あくえり さん プロフィール

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あくえりさん: Gimブログ(あくえりの暢気にジェネラル)
ハンドル名あくえり さん
ブログタイトルGimブログ(あくえりの暢気にジェネラル)
ブログURLhttp://aquariusmedgim.hatenablog.com/
サイト紹介文JCHO東京城東病院総合内科の森川暢によるブログです。日々GIMに関するネタを書く予定です
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供34回 / 131日(平均1.8回/週) - 参加 2017/02/26 00:37

あくえり さんのブログ記事

  • 慢性偽性腸閉塞(CIPO)について
  • 慢性偽性腸閉塞について少しお勉強。偽性腸閉塞症(pseudo-obstruction)は、腸管の蠕動運動が障害されることにより、機械的な閉塞機転がないにもかかわらず腹部膨満、腹痛、嘔吐などの腸閉塞症状を引き起こす疾患である慢性偽性腸閉塞症 Chronic Intestinal Pseudo-obstruction (CIPO)とは | 慢性偽性腸閉塞のインフォーメーションサイトつまり、慢性の大腸の著名な拡張があるにも関わらず上下部内視鏡、造影CTなどで異常がない [続きを読む]
  • 非定型抗精神病薬によるAIN?
  • とある非定型抗精神病薬使用若年者ただ、NSAIDSを直前に使用。腎腫大、腰痛、CRP微増、尿異常(
    蛋白、RBC、WBCいずれも軽度)Krishnan, N., & Perazella, M. A. (2015). Drug-induced acute interstitial nephritis: Patholog
    y, pathogenesis, and treatment. Iranian Journal of Kidney Diseases, 9(1), 3?13.https://doi.org/10.1038/nrneph.2010.71キーポ
    イント・薬物誘発性のAINは、AKIの比較的コモンな原因。・AIN [続きを読む]
  • 女性の強直性脊椎炎について
  • 中年女性の1−2ヶ月の経過の腰痛片側仙腸関節の圧痛あり仙腸関節炎??女性でも強直性脊椎
    炎の特徴は何かClin Rheumatol. 2011 Jan;30(1):121-7. doi: 10.1007/s10067-010-1581-5. Epub 2010 Sep 30.Spondyloarthritis in wo
    men: differences in disease onset, clinical presentation, and Bath Ankylosing Spondylitis Disease Activity and Functional in... -
    PubMed - NCBI主に女性のコホート研究SSpA患者516人(男性:女 [続きを読む]
  • tietze症候群
  • ブログの更新が出来ていませんでしたが、ぼちぼち更新します。外来で胸痛の患者さんがいたのですが、らしいので調べて見ました。http://www.imj.com.pk/wp-content/uploads/2013/07/41-RA1.pdftietze症候群は第2−3に好発する。肋軟骨炎は第2−5に好発することとは対照的。肋軟骨炎に比べ限局し、さらに腫脹を伴うことが肋軟骨炎との違い。若年者(20−30歳)に多いが、高齢者にも起こりうる(僕の症例もそうでした) [続きを読む]
  • 39歳のジンバブエの男性のsevereな頭痛
  • 以下ネタバレ注意1ヶ月前からの頭痛。徐々に増悪傾向入院当日に嘔吐。頚部痛も伴い、羞明もあった。聴力障害、視力症状、痙攣、皮疹なし外傷もなく、体重減少、寝汗、咳、呼吸困難なしもともとNIDDMと診断され、メトホルミンとSU薬が処方HVIの検査はしたことがなく他に薬は飲んでない。トラックの運転手 妹がNIDDM タバコ・アルコール無しBT36.8度 他バイタル安定意識清明 neck stiffnessあり 項部硬直も他身体所見問題な [続きを読む]
  • 誘引のない静脈血栓症に対するアスピリンの効果
  • http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1114238#t=articleAspirin for Preventing the Recurrence of Venous Thromboembolismn engl
    j med 366;21 nejm.org may 24, 2012今更ですが、有名な論文なので読んでみました。P 誘引のない静脈血栓
    塞栓(近位のDVT and/ or 肺塞栓)をはじめて発症し6~18ヶ月のワーファリンを投薬した18歳以
    上の患者Exclusion抗リン脂質抗体など明らかな凝固異常がある活動性悪性腫瘍静脈血 [続きを読む]
  • 制酸薬の使用はClostridium difficile腸炎のリスクを上げる
  • Assessing the Risk of Hospital-Acquired Clostridium Difficile Infection With Proton Pump Inhibitor Use: A Meta-Analysis | Infectio
    n Control & Hospital Epidemiology | Cambridge CorePPIとCD腸炎との関係が知られている。PPIとhospital acquired CDIと
    の関連を調べたmeta analysis。23の観察研究、186033のケースを対象とし、10307人のCD腸炎が報告。異質
    性が高かったのでrandom effect modelが使用されている。・結果 [続きを読む]
  • Case 12-2017: A 34-Year-Old Man with Nephropathy
  • 以下ネタバレあり34歳男性 聴力障害有り11週前までは健康倦怠感、寝汗、熱、食欲低下、悪心あり悪化傾向咳と息のしづらさも徐々に出現 尿も泡立ち体重も9kg減少入院15日前に他院受診。気分不良、嘔吐、胸痛が出現 胸痛は悪化傾向バイタルは安定 発熱なし 呼吸状態安定頸部リンパ節腫脹有り両側呼吸音低下、ロンカイあり腹部には圧痛あるが平坦、柔L/Dは下記 BUN17 Cr1.6と腎機能障害尿は泡立っている 比重1.037  [続きを読む]
  • ACE-I or ARB 内服後の血清Cr上昇について
