ハマカズシ さん プロフィール

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ハマカズシさん: ハマブログ
ハンドル名ハマカズシ さん
ブログタイトルハマブログ
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/hamakazushi/
サイト紹介文小説家。 「勇者に期待した僕がバカでした」(ガガガ文庫)「広島の探偵」(徳間文庫)
自由文小説家やってます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供82回 / 162日(平均3.5回/週) - 参加 2017/02/10 08:33

ハマカズシ さんのブログ記事

  • 一人フジロック準備編
  •  フジロックまで一週間を切りまして、そろそろ準備を始めねばならんという事態になりました。  フジロックに行くのは今年が三度目。もちろんひとり。一人フジロックも慣れたものです。こんなことを言うと「一人でフジロックとか寂しい人生ですね」とか「勇気ある。ぱねぇ」とか「友達いないんですね。超ウケル」とか言う人が出てきますが、まったく気にしません。向こうに行きゃ、お一人様なんていくらでもいるし、正直誰かと行 [続きを読む]
  • 意識の高い人になる方法
  •  意識が高い、という誉め言葉はいつごろから使われ出したのだろうか。私も最底辺作家のひとりとして、常に「あの人は意識高いよね」と言われたくてうずうずしながら過ごしているのだが、まったくそんな声は聞こえてこないので拗ねてしまっている。 意識の高い人を目指してこのような駄文を書き連ねては「いいね!」と言われたいと思っているが、いかんせん書いている内容が「屁をこいた」とか「ネコと遊んだ」とかばかりで、これ [続きを読む]
  • 洗濯機を買いに行こう
  • どうやらこの世の中は使い捨て社会、すなわち古いものを捨て、新しいものを購入することにより、生活が活性化されていくという仕組みになっている。 消費者がどんどん新しいものを購入することによって、日本の経済は潤沢に回り続けるのであり、国民全員が吝嗇化になってしまい金を使わなくなってしまうと、今度は逆に経済が停滞して国の偉い人たちが「えらいこっちゃ」と言って尻を振って踊り出してしまうのである。 それくらい、 [続きを読む]
  • ネコ鳴けば恋
  • 恋をした。 何をええ年したおっさんが恋とかほざいとりますねん、とど突きまわされるかもしれないが、私は恋をしてしまったようである。 というのも、先日、近所をちんたらと散歩していると、マンションの駐輪場と草藪の間から白い猫が出現し、私にちょこちょこと近寄ってきたのである。 日本の野良ネコというのは、すでに警戒心が異常に発達しており、いっちょ触ってこましたろ、とこちらが可愛がり動作に入った途端にどぴゃーと [続きを読む]
  • 人生最初の記憶
  •  初めてのキスはタバコのフレーバーがした、なんて歌謡曲もございまして、人生における初めての経験というものは記憶に残りやすいものであります  かくいう私もいろいろな経験をし、これに支えられ生きてきておりまして、しかし年を追うごとに新しいことを始めるというのは勇気が必要になってくるのです。 今までの経験だけでなんとか生活できるという安心感が、新しいものへのチャレンジに二の足を踏ませ、結局は守りに入る人 [続きを読む]
  • ネガティブはやめようキャンペーン
  •  ネガティブというのは良くないよ、というのを申そうと思うので、興味ある人は読むといいよ。  というのも、私は結構ネガティブなのである。 いつも何やらネガティブなことを考えては、その一歩を踏み出せずにもじもじして機を逃すというか、結局損をしてしまうということが多くある。まあよく言えば心配性ともいえる。  小さな事柄では、たとえばこれから出かけるというときになってこんなことをいちいち考えてしまう。 さあ [続きを読む]
  • 魔女の血で、犯す
  • 「私がお母さんだって、絶対、誰にも言っちゃダメよ」  少女は母親そう言われながら、きつく抱きしめられた。 母の言うことはよく意味が分からなかったが、きっと約束とはそういうものなんだろうと、幼い頭でむりやり答えを探そうとはしなかった。少女が黙って頷くと、母親は自分の髪に差していたかんざしを少女の髪に差し、にこっと微笑んだ。そして床のタイルを剥がし、小さな空間へ少女を抱え入れた。まるで大事な宝石を隠す [続きを読む]
  • おいでよ桜井市
