てる さん プロフィール

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てるさん: おためごかし
ハンドル名てる さん
ブログタイトルおためごかし
ブログURLhttp://trrno.com/
サイト紹介文嫌いな家族の唯一のオアシス、母は、末期がん患者だった。母の前で泣かないため、弱音を4コマにしてます。
自由文突然末期ガンを患っていることがわかった、母。「彼女を支えるために前向きに生きるのはもちろん大事だけど、つらいって言う権利だってあるはず」今感じていることを記録するために漫画(アナログ)を描き始めました。
治療法の紹介など実践的な内容はほとんどなく(すみません・・・)、日々の会話で印象的だったことや、悲しい中でもおかしかったことを中心に描いています。本・映画・漫画の紹介も少しだけ。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供119回 / 153日(平均5.4回/週) - 参加 2017/01/27 23:28

てる さんのブログ記事

  • 額縁に入れたい刹那
  • お気に入りのシーンがある物語は、それだけで読んだり観たりした意味があると、私は考えています。最近、人生って案外、「お気に入りのシーンを集める作業」なのかなって、思ったりするから。自分が経験したことでも、人から聞いたことでも、疑似体験したことでもいい。夜の大学で、体育館が、まるで巨大なウーパールーパーでも幽閉しているかのように白く、ぼんやり光っていたこと。旅行から帰ってきて、一人暮らしの借り物の家の [続きを読む]
  • いいじゃないか、つくりものの世界ならどれだけめちゃくちゃに壊したって
  • 決して穏やか、とは形容しがたい性格を持つ友人と、彼女行きつけの割烹で飲んでいたとき(私は同じ年で行きつけの割烹がある人を他に知らない)、彼女は、山羊のキャラクターを操作して家も畑も街も好きなだけめちゃくちゃにすることのできるゲームがあるのだと教えてくれた。彼女がコントロールする山羊が、テーブルや椅子やにんじんやきゃべつや、何かの集会をめちゃくちゃにしても、彼女は毎日通勤電車に乗って、二人しか社員がい [続きを読む]
  • 排他的な人々を呪う排他的な私
  • 私がまだ10代だったころ、同級生に、お母さんかお父さんが外国の方だという友人がいました。友人は珍しい名前を持っていて、それは知的な響きで本人によく似合っていて、何度でも呼びたくなる音で、いいなあと私は思っていたのです。ある日、「でも苗字がね、ちょっとA(友人)のイメージと違うんだよね」と私が言ったら、友人は「日本語の苗字は、本当の苗字じゃないからね」というような回答をして、曖昧に笑いました。こんなこ [続きを読む]
  • ははまんが118:新出語句
  • この窓口は、どちらかというと警察や救急車の手配について相談するためのものでした。この時期の我々家族は、とにかく入院させるという選択肢ばっかりを考えていて「では緊急入院ではどうだろう」と考えて、質問をしてみたのでした。(私の質問の要領を得なさ&同居していない家族なのに問い合わせてくるというわけのわからなさからだと思いますが、ここでもやや冷たくあしらわれ私はこの日世の中が大っ嫌いだと思いました)緊急入 [続きを読む]
  • ははまんが117:たどりつけない最後の砦
  • 東京都が紹介している「いのちの電話」とそれに類似するサービス(というのが適切かわかりませんが・・・)は私が電話をかけたその日、5か所くらいありました。何度かかけてみたのですが、どこにもつながりませんでした。(「いのちの電話」で検索しようとすると、予測で出てくるキーワードが「つながらない」なのできっとこれはこの日に限ったことではないのでしょう)自分が、これから命を絶とうとしている当人だったら、「最後 [続きを読む]
  • 忘れられてもなくならない、子どもの私は、ずっと。
  • かつて、職場の同僚に「過去に戻りたいと思うことはある?」と聞かれたことがあります。母が病気でなかった頃には戻りたい気持ちもありますが、基本的には私、「戻りたくない」派です。今の自分が、私の人生史上一番いろいろ知っていると思うから。とりわけ、小学生の頃にはまったく戻りたくありません。見た目のだささ。内面の残酷さ。つまらないことでしかつながりを確かめられない友人関係。今だって決して聖人ではないけれど、 [続きを読む]
  • ははまんが116:爆発を止めるには
  • なんだかこの漫画だけやけに大きく表示されるような・・・気のせいかな。とても肉厚で柔らかそうに見えますが、4コマ目の左の絵ははさみです。鬱病であった方の書いたものを、一時期ネットでいろいろ読んでいたのですが、その中に「精神病院に入院できて私は良かった。凶器になるようなものが隠されていたから」と書いている方がいました。必要以上の食べ物を家に置かないのが一番のダイエットの方法だと私は思っているのですが( [続きを読む]
