だけろう さん プロフィール

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だけろうさん: オーロラの缶詰 〜愛と勇気と幸せを・・・〜
ハンドル名だけろう さん
ブログタイトルオーロラの缶詰 〜愛と勇気と幸せを・・・〜
ブログURLhttp://ameblo.jp/auroranokandume/
サイト紹介文日々、創作した絵とフィクションの物語を載せています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供81回 / 69日(平均8.2回/週) - 参加 2017/02/14 00:02

だけろう さんのブログ記事

  • 同級生の恋
  •        ?  同級生の恋小学一年生の時から学校へ行くのも遊ぶのもいつも一緒だった。グループは六人でみんな仲が良く、勉強の成績もクラスの上位で中学を卒業した。高校は都会に出る男子二人、女子は独り美容専門学校とばらばらになり三人は地元に残った。グループはそれで終わったが里奈と正志だけはいつも通り一緒だった。高校を卒業して二人は務めた。正志には人生の希望があった。里奈と結婚することだ。だから無駄使 [続きを読む]
  • 泥棒物語       ?隣のおじさん
  •         ?  隣のおじさん 今 隣のおじさんは私のお父さんです。 私はもう一か月で高校を卒業して都会の専門学校に行きます。 もし母一人だったら行けなかったでしょう。 私の父は身体の弱いので病院の薬を呑み続けていました。 母はそんな父の看病と仕事に働き、兄妹四人を育てていました。 兄は高校を卒業と同時に家を出ました。 父は停年退職と同時に亡くなり、母は今迄より時間が取れるようになると隣のおば [続きを読む]
  • 泥棒物語       ?私の部屋
  • 再開します     泥棒物語  (?〜?)   目次  私の部屋        ?大工  隣のおじさん      ?にんにくを盗む  万引き         ?友達  老人が老人を喰う    ?バックと靴  話しが飛んだ      ?土地☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆?  私の部屋小さい時からエレクトーンを弾くのが好きだった。お姉ちゃんは剣道をしょうと何度も言ってくれた [続きを読む]
  • 紙芝居 あの花がほしい(5)
  • あの花がほしい(5)幸い通りがかった女の人がその声を聞いて下りて来ました。女の人 「おばあちゃん、しっかりしてください」男の子 「おばあちゃん、この棒を持ってー」男の子と女の人はおばあさんを力づけながらガケを登りました。時々、足元からガケの石が音をたてて落ちていきます。 随分かかって三人はようやくバス通りまで上がってくることができました。おばあさんの顔も髪の毛も汚れています。おばあさん  [続きを読む]
  • 紙芝居 あの花がほしい(4)
  • あの花がほしい(4)男の子はガケを下りはじめました。男の子 「おばあちゃん!!頑張ってね」と言った途端 男の子「イテテテテ」足をすべらせて転んでしまいました。 ようやく男の子の小さい手がおばあさんの手を握り、おばあさんを引っ張りました。でもいくら頑張ってもダメでした。男の子は大きな声で叫びました。「誰か来てください!!おばあちゃんが倒れています」 [続きを読む]
  • 紙芝居 あの花がほしい(3)
  • あの花がほしい(3)おばあさん 「だれかー。だれかー」けれども手を上げることも、大きな声を出すこともできません。遠くの方で子供達の笑い声が聞こえてきます。おばあさん 「これで死ぬのかもしれない」目の前が真っ暗になってきました その時でした。 おばあさん 「・・・・・・」男の子 「おばあちゃん、そこで何しているの?」おばあさん 「・・・・・・」男の子 「大丈夫?今、行くからね」 &nb [続きを読む]
  • 紙芝居 あの花がほしい(2)
  • あの花がほしい(2)おばあさん  「ああ、疲れた一休みしよう」草の上に腰をおろしていると、ずっと上の方で自動車の走る音と一緒に子供たちの声が聞こえました。おばあさん 「あれ。もう学校の終わる時間なんだな。         早く帰らないと孫が家(うち)に入れない」おばあさんはあわてて立ちました。すると、おばあさんはガケの中ほどにきれいな花が咲いているのを見つけました。おばあさん 「あの花を採って帰ろう [続きを読む]
  • 紙芝居 あの花がほしい(1)
