ちゃかぽこりん さん プロフィール

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ちゃかぽこりんさん: 夢を楽しむ
ハンドル名ちゃかぽこりん さん
ブログタイトル夢を楽しむ
ブログURLhttp://ameblo.jp/osiminaku/
サイト紹介文私が書いた小説です。暇つぶしにご一読いただけると嬉しいです。
自由文現実感のある身近な日常生活を題材にオリジナル小説を書いている50代主婦です。書き溜めた過去作品から現在進行中のものまですべてさらけ出します。感想もらえるとうれしいです。辛口も歓迎です!
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供101回 / 177日(平均4.0回/週) - 参加 2017/02/16 09:39

ちゃかぽこりん さんのブログ記事

  • 惜しみなく愛は譲る 32(旅人)
  • 「就職はどうするの」母に聞かれ、「してもしなくてもいいと思うてる。あたし、そのうち世界中を旅するから。」なんて大真面目に答えると、そこにいた父からものすごい大目玉をくらった。「なんのために大学に出したと思うとるんか。おまえは働くと言うことをどう思うとるんか。ちゃんとした会社に就職しないんなら家に帰ってうちの会社を手伝いなさい。」母に目で助けを求めても、母も同じ顔で私を見ていたから、バイトでいいや [続きを読む]
  • 惜しみなく愛は譲る 31(夢と現実)
  • 私がわけもなく泣いても春人は平気で私をよしよしと抱きしめてくれた。髪をなでてくれた。もちろん、一番最初に泣いた時は、春人はちょっととまどっていた。だから、私は春人に言ったんだ。「何も言わないで、抱きしめてほしいんだ。悲しいんじゃなくて、ただ、泣きたいだけだから。」春人は私の要求通りに、私を抱きしめてくれた。髪をなでてもくれた。私も安心して泣けた。それ以後は、私が泣いても春人は全然平気で、「またか [続きを読む]
  • 惜しみなく愛は譲る 30(安心感)
  • 長い夏休みが終わり、秋が来て、私とナオの関係は複雑になってきた。私はナオと性懲りもなく夜を過ごしていて、傍目に見れば、恋人同士だった。だけど、お互いフリーで、誰と何をしようが口出しはしないという、取り決めがあった。 私は積極的に合コンに参加して、様々な男性と単発的な関係を持った。でもどれも長続きせず、結局ナオの元を離れられない。ナオもコンパは大好きで、何かと出かけて行ったけど、彼 [続きを読む]
  • 惜しみなく愛は譲る 29(紺のスーツ)
  • 光から便りはなく、私からも何もしないまま、それから二ヶ月近くが過ぎた。ナオとは相変わらずで、一度、本気で好きになったと飲んで冗談交じりで言われたけれど、私も酔っていたので冗談交じりで適当に返事した。ナオといるのが当たり前になって、光のことを考えることもなくなった。光と会えなくても、私はちっとも寂しくなかった。手を伸ばせばそこに、ナオがいるから。ナオが満たしてくれるから。ちっとも勉強してないから、 [続きを読む]
  • 惜しみなく愛は譲る 28(胸の烙印)
  • その夜はさすがにナオと過ごす気にはなれなくて、私はナオと別れてセリのアパートを訪ねた。セリにこの三日間のことを話すと、セリは冷静に「ゆづは甘えすぎている。」と例のしかめっ面をして言い放った。自分が傷つかないように、自分の都合のいいように男をふりまわしているだけだって。 三人でいた時、私はなんだかはしゃいだような気分になっていた。光に何度も求められて、必要とされる喜びを感じていた。ナオに [続きを読む]
  • べっぴんさん 感想【酷評です】
  • 終りましたね。べっぴんさん。 最初はとても楽しみに観ていたんです。その前の「とと姉ちゃん」が、期待大きすぎて突っ込みどころ満載で、今度はもっと楽しませてくれるかなと。 時代背景も、女性が一時代を築いた起業ものという点も似てますし。 でもね、二ヶ月くらいから、あれーーという感じで。 素材はいいのに、ストーリーに生かせていないというか。 ここもっと膨らませて、じっくりやってほしい [続きを読む]
  • 惜しみなく愛は譲る 27(体だけ)
  • なんだか胸騒ぎがした。私は光のこと、まだ全然分かってない。それに、ナオのことなんか、なおさらわからない。外に出て、様子を伺ったけれど、その辺にいる気配はない。二人が帰ってきたのは午前二時を回っていた。 私にと、おでんのお土産を下げて、二人で結構楽しそうにしている。「海岸通」で飲んできたと言う。「心配したのにぃ。」文句を言うと、「それくらい当然、こんないい男振り回してんだから [続きを読む]
  • 惜しみなく愛は譲る 26(三人模様)
