ハル さん プロフィール

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ハルさん: 妄想小説 君が好きなんだ!!
ハンドル名ハル さん
ブログタイトル妄想小説 君が好きなんだ!!
ブログURLhttp://saya0306.muragon.com/
サイト紹介文VIXX小説 エンとレオ・ラビを中心に小説を書いています。
自由文初心者ですがよろしくお願いします。読んでいただけるだけで幸せです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供27回 / 30日(平均6.3回/週) - 参加 2017/02/28 11:13

ハル さんのブログ記事

  • 2人の関係⑥
  •  ハギョンが朝帰りをした。洗いざらしの髪の毛に、少しサイズの大きめの服を着て、他の誰かの匂いをさせて帰ってきた。明らかに誰かに会ってきたのだろう。それを隠すことなく帰ってきたことがテグンを動揺させた。 「ハギョン、お帰り。仕事忙しかったの?」  テグンはそんなハギョンの様子に何も気づかないふりをして、スーツに着替えながらハギョンに話しかけた。本当はハギョンに問い詰めたいことが沢山あったが、言葉が出 [続きを読む]
  • 2人の関係⑤
  •  ハギョンとウォンシクは明洞の中心街の屋台通りを歩いていた。 「美味しいね」とハギョンは伊勢エビのチーズ焼きを頬張りながら笑顔を見せた。 「屋台じゃなくて、しっかりしたお店に行けば良かったのに」とウォンシクは言った。 「いいの。屋台のご飯が食べたかったんだから。まだ食べたいものがたくさんある。鳥の照り焼きでしょ、ポテトでしょ、キムパにジャージャー麺」  ハギョンは心から楽しそうに笑っていた。ウォン [続きを読む]
  • 2人の関係④
  •  台所ではテグンがハギョンの向かいの椅子に座り、新聞を読みながらコーヒーを飲んでいる。シャワーを浴びた後で、髪の毛がまだ半乾きだ。濡れた前髪が白い肌に張り付いている。視線を少しずらして、ハギョンは気づかれないようにテグンを眺める。テグンの顔はもう見飽きるほど見ているはずなのに、いまだに惚れ惚れするとハギョンは思う。何回見ても見飽きることはない。美しいとハギョンは思った。 「ハギョンも早くお風呂に入 [続きを読む]
  • 2人の関係③
  •  ウォンシクは午前中の外来診療が終ってため息をついた。もう午後の14時を過ぎている。今から病棟へ行かなければならない。ICUにも自分の患者が待っている。これからのスケジュールを考えると途方に暮れそうだった。今日自分は家に帰れるんだろうかと不安になってきた。これじゃ、昼飯を食べる暇はないだろう。とりあえずコンビニでパンと牛乳を買って、パソコンを見ながら食べるしかない。  そう思い立って、ウォンシクは [続きを読む]
  • 2人の関係②
  •  テグンは自分より早く出勤したハギョンを見送った後、台所の片付けをはじめた。家事が何もできないハギョンの代わりにテグンが料理・洗濯などの家事をこなしている。別に家事が好きなわけではないが、医師になったハギョンの負担を少しでも軽くしてあげたかった。朝早くから出勤して、帰りが深夜にもなる仕事は労働基準法からみてどうなのだろうと思うが、仕事の内容から考えたら仕方ないことなのかもしれない。それでもハギョン [続きを読む]
  • 2人の関係①
  •  俺の人生は暗闇だ、とハギョンは思う。毎日仕事に行き、終わりの見えない仕事に追われ、休憩する時間もなく働く。何のためにこんなに働かなくてはならないのか。好きなこと仕事にするってどういうことだろう?僕の人生はどこで間違ってしまったんだろう?もう生きていたくない。自分でも知らないうちに死んでしまえればいいのに…。 「ハギョニヒョン」  意識の遠くの方で誰かの声が聞える。 「ヒョン、起きてよ、そろそろ帰 [続きを読む]
  • 2人で買い物(ラビケン)
  •  日本での仕事を終え、今日はつかの間のオフ。明日は韓国に帰国する予定だった。ウォンシクは買い物にジェファンを誘った。はじめジェファンはウォンシクと買い物に行くことに渋っていたが、他のメンバーもそれぞれ出かけてしまうことが分かると、しょうがなくウォンシクに着いてきた。 「僕買い物なんて、あんまり興味ないんだよね〜」 「でしょうね」とジェファンの服装を見ながら答えた。  ダボダボの派手なトレーナーにジ [続きを読む]
  • どうする?ホワイトデー②
