ちゃかぽこりん さん プロフィール

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ちゃかぽこりんさん: 夢を楽しむ
ハンドル名ちゃかぽこりん さん
ブログタイトル夢を楽しむ
ブログURLhttp://ameblo.jp/osiminaku/
サイト紹介文私が書いた小説です。暇つぶしにご一読いただけると嬉しいです。
自由文現実感のある身近な日常生活を題材にオリジナル小説を書いている50代主婦です。書き溜めた過去作品から現在進行中のものまですべてさらけ出します。感想もらえるとうれしいです。辛口も歓迎です!
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供68回 / 39日(平均12.2回/週) - 参加 2017/02/16 09:39

ちゃかぽこりん さんのブログ記事

  • 惜しみなく愛は奪う 25(弱い人)
  •  私はアパートに着いて、すぐに夕食の支度とりかかった。光はろくに部屋の中を見もしないで座ってビールを飲み始めた。夕方五時、外はまだまだ明るい。私も下ごしらえが終わるとご飯が炊けるまで、座って少しビールをもらう。おいしそうに飲むと、光が目をみはってる。「へええ。」そう言って、もういっぱい注いでくれた。  缶ビールを二本開けて、オムライスを二人で食べた。甘いケチャップの味が少し濃くて、ベタベタし [続きを読む]
  • 惜しみなく愛は奪う 24(すみれ荘)
  • 寮を出ると決めてから、私は寮で寝ていなかった。あれからずっと、帰る場所はナオのアパートになっていた。私がいない時に、何回か光は電話をくれたけど、私からはしていない。光とは病院の報告をして以来、連絡が途絶えたままだった。ナオのことがあって、私はなんとなく、光と直接話すことを避けていた。光に申し訳ない。だけど、今はナオといたい。光が好きなまま、体はナオを求めた。ナオといると、私はリラックスできた。光 [続きを読む]
  • 惜しみなく愛は奪う 23(風呂なしアパート)
  • 六時過ぎに彼のアパートから自転車を二人乗りして海岸沿いのちょっとくたびれたお好み焼き屋に行った。そば入りと野菜焼きとビールを頼んで二人で飲んだ。ナオと乾杯すると、なんだかビールが甘く感じられた。 ほろ酔いでナオのアパートに帰って、また飲んだ。飲んで私はもう一人の私になる。お酒で醜い自分をさらけ出して、ナオにきれいにしてもらいたかった。醜い私を全て舐めとってほしかった。つるつるのまっさ [続きを読む]
  • 惜しみなく愛は奪う 22(もう一人の私)
  •  寮に帰ると光から電話があったという伝言メモがドアにはりつけてあった。おととい、病院に行くことを告げてあったから、心配してかけてくれたんだ。 光に悪くて、後ろめたくて、自分から電話ができなかった。体もまだけだるくて、まるで病人のよう。朝から何も食べていないのに、ちっともお腹が空かない。ベッドにもぐりこんで、ひたすら眠った。 夜、光から再度電話があった。私の不機嫌な声に光の声は控えめにな [続きを読む]
  • 惜しみなく愛は奪う 21(ゆがんだ抑圧)
  •   病院に行こうと決めたけれど、月曜日はバイトと学校に行っただけ。火曜日は、午前の体育、午後のフランス語を終えた学校帰りに、ぶらぶらと街の病院を外側から物色して素通り。水曜日と木曜日はアメリカ文学総論の発表準備に費やし、金曜日一時限目、いざ発表。要は好きな作家を選んで自分なりに評論するというものなのだが、私が選んだのはカポーティ。このために『ティファニーで朝食を』を原文訳文で三回ずつ読んだ。 [続きを読む]
  • 惜しみなく愛は奪う 20(遠い約束)
  • 大学には必要最低限しか行かなかった。留年は避けたかったので、どうしても、出なければならない講義だけは受けた。友達とはあいかわらず、一定の距離があった。「最近、変やで。」光からの電話に私は胸が熱くなる。光は敏感。私の変化を、不安をすぐに読み取ってくれる。「そんなこと、ないよ。」「いや、わかるんや。おまえ、感情の起伏激しいねんから。」「どうした?」まだ黙ってる私に光は切り込む。「ほかに好きな人 [続きを読む]
  • 惜しみなく愛は奪う 19(暗い翳り)
  •  広島駅から真っ直ぐ寮に帰った私はいきなり現実を突きつけられた。その日は一泊二日の新入生歓迎オリエンテーション・セミナー、通称オリゼミの日で、みんないないと思っていたら、二年生の寮長が残ってくれて、私を待っていたのだ。 「どこ行ってたん?」最初は優しく問われた。私は昨日、外泊届を出していなかった。オリゼミは、原則的に新入生は全員参加になっている。「友達の家に…」消え入るように答える。「そう、 [続きを読む]
  • 惜しみなく愛は奪う 18(堕ちる)
