drkazumaru さん プロフィール

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drkazumaruさん: 「がん」になるって、どんなこと?
ハンドル名drkazumaru さん
ブログタイトル「がん」になるって、どんなこと?
ブログURLhttp://doctor-teacher.hatenablog.com/
サイト紹介文大学病院で働くがん専門医の、がん教育活動の記録です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供68回 / 111日(平均4.3回/週) - 参加 2017/02/06 10:10

drkazumaru さんのブログ記事

  • 【5月27日(土)】Yahoo!ニュースにご紹介いただきました!
  • 今日のYahooニュースにご紹介いただきました!headlines.yahoo.co.jp突然の告知、第8弾です。今日のYahoo!ニュースにご紹介いただきました!https://headlines.yahoo.co.jp/article…このところ多くの方々から、がん教育についてのお問い合わせを頂くようになりました。去年までは、こちらから学校に伺って、何とか授業をさせて頂けないかと、先生方に平身低頭してお願いしていたのですが、こうして数多くのメディアに取り上げ [続きを読む]
  • 行政とがん教育③ 医師が学校に出向くのは・・・
  • がん教育の主たる目的は、児童・生徒が、正しい生活習慣を送ることで強い体をつくり、より健康的な生活を送れるようにすることですが、もう一つの重要なねらいは、子どもたちに健康やいのちの大切さ、家族の有り難さ、家族の一員としての自分の役割、などを気付かせることです。昔から、子どもたちは白いキャンバスだとよく言われますが、私も経験上そう思います。私の話すことを子どもたちが真剣な眼差しで聞き入ってくれる時には [続きを読む]
  • 【 5月22日(日)群馬県退職高等学校校長会で講演しました。】
  • 私が教育学を学んだのは、東京福祉大学教育学部通信課程です。東京福祉大学は、名称は東京を冠していますが、本体は群馬県の伊勢崎市です。私が受けたスクーリングの大半は伊勢崎校舎だったのですが、「教育実習指導」という科目でご指導いただいた栗原倢(さとし)先生は、群馬県立高校の元校長先生でいらっしゃいます。今回、栗原先生のご高配で、群馬県高等学校退職校長会で講演の機会を頂きました。校長会というくらいですから [続きを読む]
  • 行政とがん教育② がん教育の定義と教育内容
  • 「がん教育」の在り方に関する検討会の報告書には、以下のようにがん教育の定義と目標、具体的な教育内容が記されています。がん教育の定義がん教育は、健康教育の一環として、がんについての正しい理解と、がん患者や家族などのがんと向き合う人々に対する共感的な理解を深めることを通して、自他の健康と命の大切さについて学び、共に生きる社会づくりに寄与する資質や能力の育成を図る教育である。がん教育の目標① がんにつ [続きを読む]
  • 行政とがん教育① がん教育の社会的背景
  • これまでこのブログでは、私ががん教育を行ってきた経緯や現在の活動を中心に報告してきましたが、実は国も、文部科学省と厚生労働省がともに協力しあって、学校におけるがん教育の推進を図っています。これまでの行政の動きを見てみましょう。平成19年に施行されたがん対策基本法の下、政府が平成24年に策定したがん対策推進基本計画では、分野別施策と個別目標という項で、以下のように記述されています。そして平成25年度には、 [続きを読む]
  • 【5月16日(火)東京がん化学療法研究会で講演しました。
  • 東京慈恵会医科大学の相羽恵介教授のお招きで、東京がん化学療法研究会(TCOG)の例会で、がん教育の講演をさせて頂きました。TCOGの歴史は古く、1972年3月、第1回月例研究会を国立がんセンター内カンファレンスルームにて開催したことを契機に発足し、がんの臨床研究を支援し、また治療技術の向上に寄与するための活動を続けています。現在は臨床試験の支援事業を中心に活動されていますが、この領域の重鎮だけでなく、臨床腫瘍医 [続きを読む]
  • いざ、学校へ!③
  • 正直言って、私はその時初めて、自分がいかに教育というものに無知であったことに気がついて唖然としました。当たり前のことなのですが、学校の先生は日常会話の延長や思いつきで授業をしているのではありません。個々の児童・生徒に目を配り、どんな内容をどうやって教えるべきか、どうすればこどもたちが興味を持つのか、どんな教材を用いるか.....etc を、プロの目で考え、準備をしています。子どもたち相手に本格的に授業をす [続きを読む]
  • いざ、学校へ!②
  • 実は私は、自分の二人の息子の授業参観に一度も行ったことがありませんでした。子どもたちが小さかった頃の私は、確かに典型的な仕事バカでしたが、仕事が忙しくて、なんて、何の言い訳にもなりません。もしかしたら私は、自分の子供の教育に興味がなかったのかもしれません。子どもの教育は、全面的に妻任せで、本当に無責任な父親でした。そんな私が、今では教員免許を取ったり、学校に行って授業をしたり、どや顔で教育の重要さ [続きを読む]