  • 紙芝居 第2弾紙芝居の2作品目です。この作品も『くろがいた』と同じ時期の1985(昭和60)年に作成いたしました。水彩絵の具で描いたので第1弾とも違う画風に仕上がっています。実話を題材にしたフィクションですので、実在の人物・団体とはいっさい関係ありません。あの花がほしい(1)この物語は北小学校の一年生の男の子がある夏の日、実際に体験したこともとに紙芝居にしたものです。 豊岡幼稚園の下から訓練校のグ [続きを読む]
  • 紙芝居 くろがいた(6)
  • くろがいた(6)その日、ゆう子ちゃんと大くんはクロと遊びました。草を食べさせたり背中に乗って写真を撮ったりしました。ゆう子 「クロはやさしいね」大  「お父さん、来年もまたこようね」お父さん 「うん。毎年、会いに来よう。でもクロは歳だからな」そしてお父さんは人に言うように、お父さん 「クロ、来年も来るからな、元気でいろよ」ゆう子 「クロ、またくるからねー」みんなは、別れを言いました。 帰り道 [続きを読む]
  • 紙芝居 くろがいた(5)
  • くろがいた(5)その時、急に静かになりました。山も木も虫も・・・。お父さんがそっと後ろを振り返りました。そこには、何にもなかったように大きな牛がすわっているではありませんか。けれどその中の一頭だけ違っていました。「モウ、モーウー」突然、お父さんが叫びました。「クロだ。クロだ!!」そう言いながら走っていきました。 お父さんは顔をなでました。牛もお父さんに首をこすりつけています。お父さん 「お [続きを読む]
  • 紙芝居 くろがいた(4)
  • くろがいた(4)「モウー」「モウー」「モウ」「モウ」お父さん 「お母さん!逃げろ!!!」お母さんは赤ん坊の久美ちゃんをサァーと抱きました。お父さんは、ゆう子ちゃんと大くんの手をグッと引っ張るとすごいスピードで走り出しました。 ゆう子  「キャッ!たすけてー!!」大  「お父さん、こわいよ。もう走れないよ」お父さん 「お母さん、早く!早く走れ!!」「ド、ド、ド」「ドド ドシン、ドシン」牛のうなり [続きを読む]
  • 紙芝居 くろがいた(3)
  • くろがいた (3)お父さん 「乳牛一頭から何本とれるか知っているかい?」お母さん 「給食の時のパックはビンの大きさと同じだから・・・・」お父さん 「百本はとれるんだそうだ」お母さん 「じゃ1000?では二十本もとれるのね」お父さん 「ゆう子、大。牛はなぜ口を動かしていると思う?」ゆう子  「わからないわ」お父さん 「牛には四つの胃袋があって食べ物は一番と二番の胃袋で細かくするんだ。それをまた口へ戻してさらに細 [続きを読む]
  • 紙芝居 くろがいた(2)
  • くろがいた(2)ゆう子  「お父さん、あとどのくらいで着くの?」お父さん 「そうだなー。二十分くらいかな」大  「あっ!あそこに馬の子供がいるよ」お父さん 「馬の赤ん坊は産まれるとすぐ立とうとするからえらいもんだよ」ゆう子 「お父さん産まれるところみたことがあるの?」大  「ほんとに、すぐ立つの?」お父さん 「初めはフラフラしてね。前足だけで立とうとしたり、後ろ足を立ててみたり。見ている方がハラハラして [続きを読む]
  • 紙芝居 くろがいた(1)
  • 紙芝居 第1弾今日から6回にわたり、1985(昭和60)年1月に作成した紙芝居を掲載いたします。これまで掲載した作品はサクラクレパスで描いていますが、この作品は厚紙や色画用紙を何枚も重ね貼りし作成したので、大変時間かかり半年間の制作期間を費やしました。どうぞご覧ください。 くろがいた (1)お祭りの日、金魚すくいをした時にすくった金魚をまだ元気に育てている人、一年生の理科の時間に鉢植えした朝顔の花がまだ [続きを読む]
  • 今日で掲載 百回になりました
  • 今日で100回になりました!!  2017年1月2日から始めて丁度100回目です。 昨年パソコンを始める計画で器機を購入しました。 ブログに物語を三日がかりで制作し、大喜びした途端文字が一瞬にして消え、頭が真っ白になった事もありました。 日が経ち今日まできました。 皆さまには、上手でない物語と絵を見て読んでくれたことに感謝しています。  春が来ました。花畑に芽が出てきました。 今度 [続きを読む]
  • 働いて
  • 子供の為に働いた。一人前になり結婚し可愛い孫も生まれた。 今は独りで食事をして その後に薬を呑み自由な時間。 そんな時 思い出す。 毎日天気の事を気にしていた。雨が続くと一か月の賃金の貰い分が少なく支払いが出来なくなる。賃金の貰った日は、夜になってテーブルの上に支払先の書いてある空っぽの封筒を並べる。貰って来たお金を入れる。それを何年続けたろう。今 気づけば八十才を過ぎていた。働いている時は、天候 [続きを読む]
  • 終の住か
