x010 さん プロフィール

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x010さん: Ph+ALLのIT研究者の日記
ハンドル名x010 さん
ブログタイトルPh+ALLのIT研究者の日記
ブログURLhttp://phall.hatenadiary.com/
サイト紹介文コンピュータ科学の研究者がフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病になった。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供33回 / 18日(平均12.8回/週) - 参加 2017/02/27 18:52

x010 さんのブログ記事

  • 保険の必要性
  • 白鳥やら癌サバイバーのタレントを使ったCMで「がん保険」の必要性を主張している.さて本当に医療保険・がん保険は役に立つのだろうか?私自身のケースではどうなのか見ていこう.医療費負担額は?まず幾らくらいの負担が発生しているか具体的に見てみる.2016年12月と2017年1月の合計51日間で,病院に支払った自己負担金は526,623円であった.これが今後何ヶ月も続くとなると大変だ.確実に破産してしまう.これを補うために医療 [続きを読む]
  • 入院90日.地固め療法後の検査いろいろ
  • 2016年12月12日に突然入院してから,2017年3月11日でまるまる90日を迎えた.強化地固め療法も終わって今週はその成果を確認するための検査の1週間.胸部レントゲン呼吸器(肺活量など)心電図外科(肛門)腹部超音波ガリウムシンチ頭部MRI心臓超音波骨塩定量耳鼻科検診(他院受診)歯科・口腔外科検診(他院受診)CT眼科検診骨髄穿刺(マルク)腰椎穿刺(髄液検査・抗がん剤投与)以上を一通りやりました.今後の移植までの間で, [続きを読む]
  • 外泊許可
  • 31日間の強化地固め療法も終盤を迎える.ステロイドの量が減ってきて,血球数も回復.今週末は外泊の許可が出た.中央静脈カテーテルが入っていてこれを48時間以上放置すると固まってしまうので期間は1泊だけ.さて,何をしようか?美味しいものが食べたい.しかし生ものが食べられないので・・・熟成肉の店でがっつり肉が食べたい.天ぷら?うなぎ?Mac, iPhone, iPad のアプリのアップデート.これがたくさん溜まっている.息子( [続きを読む]
  • 腸内常在菌の変化と院内感染予防
  • 2017年2月27日(月曜日)毎週月曜日は検査の日.咽頭検査,尿検査,便検査を行っている.今回の便の検査の結果から,どうやらステロイド,抗がん剤の作用で,好中球数が下がり免疫が下がる→免疫を支えるために抗生剤を使用する→腸内の菌の分布が変化する→腸内で病原性を持つ菌が増えてきているということが起こっているらしい.具体的な菌の名前は,医師から聞いたのだが,残念ながら私に認識できる(その場で覚えらる)名前で [続きを読む]
  • 便秘対策(下剤の種類)
  • ステロイド(プレドニン)と抗がん剤(オンコビン)の副作用と思われるが,便通が悪い.これまで酸化マグネシウムとプルゼニドという2種類の下剤を使用してきた.酸化マグネシウムは塩類下剤と呼ばれる種類で,浸透圧が高いマグネシウムが便に混ざることで,水分を引き寄せて便を柔らかくすることにより通便を促す.プルゼニドは大腸刺激性(アントラキノン系)の下剤で,大腸粘膜を刺激して腸のぜん動運動を引き出す.これらでは [続きを読む]
  • 坊主
  • 始まった脱毛の続きの話.頭髪は引っ張れば面白いように抜けていく.しかし手で触りやすいところはよく抜けるが,そうでないところは勝手には抜けないので,斑らになってかなり見っともない.いつか毛の掃除に必要だと思って家から持ってきたガムテープで頭をペタペタすると,すぐにガムテープの粘着力の限りに毛がくっつくから,それで斑らを調整してみる.キリがないけどね.頭皮を傷めるといけないので程々でヤメておこう.前回 [続きを読む]
  • 確定申告
  • 病院に投獄?幽閉?隔離?されていても,税金の季節はやってくる.私はサラリーマンなので普通は面倒な確定申告は不要である.勤務先が源泉徴収し,年末調整してくれる.しかし,私はたまたま複数の勤務先から給料をもらっていることと,そのうち1箇所からの給与が(一部)源泉徴収されていない,また海外の証券会社で株取引がある,と行った理由で,毎年必ず確定申告しなければならない.上記の事情でここ数年間毎年やっていること [続きを読む]
  • 抗がん剤投与延期
  • 昨日(2017年2月19日月曜日)早朝の発熱のため,明日予定されていた抗がん剤投与を見送ることになった.発熱への対処として,抗生剤の他に「ノイトロジン」という白血球を増産させる薬を点滴している.これに対して,抗がん剤「オンコビン」は当然白血病細胞を攻撃するわけだが,正常な幼若白血球に対してもダメージを与える.これらは相反する投薬になってしまう.優先順位としては,抗がん剤を今投与しなくても病気はすぐ悪くなら [続きを読む]
  • 脱毛開始!
