。
ニッチに、マニアックに、連載中です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供63回 / 148日(平均3.0回/週) - 参加 2017/01/27 11:50

ATALAS さんのブログ記事

  • その11 「美代さんの神世界」
  • 宮古島には1000を超える御嶽(うたき)があるという。御嶽とは、集落を守る拝所のことで、大きな御嶽には偉人が祀られていたり、神話の源だったりするのだが、それ以上に、今となってはいわれもわからない数多くの小さな御嶽が、集落のそこかしこにひっそりとある。たとえば大きなガジマルの木がうっそうと茂る一角があれば、それはきっと御嶽で、そこには、神社の静謐とは全く異なる、どこか野性的な霊性が宿る。どうかすると暴れ出 [続きを読む]
  • 第140回 「忠魂碑(伊良部)」
  • えー、「んなま to んきゃーん 」の「慰霊の日」月間も三週目となりました。今週末はいよいよ慰霊の日があります(県民の祝日扱いでなので、国以外の公官庁系はあらかたおやすみになります)。そして忠魂碑シリーズも三週目。海を渡って伊良部へと向かいます。伊良部の忠魂碑は県立伊良部高校の西側、県道90号下地島空港佐良浜線を国仲集落に向かう右手にあります(公園風な緑地の中)。低いコンクリートの壁に囲まれた忠魂碑はガジュ [続きを読む]
  • ATALASネットワークからのお知らせ
  • 宮古の高校生は、高校を卒業すると、ほとんどが島外に出ます。そんな卒業生たちに「生り島(んまりずま)」を忘れずにいて欲しい、という思いからスタートした企画があります。それは「島を旅立つ君たちへ」という高校生たちと作った冊子です。たくさんの皆さんにご協力を頂きました。この場を借りて、お礼申し上げます。これまでATALASネットワークは「島を旅立つ君たちへ」で2015、2016と続けて発刊しました。(平成26年度・平成27 [続きを読む]
  • 第139回 「忠魂碑(平良)」
  • 6月は23日に慰霊の日もあることから、戦争に関する石碑を紹介関連しています。先週の城辺の忠魂碑に続いて、今週は平良の忠魂碑です。ご覧の通り激しくグリーンモンスターが茂っており、残念ながら全貌をお見せできない状況で、城辺の忠魂碑と比べるとずいぶんぞんざいな扱いとなっているようです。あくまで個人的な興味に過ぎないのですが、ついつい平良と城辺の忠魂碑を比べたくなってしまいます。なぜならばどちらの石碑もその [続きを読む]
  • 21冊目 「ぼくの沖縄〈復帰後〉史」
  • お久しぶりです。半年前くらいにはじめましてと、ご挨拶させていただいた阿部ナナメ44才です。また書いてみない?というお話があり、緊張ながらも書いてみることにしました。よろしくお願いいたします。今回チョイスしたのは新城和博さんの『ぼくの沖縄〈復帰後〉史』です。島の本棚を読んでおられる方なら、ご存じのボーダーインク編集者の新城さんです。沖縄県産本と言えば新城さんというくらい有名な方です。特に面識はありませ [続きを読む]
  • 第138回 「忠魂碑(城辺)」
  • 6月に入りました。ハーリーも終わってそろそろ梅雨も明ける頃になると、沖縄は23日の「慰霊の日」に向けての催しや企画などが多くなって来ます。この島の石碑を巡る旅「んなま to んきゃーん」は島に点在する石碑を題材にしており、これまでもいくつか戦争に関する石碑を紹介してきました。偉人の顕彰する碑、偉業を讃える碑、完成を祝す記念碑などと並ぶほど、戦争の記憶を記す石碑が島にはたくさんあります。慰霊の6月というこ [続きを読む]
  • Vol.16 「マンゴーの季節」
  • 6月。マンゴーの季節がやってきた。店頭に出るのはこれからだが、6月の声を聞くと、いよいよこの季節がやってきたなーと思う。宮古島のマンゴーは今やブランドとなり、東京のデパートなどでも売られている(東京銀座の松屋デパートで売られているのを初めて見たときは、驚くやらうれしいやら。「宮古島産」の文字をまじまじと見てしまった。笑)。種類はアップルマンゴーが主だが、7月以降に出るキーツマンゴーの栽培も増えてき [続きを読む]
  • 第137回 「鏡原小学校山北分校跡地」
  • 今回ご紹介するのは、かつて小学校があったことを標す石碑です。鏡原小学校の山北分校と聞いても、なかなかピンとこないのではないでしょうか。大字の住所でいうと東仲宗根添。現在の通称では宮原地区ということになります。山北の名は宮原地区でも北(海寄り)の増原あたりに、「山北」を名乗るバス停があります(比嘉行 長北山北線 上り1本、下り2本/日)。山北分校は1948(昭和23)年に鏡原小学校の分教所として設置されました。 [続きを読む]
  • その10 「島の地図、塗り替えてます!? 光さんの綾道(あやんつ)」