  • 先日、ひっさしぶりに実家に帰ったときのこと。 「町もすっかり変わってしまったな……」とコールドスリープから覚めた主人公みたいな口ぶりで最寄り駅に降り立ったのです。裾が破れたロングコートなんか着ちゃって、今や高級品となってしまった煙草に火をつけて、脇には相棒のAIが積み込まれたロボットなんかがいたりします。 こういう場合は近くのバーなんかで「マスター、一杯」なんていいながら情報収集をしているところに、た [続きを読む]
  • MC住職インダハウス
  •  先日、知り合いの住職と話をする機会があった。  その住職は唐突に「最近、ラップにはまってんだよね」と言い出した。それはまことに良いことである。音楽の趣味が広がり、人生に余裕が出るということはすなわち充実につながる。  続けて「読経にもラップを取り入れようと思ってんだよ」と聞き流せぬことを言い出した。 読経にラップを取り入れるとは、甚だ正気ではない。親鸞聖人に怒られはしないだろうかと、私の方が気を揉 [続きを読む]
  • 金持ちのすゝめ
  •  電車に乗っていると、隣のおばはん二人組が何やらごちょごちょ話し出した。 聞くつもりもなかったが、他に客も少なく、そのおばはんたちの会話のボリュームも大きく車両に響き渡っていたため、自然と耳朶の奥へとその内容が流れ込んでくるのだから仕方がないじゃあーりませんか。 「玉子を買ってきましたの。ひとつ100円でしたの。おほほ」 「あら、お安いわ。おほほ」  みたいな会話だった。  わたしも「わお、やっす」と心の [続きを読む]
  • 作家は異世界で栄光を掴む
  •  先日、私は栄光を描いていた。  いきなり「栄光を描く」なんて言ってしまったから「何を言うとるんじゃこのスカンピン。冗談は寝て言え」と思われた方も大勢おられるだろう。そう早とちりしなさんな。これから順を追って説明するさかいに。  私は原稿を書くことを、栄光を描くと表現するようにしているのだ。  原稿を書き、それが一冊の本になり、様々な富や名誉を付随して私のもとに帰って来てくれる。その原稿はアニメ化、 [続きを読む]
  • 紳士とボクと、時々、ワイン
  • 「ワインにも赤と白があるようにね、人間にもポジティブな人間とネガティブな人間の二種類がいるんだよ」  と、ふんぞり返りながら言い得て妙、みたいな感じで訥々と話す一人の紳士。目には「どや、ええこと言うやろ」みたいな自信を覗かせては、反論は受け付けないという傲慢な態度が見て取れた。 続けて「さあ、良いこと言ったんだから褒めてくれ」と言わんばかりに私に向けて顎を突き出してくる。「どうだ、君の蒙を啓いてや [続きを読む]
  • 「愛してる」の言葉よりも「いいね!」が欲しいんだろ
  •  SNSを眺めていると、なぜも私の周りにはこんなに幸せな人生を送っている人ばかりなのだと、臍を嚙み千切りながら思わず嫉妬してしまいます。  Facebookにしても、「今日もお仕事頑張った! 明日も頑張るぞ!」なんて前向きな言葉が溢れているし、「自分への御褒美!」なんて言いながら高級なアイテムを買っているし、「気の置けない仲間たちと!」みたいな感じで酒をあおっているし、なんて楽しそうなイベントに満ち溢れている [続きを読む]
  • 萌え
  •  みなさん、萌えてますか?  世の中にはいろんな萌えがございます。 先日お会いした人はなんと「流木萌え」とのことで、海岸に流れ着くええ具合の流木を見ると心がキュンとして、女子高生のころのかっこいい先輩を木陰から眺めるあの甘酸っぱい感覚になるらしいです。そいつは男ですけど。  彼は暇を見つけては海岸へ出向き、流れ着いた流木を拾っては「グッド!」とか「ファビュラス!」とか言いながらせっせと家に持ち帰るの [続きを読む]
  • 死について考えた
  •  人が死んで悲しい、という結末の小説を読んでいたら、なんだか死にたくないなぁと当たり前の感情がこみ上げてきた。  そもそも私は普段から死に対する恐怖というものを人一倍感じて生きているので、こうやってあらためて文字にすると、なんて恥ずかしいことをほざいているのだ、と赤面して顔を覆ってしまう。  この前見た映画で、病気で死にかけた主人公が手術が成功して、こう言ってた。「あと2,3年の命なら暇つぶしで過ごせ [続きを読む]
  • 秘密結社に憧れて
  •  平日の昼間。 私も街中のカフェなんかで仕事をしていると、まわりにはいろんな人がいることに気づく。資格の勉強をしている者、英会話レッスンを受けている者、仕事をサボリーマン、マダムたちの歓談、エトセトラ・エトセトラ。  そんな中で、意外と見かけるのが怪しげな勧誘である。宗教的なものや壺や羽毛布団の押し売りなんかは今は昔、今日見かけたのはこんなものであった。 「秘密結社ですか?」   [続きを読む]
