春風 さん プロフィール

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春風さん: book review 〜春風駘蕩〜
ハンドル名春風 さん
ブログタイトルbook review 〜春風駘蕩〜
ブログURLhttp://syumpu16.hatenadiary.jp/
サイト紹介文気に入った本の書評・感想や本関連の話題を書いていきたいです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供45回 / 160日(平均2.0回/週) - 参加 2017/03/05 14:08

春風 さんのブログ記事

  • 乃木希典 福田和也
  • 大きな仕事よりも、寧ろ人格によって、その時世に非常な貢献をする人が、三十年に一度か、六十年に一度出現することがある。スタンレー・ウォシュバン『乃木』乃木希典 (文春文庫)作者: 福田和也出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/08/01メディア: 文庫 : 18回この商品を含むブログ (16件) を見る概説本書は10年前に書かれた乃木希典の評伝である。10年前が日露戦争開戦100年だっというので、今年は開戦110年と [続きを読む]
  • 殉死 司馬遼太郎
  • 構成『殉死』は小説ではない。二部構成で、乃木希典の人物像を浮き彫りにしようと試みた論考だ。司馬さんは飽くまで「小説以前の覚書き」であるというが、論考と捉えて良いだろう。第1部「要塞」では、西南戦争及び旅順攻略に焦点を当てた乃木希典の半生を綴る。第2部「腹を切ること」では、乃木希典の思想を考察し、殉死に至る道程、殉死に込めた警世が論じられている。新装版 殉死 (文春文庫)作者: 司馬遼太郎出版社/メーカー: [続きを読む]
  • 鎌倉五山巡り 浄妙寺
  • 浄妙寺へ鎌倉五山の内、第一位〜第四位までは北鎌倉駅周辺にあるのですが、第五位浄妙寺だけは鎌倉駅よりはるか先にあります。浄智寺から道なりに鎌倉駅方面に向かい、鶴岡八幡宮を通り抜けてさらに先へ進みます。鶴岡八幡宮までの道は、小学生の時の校外学習で歩いた道であると途中で気づき、少し嬉しくなりました。しかし、殆ど覚えていませんね。鶴岡八幡宮へ入ったところだけ、記憶していました。当時は明月院から鶴 [続きを読む]
  • 鎌倉五山巡り 浄智寺
  • 源氏山を登る壽福寺を後にし、暫し足を止めて地図を眺めます。「源氏山経由で浄智寺方面に出られるのではないか?」と思い立ち、壽福寺横の源氏山に至る山道を登りました。少し進むと、なんと太田道灌公のお墓が。意外な出会いに喜びを覚えつつ、先へと進みます。丁度、遠足だったのでしょうか。前方からは幼稚園児が源氏山を下りてきていて、狭い道のために譲りあうのに一苦労しながら源氏山を登りました。頂上には頼朝像が [続きを読む]
  • 鎌倉五山巡り 壽福寺
  • 壽福寺正治2年(1200)北条政子が源義朝(頼朝の父)の居館跡に創建した。歩く地図鎌倉・横浜散歩 2018―古都と港町歩きの決定版! (SEIBIDO MOOK)より引用壽福寺へ円覚寺を後にして、また建長寺方面へと向かいます。途中、右に折れて亀ケ谷坂を登り、山を越えました。かなり勾配のキツい坂で、ここでも息が切れかかりました。亀ケ谷坂は亀ケ谷切通しとも呼ばれる、鎌倉七口のひとつです。山ノ内から扇ガ谷方面へと抜けました [続きを読む]
  • 鎌倉五山巡り 円覚寺
  • 円覚寺三門・仏殿・方丈が一直線に並び、その周囲に17の塔頭が並ぶ臨済宗円覚寺派の大本山。弘安5年(1282)に8代執権の北条時宗が蒙古襲来の戦死者を弔うため、宋から無学祖元禅師を招いて創建し、鎌倉五山の第二位に列せられて大いに栄えた。歩く地図鎌倉・横浜散歩 2018―古都と港町歩きの決定版! (SEIBIDO MOOK)より引用円覚寺へ建長寺を後にして、北鎌倉駅前まで来た道を戻ると駅前に円覚寺が見えます。拝観料は300です。 [続きを読む]
  • 鎌倉五山巡り 建長寺〜半僧坊〜
  • 半僧坊とは境内の一番奥、約250段の石段を登った勝上献(本来、献の字に山冠)の中腹に建つ建長寺の鎮守。明治23年(1890)に静岡の奥山方広寺から勧請した半僧坊大権現をまつっている。歩く地図鎌倉・横浜散歩 2018―古都と港町歩きの決定版! (SEIBIDO MOOK)より引用半僧坊へ方丈の裏手に歩いて行くと、半僧坊へ抜ける道があります。途中にはこんな案内碑も。半僧坊へ至る道はその名も「半僧坊道」と言うそうですね。このよ [続きを読む]
  • 鎌倉五山巡り 建長寺
  • 建長寺へスタートは北鎌倉駅です。改札を出て、鎌倉五山第二位の円覚寺を左手に見つつ、踏切を渡り国道21号に出て鎌倉駅方面に向かいます。そこから約15分。距離にして1km程度の所に建長寺はあります。北鎌倉方面から行くと、駐車場を抜けて総門に向かえます。総門を潜ると右手に拝観受付。拝観料は大人500でした。建長寺で御朱印をお受けする場合には、拝観受付の向かいにある御朱印所に御朱印帳を預けて境内を拝観 [続きを読む]
