junjun さん プロフィール

  •  
junjunさん: 時をこえて・・・《シンイ2次小説》
ハンドル名junjun さん
ブログタイトル時をこえて・・・《シンイ2次小説》
ブログURLhttp://ameblo.jp/jun1215jun6575/
サイト紹介文ドラマ「信義ーシンイー」の 2次小説を綴っています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供55回 / 41日(平均9.4回/週) - 参加 2017/02/17 12:17

junjun さんのブログ記事

  • 君ありて・・・ 21
  • 屋敷で、ヨンの帰りを待つウンスの元に、マンボ妹が訪ねてきた。 「天女。元気にしてるかい?悪阻は、おさまったかい?」 相変わらず、威勢の良い声のマンボ妹だ。 「あら、マンボ姐さん。いらっしゃい。さぁ、こちらへどうぞ。」 ウンスは、マンボ妹を、居間のほうへとおした。 「ヨリさん。お茶をお願いしてもよいかしら・・・?それで、マンボ姐さん、今日はどうしたの・・・?」 ウンスは、ヨリ [続きを読む]
  • 君ありて・・・ 20
  • 軍議の場をあとにしたヨンを、イ・セクが呼び止めた。 「大護軍。少しよろしいか?」 『これは、イ・セク殿。今から、王様のもとに参りますが・・・イ・セク殿も共に参られますか?』 「よろしいのか・・・?」 『此度の済州島への派遣についてのお話ではないのですか?ならば、共に参られるがよい。』 ヨンは、イ・セクを連れて、康安殿へとむかった。 康安殿。『大護軍、チェ・ヨン参 [続きを読む]
  • 君ありて・・・ 19
  • 翌日、皇宮では済州島での不穏な動きについて軍議が行われた。いまはまだ、徳興君が絡んでいることは、伏せたままとした。確実に、徳興君を討つためには、地固めが必要であると、王とヨンの策だった。 二心ある臣下がいないとは言い切れないのが、政。王とヨンは十分すぎるほどにわかっていた。 「済州島といえば、ここ開京からかなり遠い。万が一に決起したとしても、開京までは、攻めては来ぬであろう」&n [続きを読む]
  • 君ありて・・・ 18
  • ヨンが屋敷に戻ってくると、居間からウンスが駆け出そうとしている。 『ウンス!!走ってはならぬ!』 ヨンの声に、ウンスの脚が止まった。『俺が、そちらに行きます。大人しく・・・』 ヨンは、言葉を言い終わる前に、ウンスの元に駆け寄りウンスを抱きしめていた。 「ヨン!お帰りなさい・・・」 ウンスは、ヨンの胸の鼓動を確かめながらヨンを出迎えた。 『只今、戻りました。ウンス・・・走って [続きを読む]
  • 君ありて・・・ 17
  • 『王様・・・徳興君様がどうなさったのですか?』ヨンの言葉は丁寧だが、声色には、怒りが含まれていた。 一度ならずも、三度ウンスに毒を盛った、憎き徳興君・・・ 王命にて、切り捨てること叶わず・・・何度煮え湯を飲んできたことか・・・出来ることなら、この手で・・・ウンスの苦しみを・・・ウンスの悲しみを・・・そして、この世に生まれ出でることが出来なかった我が子の仇を・・・と何度望んだことか・・ [続きを読む]
  • 深く静かに・・・貴女への想い・・・
  • *************************************たくさんの「いいね!」そして、暖かいコメントを頂き、本当にありがとうございます。アメブロ、にほんブログ村でも、高評価を頂き、本当に感謝の思い出いっぱいです。感謝の気持ちを込めて・・・少しだけ、ヨンの気持ちを綴ってみました。取り留めのない内容かもしれませんが、お読みいただければ嬉しいです。by junjun************* [続きを読む]
  • 君ありて・・・ 16
  • 居間で、ヨンとチェ尚宮、そしてウンスの3人はヨリの淹れたお茶を飲み寛いでいた。そこへ、皇宮から、急ぎの使者が訪れた。 「旦那様。皇宮から、急ぎ参内するようにと、知らせが参っています。」 パソンが扉の前から、声をかけた。 『急ぎだと・・・?相分かった。すぐに参る。チュホンを・・・』 「畏まりました。」 パソンは、すぐさま厩へとかけていった。 ヨンは、ウンスに手伝ってもらい、身 [続きを読む]
  • 君ありて・・・ 15