  •  ホワイトデーの当日、ハギョンはケーキを丸ごと一つ買ってきてテグンを待っていた。もうすぐ夜の12時をまわりそうだった。ケーキは弟達がほとんど食べてしまい、テグンのために一切れだけしか残っていなかった。 「ふー」とハギョンはため息をついた。「今日は一緒に過ごすって言ってたじゃん」 ハギョンは椅子に座り、ケーキをジッと眺めていた。どうしようか、もう待ってないで寝てしまおうか?もしかしたらテグンも今日の [続きを読む]
  • WITH⑩
  •  最近テグンが冷たくなったとハギョンは感じていた。テグンに告白されて恋人になった頃はいつも甘く優しかったのに、今ではすっかり変わってしまった。ハギョンがテグンに話しかけても聞えないふりをしたり、あからさまに面倒くさそうな表情をすることが多くなった。空気を読まないでしつこく話しかけたりする自分が悪いとは思うけれど、これでは典型的な「釣った魚に餌をやらない」男ではないかとハギョンは思った。現に今もイヤ [続きを読む]
  • どうする?ホワイトデー②
  •  ホワイトデーの当日、ハギョンはケーキを丸ごと一つ買ってきてテグンを待っていた。もうすぐ夜の12時をまわりそうだった。ケーキは弟達がほとんど食べてしまい、テグンのために一切れだけしか残っていなかった。 「ふー」とハギョンはため息をついた。「今日は一緒に過ごすって言ってたじゃん」 ハギョンは椅子に座り、ケーキをジッと眺めていた。どうしようか、もう待ってないで寝てしまおうか?もしかしたらテグンも今日の [続きを読む]
  • WITH⑩
  •  最近テグンが冷たくなったとハギョンは感じていた。テグンに告白されて恋人になった頃はいつも甘く優しかったのに、今ではすっかり変わってしまった。ハギョンがテグンに話しかけても聞えないふりをしたり、あからさまに面倒くさそうな表情をすることが多くなった。空気を読まないでしつこく話しかけたりする自分が悪いとは思うけれど、これでは典型的な「釣った魚に餌をやらない」男ではないかとハギョンは思った。現に今もイヤ [続きを読む]
  • どうする?ホワイトデー(ピアスの君続編)
  •  ホワイトデーの1週間前、ハギョンは悩んでいた。それぞれのメンバーが宿舎でくつろいでおり、ハギョンもリビングのソファに座りボーっとしていた。ジェファンやホンビンが時々話しかけてきたが、適当に相づちを打ちながらも心ここにあらずの状態だった。  ハギョンはホワイトデーにテグンにプレゼントをあげるべきかどうか悩んでいた。バレンタインデーはテグンにピアスをプレゼントし、偶然にもテグンからもピアスを貰った。 [続きを読む]
  • WITH⑨
  •  待ち合わせのカフェの前でホンビンはウォンシクを待っていた。いつもなら店の中で待っているが、今日は外で待とうと思った。先ほどの電話の様子がいつものウォンシクと違うように感じられたからだった。どこが違うのかと問われるとはっきり答えることはできないが、何か切羽詰まったようでホンビンに助けを求めているように感じられた。 「僕の思い過ごしだといいんだけど」とホンビンはつぶやいた。  通りの迎え側から手を振 [続きを読む]
  • WITH⑧
  •  ウォンシクは図書室の入り口でハギョンとテグンを眺めていた。ハギョンがテグンに抱きしめられている。ハギョンも戸惑いながらも両手をテグンの背中に回そうか迷っている様だった。どう考えても自分が声をかけるタイミングではないことは明らかだった。信じたくない光景に、ウォンシクの心臓はつぶれそうに痛くて息ができなくなりそうだった。 ウォンシクはその場を去った。ただ呆然と歩き続けて、気づくとハギョンの家の前に来 [続きを読む]
  • WITH⑦
  •  ハギョンはテグンの顔を眺めながらため息をついた。 「なに期待してたんだろ」とつぶやいた。  テグンはハギョンのことなど気にせず両耳にイヤホンをはめて音楽を聴いている。昨日のことなど忘れてしまったのだろうか。実はハギョンは昨日の夜からテグンに会うことを妙に意識してしまっていた。緊張しながら学校に登校すると、そこには普段の様子と全く変わりのないテグンがいた。昨日の夜僕の声が聞きたかったと電話をしてき [続きを読む]
  • WITH⑥
  • 昼休み、明るい窓際の席に座るとウォンシクは教室の窓を全開に開けた。涼しい風が汗ばんだ体に気持ちよく流れる。売店で買ってきたパンを袋から取り出し、大きな口でかぶりついた。 「やっぱ、うま!最高、焼きそばパン」と思わず声を上げた。 誰もがそうだろうと思うが、ウォンシクは人生の幸せは美味しいものを食べる瞬間だと思っている。食べるために生まれてきたとさえ考えていた。学校での昼ご飯は、つまらない学校生活にお [続きを読む]
  • WITH⑤