  • 宮古島市教育委員会から先月リリースされた冊子【宮古島市neo歴史文化ロード綾道 伊良部島コース】が評判になっている。綾道は文化財の紹介を中心に、地域の歴史や文化をわかりやすく読み解いたガイドブックで、友利・砂川(ともり・うるか)コース、平良(ひらら)北コース、下地・来間(しもじ・くりま)コース、宮国・新里(みやぐに・しんざと)コース、戦跡遺跡編に次いで、今回が6冊目の発刊となる。イラストを描いているのは山田 [続きを読む]
  • 第136回 「谷川健一歌碑」
  • 今回お届けするのは、民俗学者として名高い、谷川健一の歌碑です。歌人としての評価は定かではありませんが、歌集も四冊ほど出版されているようですが、調べた限りでは谷川健一の歌碑はこれひとつしか探すことは出来ませんでした(そもそも歌碑以外の碑も存在はしていないようです)。まずは歌碑にある歌を紹介しておきましょう。    みんなみの 離りの島の 眞白砂に               わがまじる日は 燃えよ 花 [続きを読む]
  • 金曜特集 「青い海の向こうがわ〜ギリシャと宮古〜」
  • 初めまして。今回ご縁あって、こちらに寄稿させていただくことになりました、北上イレーネと申します。よろしくお願いします。普段はギリシャについてブログを書いていて、特に古代ギリシャの神話や伝承について色々調べています。そんな私が、慶世村恒任という宮古の方が書いた『宮古史伝』という本を、たまたま読む機会がありました。この本には、宮古島の歴史や伝承がまとめられているのですが、いくつかのお話を読んでいくにつ [続きを読む]
  • 第135回 「下地恵雨仝メガ頌徳碑」
  • 沖縄は5月13日に平年より4日遅れて梅雨入りもし、15日には45回目の復帰の日を迎えました。意味ありげに枕詞を並べていますが、今回ご紹介する石碑には特に関係はございません。それ以前に、もうタイトルからしてなんぞや?っといった雰囲気をわずかに醸し出しているのではないでしょうか。ある意味では出落ちだったりもしますが、とにもかくにも見つけてしまったので、思わず取り上げてしまったという。脊髄反射的なネタとなって [続きを読む]
  • 20冊目 「読めば宮古」
  • 6年もの?!婚活の末40歳でやっとこさと結ばれたのは、沖縄から南西に300キロ離れた島、宮古島出身の心優しき男だった。出会って、2回のデートで瞬く間に結婚が決まってしまった。「宮古島ってどこ?」場所をネットの地図で調べたくらいで、式を挙げるため宮古島を訪れた。夫の家族や親族ともその時初めて会うという、電撃婚だったのだ。飛行機に乗り、上から眺めた富士山の美しさに感動しながらフライトを楽しみ、宮古島の地に [続きを読む]
  • 第134回 「(長間神社)改築記念碑」
  • 先週の予告の通り、長間自治会公民館の道向かいお話です。出落ち感で云ってしまうと、公民館前にあるのは長間神社です。しかも、そこの改築記念碑です。今でこそ鳥居が設えられ長間神社と呼称していますが、本来は長間御嶽と呼ばれる場所です。御嶽と鳥居は本来、なにも関係がないのですが、明治維新から琉球処分以降の「皇民化政策」による神道施設化の結果、世情が変化した現在でも設置されたままになっています(詳しくはwikibed [続きを読む]
  • Vol.15 「赤い実の宝石」
  • 一番ガース(日本で一番小さなセミ「イワサキクサゼミ」)がジージーと鳴き、汗ばむ陽気となってきた。天気の良い日は、若葉が一段と鮮やかで目を楽しませてくれる。【モモタマナ】宮古に帰ってきて丸3年。毎年この時季になると楽しみに探し回るものがある。車を走らせながら、ウォーキングをしながら、探す。あすが(しかし)、目を凝らして探すもなかなか見つからない。それが4年目にしてやっとがまお目にかかることができた。それ [続きを読む]
  • 第133回 「長間自治会公民館建設記念碑」
  • 今回の石碑は2016年10月に、改築されて新しくなったことを記念した、石碑としても新しい記念碑です。改築されたのは「長間自治会公民館」で、堂々と長間を名乗っていますが、こちらの建物は位置づけとしては長中の字公民館ということになります。というのも、長間は長北(ながきた)、長中(ながちゅう)、長南(ながなん)と、大きく分けて三区(なぜか音読みと訓読みが混ざっている不思議)に分かれており、長北と長南にもそれぞれの字公 [続きを読む]
  • 金曜特集 「宮古口見聞録"〜みゃーくふつけんぶんlog」(3)
  • こんにちは。宮古島中を熱くしたトライアスロンも終わりましたね!。選手の皆さん、ボランティアの皆さんお疲れ様でした。私はテレビや沿道でゆる〜く応援をし、夜は家族でお弁当を持ってゴールの陸上競技場へ行って来ましたが、鉄人たちが最後の力を振り絞って陸上競技場に入って来るのを見ながら食べるお弁当は、なんだか罪悪感の味でした。来年はもう少しちゃんと応援します。さて、前置きが長くなりました。宮古島在住15年にし [続きを読む]
