ハマカズシ さん プロフィール

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ハマカズシさん: ハマブログ
ハンドル名ハマカズシ さん
ブログタイトルハマブログ
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/hamakazushi/
サイト紹介文小説家。 「勇者に期待した僕がバカでした」(ガガガ文庫)「広島の探偵」(徳間文庫)
自由文小説家やってます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供70回 / 106日(平均4.6回/週) - 参加 2017/02/10 08:33

ハマカズシ さんのブログ記事

  • 「愛してる」の言葉よりも「いいね!」が欲しいんだろ
  •  SNSを眺めていると、なぜも私の周りにはこんなに幸せな人生を送っている人ばかりなのだと、臍を嚙み千切りながら思わず嫉妬してしまいます。  Facebookにしても、「今日もお仕事頑張った! 明日も頑張るぞ!」なんて前向きな言葉が溢れているし、「自分への御褒美!」なんて言いながら高級なアイテムを買っているし、「気の置けない仲間たちと!」みたいな感じで酒をあおっているし、なんて楽しそうなイベントに満ち溢れ [続きを読む]
  • 萌え
  •  みなさん、萌えてますか?  世の中にはいろんな萌えがございます。 先日お会いした人はなんと「流木萌え」とのことで、海岸に流れ着くええ具合の流木を見ると心がキュンとして、女子高生のころのかっこいい先輩を木陰から眺めるあの甘酸っぱい感覚になるらしいです。そいつは男ですけど。  彼は暇を見つけては海岸へ出向き、流れ着いた流木を拾っては「グッド!」とか「ファビュラス!」とか言いながらせっせと家に [続きを読む]
  • 死について考えた
  •  人が死んで悲しい、という結末の小説を読んでいたら、なんだか死にたくないなぁと当たり前の感情がこみ上げてきた。  そもそも私は普段から死に対する恐怖というものを人一倍感じて生きているので、こうやってあらためて文字にすると、なんて恥ずかしいことをほざいているのだ、と赤面して顔を覆ってしまう。  この前見た映画で、病気で死にかけた主人公が手術が成功して、こう言ってた。「あと2,3年の命なら暇つぶ [続きを読む]
  • 秘密結社に憧れて
  •  平日の昼間。 私も街中のカフェなんかで仕事をしていると、まわりにはいろんな人がいることに気づく。資格の勉強をしている者、英会話レッスンを受けている者、仕事をサボリーマン、マダムたちの歓談、エトセトラ・エトセトラ。  そんな中で、意外と見かけるのが怪しげな勧誘である。宗教的なものや壺や羽毛布団の押し売りなんかは今は昔、今日見かけたのはこんなものであった。 「秘密結社ですか?」   [続きを読む]
  • もしもギターが弾けたなら
  •  楽器ができる人はすごいなぁなどと常々考えながら生きている。 というのも私はそういった楽器の類はもとより歌を歌うのも苦手で、どうにも人に音を楽しむ歓びを与えることはできないようである。土管のある空き地で「ボエー」と歌うあれに近いレベルである。 だもんで歌が上手い人や楽器を器用に演奏する人を見ると「達者なもんだ」とか「マーベラス!」とか羨望の眼差しで眺めてしまう。楽器ができる人はモテるというのは [続きを読む]
  • パーソナルスペースの侵犯
  •  パーソナルスペース、というものがある。  他人に近づかれて不快に感じる空間のことらしい。 難しいことは分からないが、誰しも人と関わるうえで気になることはあるだろう。  まあ不快に感じるかどうかは別として、この世界には何十億という人が生きているわけだから、このへんの距離感というのはそれぞれ違うのは当たり前である。  昨日のことである。 私はとあるラーメン屋に入り、小腹を満たそうと [続きを読む]
  • 趣味いかがですか
  •  趣味を聞かれると困ることが多い。  趣味というのは人間一人につき一つというわけではなく、特に熱しやすく冷めやすい薄情な私は趣味っぽいものをいくつも所持している。 世間では「貧乏暇なし」とはいうが、暇な奴ほど趣味は増えて貧乏が加速するというデフレスパイラルのようなことが起きやすく、すなわち貧乏になってしまう。むしろ「貧乏趣味あり」である。  ともかく、このように趣味を尋ねられると、私のよう [続きを読む]
  • FF外から失礼したい