  • いざ、学校へ!①
  • 養護教諭の若林先生の特別な思いもあり、こうして私のがん教育はスタートすることが出来ました。今でこそ、がん教育が自分のライフワークの一つであると公言していますが、もし、彼女の申し入れがなかったら、私はがん教育を諦めざるを得なかったのではないかと思います。その意味では、彼女は私にとって救世主とも言えます。人生は全く分からないものです。さて、学校からがん教育の許可をいただいて、やっと一安心したものの、私 [続きを読む]
  • 手を挙げてくれたのは......③
  • 終末期医療に携わる医療者のなかでも、特に看護師は激務です。患者さんに深く寄り添って看護する一方で、その家族や医師との間で、非常に繊細な調整的役割を担います。そのため、患者さんに対する思い入れが深くなりすぎて、業務の範疇を超えてしまったり、医師との考え方のギャップに悩んでしまうことも多く、患者さんが亡くなったり、医療者間の信頼関係が崩壊した際に、バーンアウト、いわゆる燃え尽き症候群になってしまうこと [続きを読む]
  • 手を挙げてくれたのは......②
  • 「私、実は看護師だったんです.......』と、おもむろに彼女は話し始めました。「看護学校を卒業して、最初に配属された病棟が、がん患者さんたちがたくさん入院している病棟だったんです。」「当初は看護師としての使命感に燃えていました。からだの痛みや不調に苦しむ、がん患者さんの役に立ちたくて、朝から晩まで心を込めて、一生懸命看護をしました。」「でも、仲良くなった患者さんたちが、次々と亡くなっていくような病棟で [続きを読む]
  • 【4月25日(火)】新宿区『暮らしの保健室』で講演しました!
  • 新宿区には戸山ハイツという都営住宅があります。旧陸軍戸山学校跡地に、戦災者や引揚者を住ませる木造住宅を建てたのが始まりだそうです。都心にありながら、広大な敷地に、なんと35棟もの建物が建ち並ぶ、古き良き(?)昭和のマンモス団地です。その一画に、「日本のマザーテレサ」とも呼ばれる、あの秋山正子さんが運営する「暮らしの保健室」があります。団地の入居者が高齢化して、閑散としつつある団地の1階に、2011年に開設 [続きを読む]
  • 手を挙げてくれたのは......①
  •  その電話は、新宿区の落合第一小学校の養護教諭の先生からの、「うちの学校で授業をしてみませんか?」という、お招きのお電話だったのです!!私は、ただうれしくて、うれしくて...........実際に自分がどう応対したのか、よく覚えていません。四面楚歌だと思っていたのに、たった一人だけ申し出てくれたことに、何度もお礼をいいました。 ともかく一度お話を聞きたいと思って、アポイントをとって、早速に学校に伺いました。 [続きを読む]
  • 学校に行こう!と決めたけれど...④
  • 養護教諭の立場で考えてみると、毎日多忙を極める中で、教育長の指示でとはいえ、半ば強制的にこのプレゼンに招集されたのです。そして暑い中、汗を拭き拭き会場に行ってみたら、一度も会った事のない大学病院の中年医者が出てきて、突然に「がん教育」の重要性なるものを蕩々と説明し、挙げ句の果てに、「出来るだけ早く協力してほしい、一緒にやりましょう!」などと、暑苦しく要請したのですから、「何だこいつ!」と反感を持た [続きを読む]
  • 学校に行こう!と決めたけれど...③
  • 私は「がん教育は、まだ学校には受け入れられないんだ。」と、すっかり落ち込んでしまいました。ただ、多くの学校に出入りするようになり、教員免許まで取得した今なら、養護教諭の先生たちが、なぜあれほど強い拒絶反応を示したのか、よく理解できます。わが国の学校教育現場は、われわれの予想以上に多忙を極めています。古き良き時代ののどかな学校生活は遠く消え去り、児童・生徒指導の内容は高度・複雑化し、事務仕事も山積み [続きを読む]
  • 学校に行こう!と決めたけれど...②
  • 「こどもたちに直接がんの話をすることができるんだ!」と思うと、あれも話したい、これも伝えたい、などと、きりがありませんでした。自分の授業を聞いてくれている子供たちの、澄んだ瞳を勝手に夢想したりもしていました。いま考えると、ほんとうにお花畑状態でしたが、区内の29名の養護教諭が全員集まると聞き、「一体いくつの学校が手を上げてくれるだろう?」と、軽い興奮を覚えながら、配付資料も念入りに作成したことを覚 [続きを読む]
  • 学校に行こう!と決めたけれど...①
  • 「学校に行こう!」、と思ったものの、実際にどうすればいいのか、見当もつきませんでした。自分の子供たちはとっくに成人しており、保護者として学校と関わったのは10年以上前ですし、現在は大学の教員であっても、小・中・高の学校との繋がりは全くありませんでした。とりあえず、地元の教育委員会に電話して、学校で授業をさせてもらえるのか、お尋ねしてみました。会ったこともない医者からの突然の電話で、こちらの意図を先方 [続きを読む]