ひろみーな さん プロフィール

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ひろみーなさん: ドルチェヴィータ
ハンドル名ひろみーな さん
ブログタイトルドルチェヴィータ
ブログURLhttp://s.ameblo.jp/u-max0212/
サイト紹介文ホミンホブロマンスです。ファンタジー系多し。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供54回 / 54日(平均7.0回/週) - 参加 2017/03/05 03:39

ひろみーな さんのブログ記事

  • purple line
  • 「ユンホ、またここにいたんだ。」夕陽が海をオレンジ色に染めるこの時間、ユンホは後部甲板にいることが多い。「夕陽が綺麗だからな。」ユンホは僕を見て、かすかに笑った。「でも、お前の方が綺麗だな。髪に光が当たって天使みたいだ。」「天使なんて見たことないくせに。」くっくっとお互いに笑う。僕らは、義の海賊船フルアーダ号の乗組員だ。頭領はクッデ、ユンホと僕は斬り込み隊。ユンホは二刀流の使い手で、僕は大きな青竜 [続きを読む]
  • アメンバー申請について
  • いつも読んでくださってありがとうございます。当ブログはお隣の国のアイドル、女優、男優をイメージモデルにして、素人が書いている二次小説です。作品という程のものではありませんが、中には書き手のポリシーで限定公開にしているものもあります。そこで、アメンバー申請の際は簡単な自己紹介で構いませんので、メッセージもお願いいたします。特に承認の条件はありません。申請だけのものは承認いたしませんので、ご了承下さい [続きを読む]
  • every breath you take 24
  • 「チャンミンのプリン、めっちゃ美味しい!」ニコニコとプリンを食べている副社長。そして、なぜか僕もプリンを食べている。テミンくんはコーヒーを淹れると、「ちょっと出てきますねー」と言って、病室から出ていってしまった。「あの、」「ん?なに?なに?」前のめりぎみで食いついてくる副社長に若干引きながらも、僕は怪我のことをきいてみた。「骨折ですか?」「んー、骨はヒビで済んだんだけど、靭帯がね。足首がグリッてな [続きを読む]
  • every breath you take 23
  • 「テミン、遅い!どこまで買い物に行ってんだ!」パテーションのむこうからピリピリした怒鳴り声が聞こえた。こんな声出すんだ、この人…「副社長、そんな大きな声を出さないで下さい。お客様ですよ。」「今日はそんな気分じゃないから、お引き取りいただいてくれ。」え…?「あれ?いいんですか?シムさんですけど。」ギシッと物音がしたかと思うと、ガチャガチャ金属の音がして、パテーションの陰からパジャマ姿の副社長らしき人 [続きを読む]
  • every breath you take 22
  • 僕はプリンが入った箱をぶら下げて、病室の前にいる。どうしよう、来ちゃった。だって、テミンくんのメモが『来い』って言ってるような気がするんだ。メモに書かれていた病室…個室か。副社長だもんな。僕は病室の前に立ったまま、あれこれと考えていた。「あれ?シムさん?」見ると、コンビニの袋を持ったテミンくんがいた。「来てくれたんですね!よかったー今日は機嫌が悪くて困ってたんですよ。さ、どうぞどうぞ。」病室の戸を [続きを読む]
  • パティスリードルチェヴィータ
  • 街にあるパティスリードルチェヴィータ。いつもは客が途切れることがないのに、今日はまだ一人も来ません。オーナーはカウンターに頬杖で溜め息をつきました。「ふぁ」「む、ため息をつくと幸せが逃げるんだぞ。」パートナーのトナカイがモップがけの手を止めて言います。「だって、お客さん一人も来ないじゃん。どうなってるのよぅ。」「外を歩いている人自体いないんだから、ここに来る人もいないだろう。」トナカイはモップがけ [続きを読む]
  • カフェwithへようこそ 39
  • 二人は今までに食べたものの感想を口々に話している。『あれ、おいしかった。フワフワしててザクザクしてるケーキ』は?フワフワしててザクザク?なんだ、それ。ケーキ?ケーキなんて出したっけ?今迄に彼らに出したお菓子を思い出していると、ユノヒョンに肩を叩かれた。「わかった!フィナンシェだよ!」フワフワしててザクザクしてるケーキ…なるほど。昼の残りがあったから、少しカットして出してみた。「これ?」すると、ムソ [続きを読む]