  • もしもギターが弾けたなら
  •  楽器ができる人はすごいなぁなどと常々考えながら生きている。 というのも私はそういった楽器の類はもとより歌を歌うのも苦手で、どうにも人に音を楽しむ歓びを与えることはできないようである。土管のある空き地で「ボエー」と歌うあれに近いレベルである。 だもんで歌が上手い人や楽器を器用に演奏する人を見ると「達者なもんだ」とか「マーベラス!」とか羨望の眼差しで眺めてしまう。楽器ができる人はモテるというのは [続きを読む]
  • パーソナルスペースの侵犯
  •  パーソナルスペース、というものがある。  他人に近づかれて不快に感じる空間のことらしい。 難しいことは分からないが、誰しも人と関わるうえで気になることはあるだろう。  まあ不快に感じるかどうかは別として、この世界には何十億という人が生きているわけだから、このへんの距離感というのはそれぞれ違うのは当たり前である。  昨日のことである。 私はとあるラーメン屋に入り、小腹を満たそうと [続きを読む]
  • 趣味いかがですか
  •  趣味を聞かれると困ることが多い。  趣味というのは人間一人につき一つというわけではなく、特に熱しやすく冷めやすい薄情な私は趣味っぽいものをいくつも所持している。 世間では「貧乏暇なし」とはいうが、暇な奴ほど趣味は増えて貧乏が加速するというデフレスパイラルのようなことが起きやすく、すなわち貧乏になってしまう。むしろ「貧乏趣味あり」である。  ともかく、このように趣味を尋ねられると、私のよう [続きを読む]
  • FF外から失礼したい
  •  いくら年をとっても好奇心というかやりたいことというのは増えていく一方で、それらをいちいちやっていくには時間も金も甲斐性も足りんので諦めよ、みたいになりがちな今日この頃です。 「そないに簡単に諦めなさんな。やりたいことやるのが人生だっせ」と諭してくれる方もいることでしょう。至極当然、やりたいのに自分から諦めていては精神衛生上よくはありません。ストレスばかりが溜まってわやくちゃになって、ただ消費 [続きを読む]
  • トイレ先進国
  •  出先でトイレに困ったことはあるだろうか。きっとあるはずである。  そもそも日本という国はそんじょそこらにトイレがあり、しかも無料で使えるし、さらに綺麗という、世界的に見てもトイレ先進国であろう。 これは非常に素晴らしく、往来で我慢できず漏らしてしまったり、野原で仕方なく用を足すというようなことはほぼないと言える。ほぼ。  海外に行ったときなどは、トイレの前に少年がいて「用を足したければ金 [続きを読む]
  • 夢はパン屋さん
  •  この前、尾道に行った。  みなさんご存知であろうか。尻尾の道と書いて、尾道。 私も仕事では何度も訪れたことのある地であるが、いざ観光となると初めて、まさに初体験なのである。初めてのことは何歳になっても楽しみなものである。  尾道といえば、映画の街と言われ、大林宣彦監督の「時をかける少女」や「転校生」が有名でしょう。見てないけど。  または文学の町としても有名で、林芙美子や志賀直哉が居 [続きを読む]
  • GW真っ只中
  •  世の中はゴールデンウィークだかに突入したと浮足立っているようである。 何連休だなんて喜び、大きなスーツケースを持った人たちが空港から順々に飛び立っていく。なんとも楽しそうなウィークではなかろうか。  私もこれにあやかろうと、勝手にゴールデンを気取り、どこか出かけようと思い立つのである。ワイハーなどでバカンスと洒落こむのは如何にもすぎる嫌いがある。それならばエウロッパのほうへ行って、たとえ [続きを読む]
  • フリー&ランサー
  •  久しぶりに友人と会ったりすると、時節の挨拶を述べた後はとかく「今何してんの?」みたいな話になりがちである。 「今はあなたとひさしぶりに会って旧交を温めようと喋っているのではありませんか」とか「息をしています」などと答えてしまうと、「こいつはなんて頭の悪い奴だ。行間のひとつも読めやしない」と呆れられてしまうのであるので注意が必要だ。 こういうときの「今何してんの」は「あなた様は今現在、どういったご [続きを読む]
  • 創作活動の難しさ
  •  トランペットを吹いているひとの後ろからぶつかるというシチュエーションのCMを流したところ、「なんて危険なことをするんだ」とか「楽器を楽しむ人になんて攻撃的な行為」とかクレームが殺到し、急きょ放送が取りやめになったらしい。  この厳格な世の中、あやふやなことをすると多方面から「私はとても博識だから言うけど、それは間違ってんのとちゃう?」とか「私は常識があるので言わせてもらうけど、それは不適切なん [続きを読む]