  • ははまんが115:慌てる力
  • もはや月1更新の様相を呈してまいりましたが、細々と続けてまいります。このとき私は駅にいました。温かい人なら、すぐに実家にとんぼ返りしたりするのでしょう。それができなかったから、私も人として大事なものが欠けているのかもしれないなあと思います。===ブログランキングに参加しています===ハイパースロー更新にも関わらず、漫画を読んでいただき、ありがとうございます^^下の四角いバナーを していただくと、ラ [続きを読む]
  • ははまんが114:行き先はわからない
  • 前回の続きで、語り手は母です。 自分の実家に帰った、という話を母がLINEで始めたとき、ここに着地するとは思わなくて。一回電車から降りて、駅でしばらくぼーっとしてしまいました。だって、どうしていいか、全然わからなかった。でも母に比べたら私はなんだかずっと冷静で、自分のそういう人間として大切な部分が欠けているところもすごく嫌でした。とはいえこれは今よりも少し前のことで、今は比較的つぼは落ち着いている [続きを読む]
  • ははまんが113:限界
  • 今回は経緯の話なのであんまりエピソードが進まなくて、すみません。父も母を管理しようとするし、ツボも誰の目もない時間がないと不安だし・・・。、母の時間はただでさえどれくらいあるかわからないのに、なんであっちもこっちも!!===ブログランキングに参加しています===お忙しいお時間、当ブログにお越しいただき、ありがとうございます^^下の四角いバナーを していただくと、ランキングが上がるシステムです!よろし [続きを読む]
  • ははまんが112:決定的証拠
  • どこまで載せるか結構考えて、削っているところもあるのですが、この話を母から聞いたとき肝がきゅっと絞られる気持ちになったから、同じような気持ちをしている人の絶望を少しでも薄めたくて、このエピソードは掲載することにしました。あとでこのことについてもう少し描いていくと思うのですが、先に。もし、身近な人の自殺を止めたい方がいらしたら。(私も、「自殺 止める」でさんざん検索したので、あえて直接的に書きます。 [続きを読む]
  • ははまんが111:扉の向こうの夜の長さ
  • 悪い心療内科に行くと、薬漬けにされるだけだ、という話を前に聞いたことがあって怖い気持ちもありました。でもこのあと、ツボが少し夜に眠れるようになったという話を聞いて、信じられる情報を提供してくれそうなところを見つけられたら、自分の偏見を思い切って捨ててみる方に希望をかけてみた方がいいのかも、と感じました。薬が何とかしてくれる、と考えるんじゃなくて、薬がはしごになるのだと、その先に行きやすくなるための [続きを読む]
  • ははまんが110:不安に与えられる名前
  • 私は、ほっとしたけど、ツボはもっと、追い詰められたかもしれません。「そうはいっても、自分はもしかしたら普通かも、何もないかも」と信じることさえ、許されなくなってしまったから。===ブログランキングに参加しています===とっても久しぶりの更新なのに、相変わらずスローな進み方の漫画を読んでいただき、ありがとうございます^^下の四角いバナーを していただくと、ランキングが上がるシステムです!よろしければ [続きを読む]
  • ははまんが109:頂はもっと先にあります
  • 何も、精神の病気のことだけではないですけど、何か相談したいことがあったとき、「平日の昼間」対応するのが、普通の世の中ですよね。「平日の昼間」働いている人がたくさんいる中で変だなあと思うことがあります。何より変だなあと思うのは、疲れ切る前に何かするんじゃなくて、疲れ切ってようやく腰を上げるのが当たり前になってる世の中に迎合する、私(たち)。===ブログランキングに参加しています===今日、話し相手にいらい [続きを読む]
  • ははまんが108:確認事項は行列のように
  • 私がもともと短気だというのもありますが、心が疲弊しきっている人が、このような電話に対応できるのかなあと不思議でした。この病院に行ったあとのツボが「受付は忙しすぎて、じっくり対応している余裕などなさそうであった」と言っていました。悩める人の行列も、頭に浮かびました。===ブログランキングに参加しています===お忙しい時間に、漫画を読んでいただき、ありがとうございます^^下の四角いバナーを していただ [続きを読む]
  • ははまんが107:本質が試されるとき
  • 前回の続きで、語り手は母です。どんなに頭に血がのぼっていても母に「死ね」って言わなかったこと、調子が悪くてもツボの優しい気持ちは死なないんだ、ってわかった気がして、私は嬉しかったです。===ブログランキングに参加しています===ゴールデンウイークも、しんどい気持ちで生きている皆様。とりあえず、一日ずつ、やっていきましょ。あんまり先のことはわからないから。よろしければ、ぜひ応援 をお願いいたしますm( [続きを読む]
