rohen さん プロフィール

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rohenさん: 炉辺一冊
ハンドル名rohen さん
ブログタイトル炉辺一冊
ブログURLhttps://rohenone.net/
サイト紹介文読んだ本を紹介しています。日本文学、ノンフィクション、紀行、演劇、古典芸能関係の本が中心。
自由文備忘録としてつけてきた読書メモが増えたので公開することにしました。タグでジャンルごとに検索できるようにしています。読書量は月10冊前後。現在2014年以降の約400冊を掲載していますが、過去(2009〜13年)の分も順次アップしていきます。その他、お勧めの音楽も紹介しています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供14回 / 12日(平均8.2回/週) - 参加 2017/02/11 01:23

rohen さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 夜市
  • 恒川光太郎「夜市」 表題作と「風の古道」の2本。さまざまな世界が混ざり合い、対価さえ払えば何でも手に入る夜市。魑魅魍魎が闊歩し、世界の裏側を通って各地をつなぐ不思議な古道。設定だけ書いたら既視感のある話だが、舞台の見せ方 … "夜市"の続きを読む [続きを読む]
  • しろいろの街の、その骨の体温の
  • 村田沙耶香「しろいろの街の、その骨の体温の」 読みながら気分が沈んでいく。ただ中学、高校で“強者”として生きてきた人には全くピンとこない小説だろう。 こじらせた初恋の物語。といっても最近よく使われるコメディチックな「こじ … "しろいろの街の、その骨の体温の"の続きを読む [続きを読む]
  • 平家物語 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集09
  • 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集09古川日出男訳「平家物語」祇園精舎の鐘の声/諸行無常の響きあり/沙羅双樹の花の色/盛者必衰の理をあらはす冒頭の文章は誰でも知っているのに、ちゃんと平家物語を読み通したことがある人は少ないのでは。古川日出男は壮大な軍記物語を、現代の小説の文体を取らず、あくまで琵琶法師の語りとして現代に蘇らせた。「祇園精舎の鐘の音を聞いてごらんなさい。ほら、お釈迦様が尊い教えを説かれた遠 [続きを読む]
  • 僕らの歌舞伎: 先取り! 新・花形世代15人に聞く
  • 葛西聖司「僕らの歌舞伎: 先取り! 新・花形世代15人に聞く」次代の花形15人のインタビュー集。松也、梅枝、歌昇、萬太郎、巳之助、壱太郎、新悟、右近、廣太郎、種之助、米吉、廣松、隼人、児太郎、橋之助。一人一人の人柄が滲むと同時に、誰に、いつ、どんな教えを受けたのかを具体的に聞いていて、芸の継承や人間関係が分かって興味深い。本人以上に、おじさん、おにいさん(歌舞伎では先輩をこう呼ぶ)の人柄が伝わってくる。特 [続きを読む]
  • 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集08
  • 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集08日本霊異記/今昔物語/宇治拾遺物語/発心集鎌倉時代に成立したとされる「宇治拾遺物語」。煩悩を断ち切るために陰茎を断ち切った、という僧侶が貴族の家を訪れ、証拠として下半身を露出。主の命を受けた小僧が下半身の密林を探ると、刺激を受けたモノが巨大化して?が露見。という話(「玉茎検知」)があって、高校生の頃に読んで度肝を抜かれたことを思い出す。「毛の中より松茸のおほきやかなる [続きを読む]
  • Songlines Music Awards
  • Songlinesは英国の雑誌。BBC Radio 3がAwards for World Music(BBCワールド・ミュージック・アワード)を廃止したのに伴い、2009年に独自の賞を創設した。毎年、最優秀アーティスト、グループ、多文化コラボ、新人の4部門を選出している。2016年からは多文化部門が各地域部門に変更された。◇Songlines Music Awards2009BEST ARTIST: Rokia TraoréBEST GROUP: Amadou & MariamCROSS-CULTURAL COLLABORATION: Jah Wobble & T [続きを読む]
  • BBC Radio 3 Awards for World Music
  • BBCワールド・ミュージック・アワード ワールド・ミュージック、と一言で言っても幅が広い。(世界の広さだけ包括する音楽の幅があるのだから当然だ)最近のワールド・ミュージックは、伝統的な民族音楽(etnic music)を下敷きにしつつも、RockやR&B、Hip-Hopなど西洋音楽の影響を受けていたり、それらの技法を逆輸入して洗練された音を作り出していて、いわゆるポピュラー・ミュージックが好きな人でも抵抗無く聞くことが出来る [続きを読む]
  • 温室/背信/家族の声
  • ハロルド・ピンター「温室/背信/家族の声」ハロルド・ピンターの戯曲集。難解と言われる作家だが、「背信」は純粋にドラマとして引き込まれる。不倫する男と女、その夫。ほぼ三人芝居で、関係の終わりから始まりまでの場面を時間を遡って見せていく。その過程で、誰がどこまで知っていたのかが次第に明らかになり、人間関係のさまざまな“背信”が浮き彫りになる。一方、「温室」は精神病棟か思想犯の収容所らしき施設が舞台だが [続きを読む]
  • 消失/神様とその他の変種
  • ケラリーノ・サンドロヴィッチ「消失/神様とその他の変種」ケラリーノ・サンドロヴィッチの戯曲2本。ちょっとずれたテンポの良い会話に引き込まれる。「消失」は兄弟愛を軸に“消えること”に対する哀愁が全編に満ちた作品。活字で読むと少し感傷的すぎるかもしれないが、生身の役者を思い浮かべながら読むと胸を打つ。「神様とその他の変種」は家族の話。ナンセンスな愛憎が入り乱れて要約不可能。笑いつつ、心が毛羽立つ。作家 [続きを読む]
  • 現代口語訳 秋山記行
  • 現代口語訳 「秋山記行」 (信濃古典読み物叢書8)昔の人の旅行記を読むのは面白い。「我々里の者は、さまざまな悩みを心身にため、欲望をほしいままにし、鳥や魚の肉を食べ散らし、悩みや悲しみで心を迷わして、日々暮らしている。これでは夏の虫が火に入り、流れの魚が餌にかかるように寿命を縮めるばかりである。少しでも暇を手にすると、私のように金銭欲や名誉欲に走り――」「できるなら、私もこの秋山に庵を結んで、中津川 [続きを読む]
  • 一日に一字学べば…
  • 桐竹勘十郎「一日に一字学べば…」桐竹勘十郎の芸は、人形に息を吹き込む、という表現が大げさではないことを教えてくれる。14歳で入門して芸歴50年。修行の日々を振り返りつつ、文楽と人形への思いを語る。芸談というよりも、修行や仕事についての経験談となっており、文楽に興味のない人にも勧められる内容。好きであること、不安だから努力すること、自分で考えること。文楽の世界だけでなく、働くこと全般について考えさせられ [続きを読む]
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