  • 2017年2月20日(月曜日)昨日の発熱は治って,体調は回復.昨夜トイレに行くと下の毛がごっそり抜けた.びっくりして,頭の毛を指で軽く挟んで引張て見ると,結構な量が抜ける.ついに脱毛が始まった.薬剤師さんからもらっていた副作用の時期とぴったり一致.予定通りということだ.今朝シャワーを浴びたら,ごっそり抜けて排水溝に随分と溜まってしまった.このままだとこの後始末が面倒になりそうだ.前回の外泊時 (1月末) に短髪 [続きを読む]
  • 発熱
  • 2017年2月19日(日曜日)好中球数が100をきっている状況.明け方から寒気がして,朝6:45に検温したところ38.6℃.早速解熱剤(カロナール2錠)服用し,準備してあった抗生剤(マキシビーム)を点滴開始.7:30には38.2℃,11:00には37.8℃,12:30になってようやく36.7℃と,熱は下がった.12:30から抗生剤バンコマイシンも追加で点滴開始.発熱の原因は細菌感染だと思われる.経路は色々考ありえると思うが,CV (中央静脈カテーテル) から [続きを読む]
  • 好中球数と予防的抗生剤投与
  • 毎日採血して検査して入るが,いよいよ血球数が(順調に)下がって来て入るらしい.現在白血球数が500.その約半分が好中球として200代.規定のプロトコルでは予防的にニューキノロン系抗生剤(クラビットなど)を点滴することが推奨されているレベルに達した.しかし,以前クラビットで血小板が減少する副作用が出たため,発熱などの具体的な反応が出るまでは,そっと様子を見ることになった. [続きを読む]
  • 抗がん剤副作用のその後
  • 2017年2月14日火曜日「強化地固め療法」が始まって1週間.副作用はピークを超えて,食欲は完全に回復.味覚・嗅覚が変わっていたのも,だんだん元に戻ったようだ.逆に,手先の痺れがわずかに現れた.これが重篤だと生活に支障が出るかもと心配していたが,今の所の程度は軽い.抗がん剤治療直後は下痢だったのだが,その後一気に便秘になってしまった.酸化マグネシウムとプルゼニドを可能なだけ服用しているのにもかかわらず,お [続きを読む]
  • 強化地固め療法の始まり
  • あー,気持ち悪い.今週は入院して以来,最大・最悪・最長の週だった.いろんなことがあって,書くべきことがたくさんあるけれど,そういう時に限って書いている余裕が全くない.今週2/7火曜日から,1ヶ月間,私の治療の第2フェーズである「強化地固め療法」が開始された.抗がん剤投与初日(2017年2月7日火曜日)これから3日間連続で,抗がん剤を中央静脈カテーテル(CV)から投与する.1日目が一番大量で,以下の薬剤を順次入れてい [続きを読む]
  • 中央静脈カテーテル
  • 血小板数が減っているので様子を見ていたが,このまま次の治療に入らないのも白血病がぶり返してしまう可能性があり,リスクが高いという.そこで週明けの2017年2月7日から治療の第2フェーズ「強化地固め療法」を開始することになった.その準備として,中央静脈カテーテル (Central Venous Catheter; CV) *1 を挿入する.CVとは右首の下あたりからカテーテル(管)を挿して,その先端が心臓近くの太い血管に届くようにしたもので, [続きを読む]
  • ベナンバックス吸引
  • 先日,ニューモシスチス肺炎 *1 を予防するための薬「バクタ配合錠」の副反応で発熱・発疹が起きてしまった.この薬の代替として,2017年2月1日に「ベナンバックス」という薬を吸引した.まずベナンバックスの吸引に先立って,「ベネトリン」*2という薬剤をおよそ5分かけて吸引する.ベネトリンは気管支喘息の治療に使われる末端の気管支を拡張する薬でベナンバックスの吸収を助けるために用いる.5分程度の休憩ののち,ベナンバッ [続きを読む]
  • 血小板数の低下
  • 2017年1月30日(月曜日) 入院通算50日目一時帰宅から帰った翌日 2017年1月30日に血液検査してみたところ,肝臓に関する値(AST, ALT, ALP, LDH)は落ち着いた一方で,血小板数がかなり下がっている.これまでの数値を時系列で見てみると,日付1/201/231/241/251/261/271/301/312/2血小板数[104/μL]15.719.522.420.317.019.29.69.06.5このように一時は20万以上に回復ししていたのだが,外出した1/28-29を挟んで,10万以下に急落してい [続きを読む]
  • 一時帰宅
