ひろみーな さん プロフィール

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ひろみーなさん: ドルチェヴィータ
ハンドル名ひろみーな さん
ブログタイトルドルチェヴィータ
ブログURLhttp://s.ameblo.jp/u-max0212/
サイト紹介文ホミンホブロマンスです。ファンタジー系多し。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供24回 / 19日(平均8.8回/週) - 参加 2017/03/05 03:39

ひろみーな さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • TBとお星さま 後編
  • 二日後テミンに抱かれてやってきたTBは、首飾りを着けていました。「あれ?TB、素敵な首飾りですね。」チャンミンが首飾りを指すと、TBは照れたように笑いました。「これ、ぽくの足から出てきたこんぺいとうなのぅ。」こんぺいとう?あぁ!「こんな形でしたか?もっと角があったと思いますけど。」イトゥクが持ち帰って角を取り除くと、核は金の珠だったのです。純金だったので、イトゥクはそれを首飾りに加工してくれたのでした。 [続きを読む]
  • TBとお星さま 前編
  • ある日突然痛がりだしたTBの右足から、縫い目を破って結晶が出てきました。結晶を取り出した後、裂けた縫い目をそのままにしていたので、大騒ぎしたTBを連れて、みんなで城の治療院にやって来ました。「TB!」「ユノ!」治療院には、近衛隊のユノ隊長が遊びに治療に来ていました。「どうしたんだ?」テミンに抱かれたまま、TBは眉毛を下げて話します。「ヒニムがぽくの足を…」小さくため息をついたりしているので、ヒニムがTBの頬 [続きを読む]
  • every breath you take 14
  • しばらく沈黙が続いた。「…もう失礼していいですか?」冷めかけたコーヒーを飲み干して、ソファーから立ち上がると、副社長も立ち上がった。「なんでっ?もう少しいなよ!あっ!ケーキあるよ!」僕の表情がドンドン冷たくなっているのを気付いてなのか、副社長は妙に引き留める。「なんでも何も、勤務時間中ですし。仕事に戻らないと。」「もう少しだけ!な?もう少しだけ話をしよう!」副社長は僕の腕を掴んで離さない。「…っ、 [続きを読む]
  • every breath you take 13
  • 副社長は、カップの中身を一気に飲み干して、深呼吸を一つすると、話し始めた。「俺、普段あまり社内を歩き回ったりしなくて、昼ごはんもランチミーティングを兼ねたりするから、社食とかも行かないんだ。だけど…」そんな副社長が珍しく社食に来たとき、僕もいたらしい。「細身なのに、おかず二人前で、ご飯も大盛りで、すげえなって思ったんだ。で、見てたら旨そうに食ってたし。」僕はたまに、おかずを二人前にしたりする。それ [続きを読む]
  • every breath you take 12
  • ごめん、と言ったまま、いつまでも頭をあげてくれない。「あの…副社長、頭をあげてくれませんか?」すると、跳ね起きるように頭をあげた。「副社長なんて、堅苦しい呼び方はしないでよ!ユノでいいから!」や、そんなわけにいかないでしょう。「副社長。」「ユノ!」「…副社長。」「ユノだっつってんじゃん!」「そんなわけにいかないです。僕は一般社員ですから。」すると、副社長は頬を膨らませて、僕を睨んだ。なんだ、この人 [続きを読む]
  • every breath you take 11
  • side Yシム チャンミンはジーっと俺を見ている。あきらかに不審者を見る目つきだ。仕方ない。「…あの」「ん?なに?なに?」身を乗り出す俺に若干ひき気味で、シム チャンミンは言った。「どうして、僕を見てたんですか?郵便受けを見ていたのは?」なんで郵便受けを覗いたことを知ってるんだ?「…」「僕は、視線しか感じていなくて、それはチャン グレだと思っていたんです。でも、彼が盗撮を止めても視線は消えなくて、なぜ僕 [続きを読む]
  • every breath you take 10
  • うちの会社のビルの上階には、社長を始め、役員クラスのオフィスがある。そして、僕は今、最上階にいる。なぜ?出社したら、課長から「上に行け」と言われて、訳がわからないまま最上階に来たんだ。「シム チャンミンさん?」「はい。」僕と同世代くらいの男がニコニコして立っていた。「秘書課のイ テミンです。」「シム チャンミンです。」「お待ちしてました。こちらにどうぞ。」僕はイ テミンくんに、秘書課のプレートが付いて [続きを読む]