  • 鎌倉五山巡りをしてきました
  • 鎌倉五山へ近頃、全12巻の超長編小説をメインに読んでいるため、中々ブログのネタがありません。なので、今回は先日行った鎌倉五山巡りについて書かせて頂こうかと思います。まず、鎌倉五山巡り前に購入したガイドブック(地図)がこちら。歩く地図鎌倉・横浜散歩 2018―古都と港町歩きの決定版! (SEIBIDO MOOK)作者: 成美堂出版編集部出版社/メーカー: 成美堂出版発売日: 2017/04/03メディア: ムックこの商品を含むブログを [続きを読む]
  • 黎明に起つ 伊東潤
  • はじめに『黎明に起つ』は、巷間では北条早雲の名で知られる、伊勢新九郎盛時(早雲庵宗瑞)の一代記である。黎明に起つ (講談社文庫)作者: 伊東潤出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/03/15メディア: 文庫この商品を含むブログを見る著者には先に刊行された、宗瑞を狂言回しに仕立てた『疾き雲のごとく (講談社文庫)』という連作短編集があるが、ここから更に新説を反映し、重厚感が増した作品となっている。北条早雲とは [続きを読む]
  • 太郎坊 幸田露伴
  • あらすじ主人公は丈夫づくりの薄禿の男。ある真夏の、日の傾く頃、細君に酌をして貰い、いい気分で杯を重ねていた。しかしほろ酔いになったところで、手にしていた猪口を取り落として割ってしまう。この猪口は太郎坊と呼んで大事につかっていたものであった。細君が新しい猪口を持ってきても、主人は太郎坊を眺め「もう継げないだろうか」などと未練を言う。実はこの太郎坊、主人の若い頃に想い人の父親に貰ったものであり、その想 [続きを読む]
  • 『城をひとつ』発売記念講演に参加してきました
  • 小田原城銅門での講演会に参加2017年4月1日(土)に伊東潤先生の『城をひとつ』発売記念講演が小田原城銅門(あかがねもん)内で行われました。講演後はサイン会も開催され、『城をひとつ』に印判入りの直筆サインをいただきました。講演会の模様は2017.04.02付の東京新聞の記事にもなっていますね(私の後頭部が写っていることは内緒)。城をひとつ作者: 伊東潤出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2017/03/30メディア: 単行本この商 [続きを読む]
  • 京都旅行で花街「島原」に行ってきました その2
  • 置屋と揚屋とは本ブログは京都旅行記のその2です。その1はこちら↓京都旅行で花街「島原」に行ってきました その1さて島原大門を潜り、島原の地へと足を踏み入れ、置屋「輪違屋」、揚屋「角屋」を見学してきました。見学と言っても、輪違屋は現在お茶屋として経営しているため、外観だけです。さて、この置屋と揚屋ですが、あまり耳慣れないものだと思います。またここで、フリーペーパー『島原のQ&A』から引用です。揚屋 [続きを読む]
  • 京都旅行で花街「島原」に行ってきました その1
  • 先日京都旅行に行き、寺院巡りをしてきました。東福寺や本願寺、南禅寺などを巡る中で、西本願寺に行った際に時間に余裕ができたため、近くにある花街「島原」へと足を向けたのでした。私が島原を知ったのは、浅田次郎新撰組三部作の二作目『輪違屋糸里』でした。輪違屋糸里 上 (文春文庫)作者: 浅田次郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/03メディア: 文庫購入: 3人 : 15回この商品を含むブログ (72件) を見 [続きを読む]
  • 観画談 幸田露伴
  • 読んで字のごとくの、画を観る談(はなし)である。同著者の『幻談』にもみられた、五感がくらくらと揺さぶられるような、感覚が鈍ったり冴えたりというような筆致で、物語が紡がれている。幻談・観画談 他三篇 (岩波文庫)作者: 幸田露伴出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1990/11/16メディア: 文庫購入: 3人 : 11回この商品を含むブログ (16件) を見るあらすじ某と記憶されるとある人物は、貧家に生まれ育った普 [続きを読む]
  • 読書は1冊のノートにまとめなさい 完全版
  • 読書ノートに挑戦しようか。読書ノートというものがあるそうだ。読書におけるインプットをより確実なものとしたり、読書履歴を検索するためのノートの事をいうようだ。私は熟読したい本は、シャーペンや三色ボールペンで線を引きながら読む派である。線を引くだけならまだ気楽なものだが、ノートをとるとなると敷居がどうしても高かった。しかし、インプットの効率が高まるのならやってみようかと興味を持っていた。そこで今回 [続きを読む]
  • 『走狗』Twitterプレゼント企画に当選‼?
