plumeria さん プロフィール

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plumeriaさん: Pas de Quatre
ハンドル名plumeria さん
ブログタイトルPas de Quatre
ブログURLhttp://pasd124.blog.fc2.com/
サイト紹介文花より男子の二次小説サイトになります。特に類と 総二郎が大好きですべてハッピーエンドなります。
自由文読むだけでもの足らず、とうとう自分で書いてしまいました。自己満足の表現不足とは思いますが、楽しんでいただけたらと思います。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供558回 / 227日(平均17.2回/週) - 参加 2017/02/11 19:32

plumeria さんのブログ記事

  • Sister Complex (75)
  • 本文中に微R表現を含んだ部分がございます。パスを掛けておりませんので閲覧は自己責任にてお願いいたします。***つくしの調子は良くなったり悪くなったりを繰り返しながら数日が過ぎたが、近頃は精神的にも落ち着いてきたために、主治医も花沢家から本来の病院へと戻っていった。精神的には問題がなくても、体力的には大学と自宅を往復するだけが精一杯の状態は変わらなかった。今日も朝食に全く手をつけようとしないつくしに加代 [続きを読む]
  • 10月の向日葵 (14)
  • つくしに持ってこられた話の相手が考だと聞かされた瞬間、お袋に対して異常なほど怒りを感じた。そんなことを言われたらつくしは断れない。違うヤツだったら何とでも言えるが、考だと嫌だと言えないのがわかんなかったのか!そう思った時、つくしはもう俺の部屋を出て行った後だった。しばらくドアの外で止まっていた足音・・・少し泣き声が聞こえるような気がしてドアの前まで行ったけど開けることが出来なかった。すぐそこにいるの [続きを読む]
  • Shall We Dance? (6)
  • 卒業式の当日、あきらからすごい剣幕で電話があった。絶対に卒業式には来いと・・・。もともと行く気がなかったから、そんな電話もらっても俺はベッドから起き上がることはなかった。もう何日間もこの部屋に籠もりっきり・・・あの光景が頭から離れなかった。笑顔で牧野と会える気がしない。もう一度ベッドに潜り込んでこのままプロムが終わってしまうまで逃げるつもりだった。時間が過ぎていく・・・時計を見たら午後1:00、卒業式が始まっ [続きを読む]
  • Sister Complex (74)
  • 大学に行くのが怖かった。道明寺のように駐車場で待たれたらどうしようかと思うと車に乗るのも吐き気がしてくる。類は大丈夫だと言うけど、あの時の恐怖が蘇ってくるのはどうしようもなかった。車を降りたときの生徒の眼・・・聞こえてくる噂話、ありもしない作り話。そして類じゃない人が差し出す手・・・。高城さんの事はそこまで怖くない。これは初めて会ったときからそうだったから今でも怖いとは思わなかった。婚約者だなんて言われ [続きを読む]
  • 10月の向日葵 (13)
  • 「それでは今日はこの辺で終わりましょうか。お疲れ様でした・・・すこし、雨が降っておりますからお帰りはお気をつけて」「総二郎様、今度是非、我が家にお越しいただけませんかしら」稽古が終わってからそう声をかけてきたのは、旧華族のお嬢様、九条清香という女だった。いかにも名家のお嬢らしく、完璧な所作に美しい顔立ちの女だ。おそらく彼女の申し出を断わる男なんて存在しないだろう。本人もそれを自覚していると思われるほ [続きを読む]
  • Sister Complex (73)
  • 高城のパーティーが終わってから数日間、以前と変わらないごく普通の生活が続いた。必要以上に自宅では話さない毎日・・・再び「お兄様」と呼ばれる事にも慣れてしまった。父さんは日本で片付けなくてはならない仕事もほぼ終えたらしく、そろそろフランスに戻って向こうの新事業起ち上げの準備に入るようだ。そうなると渡仏は近い・・・しきりにフランス本社とテレビ会議を行っていた。「それではプランタンの支配人との接触は可能になっ [続きを読む]
  • 10月の向日葵 (12)
  • 「返事は次に会うときでいいよ。今までだって20年近く待ってるんだから急がないからね」「で・・・でもさ、私はそんな・・・」花沢類は人差指で私の唇を塞いだ・・・彼の指が私の口に当たってるかと思うと流石に顔が熱くなる!慌てて後ろに下がって指を離したら少し寂しそうに笑った。「今日はこの後予定があるんだ。悪いけど、うちの車で送るからそれで我慢してくれる?本当は俺が送りたかったんだけど」「ありがとう。類も大変なんだね [続きを読む]
  • Shall We Dance? (5)