  •  いくら年をとっても好奇心というかやりたいことというのは増えていく一方で、それらをいちいちやっていくには時間も金も甲斐性も足りんので諦めよ、みたいになりがちな今日この頃です。 「そないに簡単に諦めなさんな。やりたいことやるのが人生だっせ」と諭してくれる方もいることでしょう。至極当然、やりたいのに自分から諦めていては精神衛生上よくはありません。ストレスばかりが溜まってわやくちゃになって、ただ消費 [続きを読む]
  • トイレ先進国
  •  出先でトイレに困ったことはあるだろうか。きっとあるはずである。  そもそも日本という国はそんじょそこらにトイレがあり、しかも無料で使えるし、さらに綺麗という、世界的に見てもトイレ先進国であろう。 これは非常に素晴らしく、往来で我慢できず漏らしてしまったり、野原で仕方なく用を足すというようなことはほぼないと言える。ほぼ。  海外に行ったときなどは、トイレの前に少年がいて「用を足したければ金 [続きを読む]
  • 夢はパン屋さん
  •  この前、尾道に行った。  みなさんご存知であろうか。尻尾の道と書いて、尾道。 私も仕事では何度も訪れたことのある地であるが、いざ観光となると初めて、まさに初体験なのである。初めてのことは何歳になっても楽しみなものである。  尾道といえば、映画の街と言われ、大林宣彦監督の「時をかける少女」や「転校生」が有名でしょう。見てないけど。  または文学の町としても有名で、林芙美子や志賀直哉が居 [続きを読む]
  • GW真っ只中
  •  世の中はゴールデンウィークだかに突入したと浮足立っているようである。 何連休だなんて喜び、大きなスーツケースを持った人たちが空港から順々に飛び立っていく。なんとも楽しそうなウィークではなかろうか。  私もこれにあやかろうと、勝手にゴールデンを気取り、どこか出かけようと思い立つのである。ワイハーなどでバカンスと洒落こむのは如何にもすぎる嫌いがある。それならばエウロッパのほうへ行って、たとえ [続きを読む]
  • フリー&ランサー
  •  久しぶりに友人と会ったりすると、時節の挨拶を述べた後はとかく「今何してんの?」みたいな話になりがちである。 「今はあなたとひさしぶりに会って旧交を温めようと喋っているのではありませんか」とか「息をしています」などと答えてしまうと、「こいつはなんて頭の悪い奴だ。行間のひとつも読めやしない」と呆れられてしまうのであるので注意が必要だ。 こういうときの「今何してんの」は「あなた様は今現在、どういったご [続きを読む]
  • 創作活動の難しさ
  •  トランペットを吹いているひとの後ろからぶつかるというシチュエーションのCMを流したところ、「なんて危険なことをするんだ」とか「楽器を楽しむ人になんて攻撃的な行為」とかクレームが殺到し、急きょ放送が取りやめになったらしい。  この厳格な世の中、あやふやなことをすると多方面から「私はとても博識だから言うけど、それは間違ってんのとちゃう?」とか「私は常識があるので言わせてもらうけど、それは不適切なん [続きを読む]
  • 俺はちくわぶを知らない
  •  ちくわ、とはその語感だけ聞くと誠に面白い名前である。 街角で「ちくわー!」と叫びながらどたどた走っている人がいたならば、きっとその人はひょうきんで人気者だろうなぁ、と想像せざるを得ないパワーを持っている。  春の昼下がり、ちくわ、という名前に興味を持った私はその語源を調べるという、非常に有意義な時間を過ごすのである。いわゆる、することがなくて暇だった、とは口が裂けても言わない。知的好奇心を満 [続きを読む]
  • 就職活動との戦い方
  •  世は就職活動シーズンらしい。  現在は作家兼エコノミストである私も、一応は就職活動というものをある程度戦い、適当な会社に就職したという輝かしい経歴を持っている。 そりゃあもう面倒くさかったことを覚えており、面接ではプライドをめったんめったんに踏みにじられ、もう二度とあんなことはしたくないと懐かしむ日々であります。  ここ数日も外を出歩くと、同じような黒いスーツを着て、同じような黒いスーツ [続きを読む]
  • ライスカレーとは
  • 腹が減り、私はとあるレストランに入った。  席に座り、メニューを閲覧、その中に「昔ながらのライスカレー」というものがあった。私は店員さんを呼び、「カレーひとつ」と注文した。その店員も「注文を繰り返させていただきます。カレーをひとつですね?」と言う。 誰も正式名称の「昔ながらのライスカレー」とは言わなかった。  場末のファミレスなどに行くと、時に注文しにくいメニューがあったりする。これもその [続きを読む]
  • 小野マトぺ氏の決断