  • 伊東潤先生の公式アカウントで開催された、Twitterプレゼントキャンペーンに見事当選しました‼?この限定プレゼント企画はなんと、3名にしか当選しないキャンペーンです‼?しかも、連載当時から気になっていた作品のプレゼント企画だったので、嬉しいのなんのって(≧∀≦)伊東潤先生、スタッフ一同様。本当にありがとうございますm(_ _)mで!当選した色紙がこちら‼?色紙はミニサイズですが、行間からは溢れんばかり [続きを読む]
  • Men'sファッションバイヤーが教える 「おしゃれの法則」
  • YouTuberのないとーさんのチャンネルである“ないとーVlog”で「2月に読んで良かった本ベスト3がこちら! - YouTube」という動画がupされていた。YouTuberであるないとーさんは、今年100冊の本を読むことを目標にしているようで、その2月分の読書記録の報告動画だ。以下、動画のネタバレになってしまうが、2月に読んだ本の1位に『最速でおしゃれに見せる方法』を挙げられていた。最速でおしゃれに見せる方法作者: MB出版社/メー [続きを読む]
  • 光秀の定理 垣根涼介
  • レンマ:定理(サンスクリット語)定理:ある理論体系において、その公理や定義をもとにして証明された命題。そしてそれ以降の、推論の前提となるもの。(例)ピタゴラスの定理以上は『光秀の定理』単行本冒頭に掲載されていた定理の説明だ。文庫版では削除されている。代わりになのか、単行本にも掲載されていたのかは判らぬが、文庫版ではチャールズ・ダーウィンの『種の起源』からのものと思われる引用が掲載されている。最も強き [続きを読む]
  • 徳川がつくった先進国日本
  • 戦国期から江戸期への変化は、徳川幕府が開府して武断政治から文官政治へと移行したというような、まるで一朝一夕になったかの如くに語られる。しかし勿論そんなはずはない。それを平易な文章で紹介しているのが『徳川がつくった先進国日本』である。徳川がつくった先進国日本 (文春文庫)作者: 磯田道史出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2017/01/06メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る文章も平易ながら、ページ [続きを読む]
  • 7net直筆サイン本フェア開催 買うか迷うΣ(-?_-??)
  • 7netで数量限定 直筆サイン本フェアが始まりました。3/1,3/3,3/10の正午にそれぞれ発売開始のようです。私は収集癖があるためか、サイン本が好きで見かけると衝動買いしてしまうことが多いです。書店でサイン本を見かける事は多いですが、大手のネットショップではサイン本を取り扱っているのは7netくらいではないでしょうか?サイン本好きな方は覗いてみる価値はあると思いますよ!個人的には北方謙三氏の水滸伝を買うか迷っ [続きを読む]
  • 信長の影 所収 『浅井長政』 岡田秀文
  • 信長の影 (双葉文庫)作者: 岡田秀文出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2016/01/13メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る現在、岡田秀文著『信長の影』を読んでいる。これはそのタイトル通り、信長を取り巻く人物を描くことで信長の影を浮き上がらせていく短編集だ。場面説明や背景説明が多い作風ではあるが、これが登場人物の内面を強調させていて中々面白い作品という印象をもった。第1編は上杉謙信の視点。第2 [続きを読む]
  • 李陵 中島敦
  • 高校国語で中島敦の『山月記』を読んだ人は多いであろう。斯く言う私も高校で『山月記』を読み、その格調高い文体と、古代中国を舞台にした不思議で哀しき物語に魅せられたクチである。李陵・山月記 (新潮文庫)作者: 中島敦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/12メディア: 文庫購入: 6人 : 44回この商品を含むブログ (144件) を見るまた、中島敦というと最近では「文豪ストレイドックス」という漫画・アニメ作品の主 [続きを読む]
  • 高瀬舟 森鴎外
  • 京都旅行の際、高瀬川を通り掛かった事がある。高瀬川流域には、新撰組の御用改めで有名な池田屋跡をはじめ、幕末志士の遭難地など史跡が数多くあり、私はそれらを回っていたところであった。佐久間象山 大村益次郎 遭難之碑(後ろに流れる小川が高瀬川)あの頃はまだ『高瀬舟』は未読であったが、高瀬川に架かる橋を渡り「あの高瀬舟の舞台か、小さい川だな」と思った記憶がある。現在の高瀬川は川幅が約4m程しかない。しかし『 [続きを読む]
  • 五重塔 幸田露伴
  • 露伴を読もうと思い立ったのは、勝海舟の言がきっかけだ。晩年の勝海舟(Automatic Image Colorization・白黒画像の自動色付けにより着色)海舟の言行録『氷川清話』の中には、以下のような海舟流の小説論がある。今の小説家はなぜ穿ちが下手だらう。諷刺といふことを殆んど知らない。たまたま書けば、真面目で新聞に毒づくくらいの事だ。気が短いのか脳味噌が不足なのか。馬琴の八犬伝も、徳川の末世のことを書いて不平の [続きを読む]