  • 去年の九月突然 妻が死んだ。大好きな花畑を歩いていて[お父さん 一寸眩暈がする]と言って倒れた。それっきり還って来なかった。葬儀を済ませ、子供達は書類等の手続きを終わらせて帰って行った。 末娘が残ったが二・三日で帰るらしい。保健婦と相談して施設に 昼間だけ遊びに行くことにした。 周りの友達も皆いなくなっていた。 殆どが都会に行った。 自分はこの街が好きだった。妻は好きな花が咲くと手いれをし、 [続きを読む]
  • 看取りの里
  • 小学生の下校途中。帯を長く引きずって歩いているおばあちゃんを見た。どうして帯を直さないのか不思議だった。  暫くして今度はまた可笑しい事があった。日曜日の午後。友達のところに遊びに行った時のでした。みんなで真剣に縄跳びをしていた。突然[きた!]「きた!」と全員走り出した。するとおばあさんの後ろに並んでおばあさんと一緒に踊り出した。皆が歌っている。「それ それ それ」皆は頭の上で手を振って楽しそうだ。 [続きを読む]
  • からくり
  • 私達の新卒で入社した時には会社には労働組合があって採用と同時に組合員になりました。五月にはメーデーとか春闘とか沢山の人が広場に集っていた。何も知らないで従った。今日は賃上げの集会だった。仕事は午後だったので。早く出勤。参加しないと書類に始末書を書かされると聞いていた。会場には沢山座っていた。前の机には入社の時、辞令をくれた社長と横に二人。司会者が「初めます」と言った。するといきなり大声 [続きを読む]
  • 戦後の母   (買い出し)
  • 31日 金曜日に配給の事を書きました。今日は買い出しの話しを書いてみました。食糧難の続きです。 大きいリックサックを背負いで汽車に乗り、農家に南瓜やじゃがいもの等の食糧の買い出しをした。農家に少しでも沢山売って貰う為、振袖や煙草をお土産にします。煙草が一番喜ばれるので、煙草を吸う家は配給の半分をお土産にした。吸わない女達も練習をして配給を受けた。{その女達の中で練習している内に、また愛煙家になり [続きを読む]
  • 手伝い
  •      月日の過ぎるのが早いものです。久しぶりに母の家に行った。部屋には水の入ったペットボトルが並んでいた。洗面器の淵には垢がこびりつき、ゴミが箱から畳にこぼれ落ちていた。  それでも母は息子の位牌のある所から引っ越しはしないだろう。一か月後母からの電話。リビングに居ると母が来た。嫁に「これ今月分」と渡し「二十五万円」慌てた嫁は「いらないって言ったでしょ」と云う。母は黙ったまま部屋に戻った。母は [続きを読む]
  • たんぽぽ山の鼻つまみ     その二
  •           その二   牛が吠える  牛が来た日は小雨が降っていた。あれから四日も経っている。牛は家が恋しくなっていた。あの日の夕方 家の前で自転車に乗って遊んでいた牛は、もう消えかかる{ 虹}と地上の架け橋に勢いを付けて乗ってしまった。 (その時の気分? それは最高だった。夢ではないかと思った位だ。後ろを見ると虹が消えるので 一生懸命ペダルを漕いだ。それでも虹の最高峰に登りつめた時に 下を見た [続きを読む]
  • たんぽぽ山の鼻つまみ   その一
  •          その一    侵入者 たんぽぽ山では、連日会議が開かれていた。問題は二つあって、一つは蜂蜜の巣箱が近づいてきた事。もう一つは三日前から不気味な牛がうろうろしている事。議長[この者が山に来ないようにするはどうすれば良いか]朝からの話し合いは時間だけは過ぎていた。子供のたんぽぽが言った。「近づいてきた蜂に頼むと良い」「なんと言う」「ここの密は美味しくないから来ないでと嘘をつく」「ミ [続きを読む]
  • 戦後の母         (配給)
  •  こんな話しをしてもそんな事は遠い昔の話しです。 お金があると欲しい物が手に入る今・・・。 それでも手に入ら無い物があります。何か落とし物か、忘れ物をしているような気がしています。 この話しは中でも戦後の大人の話です。 “ああ”そんな事もあったのかと昔話しのように読んで下さい。 昨日の夕方、回覧板が回ってきました。 明日の午前九時 山下商店前で人参の配給がある知らせでした。人参でも何でも配給を各家 [続きを読む]
  • はじめてのお使い
  • 食事の時は家族が揃う。今夜の食事は煮込みうどん。箸の使えない小さい子の分は上の子が手伝う。全員の分が揃うと「いただきます」と言って食べる。そして今夜もみんな一生懸命食べる。おかずは漬物。皆はお腹が一杯になるだけで満足だった。引き揚げてから食べられない日が何日もあった。食べる物の無い時は、母さんが山に行って蕗・ウド・ぜんまい等、食べられるものならなんでも食べた。母さんはどんな方法しても子供も達の為に [続きを読む]