くじら さん プロフィール

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くじらさん: どうしたものか、考える
ハンドル名くじら さん
ブログタイトルどうしたものか、考える
ブログURLhttp://kujirarijuk.blog.fc2.com/
サイト紹介文解離性障害の私について書いています。治すための記録。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供65回 / 102日(平均4.5回/週) - 参加 2017/02/16 00:10

くじら さんのブログ記事

  • 「解離の子は○○だからね」
  • タイトルのような断定的な言い方をされると、少しムッとしてしまいます。目の前にいる私自身を見てもらえていないような気持ちになるのです。「いや、私はそうではないのだけれど…」と思っても、のみ込んでしまいます。私は「解離性障害(解離性同一性障害疑い)」と診断されています。けれど、それ以前にこの世界で生きているひとりの人間です。病気はその人の一部であり、その人の全てではないと思います。精神医学的な診断のカ [続きを読む]
  • 幻視は私自身
  • 一週間を無事に乗り切りました。ちょっとした解離はありましたが、それで振り回されることはありませんでした。こんな感じで、できる範囲でやっていけたらと思います。先日、両足と左腕を切断された女性の幻視を見ました。その女性は残された右腕で赤ちゃんを抱いていて、赤ちゃんだけは離すものかという強い眼差しをしていました。今日、電車の中で、あの幻視の意味について考えていました。見た直後は、私の破壊衝動?のようなも [続きを読む]
  • 進歩したところだってちゃんとある
  • 診察は、解離せずに普段の私で終えることができました。最近は、病院に入ると切り替わってしまって、心の中のものがどばっと出てしまっていたので、主治医と普通に会話する穏やかな診察は久しぶりでした。まず、今は入院せずに頑張りたいということ。そして、私が最近、診察で解離しやすくなっているのは、主治医や病院を安全と感じられているからでもあり、ここで具合が悪くなることができるのは、いつもひとりで具合が悪くなって [続きを読む]
  • グロテスクにしたくないものさえ
  • 私は自傷行為をしたことがありません。するのを我慢しているわけではなく、リストカットやODをする気が起きないだけです。その反動なのか、解離状態で奇妙な怪我をしていることがあります。乳房を刺すなんて、どうしてこんなことを思いついたのだろうと思ってしまいます。自分がやったと思えないのですが、誰も侵入した痕跡はないので自分がやったのでしょう。記憶がないとは言え、立派な自傷行為ですね。偉そうに、自傷行為をした [続きを読む]
  • 母子から学ぶ
  • 友人の赤ちゃんに会いに行きました。ふくふくしていて、可愛らしかったです。足をばたつかせ、あ!あ!と声を上げ、大きなげっぷをしていました。麦茶を上手く吸えず、真っ赤な顔をして憤慨しているところなんて、人間らしくて笑ってしまいました。赤ちゃんってすごいですね。全身全霊をかけて力いっぱい生きていました。寝返りを打つたびに拍手してあげると、ふにゃっと笑いました。私が拍手しすぎたせいか、得意げにごろごろと寝 [続きを読む]
  • 入院のリミット
  • 昨晩、トイレにこもってほとんど眠れず、今日は仕事を休んでしまいました。罪悪感に打ちのめされるかと思いきや、思いのほか大丈夫で、今は落ち着いています。電話口で、上司が優しく対応してくださったので、それも大きいように思います。風邪と嘘をついてしまったのですが、実際、具合が悪いのは事実だものな…。入院するかしないかの岐路に立たされています。来週までに決めないといけないのですが、いろいろな思いがあり、決め [続きを読む]
  • 今を生きる
  • どうしたら、過去にとばずにいられるのか。前は過去のほうが私をのみこんでいったけれど、今度は自分から過去にのみこまれるようになりました。なんで、あえて苦しむようなことをしてしまうのだろう。高波に自分から顔を突っ込んで窒息しにいっているみたいなものです。楽にさせてくれないのは、なぜなのだろう。容易にタイムスリップするので、私は8割方、過去に生きています。過去に生きることで、現実を見ないようにしているの [続きを読む]
  • 水銀をなめる