  •  ハギョンを家まで送った帰り道、辺りはすっかり真っ暗になっていた。テグンは歩きながら、一体自分はハギョンに何をしたかったのか考えていた。突然頬に触れた時、ハギョンは驚いた顔をしていた。当然のことだろう。自分でもなぜそんなことをしたのか分からない。ただ、ハギョンに少しでも触れて、名前を呼びたかったのだ。だいたい、今日一日の自分の行動を思い返してみると、まるで自分がハギョンに恋でもしているようだと思っ [続きを読む]
  • WITH④
  • 強い日差しの中、選手達の掛け声や多くの歓声が聞こえる。蝉の声がうるさく響き渡り、それが一層暑さを強く感じさせる。ハギョンは額に伝った汗を拭った。ただでさえ色黒なのに、この強い日差しではますます色黒になってしまうと心配になりながら、日傘を持ってこなかったことを悔やんだ。 −サッカーの練習試合があるんだけど、観に来ないか?−と昨日テグンに誘われた。ハギョンは以前からテグンのサッカー姿を間近で観たい [続きを読む]
  • WITH③
  •  ヒョンの様子がおかしい、とホンビンは思った。ハギョンはソファに座りながら、どの番組を観るでもなく上の空でテレビのチャンネルをカチャカチャと替え続けていた。きっと学校で何かあったに違いないとホンビンは思った。 「ハギョニヒョン、何か悩み事でもあるんですか?」とホンビンは聞きながら、ハギョンの隣に腰掛けた。 「えっ、悩み事?なんてないよ」と目をキョロキョロと漂わせながらハギョンは答えた。それをみて、 [続きを読む]
  • WITH②
  •  テグンは隣の席のハギョンとまともに話をしたことがなかった。ハギョンは誰とでもよく話すし、友だちも多いのに何故か自分には話しかけて来なかった。多分自分が壁のようなものを作り上げてしまい、声をかけづらいオーラを出しているのだろうことは分かっていた。テグンは一見クールに見られることが多いが、本当はただ人見知りが人一倍強いだけだった。スポーツ万能な点もスポーツの苦手なハギョンにとっては近寄り難い要素だっ [続きを読む]
  • WITH①
  • 図書室の窓から生暖かい風がハギョンの柔らかい髪の毛を揺らす。窓から外を見下ろすと、サッカー部や野球部の学生達が練習している姿が目に入る。強い日差しの中、沢山の声援が聞こえる。その中で一人、誰よりも目立ってサッカーボールを追いかける姿が目に入る。太陽が照りつけているのに、いやに生白い顔をした一人の青年。背が高く遠目で見てもハンサムで、沢山の声援は彼のためだろうと思われる。その青年と一瞬目が合った気が [続きを読む]
  • Fiction③
  • それから二人は何事もなかったように日々を過ごした。些細なすれ違いなどいつものことだし、テグンの嫉妬もいつものことだったから特に気にしてはいなかった。しかし、ハギョンの表情は晴れなかった。明るくどんなことにも笑ってはいたが、どこかテグンを見つめる目が寂しそうで、何かを考えているように思われた。テグンはそんなハギョンに気づいてはいたが、理由が自分にあるのではないかという不安から気づかないふりをして過ご [続きを読む]
  • Fiction②
  • 目が覚めるとハギョンがいる。「おはよう」と目をあけるとハギョンの背中が目の前にありテグンは後ろからハギョンを抱きしめる。そんな信じられない生活があの夜から続いた。ハギョンは時々テグンのアパートに泊まり来るようになり、今ではほぼ毎日テグンのアパートで過ごす生活に変化した。テグンは今でも夢を見ているようで、ハギョンが自分の側にいることが信じられなくて、幸せすぎて怖かった。それにいまだにハギョンの気持ち [続きを読む]
  • Fiction (レオエン)①
  • 「別れよう」とハギョンは言った。 テグンは今でも信じることができないでいる。どうしてハギョンは別れようと言ったのか。テグンにとってハギョンは永遠の存在だった。別れがあるなどと考えることができなかった。  テグンとハギョンが出会ったのは高校一年生の時。人付き合いが苦手で人見知りの強いテグンとは違って、ハギョンはクラスの委員長で明るく大らかの性格のせいか、いつもハギョンの周りには沢山の男や女友達がいた [続きを読む]
  • 2人の嫉妬(レオエン)
  • 「イライラする。ハギョンのヤツ、なぜ皆にあんないい顔するんだ!!」テグンは心の中でつぶやいた。  今日はカムバックステージで新曲を披露するためにテレビ出演を控えていた。VIXXだけでなく他のグループとも共演する。もちろん今を輝くガールズグループもいる。恋人のハギョンは人当たりが良く明るい性格のためか、どのグループとも交流があり、どこへ行っても声を掛けられていた。今日のハギョンは新曲に合わせた白いシ [続きを読む]