  • マンボの店で、久しぶりにクッパを食べて、ヨンとウンスは、屋敷へと戻ってきた。屋敷の前には、パソンがヨンとウンスを出迎えに来ていた。「お帰りなさいませ、旦那様。奥様」 『今、戻った。変わりはないか?』 「はい。旦那様。特に変わりはございません。奥様のお体に障ります。お屋敷の中にお入りください。」 パソンは、ヨンとウンスを屋敷の中に入るように促した。 屋敷の中に入ると、ヨリがいそ [続きを読む]
  • 君ありて・・・ 14
  • 『気分は、如何ですか?少し遅くなりましたが、マンボの店にクッパを食べに参りましょう。』 ヨンは、穏やかな眼差しで、ウンスに声をかけた。 「うん。少し休んだから、大丈夫。お腹すいちゃった・・・ヨン、早くいきましょう。」 ウンスは、寝台から降りると、衣を整えて、ヨンの手を引っ張るように強請った。 『フ・・・相変わらず・・・貴女という方は・・・』 ヨンは、呆れるような素振りを見 [続きを読む]
  • 君ありて・・・ 13
  • 《母様・・・母様・・・》 どこかから、幼子の声が聞こえてきた。 《母様・・・ほら・・・こちらに・・・》 幼子が、ウンスの手を引き、どこかへと連れて行く。 《そんなに急いだら、転んでしまうわ・・・》 ウンスは、手をひく幼子に、優しく声をかけた。 《大丈夫です・・・母様。ほら・・・あれを・・・ご覧ください・・・》 《あ、あれは・・・》桜の大樹が一本・・・桜の花が咲き誇 [続きを読む]
  • 君ありて・・・ 12
  • ヨンは、ウンスの手を引き、寝室へと連れて行った。寝室に入ると、ヨンはウンスをそっと胸の中に抱き寄せた。 『フ・・・まるで、貴女は・・・幼子のようだ・・・』 ウンスの瞳からあふれる涙をそっと唇で拭った。 「ありがとう・・・ヨン。こんなにも・・・貴方に愛されて・・・私・・・とっても幸せよ・・・」 『ウンス・・・俺もです。こんなにも、貴女が愛おしくて・・・この上もなく幸せです。』&nb [続きを読む]
  • 君ありて・・・ 11
  • ヨンが、ウンスの為に別邸を医院に改築した建屋を二人で見て回った。『まだ、工事中の箇所もあります。子が生まれる頃には、完成して、此処で、診察できるはずです。』 ヨンは、診察室、処置室、薬剤室と、ウンスを連れて説明していく。 診察室の隣には、ウンスの控室兼育児室になっていた。 「ヨン・・・この子を産んでも、医員を続けて良いの・・・?」 『フ…貴女のことです。子が産まれたとしても、 [続きを読む]
  • 君ありて・・・ 10
  • ウンスは、一軒の屋敷の前で呆然と立ち尽くしていた。ヨンに連れてこられたのは、チェ家の別邸の一つだった。その別邸は、ヨンとウンスが住まう屋敷と、皇宮の間にあった。 「ヨン・・・ここは・・・?」 『はい。チェ家の別邸の一つです。さぁ、中に入りましょう。』ウンスは、見覚えのある別邸につれてこられて言葉がでなかった。 ヨンに手を引かれるまま、門を潜り、建屋の方にむかった。 門から、建屋の前 [続きを読む]
  • 君ありて・・・ 9
  • ヨンとウンスは、少し遅めの朝餉を食していた。ウンスは、ヨンと出かけることが出来ることに、上機嫌でニコニコ笑っていた。 「ねぇ、ヨン。お出かけって、どこに行くの?」 行先を教えてくれないヨンに、行先を聞き出そうとヨンに強請った。 『フ・・・それは・・・秘密です。さぁ、朝餉を食べてしまいましょう。』 ヨンは、そのまま朝餉をパクパクと食べ進めた。 「教えてくれないのね・・・うん [続きを読む]
  • 君ありて・・・ 8
  • ミョンウォルを見送り、ヨンとウンスは夕餉をすませ、仲睦まじく肩を寄せ合い過ごしていた。 「ヨン・・・今まで、心配ばかりかけて・・・ごめんなさい・・・。この子を護るのは、私なのに・・・我儘をきいてくれてありがとう・・・」 ヨンの肩に体を預けながら、ウンスがヨンに感謝の想いを告げた。 『ウンス・・・俺は、貴女が典医寺や修医堂の役目に誇りとやりがいを持っていることを知っています。出来ることな [続きを読む]
  • 君ありて・・・ 7
  • ヨリとともに、ウンスは屋敷の居間へと向かった。屋敷の居間では、ミョンウォルが静かに待っていた。 「奥様。お帰りなさいませ。チェ尚宮様より、お話を伺い、参りました。ここでは、診察が出来ませんので、寝間の方へ・・・」 ミョンウォルは、寝間の方へウンスを連れて行き、寝台にウンスを横たわらせた。そして即座に脈を診ながら、ウンスの体調を聞いた。 「ミョンウォルさん、わざわざ、屋敷まで来てい [続きを読む]
  • 君ありて・・・ 6