  • 明日は仕事。光は今日の最終の新幹線で神戸に帰ると言う。リーダー目指しているんだもの。休むわけにはいかない。「うん。」私はうなずいたけど、やっぱり目に涙を浮かべてしまった。条件反射かな。光と離れるのは悲しい。だけど、私にはもう、別の生活もある。寮に帰ってどっぷりと疎外感に浸る、今までの私ではない。 ナオは私にどう対応するかはわからないけど、光が来たことで、変る関係でもないような気が [続きを読む]
  • 惜しみなく愛は奪う 25(弱い人)
  •  私はアパートに着いて、すぐに夕食の支度とりかかった。光はろくに部屋の中を見もしないで座ってビールを飲み始めた。夕方五時、外はまだまだ明るい。私も下ごしらえが終わるとご飯が炊けるまで、座って少しビールをもらう。おいしそうに飲むと、光が目をみはってる。「へええ。」そう言って、もういっぱい注いでくれた。  缶ビールを二本開けて、オムライスを二人で食べた。甘いケチャップの味が少し濃くて、ベタベタし [続きを読む]
  • 惜しみなく愛は奪う 24(すみれ荘)
  • 寮を出ると決めてから、私は寮で寝ていなかった。あれからずっと、帰る場所はナオのアパートになっていた。私がいない時に、何回か光は電話をくれたけど、私からはしていない。光とは病院の報告をして以来、連絡が途絶えたままだった。ナオのことがあって、私はなんとなく、光と直接話すことを避けていた。光に申し訳ない。だけど、今はナオといたい。光が好きなまま、体はナオを求めた。ナオといると、私はリラックスできた。光 [続きを読む]
  • 惜しみなく愛は奪う 23(風呂なしアパート)
  • 六時過ぎに彼のアパートから自転車を二人乗りして海岸沿いのちょっとくたびれたお好み焼き屋に行った。そば入りと野菜焼きとビールを頼んで二人で飲んだ。ナオと乾杯すると、なんだかビールが甘く感じられた。 ほろ酔いでナオのアパートに帰って、また飲んだ。飲んで私はもう一人の私になる。お酒で醜い自分をさらけ出して、ナオにきれいにしてもらいたかった。醜い私を全て舐めとってほしかった。つるつるのまっさ [続きを読む]
  • 惜しみなく愛は奪う 22(もう一人の私)
  •  寮に帰ると光から電話があったという伝言メモがドアにはりつけてあった。おととい、病院に行くことを告げてあったから、心配してかけてくれたんだ。 光に悪くて、後ろめたくて、自分から電話ができなかった。体もまだけだるくて、まるで病人のよう。朝から何も食べていないのに、ちっともお腹が空かない。ベッドにもぐりこんで、ひたすら眠った。 夜、光から再度電話があった。私の不機嫌な声に光の声は控えめにな [続きを読む]
  • 惜しみなく愛は奪う 21(ゆがんだ抑圧)
  •   病院に行こうと決めたけれど、月曜日はバイトと学校に行っただけ。火曜日は、午前の体育、午後のフランス語を終えた学校帰りに、ぶらぶらと街の病院を外側から物色して素通り。水曜日と木曜日はアメリカ文学総論の発表準備に費やし、金曜日一時限目、いざ発表。要は好きな作家を選んで自分なりに評論するというものなのだが、私が選んだのはカポーティ。このために『ティファニーで朝食を』を原文訳文で三回ずつ読んだ。 [続きを読む]
  • 惜しみなく愛は奪う 20(遠い約束)
  • 大学には必要最低限しか行かなかった。留年は避けたかったので、どうしても、出なければならない講義だけは受けた。友達とはあいかわらず、一定の距離があった。「最近、変やで。」光からの電話に私は胸が熱くなる。光は敏感。私の変化を、不安をすぐに読み取ってくれる。「そんなこと、ないよ。」「いや、わかるんや。おまえ、感情の起伏激しいねんから。」「どうした?」まだ黙ってる私に光は切り込む。「ほかに好きな人 [続きを読む]
  • 惜しみなく愛は奪う 19(暗い翳り)
  •  広島駅から真っ直ぐ寮に帰った私はいきなり現実を突きつけられた。その日は一泊二日の新入生歓迎オリエンテーション・セミナー、通称オリゼミの日で、みんないないと思っていたら、二年生の寮長が残ってくれて、私を待っていたのだ。 「どこ行ってたん?」最初は優しく問われた。私は昨日、外泊届を出していなかった。オリゼミは、原則的に新入生は全員参加になっている。「友達の家に…」消え入るように答える。「そう、 [続きを読む]
  • 惜しみなく愛は奪う 18(堕ちる)
  •  新神戸駅から歩いて坂を下り、JR三ノ宮駅から地下鉄一駅。光は何も言わずに先へと進む。元町を十五分くらい歩いたら、閑静な住宅地に入った。「ちょっと待っといて。」そう言って、割と大きな一軒の家のチャイムを鳴らした。光の友達の家らしい。 何かこそこそ話して、光はお礼を言って私の方に帰ってきた。友達は私を遠目に一瞥した。少し好奇に満ちた笑みを浮かべて。「とりあえず、晩飯食おう。」光はそう言って、く [続きを読む]