  • お詫びとおしらせ。
  • こんばんは。先日からブログの整理をしていて、いくつかのお話を削除し、さらにランキングのお引越しなどもしたのですが、何人かの読み手様から「ブログ村のランキングから飛んで読みに行っていた」とメッセージをいただきました。予告もなく別のカテゴリーに移ったことで迷惑をお掛けしてしまったようで。申し訳ありませんでした。いろいろ考えまして、二つのカテゴリーに参加することにいたしました。グラグラしていてすみません [続きを読む]
  • return
  • 空には龍が舞うように飛んでいる。この地の神が涙を流して寂しがるのを慰めるかのように、美しい曲線を描いて、空を舞う。仲間を、住民を、土地神を、清らかな心で魅了した王が、今日帰還する。たくさんの深紅の花が王を出迎えるべく待つ。美しい王は、更に魅力を増して帰ってきた。 [続きを読む]
  • every breath you take 21
  • 入院?なんで?疑問が僕の顔に出ていたんだろう。テミンくんはモグモグと食べながら話を続けた。「副社長、視察先で子供たちとフットサルやって足首やっちゃったんですよ。」ゲームに夢中になって、危うく子供にぶつかりそうになったところを避けたときに足首を捻ったらしい。「つま先がありえない方向に向いてたんで、そのまま救急搬送したんですよ。本人は帰るって言い張ったんですけど、周りが迷惑するから暫く入院しとけって社 [続きを読む]
  • おしらせ
  • もう既に始めてますが、ブログの整理をします。全てのお話のブログ村のタグを外しますので、更新のお知らせがいってしまったら申し訳ありません。管理人より。 [続きを読む]
  • every breath you take 20
  • イ テミンくんは、僕の前に座ると日替わりのランチをパクパクと食べ始めた。なんだか、機械的な感じ。なんか気になって、つい尋ねてしまった。「今、忙しいんですか?」ん?と顔をあげると、スープで流し込むように咀嚼して笑顔になった。「忙しいといえば忙しいんですけど、それは移動だけで。」テミンくんはトレーの横に置かれた紙袋を見た。「我が儘なんですよ、社食の玉子焼きが食べたいとか。」「え?なんの話…?」「あれ? [続きを読む]
  • カフェwithへようこそ 38
  • 「あったかいのと冷たいの、どっちがいい?」用意しておいた紅茶のポットとジュースが入ったピッチャーを見せる。『あったかいの?』『コーヒー?紅茶?』二人は目をキラキラさせてポットを見ている。「紅茶だよ。」『紅茶!飲んでみたかったんだー!』「じゃあ、今夜は紅茶にしようか。」『うん!』二人はキャッキャしながら、小さなお皿に並べられた焼き菓子と果物を見ている。『今夜はダブルだ。』ムソクがニコニコと笑顔で言う [続きを読む]
  • every breath you take 19
  • 「あ…れ?」副社長からメールが来なくなってそろそろ一週間経つ。初めは解放された気分になったのに、だんだん気になってくる。なんだよ、結局お偉いさんの気まぐれか。あれ?これじゃあ、まるで僕が副社長からのメールを待ってるみたいじゃん。そういえば、社内でも全く見かけないな。ま、元々一般社員の僕の視界に入るような人じゃないし。やっと、以前の日常に戻ったんだ。なんとなく心に引っ掛かりつつも、僕はいつも通りに仕 [続きを読む]
  • カフェwithへようこそ 37
  • 音がした方を見ると、コーヒーカップとソーサーをディスプレイしている棚の一番上の段から小さな二人が現れた。あんなところに出入り口が?最初に全部調べたはずなのに。小さな二人は器用に飛んでカウンターに移ってきた。『あっ!』僕らを見て、一気に駆け寄ってくる。『こんばんはー!』ヒョンを見ると、目をまん丸くしている。あれだけアリエッティだと騒いでいたくせに。「こんばんは。ユンとムソク?」『うん!いつも美味しい [続きを読む]
  • 桜の樹の下には…
  • 『桜の樹の下には、死体が埋まっている』よくある、七不思議的な言い伝えだ。うちの庭にそれはそれは立派な桜の樹があるから、暇潰しのネタにされていたんだ。毎年、桜が咲く時期には皆で集まって宴会だ。子供たちは昼間に。大人たちは夜桜を眺めながら酒を飲む。昼間の宴のとき、桜の樹の陰に綺麗な男の人がいたんだ。僕はその時、まだ小学生だった。その綺麗な人は毎年宴の時にいた。話がしたくて樹のそばにいくと、いなくなって [続きを読む]