  • Serum creatinine elevation after renin-angiotensin system blockade and long term cardiorenal risks: cohort study | The BMJACE-I or ARB開始後の血清Cr上昇についての心腎アウトカムについて調べた論文population based cohort studyイギリスのプライマリ・ケアのデータを使用患者: ARB or ACE-Iを開始した患者アウトカム:血清Crが30%上昇した患者における末期腎疾患、心筋梗塞、心不全、死亡率。122363人のうち [続きを読む]
  • 神経診察のフレーム 簡易version
  • 元々のブログで書いていた神経診察のフレームを再掲します。神経診察のフレームは下記のとおりです。ここでは簡易versionをお届けします。①意識・高次脳機能②脳神経系③運動系④感覚系⑤腱反射・病的反射⑥起立・歩行⑦自律神経 上記7つのフレームで考えていきます①意識・高次脳機能JCSのチェックと病歴聴取時の違和感でスクリーニング。ほとんどの場合,病歴聴取の時点で「なんか変」なはずさらに家族の言ういつもと違 [続きを読む]
  • 脊髄損傷と膀胱癌の関連
  • www.ncbi.nlm.nih.govリハビリ病院におけるコホート研究3670人のspinal cord injuryの患者を対象としている。留置カテーテル、留置カテーテル未使用、 multi カテーテルに分けて検討ICD使用は頚椎病変で多い。留置カテーテル使用で明らかに膀胱癌が増加留置カテーテルではRR4.9と相対リスク増加maltiple catheterではそれほどではない。留置カテーテルは膀胱癌のリスクと思われる。 [続きを読む]
  • PMRと悪性腫瘍の関係
  • 悪性腫瘍の合併と言えばRS3PEが有名ですが、PMRに悪性腫瘍は合併するか?Is cancer associated with polymyalgia rheumatica? A cohort study in the General Practice Research Database | Annals of the Rheumatic Diseasesイギリスのコホート研究。以前に癌や血管病変を指摘されていないPMRでコルチコステロイドで治療された患者を対象としている。最初に癌と診断、死亡、データベースに記録されなくなるまでフォローした結果 [続きを読む]
  • 造影剤腎症 生理食塩水予防効果 RCT
  • P eGFR:45〜59 mL /分/1.72m? (糖尿病 or >75歳、貧血、循環器疾患、NSAIDS、利尿薬) or eGFR:30から45mL /分1.72m?eGFR 30以下、腎代替療法、ICU、緊急事態は除外I 生理食塩水による予防投与をするC 予防投与を行わないO 造影剤腎症の発生非劣性試験 open-label 前向きのRCT数は足りている下記の表からもベースラインは両群で変わりなし●結果造影剤腎症は両群で変わりなし。心不全は明らかに生理食 [続きを読む]
  • PMRにおけるエコー所見について
  • 先日、PMRで綺麗なエコー所見を認めた方がいました。PMRは滑膜炎>滑液包炎です。PMRのスコアリ
    ングとしては2012年の下記の論文が有名です。2012 provisional classification criteria for polymyalgia rheum
    atica: a European League Against Rheumatism/American College of Rheumatology collaborative initiative | Annals of the Rheumatic Di
    s上記のように臨床所見が重要視されていますが、それと同じくらいエコー所見 [続きを読む]
  • 腸腰筋の石灰化
  • 圧迫骨折+心不全で入院。なぜか腸腰筋が石灰化している。psoas abscess Calcification で検索。意外にも腸球菌による腸腰筋膿瘍でも石灰化を生じうるCalcified iliopsoas abscess caused by Enterococcus faecalis. - PubMed - NCBIただ、やはり結核がヒットする。こちらは予想通り。[Calcified tuberculous abscess of the psoas muscle. Apropos of a case]. - PubMed - NCBIPsoas muscle calcification で検索してみ [続きを読む]
  • 片側性の仙腸関節炎
  • 若年男性の片側性仙腸関節炎 鑑別は??片側性なら普通は感染症を考える。片側性仙腸関節炎でまず思いつくのはブルセラ症。ただ、国内発症は極めて稀。獣医の業界で話題になっている。http://www.eiken.co.jp/modern_media/backnumber/pdf/MM0903_03.pdfブルセラ症のsystematic review(というかこんなのあるのね。)https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3516581/pdf/pntd.0001929.pdfやはり、日本では極めて稀 [続きを読む]
  • 巨細胞性動脈炎 mimic の感染性心内膜炎
  • 高齢男性。新規発症の両側頭部痛。炎症反応上昇。霧視。顎跛行や側頭動脈の身体所見・エコー所見は乏しく、造影CTで大動脈炎の所見はなし。ただ臨床的に巨細胞性動脈炎否定できず、専門科に転院。そちらで眼底検査するも虚血性視神経症の所見なし。やはり側頭動脈のエコー所見も乏しく非典型的。後日、当院および他院の血培からStaphylococcusが全セットで陽性。CNS。感染性心内膜炎が疑わわしい。GCA mimicのIEがあるか調べて [続きを読む]
  • 左側憩室炎に対しては抗生剤治療は不要???
  • 元々2012年に非複雑性の左側憩室炎に対して抗生剤を使わなくても合併症や再発が変わらないとい
    うRCTが発表された。Randomized clinical trial of antibiotics in acute uncomplicated diverticulitis. - PubMed - NCBIBr J Sur
    g. 2012 Apr;99(4):532-9. doi: 10.1002/bjs.8688. Epub 2012 Jan 30.P 左側憩室炎(非複雑性)I 抗生剤使用C 抗
    生剤不使用O 合併症、再発、入院期間多施設研究 合計623人を対象としたRCT⇒結果ア [続きを読む]