  • 惜しみなく愛は奪う 17(初めての夜)
  • 二本目のビールを開けて、光は少し無口になった。私は下を向いた。光は彼女との約束をすっぽかして、こうしてここにいることを後悔してるんじゃないか、そう思った。「どした?」光が私に気づいて言う。私は首を振る。「なんでもない。」いつものパターンだ。何でもないのに涙ぐむ。だけど、光はそういう時、わかってて、私の好きなようにさせてくれる。 私はいすから立ち上がって、光のひざに乗って抱き着いた。そ [続きを読む]
  • 『コンビニ人間』村田沙耶香著 感想
  • これも、本が手元にもうないので、うろ覚えですが、記憶のあるうちに感想書きます。 とても読みやすく、さらっと読めました。内容自体は重いけれど、文体は軽い。 普通の子と感覚がずれている、ちょっと変わった子だった恵子。アスペルガーかな。人の気持ちがよくわからない。物事の価値基準がわからない。細かい決まり通りにたんたんと仕事をこなすことは得意。 案外今どき多いのかもしれません。個性的と言えば [続きを読む]
  • 『自分を操る超集中力』メンタリストDaiGo著 感想
  • 自己啓発本なので、私的に印象に残ったところを抜粋、まとめてみました! 集中力の源は前頭葉のウィルパワー。ここを使うと疲れる。行動が習慣化すると小脳で処理できるようになり疲れない。選択肢が多いと決定疲れする。取り組む時間を短くするほど早く終わる。即時決定がウィルパワーの浪費を防ぐ。あとまわしにすることで無駄なエネルギーが蓄積される。集中力を、コントロールする事で時間の密度が変わる。できる人ほど [続きを読む]
  • 「嘘の戦争」面白かった
  • 二番目に面白かったのは「嘘の戦争」キムタクの「A LIFE」は途中でリタイアしてしまいましたが、こっちは最後まで楽しめました。 SMAPで一番好きなのは、木村拓哉なんですけどね。ドラマの中では、ストーリーと役柄優先になってしまいます。 草彅剛、演技力は、キムタクより上とまでは思わないけれど、一癖ある荒んだ役が似合います。いい人そうに見えて、冷たい人、その反対、どっちもいけますね。「銭の戦 [続きを読む]
  • 今クール一番楽しんだのは「カルテット」
  • カルテット、終わりましたね。テレビドラマ、いつも番宣とかチェックして、面白そうなものは初回録画して観てるんですが、今クールは最終話まで観たのは「嘘の戦争」と「カルテット」でした。 カルテットは、一風変わってました。初回、なんだか異空間に引き込まれたみたいで、これは観なくちゃと思った。 なんといっても、ラストの主題歌に引き付けられました。 毎回、毎回、なんか意表を突くんですよね。家森さ [続きを読む]
  • 『火花』又吉直樹著 感想
  • さっき読了しました。(移動中ではないけれど)途中まで読んでいたので、一気に読んでしまおうと。 一言でいうと、うーーん、わからん。 芥川賞というだけあって、確かに言葉の使い方、表現、個性的な展開は巧みだなーと思うのだけど、私の心には刺さりませんでした。 半分漫才のかけあいのような内容でした。漫才は好きだけど、好き嫌いが激しいんですね、私。奇をてらった下品な漫才は嫌いです。例えば「 [続きを読む]
  • 『怒り』吉田修一著 上下巻感想
  • 読んで体分経っていて、本も手元にないので、思い出しながら、書いてみます。 映画は観ていないので、まったくの白紙の状態で読みました。でも、配役はわかっていたので、人物が俳優の顔に重なります。 犯人は誰かは予想がついていたのでその他の疑わしい人たちが、どの程度の悪人なのか、悪人ではないのか、そこが興味深いところでしたね。 あれだけの登場人物を、ひとつの事件に絡めて、そこからの派生として別 [続きを読む]
  • 惜しみなく愛は奪う 16(大学時代〜駅前のホテル)
  • 〜大学時代 自由になれる大学。あこがれの大学生。だけど、大学は思ったよりつまらなかった。私は勉強するために大学に行った。なのに、講義はたいくつで、先生の持論をただ聞かされるだけ。一般教養の多くは、出ても出なくてもいいものだった。自分の望んだ大学じゃない。おまけに女子大だから周りは女ばかり。 入学してからたったの一週間、早くも私は学校をさぼりがちになった。寮でボーッと寝て過ご [続きを読む]
  • 最近読んだ本
  • 読んだ本の感想が書けていません。読んですぐに書かなければかけませんね。 忘れてる。本をめくって思い出す作業がめんどくさくて…。 メモ程度でも、すぐに書いて残しておきたいなと思います。備忘録として。 今読んでいる本増補新版 書く人はここで躓く!: 作家が明かす小説の「作り方」 Amazon 火花 (文春文庫) Amazon 移動中に読むことにしているのですが、最近移動が無くて…途中で [続きを読む]