  • 本当に偶然だったんだ。小さな公園であきらが牧野を抱き締めているところを見てしまうなんて。あれからどうなったかが心配でこっそり美作に来てみたら、あきらが運転する車が門を出るところだった。車内はよく見えなかったけど、助手席には誰もいなかった・・・それにあいつが運転すること自体が珍しい。牧野に何かあったんだ・・・すぐにそう思った。あきらの車は小さな路地に入っていった。もちろん走ってもすぐには追いつけないんだけ [続きを読む]
  • Sister Complex (72)
  • ダンスが終わって今度はあきらの所に戻ると嫌味にも手を叩いて迎えてくれた。「やっぱり俺の方が踊りやすかっただろ?でも、苦手っていう割にはつくしちゃん、上手だと思うよ?練習頑張ったんだな!類と練習してるの?もし今より上手になりたいなら美作においで?教えてあげるよ」「大丈夫!類のレッスンだけで十分だわ!こう見えて厳しいんだから・・・外国では踊る機会が多いからって、怒られてばっかりなの。美作さんの足を3回も踏 [続きを読む]
  • 10月の向日葵 (11)
  • フランスから花沢類が帰ってくると連絡があったのは2日前。総ちゃんにではなく私にいつも連絡があるから、それが気に入らないらしい総ちゃんは類の話を聞こうとはしなかった。出来たら一緒に食事にでもって誘うのに「俺は連絡ねぇ」の一言で逃げられてしまう。わざと忙しいふりして私を避けるような態度をとるのも大人げないと思うんだけど、人の目のある所では声もかけにくい。相談しようと近寄る度に、踵を翻して私に背中を向け [続きを読む]
  • Sister Complex (71)
  • つくしがテラスから戻ってきた。少しだけ悲しそうに見えるのは気のせいだろうか、俺の姿を見つけて真っ直ぐこっちに向かって来た。そんなつくしを笑顔で迎えてあげる・・・そうしたら少しつくしも微笑んで真横まで戻ってきた。「なんだその顔は!ホントにこの兄妹は見ていてこっちがイヤんなるよ!そこまで仲良くなくてもいいだろうに!」「あきらだって妹見たらこうなるだろ?同じじゃない」「俺の妹は小さいから可愛いんだよ!つく [続きを読む]
  • 10月の向日葵 (10)
  • 「総ちゃん。お待たせ・・・遅くなってごめんね」部屋の前で声をかけたら、ガチャって音がしてドアが開いて、服を着替えた総ちゃんが出てきた。手に持っているのは車のキーだけ、ジーンズにジャケットを羽織ってるだけの総ちゃんを見たら何故か安心した。この格好だと私を送ってくれた後、夜の街には出掛けて行かない・・・私の知らない女の人の所には行かないだろうって思うから。「なんだよ・・・変な顔して。俺のどこか変か?」「ううん [続きを読む]
  • Shall We Dance? (4)
  • <sideAKIRA>「美作さん・・・放して?」「・・・ごめん。悪かったよ・・・」牧野は俺を突き飛ばしたりなんかしない。胸に抱かれたまま小さい声で、謝るように呟いてきた。抱き締めていた手を放すと静かにゆっくりと、俺の胸の中から出ていく。「私が花沢類と踊ってるときに何を考えてるかって・・・綺麗に踊りたいって考えてるよ」「じゃあ、俺と踊る時はどうなんだ?」「美作さんと踊る時も同じだよ。綺麗に踊りたいってことしか考えてない [続きを読む]
  • Sister Complex (70)
  • つくしの所に戻るとあきらとシャンパンを片手に楽しそうに話をしていた。あきらはとにかく話が上手で気が利くヤツだから女性の心を掴むのは得意だった。だからってつくしの心までは奪えないけどね。「つくし、あきらと話なにをしてんの?そんなに面白い話でもある?」「だって、美作さんったら私よりお化粧品やシャンプーに詳しいの!今ね、何処のものがいいのか教えてもらっていたのよ。家に帰ったらすぐに注文しなくっちゃ・・・ね [続きを読む]
  • 10月の向日葵 (9)
  • 祥兄が家を出てから3年・・・俺が次期家元として公表されてから2年以上が経つが、家元の俺に対する態度は昔と変わらなかった。今でも何かと出て行った兄貴と比べられる。どれだけ誠意を込めて向き合おうとしても、言葉に出るのは俺の私生活のことばっかりだ!こんな時祥一郎なら・・・あの時の祥一郎は・・・それをおとなしく聞くことにも限界があって、決まって俺はその夜には裏口から出て行った。昔ほど派手なことはしない。1人で静か [続きを読む]
  • Sister Complex (69)
  • 高城誠が真っ直ぐに俺たちの方に向かってくる。今、紹介されたばかりの彼は会場内でも注目を浴びている・・・それが、わかっていてあえて近づいているのだと思った。そしてつくしの目の前に来ると、いつもの笑顔を向けてつくしの手をとった。大勢の招待客の前で、花沢の両親の前で、高城はつくしの手にキスをした。あきらの時とは違ってつくしもこの行動には驚いていた。そこまでの仲ではないし、何よりも今は要注意人物だから。「あ [続きを読む]
  • 10月の向日葵 (8)