  • 第132回 「海上挺進基地第四戦隊戦没者勇之碑」
  • 先週から続く陸軍海上挺進隊ネタです。今回は攻撃部隊である本隊です。石碑が建立されているのは仮称・荷川取川(東仲荷川取雨水幹線)の下流部。24ノースと元ステーキ屋の間にある遊歩道の奥になります。この遊歩道は湾岸道路(北環状線)を境にして、下流部の荷川取漁港側は開渠に、上流側の遊歩道の一部が暗渠となっています。その遊歩道を上流に少し歩いたところに、この石碑は建立されています。【1977年:国土地理院撮影 / クリ [続きを読む]
  • 『続・ロベルトソン号の秘密』 第二十四話 「博愛記念碑のその後」
  • まずご報告があります。今回の「続ロベ」第24話で、このシリーズの連載から丸2年を迎えました。長期にわたりご愛読いただき、感謝しています。ドイツや沖縄本島や内地の歴史も参照しながら、1870年代から1930年代までの70年ほどの期間を中心に、ロベルトソン号や博愛記念碑に関連する隠れた史実などを、24回にわたり長々と紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。こんなニッチなテーマにお付き合いいただいた数少ない読者の [続きを読む]
  • 第131回 「海上挺進基地第四戦隊戦没者勇之碑」
  • 第151回 「海上挺進基地第四戦隊戦没者勇之碑」ちょっと久しぶりとなる戦跡モノの石碑です。建立されているのは荷川取公園の山の上。石碑のタイトルは海上挺進隊と、海っぽい名前が記されているのに山の上にあるのです。石碑のある場所について、もう一度ちゃんと説明しておきます。大和井から荷川取漁港方面に向かう通りから、少し奥まった位置にある荷川取公民館へと曲がり、公民館の裏手にある丘を中心として整備されているの [続きを読む]
  • 19冊目 「水の盛装」
  • 東京は桜満開の4月です。新年度、新生活に胸躍る春ですね。そして4月の宮古島はトライアスロン大会が開催されます。今月ご紹介する本は、大城立裕著『水の盛装』。宮古島トライアスロンがモチーフのひとつとなっている小説です。池間島に生まれた浜中千寿は、東京で写真を学んだ後島に戻り、東京の私立大学助教授で水中動物学専門の鳴海久志郎の撮影助手をしています。この二人は結婚間近の恋人同士、つまり鳴海はいわゆる“ナイ [続きを読む]
  • 第130回 「健康モデル指定地区」
  • 先週の「フィラリア防圧記念碑」を探って行く中で出て来た琉球政府厚生局。そのつながりでご紹介するのがこちらの石碑です。琉球政府、つまりは復帰前の組織であり、その名が刻まれている石碑は45年以上を経た今となっては、保存すら必要な歴史的な文化財に移行しつつあるのではないかと、勝手に愚考するのでした。価値がない訳ではなく、まだ価値が満たされていないだけなので、ぜひ、開発などで簡単に壊さないで欲しいものです( [続きを読む]
  • Vol.14 「デイゴの花咲く」
  • 南国宮古といえど三寒四温を繰り返し、このごろやっと春(初夏)を実感するようになった。今年はまさに寒さと温かさの繰り返しで、ぴしーぴしだったり、ぬふーぬふだったりと、着るものも冬と春を行ったり来たり。そんな中でも植物は、わずかな春の暖かさも見逃さず、3月中旬頃からデイゴの赤い花が咲きだした。赤い花は青空によく映え、天気の良い日はすぐ目に留まる。デイゴは葉がない状態で花をつける。木全体に花をつける場合も [続きを読む]
  • 第129回 「フィラリア防圧記念碑」
  • この石碑の存在を知ってもなお、フィラリアは犬のかかる病気で、マラリアの間違いだろ!っと思っていました。すみません、ホント、無知って怖いですね。ということで、お勉強がてら石碑を紐解いてみたいと思います。こちらの石碑は宮古保健所。今は福祉保健所と云うそうですが、その敷地内にあります(道路沿いのフェンスそば)。どういう石碑なのか、石碑裏面にある解説をまずがーと。 昭和40年1月から宮古で始められたフィラリア [続きを読む]
  • 金曜特集 「宮古口見聞録"〜みゃーくふつけんぶんlog」(2)
  • こんにちは!春休み真っ只中ですね。皆様いかがお過ごしですか?私は学校給食の有り難みを痛感している毎日です。先週に引き続き、宮古島在住15年にして未だに宮古口が聞き取れない私、川上良絵がドゥカッティ(自分勝手)な考察を交えて普段着の宮古口を紐解いてみたいと思います。【いーばー】「宮古方言散歩道〜平良的表現」(著 奥平博尚 初版1996年 改訂2009年)によると、「いい気味」という意味ですが、今の子供達は「いいなぁ [続きを読む]