  • ヨンとウンスが、二人仲良く屋敷に戻ってくると門の前に、ヨリとパソンが心配そうに待っていた。 「お帰りなさいませ。旦那様、奥様。」 『ん、今戻った。変わりはないか?』 「はい。特にございませんが・・・奥様、お加減はいかがですか?」 「ヨリさん、パソンさん。心配かけてごめんなさい。もう大丈夫よ。だけど、明日からは、お役目をお休みすることにしたから・・・」 「そうですか・・・さ [続きを読む]
  • 君ありて・・・ 5
  • ウンスは、チェ尚宮が坤成殿へ戻っていってからひとり考えていた。 紅巾の乱から、漸く開京も皇宮も元にもどってきた・・・ 修医堂の講師陣も整ってきているチュムチさんも、ヨンジュンさんも実践を重ねている・・・ そろそろ・・・次の段階に進んでもいいかな・・・その前に・・・私には、とっても大切なことが・・・このお腹の子を・・・元気に、この世に誕生させてあげなくちゃ・・・吾子との約束だ [続きを読む]
  • 君ありて・・・ 4
  • 修医堂で、ヨンとひと時の休息をすごしたウンスは、役目の為、兵舎へと戻って行ったヨンの迎えを大人しく、控室で待っていた。 あぁ・・・失敗しちゃった・・・きっと、ヨンはものすごく心配しているわね・・・ それに、きっと、武閣氏のお姉さんたちから、叔母様にも、報告がいって・・・ もしかしたら・・・もうすぐ、叔母様がやってくるかも・・・? あ、叔母様の耳に入ったということは・・・ [続きを読む]
  • 君ありて・・・ 3
  • 修医堂。ウンスは、妊娠がわかってから、修医堂への出仕をできるだけ控えていた。 しかし、今日は、修医堂の軍医修練が再開されることもあって、修医堂の責任者であるウンスの出仕をヨンは、渋々許した。 ヨンは、修医堂で行われる軍医修練の再開式に武官代表として出席をすることになった。 式が進む間、ヨンは数日前のウンスとのやり取りを思い返していた。 数日前の屋敷でのヨンとウンス [続きを読む]
  • 君ありて・・・ 2
  • まだ余が明けきらぬ頃。ヨンは窓から差し込む月明りに照らされ目が覚めた。 ヨンの腕の中には、穏やかな寝息をたてる愛しいウンスが眠っている。 ウンスの寝顔を見つめながら 無理をさせてしまった・・・ あまりにも、愛おしく・・・離すことが出来なかった・・・ 何度抱いても、また欲が出てしまう・・・ 『済州島の反乱の動きが大きくならなければよいが・・・』 反乱が大 [続きを読む]
  • 君ありて・・・ 1
  • 居間でうたた寝をしていたウンスをゆっくりと抱き上げ、寝間へと連れて行った。『体が冷えてしまってる・・・このままでは、風邪をひいてしまいます・・・俺を・・・待っていたのですか?』 ウンスを寝台に座らせて、冷えた体を抱き寄せた。 「ん・・・待ってた・・・ヨンにとっても会いたかったから・・・」 ヨンの胸の中に顔を埋めながら、ウンスは呟いた。済州島で不穏な動きがあり、反乱が起きるかもしれ [続きを読む]
  • 君ありて・・・ プロローグ
  • ただひたすらに、貴方の元に帰る・・・ それだけを心に・・・蒼白い光の渦の中へと飛び込んだ。 光の先に、貴方が待っていると信じて・・・わが目を疑ってしまった・・・光を抜けて目にしたその光景・・・ 何かが違う・・・貴方は・・・どこ・・・? 何も考えられなかった・・・ただひたすら走った・・・貴方を置き去りにしたあの丘に向かって ここ・・・は・・・?貴方が・・・いない・・・? なぜ [続きを読む]
  • 嵐の中へ・・・ 44
  • 『叔母上。ウンスは体調が優れぬ。休ませる故、これくらいで失礼する。』 ヨンは、これ以上小言を言われては適わないとばかりにウンスの手を引き、修医堂へと戻って行った。 二人の後ろ姿を見送ったチェ尚宮。 ヨンが、あれほど幸せそうな顔をするとは・・・ ウンス・・・そなたのおかげぞ・・・ 兄上、義姉上・・・二人を見守って下され。そして、赤子を無事に授けて下され。 二人は、十分に [続きを読む]
  • 嵐の中へ・・・ 43
  • 王と王妃に挨拶を済ませた、ヨンとウンス。 ウンスを修医堂の私室へと送ろうと回廊を歩いているとヨンの後頭部に何かが当たった。後頭部を擦りながら振り向くと、目の端を赤くしたチェ尚宮が立っていた。 「この馬鹿者が!!」 チェ尚宮の喝が飛んできた。 『叔母上!普通に呼び止めればよかろう・・・』 ヨンは、憮然とした面持ちでチェ尚宮を睨むようにしている。ウンスは、みるみるうちに瞳に涙 [続きを読む]