  • 先週から少し忙しかったので,少しブログの間隔が空いてしまった.先週の週末,2017年1月28日・29日は自宅に帰ることができた.2016年12月12日に入院して以来なので47日ぶりの我が家であった.自宅には朝10:30ごろに到着.事前に考えておいた以下のことを順次実行した.散らかっていた自分の部屋の整理.埃やゴミは妻が事前にとっておいてくれたが,いろんな資料やら本やら雑誌やらパーツやらが机のあちこちに散らばっていた.これ [続きを読む]
  • 発熱の原因
  • ここのところ散発していた発熱の原因が判明した。発熱・発疹の原因はバクタ配合錠と言う、感染症予防の薬。2016年12月17日(入院6日目)から毎日就寝前に服用して来た。一ヶ月以上の間続けて来た薬で今更?と思うが、ほぼ間違い無い。1/17の最初のひどい発熱・発疹の後も度々熱が出ていたのだが,1/21は就寝前に服薬するはずだった感染症予防薬のバクタ配合錠とジフルカンカプセルを,飲み忘れて寝てしまった.なぜかその翌日1/22の [続きを読む]
  • 寛解に到達
  • まず朝イチに血液検査.以下の結果を得る.AST(GOT): 134 (H)ALT (GPT): 175 (H)ALP: 443 (H)LDH: 302 (H)CRP定量: 3.71 (H)WBC: 21.9 (L)RBC: 288 (L)HGB: 9.5 (L)PLT: 15.7RETI%: 0.56 (L)肝臓関係 (AST, ALT, ALP, LDH) が軒並み悪化している.肝臓の薬(強力ミノファーゲン)を静注する.CRPの値が少し下がった(前回4.76)がまだ高い.頭痛,発疹の影響と考えられる.白血球,赤血球は少ないが,血小板は正常値を示している.骨髄 [続きを読む]
  • 原因不明の発熱・発疹
  • 今日から2日前,2017年1月17日(火) の朝食後にスプリセルを服用して,2016年12月14日に始まった35日間の寛解導入治療が終了した.今後は骨髄液を採取して,治療の成果を確かめ,2サイクル目の地固めに進む予定だ.ちょうどこの日の朝から,原因不明の発熱が始まってしまった.1/17の朝4:00頃に悪寒で目が覚める.寝ぼけながらも熱を測ったところ38.3℃.寒気が酷いので上着を着て布団の中で丸まって寝る.看護師を呼ぶ気力もない. [続きを読む]
  • 家族の風邪
  • 間の悪いことに,娘が38.6°Cの高熱を出してしまった.インフルエンザの可能性もある.せっかく今日明日の2日間帰宅出来るはずだったのに.朝から外泊する前提で,追加の血液検査と好中球を増やす皮下注射*1を受けていたのだが,担当医2名とお話しした結果,本日の帰宅は辞めることとなった.娘のインフルエンザ検査の結果を見るのと,彼女をゲストルームに隔離する前提で明日帰宅するという提案をしてみた.果たして私は家に帰れ [続きを読む]
  • 外泊許可 (2)
  • 血液検査の詳細が出た.NET(好中球): 10.4ギリギリ1000を超えていたが,やはり予防的に抗生剤を服用.さらに明日再検査しつつ,好中球を増やす薬を使う予定.クラビット*1 500mgを一錠これで2泊するつもりでいるが,2日間,家で何をしようか?*1:レボフロキサシン:クラビット [続きを読む]
  • 外泊許可
  • 今日で入院生活まるまる1ヶ月.ステロイドとスプリセルを用いた寛解導入の35日間の治療がもう直ぐ終わる.どのくらい深い寛解が得られたかは,骨髄穿刺をして調べなければわからないが,その前に血液検査の結果から現在の状況が悪くないので,少なくとも1泊の外泊を許可された.明日のMRIの検査が終わったら,一晩自宅に戻ることができる.今朝の血液検査の主な結果:ALT: 53 (H)WBC: 16.5 (L) →この中身が問題.正常な好中球の [続きを読む]
  • テーパリングの影響?
  • 服薬量の変更・中止以下のように処方薬の中身が少し変わった.プレドニン: ステロイド.当初110mg/日だったものを→ (1/4から) 50mg/日 x 2日間→(1/6から) 25mg/日 x 2日間→(1/8から) 10mg/日 x 3日間と漸減させてきた.今日2017年1月10日が服用最終日.フェブリク錠: 尿酸の量を減らす薬.これまで20mg/日だったが,尿酸値に問題はなくなったので中止に.アムロジピン: 血圧を下げる薬.血圧が100mmHgを切ることも [続きを読む]
  • 今後の予定
  • 担当医から聞いた今後の予定の概略のメモ:ステロイドを止めるダサチニブの継続(抗がん剤投与開始の12/16から35日目の1/19まで)腰椎穿刺*1による髄液検査と髄内への抗がん剤投与中枢神経は髄膜*2というタイトな膜で覆われていて,抗がん剤は種類によってはその膜を透過できない.どうもダサチニブは髄膜を透過しないらしい.がん細胞が脳髄内に逃げ込んでしまうと,そこから中枢神経系白血病として再発してしまう恐れがある*3.こ [続きを読む]