いち さん プロフィール

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いちさん: ゲイなんすっけど、小説書いてみました
ハンドル名いち さん
ブログタイトルゲイなんすっけど、小説書いてみました
ブログURLhttp://gay-novel.blog.jp/
サイト紹介文素人が書くゲイ系小説です。
自由文ゲイ系の小説を書いてみました。素人が書く小説ですし、発表するほどのものでもないのですが。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供86回 / 119日(平均5.1回/週) - 参加 2017/02/25 12:44

いち さんのブログ記事

  • 終わりの見えないデスマッチ(42)
  • いつの間にか10秒が経ち、俺は終わった。周囲は静まっていて、大の字になってリング上に俺一人が倒れていた。そっか、もう終わったのか。起き上がろうとすると、俺の腹の上には大量の卵の白身のようなゾル状の液体が出されていて、深く刻まれた腹筋をあみだくじのように分か... [続きを読む]
  • 終わりの見えないデスマッチ(41)
  • 正気に徐々に戻っていくと、目の前に智哉の顔があった。とても冷静で乾いた目で俺を見つめていた。「これで最後だ、弘さん、参ったと言えよ。」腫れて一回りも二回りも大きくなった玉を優しく手で包み、揉み解し、まるでさっきの行為が嘘のように、打って変わっていたわって... [続きを読む]
  • 終わりの見えないデスマッチ(40)
  • 智哉は真剣な眼差しで弘一の顔を見つめ、一呼吸おいてから、「いくぞ。」と念を押すように言い、何かに取り憑かれたかのように顔を紅潮させて目を見開いて歯を食いしばり、万力のように徐々に手に力を込めていった。その力は半端ではなかった。「ギヤァァァァァ!!!」俺は生ま... [続きを読む]
  • 終わりの見えないデスマッチ(39)
  • 年下なのにぞんざいな口の利き方だ。ただ、声を出そうとしても腹に受けたダメージでなかなか口に出てこない。さすがに鋼のように鍛えた腹筋を以てしても、こんなにも一つ一つが重いパンチを喰らうのは堪えた。「お前、誰に口聞いてんだ?言う訳ないだろ?」息を整えて何とか... [続きを読む]
  • 終わりの見えないデスマッチ(38)
  • しばらくして何とか目の焦点が合い始めてきた。リングの端で俺は寄りかかっていた。介抱されているのかと思ったが、違う、ロープで俺の腕が引っかけられているのだった。そして、目の前には智哉が立っていた。ダウンは取られていなかったようだ。智哉の顔がちょっと笑ったよ... [続きを読む]
  • 雑記帳(2017/06/20)
  • 「終わりの見えないデスマッチ」も、ようやく終わりが近づきましたね。一応、終わったと言いつつ書き足してます。なんかね、書き急いで雑なところも目立つので。他の話もそうですけどね。説明が多いとまどろっこしいっていうのもあるんですけど、この辺はメリハリをつけてい... [続きを読む]
  • 終わりの見えないデスマッチ(35)
  • 憂鬱な気分でまた試合を迎えた。ただ、チラシを見て、そんな気分は吹き飛んだ。智哉、俺の相手が智哉だ。髪型がオールバックになっていて精悍な顔立ちになったが・・あれから5か月、久しぶりに見る智哉に全身に電気が走ったかのような刺激が走った。どこにいるのだろうか、控... [続きを読む]
  • 終わりの見えないデスマッチ(33)
  • 相手は拳同士を腹のあたりで打ち合い、気合を入れているようだ。大胸筋が連動して波打っている。余計エキサイトさせたようだ。窮鼠猫を噛むというが、手負いの熊だったらどれほど危険なのだろうか。普段だったら勝ち急いでいたが、心の余裕というよりはぽっかり空いた空虚さ... [続きを読む]
  • 終わりの見えないデスマッチ(32)
  • 「うぐぅぅぅっ。」筋肉で身を固めたようなタイプの男は前にも対戦したことがあるが、大体が見事な筋肉に反比例してお粗末様なモノを、ぶら下げていると言うよりも付けているとでも言った方が適切かもしれない。筋肉をまとっている男は頭が悪いというのは俗説かもしれないが... [続きを読む]