  • ははまんが106:饒舌な拳
  • かっぴーさんに記事を紹介していただいて浮かれていたのも束の間、元・家は大荒れで私もくたびれました。実はこの漫画はだいぶ前に描いたものですが、最近、ますますツボの気持ちの調子が悪いのです。彼のつらいのを止める方法は、命を絶つ以外にないんだろうか。描きためていた分は、少しずつ公開していきます(ますます暗いけれども)。===ブログランキングに参加しています===世間は(名ばかり?)プレミアムフライデー!皆さん [続きを読む]
  • ははまんが105:背中は自分では押せない
  • 「自分は何をしてもだめだ」と思っている人に、前回うまくいかなかったことについて、もう一度自分で踏み出すように仕向けるのは酷な話でした。もちろん本人が行きたくならなかったら、無理に連れていくことはできないけど、しんどい思いをしている人が、自分が大丈夫かそうじゃないかって、判断できなかっただろうな、と。友人の「話をよく聞いてくれるところ」という言葉が暗に「話をよく聞いてくれないところ」が存在することを [続きを読む]
  • ははまんが104:ググっても出てこないこと
  • 精神的に調子が悪いとき、どんな病院に行けばいいかは、検索してもわかりませんでした。どうやって情報を集めたらいいかも、このときはいいアイデアが出ず、とりあえずアクセスのよいところにある、すぐ診てもらえそうなところに行ったのですが・・・。相性のこともあるかもしれませんが、このときの彼にとって病院で話をきちんと聞いてもらえなかったことは、大きなマイナスになってしまいました。最近読んだ「うつヌケ」と [続きを読む]
  • 「左ききのエレン」:がんばったで賞のない世界で、ノースポーの私たちは。
  • 自分の漫画もがしがし投稿しなくては!なのですが、cakesで連載中の漫画「左ききのエレン」がHOTなので、ごり押しレビュー(レビューなの?)を。友人知人に薦めまくってもみんな読んでくれないので、「インターネットの波に流したろ!」と思い、キーボードを叩いている次第です。漫画を読んでくださっている貴重な皆様でしたらご存知の通り、私の「スイッチ押して死ねるなら死にたい」モードは継続中。そんな中毎日23時頃まで [続きを読む]
  • ははまんが103:自分の選択はいつも間違っている
  • お久しぶりの、漫画です。事情をこれからまた描いていきますが、我が家の「ガン患者」は、2人に増えてしまいました。ということで、考えることが多すぎて、私も休日はただぼんやりしたりしております。ははまんがと言いながら、しばらく精神的に調子の悪い家族「つぼ」について描いていきます。発達障害についてのことも、追って描いていきたいと思っています。 つぼは、高校の部活選びからそもそも間違えていたと話していま [続きを読む]
  • 世界一周宣言
  • かなーりお久しぶりの投稿になってしまいました!へとへとになりながら働いております!今日はメインコンテンツから離れて、世界一周について。ははまんがの中でも何度か触れておりますが、筆者は母の病気がなんらかの形で一段落したら、世界一周に出ようと思っています。というのも、母の病気について、他の家族のどうしようもなさについて、いろいろ考えて辛いとき、世界一周ブログが私の気持ちを明るくしてくれたからです。例え [続きを読む]
  • ははまんが102:スピーク・ロウ
  • 今まで、抗がん剤の副作用は言われているほどのものじゃないのかも、と思っていた。やっぱり、大変な治療だった。母は顔色が悪くて、少し話したら横になって眠らないと持たない。私ともう一人の家族はいるだけでいらいらしてしまう、家とも思えない家。でもそこに帰りたがっている母。===ブログランキングに参加しています===今日も漫画を読んでいただき、ありがとうございます!下の四角いバナーを していただくと、ランキ [続きを読む]
  • ははまんが101:夜景のきれいな病院
  • 母が元気なときのお見舞いは、不謹慎ですが、ちょっと楽しかったです。そんな時間は、ほんの一瞬でしたが。===ブログランキングに参加しています===闘病中の皆様も、そんなご家族をお持ちの皆様も、三連休明けしんどいぜ!の皆様も、漫画を読んでいただき、ありがとうございます!下の四角いバナーを していただくと、ランキングが上がるシステムです!よろしければ、ぜひお気軽にぽちっと、お願いいたしますm(_ _)mにほん [続きを読む]
  • ははまんが100:元気だったときのこと
  • 母は昔、小学校の特別支援学級で講師をしておりました。そのときの話です。ついに漫画が100本目なので、時系列はめちゃめちゃですが、母が楽しく仕事をしてたときのことを描きました。私も母と同様で「グロ系怖いものみたさ」があるので一緒に明治大学博物館に行ったことがあります。(世界の拷問に関する展示がされているというおどろおどろしい場所です・・・)===ブログランキングに参加しています===暗い&つたない漫画を読 [続きを読む]