  •  新神戸駅から歩いて坂を下り、JR三ノ宮駅から地下鉄一駅。光は何も言わずに先へと進む。元町を十五分くらい歩いたら、閑静な住宅地に入った。「ちょっと待っといて。」そう言って、割と大きな一軒の家のチャイムを鳴らした。光の友達の家らしい。 何かこそこそ話して、光はお礼を言って私の方に帰ってきた。友達は私を遠目に一瞥した。少し好奇に満ちた笑みを浮かべて。「とりあえず、晩飯食おう。」光はそう言って、く [続きを読む]
  • 惜しみなく愛は奪う 17(初めての夜)
  • 二本目のビールを開けて、光は少し無口になった。私は下を向いた。光は彼女との約束をすっぽかして、こうしてここにいることを後悔してるんじゃないか、そう思った。「どした?」光が私に気づいて言う。私は首を振る。「なんでもない。」いつものパターンだ。何でもないのに涙ぐむ。だけど、光はそういう時、わかってて、私の好きなようにさせてくれる。 私はいすから立ち上がって、光のひざに乗って抱き着いた。そ [続きを読む]
  • 『コンビニ人間』村田沙耶香著 感想
  • これも、本が手元にもうないので、うろ覚えですが、記憶のあるうちに感想書きます。 とても読みやすく、さらっと読めました。内容自体は重いけれど、文体は軽い。 普通の子と感覚がずれている、ちょっと変わった子だった恵子。アスペルガーかな。人の気持ちがよくわからない。物事の価値基準がわからない。細かい決まり通りにたんたんと仕事をこなすことは得意。 案外今どき多いのかもしれません。個性的と言えば [続きを読む]
  • 『自分を操る超集中力』メンタリストDaiGo著 感想
  • 自己啓発本なので、私的に印象に残ったところを抜粋、まとめてみました! 集中力の源は前頭葉のウィルパワー。ここを使うと疲れる。行動が習慣化すると小脳で処理できるようになり疲れない。選択肢が多いと決定疲れする。取り組む時間を短くするほど早く終わる。即時決定がウィルパワーの浪費を防ぐ。あとまわしにすることで無駄なエネルギーが蓄積される。集中力を、コントロールする事で時間の密度が変わる。できる人ほど [続きを読む]
  • 「嘘の戦争」面白かった
  • 二番目に面白かったのは「嘘の戦争」キムタクの「A LIFE」は途中でリタイアしてしまいましたが、こっちは最後まで楽しめました。 SMAPで一番好きなのは、木村拓哉なんですけどね。ドラマの中では、ストーリーと役柄優先になってしまいます。 草彅剛、演技力は、キムタクより上とまでは思わないけれど、一癖ある荒んだ役が似合います。いい人そうに見えて、冷たい人、その反対、どっちもいけますね。「銭の戦 [続きを読む]
  • 今クール一番楽しんだのは「カルテット」
  • カルテット、終わりましたね。テレビドラマ、いつも番宣とかチェックして、面白そうなものは初回録画して観てるんですが、今クールは最終話まで観たのは「嘘の戦争」と「カルテット」でした。 カルテットは、一風変わってました。初回、なんだか異空間に引き込まれたみたいで、これは観なくちゃと思った。 なんといっても、ラストの主題歌に引き付けられました。 毎回、毎回、なんか意表を突くんですよね。家森さ [続きを読む]
  • 『火花』又吉直樹著 感想
  • さっき読了しました。(移動中ではないけれど)途中まで読んでいたので、一気に読んでしまおうと。 一言でいうと、うーーん、わからん。 芥川賞というだけあって、確かに言葉の使い方、表現、個性的な展開は巧みだなーと思うのだけど、私の心には刺さりませんでした。 半分漫才のかけあいのような内容でした。漫才は好きだけど、好き嫌いが激しいんですね、私。奇をてらった下品な漫才は嫌いです。例えば「 [続きを読む]
  • 『怒り』吉田修一著 上下巻感想
  • 読んで体分経っていて、本も手元にないので、思い出しながら、書いてみます。 映画は観ていないので、まったくの白紙の状態で読みました。でも、配役はわかっていたので、人物が俳優の顔に重なります。 犯人は誰かは予想がついていたのでその他の疑わしい人たちが、どの程度の悪人なのか、悪人ではないのか、そこが興味深いところでしたね。 あれだけの登場人物を、ひとつの事件に絡めて、そこからの派生として別 [続きを読む]
  • 惜しみなく愛は奪う 16(大学時代〜駅前のホテル)
  • 〜大学時代 自由になれる大学。あこがれの大学生。だけど、大学は思ったよりつまらなかった。私は勉強するために大学に行った。なのに、講義はたいくつで、先生の持論をただ聞かされるだけ。一般教養の多くは、出ても出なくてもいいものだった。自分の望んだ大学じゃない。おまけに女子大だから周りは女ばかり。 入学してからたったの一週間、早くも私は学校をさぼりがちになった。寮でボーッと寝て過ご [続きを読む]
  • 最近読んだ本
