Unenlagia さん プロフィール

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Unenlagiaさん: 海底白夜
ハンドル名Unenlagia さん
ブログタイトル海底白夜
ブログURLhttp://ameblo.jp/unenlagia/
サイト紹介文地が天よりも輝けば、暗い夜空はないだろう。心が星より暗ければ、希望は沈黙するだろう。
自由文酸素が不要になって、何千年かすぎた。時をリズムで刻むことも、どこか遠くに捨ててきた。

水の底で、光るものたちが寄ってくる。深海魚、虫、プランクトンの死骸。

地が天よりも輝けば、暗い夜空はないだろう。心が星より暗ければ、希望は沈黙するだろう。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供3回 / 17日(平均1.2回/週) - 参加 2017/03/03 05:38

Unenlagia さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 波打ち際にて
  •  波打ちぎわに絵描きがいた。  時折、潮の満ち引きに砂がかき回され、水底の形がやさしく変わっていっても、強く打ち込まれたイーゼルは、ゆらぎもしなかった。  頭上で水が空に押しつぶされ、悲鳴を上げながら、波となる。 真昼の空が海に割り込んでくるのを見て、絵描きはただ黙っていた。  絵描きはイーゼルに、ザブトンエイの皮でつくったキャンバスをとりつけ、あとはじっと、空の色を見ている。  河口から流れこん [続きを読む]
  • メンタル・クズレール
  •  海底には精神科医がいない。  深層水はすべてを癒してしまう。妄想と孤独のすべてを。傷跡と慢心のすべてを。 絶望も、幻覚も、虚しさも。 強迫も、忘却も、離別ですらも。  失われた未来が、満たされた過去に変わる。絶望の今が、軸には還元できぬ時間になる。 そんな素敵な場所に、ある日、財宝を積んだ海賊船が沈んできた。仲間たちは、もう、大騒ぎだ。人間がいきなり海底にやってきた場合、ほとんどは死んで [続きを読む]
  • 海底においでよ
  •  水ほど渇くものはない。 ウミユリのポプリ、人魚のミイラ、ミズナギドリの剥製。 フカフカ昆布のお布団に、平らなアンコウが潜り込んで、ますます干からび薄くなる。ヒラメもカレイも、目玉がどっちを向いているのか、わからなくなっている。  海面から沈んでくる水銀の泡が、決して泡立つことのない固形水をなでてまわる。 静寂、泡の。 こんな素敵な世界、天にも地獄にもありはしない。地上? そんなもの、この惑星にあ [続きを読む]
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