  • every breath you take 9
  • 「あの二人、グルじゃなかったって?」いつもの中庭で、コーヒーを飲みながら、お喋りしている僕たち。シウォニヒョンから聞いているとは思ったけど、チャン グレが言っていたことを話した。「チャン グレが手を引いて、何か変わったか?」確かに、写真は投げ込まれなくなった。でも、視線は感じるんだ。「何も解決してないってことか。…お前、ちょっとここにいろ。」キュヒョンは、いきなり立ち上がると社屋に向かって走っていっ [続きを読む]
  • every breath you take 8
  • チャン グレと待ち合わせた場所は、僕のマンションに程近いところにあるカフェだった。僕は、シウォニヒョンと一緒に窓際に座る。頼んだコーヒーが半分くらい減った頃、チャン グレがやってきた。僕を見て、一瞬目を見開いた彼は、ペコリと会釈をして座った。「チャン グレくん?」今日は僕は一切口を挟むなと、事前にシウォニヒョンから言われていたので、黙って見ていた。チャン グレは頷いた。「単刀直入に訊く。君は何故、この [続きを読む]
  • every breath you take 7
  • 警察に、といっても、郵便受けに写真を入れられているだけで、他の被害はない。でも、見られているというストレスは、日々、僕にのしかかっていた。「シム、顔色が悪いな。今日はもう帰れ。」上司が言うと、周りが僕を見て頷いた。「急ぎのものがあるなら引き継ぐから。」隣の席の同僚が言ってくれる。僕はありがたく受け、昼までの仕事で早退することにした。迎えに来てくれたシウォニヒョンから、チャン グレと繋ぎがとれたと知 [続きを読む]
  • every breath you take 6
  • 「まだ続いてるのか?」昼休み、キュヒョンに訊かれた。「うん。」あれから、毎日、郵便受けにあの封筒が入れられている。中身は僕の写真だ。至近距離で撮られているものもあれば、遠くから撮られているものもある。前日に撮ったものをプリントしているのだろう。中身を確認してから、それをシウォニヒョンに渡すのがここ数日の日課になりつつある。ため息をつくと、キュヒョンが言った。「やつれたな。無理もないか。」RRRRRR僕の [続きを読む]
  • every breath you take 5
  • ヒチョルさんから連絡がきた。「男だ。二十代後半から三十代前半といったところだな。何か心当たりは?若い男につけられたりとかないか?」「いえ…ただ、誰かに見られているような気がしていただけで。」用心だけはしとけ、という言葉でヒチョルさんからの電話は切れた。昼休み、いつものように中庭でコーヒーを飲んでいると、少し遅れてキュヒョンが来た。「よっ」僕の隣に座って、コーヒーを一口飲むと、キュヒョンは言った。「 [続きを読む]
  • every breath you take 4
  • 晩ごはんを済ませた頃、インターホンが鳴った。「お、来たな。」解錠すると、シウォニヒョンが玄関へ行った。そして、なにやら賑やかになり、シウォニヒョンは猫のような目の男性を連れて来た。「どっち?」その人は、僕とキュヒョンを見ている。「こっちが弟のキュヒョン。そっちがターゲットのチャンミン。」「二人とも、彼は警察に勤めているヒチョルだよ。」ペコリと会釈をした僕たちに、ヒチョルさんは、髪をかきあげながら言 [続きを読む]
  • every breath you take 3
  • それから一週間、何事もなく過ぎていき、いつしか、あの気配も感じなくなっていた。だから、油断したんだ。「…なんだ、これ…」郵便受けに入っていた封筒。とだけ書いてある。活字を切り貼りした宛名。住所も切手も消印もない。ということは、直接入れたんだ。心臓がバクバクと暴れている。手が冷たく震えているのが自分でもわかる。僕はキュヒョンに電話をしていた。「キュヒョナ、どうしよう!変な封筒が郵便受けに入ってる!」 [続きを読む]
  • every breath you take 2
  • 社食でキュヒョンといつもの日替り定食を食べる。僕はご飯大盛り。「いつもながら素晴らしい食いっぷりだな。」「▽★◎☆◆」「何言ってんのかわかんねえよ(笑)」いつものやりとり。サクサク食べて、中庭でコーヒーを飲むのが僕たちの昼休み。「なんだ?落ち着かないな。」キュヒョンがチラリと僕を見た。「なんかさ、最近、視線を感じるというか…」「は?告ってきた女を手酷く振ったのか?」「なんでそうなるんだよ!第一、僕は [続きを読む]