  • 8月も終わり季節がゆっくりと秋に向かっていた頃、学生時代の後輩、桜子から会いたいと連絡があった。桜子は大学を卒業した後、自分で起業して化粧品とファッション関係の仕事をしていた。若くて美人の社長としてマスコミからも注目されて、今では雑誌にも頻繁にその綺麗な笑顔を載せてるほどの売れっ子社長。今日は金曜日で平日では唯一茶道教室が休みの日だった。待ち合わせたのは桜子が指定した青山のイタリアンレストラン。ド [続きを読む]
  • Shall We Dance? (3)
  • <sideAKIRA>牧野が類にダンスの練習相手を願いでたと聞いたときはショックだった。自慢じゃないけどダンスなら4人の中じゃ俺がダントツだろうって自負していたから。もし、踊りたいなら俺の所に来るだろうって思っていた。それが一番牧野が言いにくいと思っていた類だったなんて意外だった。あいつを相手にして踊れるのか?それよりも俺の方が良くないか?・・・俺はもうこの気持ちが届かないのは知っているからせめて練習相手でい [続きを読む]
  • Sister Complex (68)
  • パーティーが始まって間もなく、司会者の方からアナウンスが入り、高城コーポレーション社長の挨拶が始まった。高城も会場内から前方の方に設けられた主催者側の席に移動し、父親と思われる男性の側に立った。その横には大人しそうな女性がいる。これがおそらく高城の母親、社長夫人なのだろう。ただ、随分と控えめな着物姿でとても大企業の社長夫人には見えない。道明寺社長はもちろんだが、うちの母さんにも備わっている威厳とい [続きを読む]
  • 10月の向日葵 (7)
  • 私が大学を卒業してからもうすぐ2年になる。卒業までは西門でお世話になったけれど、その後は自立して西門邸の近くのアパートを借りて1人で住んでいた。おば様はずっと西門にいてもいいって言ってくれたけど、大学を出してもらっただけで十分すぎるほどの援助を受けたわけだからこれ以上の迷惑はかけられなかった。それにその時には私自身が限界だった。総ちゃんと一緒に暮らすのに疲れてしまっていた。毎日、仕事の後に遊びに行 [続きを読む]
  • Sister Complex (67)
  • 「高城コーポレーション日本支社設立記念パーティー」都内某高級ホテルのイベントホールを貸し切って開催されたこのパーティー会場に、両親の後についてつくしと共に入って行く。そこには日本を代表する企業のほとんどが招待されていて、当然あきらもこの会場に来ていた。美作は現在、社長であるあきらの父親がスペインに滞在中とかで、あきらが1人で出席していた。今日のつくしはラベンダーのドレス。全体的に小さなダイヤモンド [続きを読む]
  • 10月の向日葵 (6)
  • <side祥一郎>昔からどうしても馴染めなかった茶道にとうとう見切りをつけた。やっと念願だった医大への入学が決まったからだ。西門には申し訳ない・・・いや、総二郎には申し訳ないが俺は自分の心に素直に生きることを選ばせてもらう。もうどのくらい前からだろう・・・茶碗を見るだけで心臓が痛くなるほどの嫌悪感をもち、静寂な空気の中で茶筅を動かす度にそれを投げつけたくなるようなストレス・・・毎日これと戦っているうちに崩れて [続きを読む]
  • Shall We Dance? (2)
  • 牧野のダンスの練習が始まって一週間が過ぎた。足にはマメが出来て、それを潰してしまって血が滲んでる。それでも休まずに俺の家で練習を続けた。痛いだろうに、可哀相に思うけどここでやめることは出来ないんだよね?あいつと踊るまでは意地でも練習するんだろう?「牧野、肩が上がってる・・・もっと下げて?でも肘まで下げたらダメだよ。左肩、もう少し下げて・・・ほら、また腰が逃げた!」「一度に言われたらわかんないよ・・・頭がこ [続きを読む]
  • Sister Complex (66)
  • <side司>総二郎が言った電子工学科に行くと、やけに気難しい顔の学生ばかりがやたら本を抱えてウロウロしてやがる。ここはこの大学でもプログラマーや開発者を目指すヤツらの集団・・・いかにも頭脳明晰を自負したような顔が揃っていた。「おい・・・ここに高城誠ってやつはいるか?」そこら辺にいた学生を捕まえてそう問いただすと、怯えたような顔で教室の奥を指で指した。そこにいるのは一際目立つ容姿の1人の男。確かに一度ぐらい [続きを読む]
  • 10月の向日葵 (5)
  • 何となくつくしとの距離が遠くなったり近づいたりを繰り返しながら俺は大学3年になった。 すっかり女らしくなったつくしは相変わらず西門に住んでいて、お袋に親父にも可愛がられていた。 20歳になって西門の後見は終わったけど、両親はつくしを手放そうとは思わなかったらしく,話し合いの結果大学卒業まで この家で住むことにした。 「総ちゃん、明日の日本史なんだけど資料集持ってなかった?・・・あれ?総ちゃん何処に行くの? [続きを読む]