  • 読んだ本の感想が書けていません。読んですぐに書かなければかけませんね。 忘れてる。本をめくって思い出す作業がめんどくさくて…。 メモ程度でも、すぐに書いて残しておきたいなと思います。備忘録として。 今読んでいる本増補新版 書く人はここで躓く!: 作家が明かす小説の「作り方」 Amazon 火花 (文春文庫) Amazon 移動中に読むことにしているのですが、最近移動が無くて…途中で [続きを読む]
  • 惜しみなく愛は奪う 15(再会)
  • 私が店に入ると光はもう、テーブルにいた。お気に入りのブラジルコーヒーを注文して、雑誌を広げていた。私をみつけて、顔を上げて「よう。」って言う。二年ぶりだったけど、全然変ってない。もともと大人っぽかったから。髪が少し短いだけ。二十歳らしい、おだやかな笑顔だった。私もコーヒーを注文してしばらく沈黙。それからなんとなく、二人で笑った。 きのう、たくさん話したし、面と向かってはなんだか照れくさくて話 [続きを読む]
  • 惜しみなく愛は奪う 14(純朴な男の子)
  •   光は神戸に発った。私は高校二年生になった。最初の二週間くらいは手紙も電話も頻繁に交わした。だけど、だんだんお互いにとぎれがちになってきた。もともと週一回会えるか会えないかの関係。光のいない寂しさなんて思った以上に感じなかった。 光は学校と、バイト、それにバスケットのサークルもやっていて、かなり忙しそうだった。そして私はと言えば。新しいクラスで、今まで出会ったことのないタイプの一人の男 [続きを読む]
  • 惜しみなく愛は奪う 13(冷たい涙)
  • 「生理がこない。」 入り口で終わってから二週間後、私は少し気になり始めたことを打ち明けた。久しぶりの部屋で、イコライザーでビートを利かせた伊勢正三を聴きながら、ロートにお湯が噴き上がるのを待っていた光は黙ったまま視線をフラスコから私の目に移した。 本屋でその手の本も読んだ。二学期に保健で習った月経のしくみも、妊娠のしくみも、その時にはあまり真剣に見てなかったけれど、必要に迫られて、教科書でし [続きを読む]
  • タンデムで地獄まで
  • ☆さみしい 五月の夜風は冷たい。なのに、こんなビルの屋上で、鼻水垂らしながらビール飲んでる人たちの気が知れない。澪は何もかもうんざりで、なげやりになっていた。バイト先のローテーション飲み会。初めて参加してみたけれど、心は浮かない。赤いちょうちんの電球を眺めてぼんやりしていると、「わしゃーはーもう何べんもうとうたんじゃけん澪ちゃんも何か一曲歌いんさいや。」なんてこってこての広島弁で店長さん。「え、 [続きを読む]
  • 惜しみなく愛は奪う 12(愛なんてわからん)
  •  あっという間に土曜日になった。山越でバスを降りると光が待っていた。私があげたマフラーをして。 部屋に入っても私はちょっと距離を置いた。光がいつものようにコーヒーを入れてくれる。しばらくおしゃべり。今日は私がくっついていかないから、光も何もしない。「男は狼なのよ」なんてはやったけれど、そんなの嘘。いつも先に手を出すのは私。光は従順な羊。広大な牧場の草をついばむように時間はどんどんすぎて [続きを読む]
  • アメブロの小説ジャンル
  • 「非日常的な出来事を小説として書いているブログのランキングです。小説は現実にはない出来事を楽しめるものです。恋愛小説やファンタジー小説・歴史小説・妄想小説など、様々なジャンルの小説をブログで書き綴っています。手軽にさらっと読める短編小説からじっくり読める長編小説まであり、本や小説・ライトノベルが好きな人や、ちょっとした息抜き・現実逃避がしたい人にもおすすめです。」ってあるのだけれど、上位を見てみ [続きを読む]
  • 惜しみなく愛は奪う 11(北北東の風)
  •   一月末には光の受験が始まる。受験が終わる二月中旬まで会わない、電話もしない、勉強に集中してほしい、そう私から提案した。 光の邪魔をしたくない。だけど、自分のためでもあった。会わない方がいい。もう、これ以上会ったら、離れられなくなる。あのいやな気持に、ずっと支配されそうで、怖かった。ぎりぎりのところで自分をとどめていたかった。土曜日も遅くまで部室に居座って、そのまま家に帰った。北北東の [続きを読む]
  • ついにやってしまいました
  • 「惜しみなく愛は奪う 10」 の記事が この記事には一部、Amebaの健全なサイト運営にふさわしくない言葉・表現が含まれている可能性がある為アクセスすることができません。 て記事になっていて、公開されませんでした。(削除ではなく、未公開記事として、残ってはいます。) 禁止ワードが入っていたのだろうけれど、たぶん、下系の言葉が複数入っていたので、そのせいかなと思います。一発アウト的な直接的な [続きを読む]