  • every breath you take
  • いつだって、どんなときだって、君を見てるよ。「シム チャンミン!」肩を叩かれて驚いて振り向くと、親友のキュヒョンが怪訝そうな顔をしていた。「何度呼んだと思ってんだ?」「あ、ごめん。」「ボンヤリしてると転ぶぞ。」「…うん」キュヒョンは僕の背中に手をおいて歩き始め、僕もつられるように歩き始めた。入社二年目の僕は、入社式で隣にいたキュヒョンと仲良くなり、配属は違っても昼休みや退勤後はつるむことが多い。休 [続きを読む]
  • ランキング復活しました
  • あちこちにお部屋に訪問するのに、やはりランキングのマイページがあったほうが楽ということがわかりました。ので、まだ一週間くらいしか経ってませんが、再登録しました。二度目だからか、スマホ用の画面だったからか、とてもスムーズな手続きでした。本館を、別館、ともにいろいろと弄って申し訳ありません。これからもよろしくお願い致します。ひろみーな [続きを読む]
  • ユノサンタのため息 終
  • 今夜は満月です。宴を終えて、寝室へとやってきた二人は、窓を開けて月を見ていました。「綺麗ですねえ。」人化したチャンミントナカイは、うっとりと月を見上げています。「今夜は国中で月見をしている。この国はそういうのが好きなんだ。今頃、父さんと叔父さんも月を眺めながら酒でも飲んでいるだろう。」銀のお盆に飲み物と果物が乗せられて、窓辺に置かれています。「月見の前に風呂入っちゃおうぜ。」「ヒョン、先にどうぞ。 [続きを読む]
  • ユノサンタのため息 9
  • 着席ブッフェスタイルに整えられた大広間には、ホジュンとスンウォンの他に、ユノサンタの兄たちが揃っていました。「お〜!きたきた。」二人が座につくと、スンウォンの隣に、さっきはいなかった男性がいます。「叔父上。お久しぶりです。」「ひさしぶりだな、ユノ。噂は聞いているぞ。」スンウォンの兄弟であるヘジンも来ていました。満月の夜に岩山のてっぺんで月見をしている姿を見かける他は、ほとんど姿を見せない、銀色の虎 [続きを読む]
  • ユノサンタのため息 8
  • 「ユノ様ー!チャンミン様ー!お食事でーす!」サンチェが呼びに来ました。「おー!今いくー!」螺旋階段を下りながら、チャンミントナカイはある本を見つけました。「どうしたの?」立ち止まってしまったチャンミントナカイに、うさぎヌナが声をかけました。「これ…」チャンミントナカイが指した本は、『龍と巫女』という古びた装丁のものでした。「ああ、それね。それは東の国の龍の神官が書いたものよ。読む?帰るまでに戻して [続きを読む]
  • ユノサンタのため息 7
  • 途中の景色をポリが説明しながら、馬車は守りの白虎が住まう屋敷へと到着しました。大勢の人獣が迎えに出ていて、その奥に、ユノの兄である当代の白虎ホジュンと、先代のスンウォンがいました。「ユノ、おかえり。」ホジュンがポンポンとハグをして迎えます。「ヒョン、ただいま。」そして、スンウォンにも挨拶しました。「父上、ただいま戻りました。」「おう。たまには鉄道もいいもんだろ?」誰よりも背が高いスンウォンを見上げ [続きを読む]
  • ユノサンタのため息 6
  • 車寄せに停めてあったのは馬車でした。画像お借りしてます「なんか、迫力あるな。」ユノサンタが車引きをマジマジと見ています。「彼の名前はジャクソンです。いつもはホワイトパールとブラックダイヤの二頭立てなんですけど、今日はユノ様とチャンミン様なので、彼が是非にと申し出たんですよ。」「ジャクソン、この見た目なので本来は車引きをさせるつもりなかったらしいんです。でも、やりたいって。ね?」「遊びに来た民を送っ [続きを読む]
  • ユノサンタのため息 5
  • 広大な小麦畑を過ぎて、汽車はようやく駅に到着しました。西の国の玄関はここだけです。朝出発したのに、もう夕方に近くなっていました。「着きましたね。」チャンミントナカイが大きく伸びをしました。二泊分の着替えだけ持ってこいと言われたチャンミントナカイの荷物はバッグ一つです。ユノサンタに至っては、小さめのリュックだけでした。ま、実家に帰るだけですし。ユノサンタの故郷である西の国に行くと、駅のホームで聞か [続きを読む]
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