  • カフェwithへようこそ 36
  • ビデオカメラの映像に表示される時刻はいつも同じくらいだった。僕らは、その時間に合わせて準備をする。「チャンミン、これ使えないか?」ユノヒョンが持っているのは鍋つかみだった。ミトンの形になってないから、彼ら用のラグとして十分使えそうだ。「いいんじゃない?」「だろ?いつもカウンターに直接座り込んでるからな。」ユノヒョンは鍋つかみをヒラヒラさせながら、鼻唄混じりに階下へ降りていった。僕は、焼き菓子の他に [続きを読む]
  • every breath you take 18
  • 出勤してパソコンを立ち上げると、必ず表示されるメール受信のお知らせ。仕事関係のメールを順番に開いていって、最後に残ったメールは、副社長からのだ。『チャンミン、おはよう!今日は内勤?外回り?お互いに仕事頑張ろう!』毎日毎日、飽きないよな。小さくため息をついて、画面を閉じた。そう。毎日チョン副社長からメールが来るんだ。内容は当たり障りないことばかりだけど。予約送信でもしてるのかと思ったけど、時間を見る [続きを読む]
  • カフェwithへようこそ 35
  • 朝、恐る恐る階下へ降りていく。また手つかずだったら…「チャンミナ。」先に降りていたユノヒョンが僕を呼んだ。カウンター席のスツールに座って、ビデオカメラを弄っている。ユノヒョンの横に立つと、空になっているお皿とカップを指した。「来てくれたんだ…」ビデオカメラの映像を再生すると、現れた彼らは、真っ直ぐにレンズに向かってきた。『こんばんはー』『お手紙ありがとうございました!』『明日、僕たちが行くときにこ [続きを読む]
  • 今夜です!
  • 本日、「ユノのお帰りなさいカウントダウン企画。」にて私のミンホ作品が掲載されています。どうぞこちらのバナーよりご確認下さいませ。↓↓↓*Esperanza*チカ*presentsどきどきどきどき。ここにも別館にも書いたことない種類のお話です。 [続きを読む]
  • every breath you take 17
  • side S大学の同級生から食事の誘いがあって、指定された店に来た。約束の時間ピッタリに行くと、既に到着していて、俺の顔を見るとヒラヒラと手を振る。「お待たせしました。」「や、こっちも今来たとこ。」同級生だけど、彼は海外留学していたから俺よりも一つ歳上だ。「ユノヒョン、どうしたんですか?」運ばれてきたワインを飲んでいると、彼、ユノヒョンがグラスをグルグル回しながら話し始めた。「チャンミンが…」「は?」ボ [続きを読む]
  • カフェwithへようこそ〜秘密の扉2
  • いつものお菓子と、いつものジュース。でも、今夜は違った。「ユン、あれは何だ?」お菓子のお皿の前に大きな紙が置いてある。「何か書いてあるよ。」大きな紙には、何かが書かれていた。「文字だ。ほら、アレと同じ。」ムソクはカウンターに置かれているテーブルポップを指す。「ここにあるということは、僕らのために?」「だろうな。」「…読めない」ユンがぼそっと呟く。「今夜はこれで帰ろう。これ、持って帰って解読しないと [続きを読む]
  • カフェwithへようこそ 34
  • 朝見たものは、手付かずのお菓子と飲み物だった。触った形跡もない。ただ、僕が残した手紙はなくなっていた。「…」昨夜のままに置かれたそれを見て動かない僕を通り越して、ユノヒョンはビデオカメラに手を伸ばす。「チャンミナ。」顔を上げると、ユノヒョンがビデオカメラを指している。小さな二人は、現れてすぐ、手紙に気が付いていた。じっと一点を見つめていたかと思うと、僕が残した手紙を持ってフレームから消えた。「…ヒ [続きを読む]
  • mine
  • 訪れを待つ時間は、楽しい。部屋も整えた。好きなワインもビールも用意した。「これ、旨い。」一度でも、そう言ったものも全部揃えた。早く来ないかな。俺のチャンミン。「待った?」首を横に振る俺を見て、ニッコリする。チャンミンは優しい。俺にかける言葉も、触れる手も。何もかもが優しい。「強くしなくていいのか?」ふっ、と笑った。「そういうのは、他でするから。あなたにはそんなことしない。したくない。大切に大切にし [続きを読む]