  • 熱っぽく、奇妙な夢をぐるぐると見ました。夢の中では、ひざの裏から紫色のきのこが生えていて、あと半年の命だと言われました。起きた瞬間、すぐさまひざの裏をなで、きのこが生えていないことに心底ほっとしました。よかった、私は生きていられるのか。幼い頃はよく熱を出し、母にせがんで何度も熱を測った記憶があります。私は水銀体温計が好きでした。ガラス製でひやりとしていて、中に収まっている銀色の液体は美しく危なげで [続きを読む]
  • 大丈夫にする
  • 窓を開けて寝たら、風邪を引いたようです。そして、気づいたら、左肩から腕にかけて打撲していました。大したことはなさそうなので、様子を見ようと思います。いろいろと、こてんぱんにやられていますが、ひとつひとつ対処していくしかありません。良いことは、体調の悪さや怪我の痛みを感じられていることくらいでしょうか。自分をケアするために必要な感覚を感じられているのは、進歩ともいえます。少し、むりやりな感じはありま [続きを読む]
  • 頑張りたいのに
  • 些細な出来事で、あっけなく調子を崩しました。こんなこと、大したことないと思ったのに、このざまです。油断しているとだめですね。病院では、転換症状のオンパレードでした。言葉を発しようと試みても、顔面が小刻みに震えるだけで、声にならず。全身が硬直しているのに、足がけいれんし、じっと座っていることもできず。足のけいれんを手で押さえつけようとしても、手は固まったまま動かせず。右足だけが別の生き物のように動き [続きを読む]
  • 魂をとばす
  • 仕事が始まりました。あまり本調子ではありませんが、まずまずのスタートです。このまま上手く波に乗れると良いなと思います。私は今の仕事が好きです。できるものなら、この仕事に一生携わっていたいです。ただ、解離したまま夜中に川を徘徊して、出勤する日々をくり返していたら、私はいつか倒れると思います。仕事も自分の命も放り出してしまう前に、自分を大事にしながら働くことができる方法を、見つけたいです。仕事の忙しさ [続きを読む]
  • 気持ちを切り替える
  • 明日から仕事が始まります。嫌なようなほっとするような微妙な気分です。休みが長いと無駄なことを考えたり解離したりで、やけにメランコリックなモードに入り込んでいましたが、気持ちを切り替えて頑張りたいと思います。近所のおばあさんから夕食のおすそ分けをいただきました。私が長期休みに帰省している気配がないことを気にしてくださっているようで、年に数回、野菜や果物などを持ってきてくれます。朝、ゴミ出しで顔を合わ [続きを読む]
  • ペディキュアを塗る
  • オレンジ色のペディキュアを塗りました。親指の爪がなくなってしまったので、それ以外の指にだけ塗りました。不格好ですが、満足です。半分ほど生えてきた親指の爪は、まだうすくぼこぼこと頼りないままです。新しい爪が生えそろうまでには、意外に時間がかかります。早く、全ての指に塗りたいです。基本的にスニーカーしか履かないので、誰に見られることもありません。ペディキュアを塗ると、なんだか、自分が強くなるような気が [続きを読む]
  • 映画の宣伝に違和感
  • 今日は家中の掃除をして、スッキリしました。GWはひとりで過ごします。数少ない友人たちは実家に帰省してしまいました。今のところ解離やフラッシュバックで大荒れすることはなく、穏やかに過ごせています。最近、解離性同一性障害を扱った米国映画の予告CMが流れると、心がざわざわとします。「誘拐犯は多重人格者!」とコミカルかつホラーな感じで宣伝されていますが、解離性同一性障害があのようにセンセーショナルな取り上げ方 [続きを読む]
  • 検査はいつも異常なし
  • これまで数回、脳波検査を受けたことがあります。私の解離症状はてんかん発作と似ている部分があるので、その除外診断のためです。結果はいつも異常なしです。毎回、この結果にほっとする半面、がっかりもします。原因が頭の中にあり、治療のターゲットがはっきりしている方が、私が入り込んでしまった、曖昧で混沌とした世界から抜け出せるような気がするからです。大学病院に転院した際、WAIS-Ⅲという知能検査も受けました。結 [続きを読む]
  • 目を開けていられない(その他、転換症状もろもろ)
  • 朝からしみるような目の痛みが続き、一日の大半を目を閉じて過ごしました。目を開けていられないほどの激しい痛みは初めてです。転換症状の一種なのか、単なるドライアイや目の炎症によるものなのか。昨日「見えないほうがいい」みたいな投稿をしたからか、とも思いましたが、さすがにできすぎのような気もします。たしかに現実は直視したくないけれど、さすがにこれは痛すぎます。明日は仕事なので、PCを打っている場合ではないの [続きを読む]
  • 見ないのではなく見えない