  • 「小野さん! 小野さん!」  さっきから自分の名前を呼ぶ声と、ドンドンと扉を連打する物騒な音で小野はようやく目が覚めた。カチカチ鳴る時計を確認するまでもなく、カーテンの向こう側に光がないことからも、まだ夜だということは理解できた。  小野はこのままでは近所迷惑だと目を閉じることを諦め、ベッドから這い出る。声の主には心当たりがあるので、このまま騒がれ続けると隣人に110番されかねない。それでは [続きを読む]
  • 社内用語の罠
  •  言葉というものは日進月歩というか、新たに作られ進化していくものである。業界用語だとか専門用語だとか、一般性のないあるコミュニティの中でしか通用しないものも日々クリエイトされ、知らない言葉はどんどん世の中に溢れている。  その会社内でしか通用しない社内用語というものも存在する。社内用語を作る目的というか利点は、ただ単純に長い言葉の省略可であったり、言葉の意味をぼかして他社に知られないようにする [続きを読む]
  • 梁塵屁抄
  • 人間生きていれば生理現象に抗う術などないことは誰でも知っており、我慢とか忍耐とか根性だけでは回避できない場面は経験することであろう。 そしてその生理現象と言うものは他者に知られると、とかく羞恥とか敗北感とか、そういった負の感情が湧き出るのである。よって人は抗えぬ生理現象を、あらかじめ対策することによって根本を取り除いておいたり、気合で退けたり、知らんぷりなどしてできるだけ自分から遠ざけようとす [続きを読む]
  • ポジティブという優しさ
  • 「社会人になって一週間。先輩には叱られてばっかりで、俺いったい何やってんだろってへこむときもあります。昨日も仕事が終わらずに夜の12時を回ってしまって、才能ないのかなぁ、なんてため息ついちゃったけど、先輩が『俺も若いころはそうだったからお前の気持ちはよく分かる。それでも諦めちゃだめだ』なんて言いながら栄養ドリンクをくれた。ちゃんと俺のこと見ててくれてるんだと思ったら、すごく嬉しかった。ずっとこの人に [続きを読む]
  • ポジティブは世界を変える
  • 「社会人になって一週間。先輩には叱られてばっかりで、俺いったい何やってんだろってへこむときもあります。昨日も仕事が終わらずに夜の12時を回ってしまって、才能ないのかなぁ、なんてため息ついちゃったけど、先輩が『俺も若いころはそうだったからお前の気持ちはよく分かる。それでも諦めちゃだめだ』なんて言いながら栄養ドリンクをくれた。ちゃんと俺のこと見ててくれてるんだと思ったら、すごく嬉しかった。ずっとこの人に [続きを読む]
  • 踊れないなら、ニートになってしまえよ
  •  その昔、三上甘照という男がいた。甘照は高校二年生であり、学校ではそろそろ受験モードに突入だと言わんばかりに、学友たちも予備校だ公文だ寺子屋だと慌てだし、夜な夜な鉢巻を巻いて「欲しがりません受かるまでは」と竹槍片手に勉学に励み始めた頃であった。  甘照もそのような同調圧力に屈し、「ここはひとつオラも東大でも目指してみっか」と弓矢八幡そう決心して「母上、本日はウイークエンドではありますが某は勉学 [続きを読む]
  • 春来たりなば、猫遠からじ
  •  窓を開けるといい天気。いつの間にか春ですね。ということで何もする気もなく外をながめていると、駐車場で猫が大勢集まって集会をしておりました。車座になって、何やらニャーニャー言い合っているようで、暇な私はとてもうらやましくそれを眺めていました。俺も混ぜてほしい。そう思っても仕方がにゃい。 私は急いで家を飛び出し、その猫の集会に混ぜてもらおうと思いました。しかしながら、吾輩は人間である。この日本に [続きを読む]
  • ペンネームの話
  • 「画狂老人卍」ってご存知ですか?  これは葛飾北斎の晩年の名前なんですよね。葛飾北斎というと富嶽三十六景とかの浮世絵で有名なあの人です。北斎はえらい変人と言われていて、名前も死ぬまでに30回ほど変えたらしく、気が向いたら改名したり、その当時の名前を弟子に売っぱらったり、なんかそんな感じらしいです。そしてその最晩年につけた名前が「画狂老人卍」であり、浅草にある墓にもこの名前が残っているのです。私も [続きを読む]
  • エイプリルフールに、恋
  •  それは去年の4月1日の話。  応援しているサッカーチームが負けて、むしゃくしゃしているという表現が一番しっくりくる帰りの電車。全方位に悪意をまき散らし、流れる車窓にさえも恨めしや。  今日という日の存在自体がまるっきりの嘘で、もう一度朝起きたときからやり直してくれないものだろうか。そんな荒唐無稽なことを思い浮かべては今日がエイプリルフールであることを思いだした。  私、普段から毎日のよ [続きを読む]