  • 終わりの見えないデスマッチ(30)
  • 今日の試合はまさしく人間と言うよりはゴリラでも相手をしているかのような、ひどい組み合わせだった。プロとは言わないが、レスラーのように筋肉で覆い尽くされたカラダで、体重にすれば俺の1.5倍はあるのではないかと思われる男だった。オッズもさすがに今までにないくらい... [続きを読む]
  • 終わりの見えないデスマッチ(28)
  • 「そろそろです。」事務的な電話だった。智哉には結局このことは言わなかった。試合前には会わないようにしているが、きっとどこかで見ているのだろう。ロッカーで着替え、リングに向かうと、既に相手はリングにいた。二人とも俺と同じくらいの長身だ。奥目の方の右目は義眼... [続きを読む]
  • 終わりの見えないデスマッチ(27)
  • 「そろそろです。」事務的な電話だった。智哉には結局このことは言わなかった。試合前には会わないようにしているが、きっとどこかで見ているのだろう。ロッカーで着替え、リングに向かうと、既に相手はリングにいた。二人とも俺と同じくらいの長身だ。奥目の方の右目は義眼... [続きを読む]
  • 終わりの見えないデスマッチ(26)
  • というのも、実は弘一に身に覚えがあったからである。この前、来て早々に見知らぬ男が寄ってきた。40前後でサングラスを取らずに、そのよく日焼けした男は、「次の試合、いつもの倍払うから、負けてくれないか?」と言われたのだ。「俺、そういうのやってないんで。」と早々... [続きを読む]
  • 終わりの見えないデスマッチ(25)
  • 大振りでガンガン顔に右、左、右、左と連打していく。唇からか出血して胸と床は真っ赤な血の色が徐々についていき、顔も元の顔がどうだったか思い出せないほど、原形をとどめずどんどん赤黒く腫れていく。時間制限もないし、セコンドがいないからタオルも投げられない。倒れ... [続きを読む]
  • 終わりの見えないデスマッチ(24)
  • 始まった。両者が中央に向かう。一人で二人相手にするのは無理だから、一人をまず倒してからだろうな。やっぱほっそりした方からいくのかなと思ったが、向かい合っているのはこげ茶色の肌をした方だ。もう一人は90度離れて様子を窺っている、というより役に立つのかなってい... [続きを読む]
  • 終わりの見えないデスマッチ(23)
  • 1対2という試合はそのとき初めて見た。2人のうちの一人は見覚えがあった。背丈は普通で全体的にほっそりしていて、肩までかかる髪、細い眉に日焼けサロンで焼いたような不自然な肌の黒さ。ホストなんだろう。借金苦か金か女のトラブルか知らないが、ホストっぽい風情の参加者... [続きを読む]
  • 終わりの見えないデスマッチ(22)
  • 次の試合が決まった。相手は当日にならないと分からない。これは事前に相手と接触を試みるのを防ぐためでもあり、怖気づいてドタキャンされても困ると言うこともあるからだが、当日急に出場する者や、逆に体調不良等で都合が悪くなる者もいるから、事前通知する意味があまり... [続きを読む]
  • 終わりの見えないデスマッチ(21)
  • 「治まりました?」智哉が、先ほど拳で突き上げた玉を優しく揉みほぐす。「強くなったな。」智哉の長い髪を掻き分けるように撫でる。「ケツの方がズキズキする。」元々、弘一はバックの経験がほとんどない。しかし、智哉だけは受け入れるのだった。そもそも、智哉とは、この... [続きを読む]
  • 雑記帳(2017/06/03)
  • 「終わりの見えないデスマッチ」、一応Ⅲに入りましたけど、実は今のところ42章あるので、本当に終わりが見えないです(笑)。ま、書き終わっているんですけれど書き足したりしているんで。「登場人物」「概略」はその都度書き足しています。これ、自分で見ておかないと設定を... [続きを読む]
  • 終わりの見えないデスマッチ(20)
  • 汗で大理石のように筋肉の一つ一つが光り輝いて見える。股間に与えられた打撃に抗うかのように、その筋肉の一つ一つが万華鏡のような蠢きを見せる。それを見ながら、智哉は、野生のバナナのようにしなって固くなったものに透明な液体を塗りたくり、弘一の両足を持ち上げて拡... [続きを読む]