  • 嫌なものや汚いものは見ないという環境の中で育ちました。父親がお酒を飲みすぎて失禁しているとなりで、母親は窓の外を見ながら「桜が綺麗ね」なんて言っていました。子どもながらに母親のことを馬鹿なのではないかと思いながら、一方で、ものすごい才能を持った人のように感じていました。見ないというより、まるで見えていない。綺麗なものだけ見えて、汚いものは見えないようにできてしまう。すべてなかったことにできてしまう [続きを読む]
  • 想いを伝える
  • 診察日。待合で待っているうちに涙が止まらなくなりました。いつもならトイレにこもって立て直すところですが、もうどうでもいいやとそのまま診察室へ。涙をぽろぽろ流しながら入室した私に、主治医の目は点。そのままのモードで椅子に座るかと思いきや、私は反射的に笑顔になり「こんにちは」と挨拶する始末。泣いているのに笑っている自分がこわくなり、また真顔になる私。主治医の目の前に座ると、準備していた言葉がまるごと喉 [続きを読む]
  • すきまにはさまる
  • 目覚めた瞬間から、昔のことが止めどなく押し寄せてきました。起き抜けにこの波にのまれてしまうことがあります。仕事なので早く自分をとり戻さないといけないのですが、焦るほど上手くいきません。今はいつでここはどこなのか、過去と現在がごちゃまぜになり、しばらくはフードをかぶって、ユニットバスの浴槽とトイレの隙間に頭を突っ込んでいました。なぜかこうしていると少し冷静になってくるのです。傍から見たら実にシュール [続きを読む]
  • 黄金の鯉を探す
  • 午前中に家事や仕事を終え、午後は川を散歩しました。この土日は記憶が抜けることもなく、比較的調子は良いです。歩いているうちに離人感も薄れ、川の流れる音や木々の葉や花の鮮やかな色がすんなりと入ってきました。日差しも穏やかで、気持ちが良かったです。近所の川には、鯉がたくさんいます。黒の真鯉や赤の緋鯉以外に、山吹黄金という珍しい品種の鯉がなぜか一匹います。真っ黒にうねる鯉たちの中に、光り輝く金ぴかの鯉を初 [続きを読む]
  • 診察で傷つく
  • 私の中のAは、私の「ファンタジーか嘘」なのだそうです。主治医にそう言われました。心のうらがわの柔らかいところがえぐられたようでした。でも、私は嘘をついているようには見えないからAはファンタジーだと思うとも言われました。心の中でAに向かって「ファンタジーか嘘だってよ」と話しかけたら、Aはくすくすと笑っていました。「何もわかっていないね」と。私たちのことはわかってもらえないのだと、私が不意に泣きそうになる [続きを読む]
  • 少しずつ歩もう
  • 風が心地よいです。今日は世界がほどよく感じられます。大きすぎも小さすぎもせず、圧倒されることも遠ざかることもなく。こんな日は、自分が地面をしっかりと踏みしめている気分になります。「歩いている歩いている」と頭の中で唱えなくても大丈夫。この世界は私が感じているよりも危険なところではないのかもしれません。こんなふうに、風が心地よいとか、光がまばゆいとか、コーヒーが美味しいとか、お腹がすいたとか、普通のこ [続きを読む]
  • 私を仕立て上げる
  • 自分が病気のふりをしているように感じることがあります。一方で、自分が普通の人のふりをしているように感じることもあります。仕事をしている時や友人と過ごしている時、ふと自分を健康な人そのものに感じることがあります。私は治療なんて必要ない周りの人たちと同じ存在で、病気のふりをしている私に騙されていたのだ。私も主治医も臨床心理士も。けれどその感覚は長くは続かず、あ、その反対だ、と思います。普通の人のふりを [続きを読む]
  • 木の芽どき
  • 一週間を振り返り、やはり記憶がとぶ頻度が増えています。休日は一日単位ですっぽり抜けていることもあり、あまり思わしくありません。外出した形跡もなく、誰にも迷惑かけないのだからまあいいか、と半ば投げやりになっているようなところがあったのですが(この危機感のなさも解離的です)、このままだと症状が仕事にも侵入してきそうなので、今のうちに少し整理してみることにしました。職場の勤務体系の変化は確実に影響してい [続きを読む]
  • いっぱいあってな
  • 仕事がキャパオーバーぎみです。仕事量が増えたというのもありますが、本来の仕事ではないその他もろもろが負担です。職場内のごたごたに巻き込まれつつあります。離れたところから静観するのは得意だったはずなのですが。けれど、病気のことでなく現実のことでいっぱいいっぱいになっている自分は少し新鮮ではあります。解離も起きやすくなっていて、ひとりの時に記憶がすっぽり抜けてしまうことが増えています。今のところ、怪我 [続きを読む]