やまの さん プロフィール

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やまのさん: 特別養子縁組の失敗と後悔そして今
ハンドル名やまの さん
ブログタイトル特別養子縁組の失敗と後悔そして今
ブログURLhttp://zuttodaisukidayo.seesaa.net/
サイト紹介文特別養子縁組予定で育てていた子とご縁が結べませんでした。悔やんでも悔やみきれません。
自由文特別養子縁組を目指していましたが成立しませんでした。おそらく一生会えません。
なぜ失敗してしまったのか。子どもは元気にしているだろうか。次の親は見つかったのか。私はこれからどうしたらいいのだろう。まだ将来、あの子の役に立つことが出来る機会は与えられるだろうか。
夫とも離婚し、一人で日々考えています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供159回 / 112日(平均9.9回/週) - 参加 2017/03/05 19:10

やまの さんのブログ記事

  • 再求釈明書
  • 個人情報開示請求に基づき開示された(開示されなかった)内容に不備があるとして審査請求を申し立てた。これには当然、何を不備と考えて、何に対する審査を求めているのか記載した。それに対して「求釈明書」というものが届き、形式的記載事項の不備の是正を求めるものだったので、記載して、さらに請求の趣旨を再度説明して送付した。今度は「再求釈明書」というものが届いた……。「再度、下記の点が明らかでありませんので、別 [続きを読む]
  • ルポ児童相談所―一時保護所から考える子ども支援
  • 虐待とかネグレクトとかによる痛ましいニュースが後を絶たない。でも、そこまでの事態になるまでに保護されているケースだってたくさんあるはずだ。そして、そういう子どもたちは親元に置いておくのが適切でないと判断されると、養護施設に行くのだと思っていた。一時保護所、なんて児相関係の本を読むまで聞いたこともなかった。名称からして一時保護するの、ぐらいに思っていた。他の本でこの一時保護所というものの存在を目にし [続きを読む]
  • 人生いろいろでしょうが
  • 先日、知り合いから私がお世話になっていたメンタルクリニックの紹介をしてもらえるかと聞かれた。私が通院していたところは非常に混みあっていて、初診を取るのは大変だ。というか、今メンタルクリニックは数は多いのだけれど、評判のいいところの予約を取るのはどこも(私の住んでいる地域では)大変らしい。とりあえず先生に電話をして、「知り合いからそう頼まれたんですが、可能ですか」と尋ねてみた。以前、Aくんの発達に問 [続きを読む]
  • 泣きながらのお風呂
  • まだ夕方早い時間のお迎えだったとはいえ、Aくんはやっぱり家に帰ってくると安心と疲れが出るようだった。私の記録にはこう書いてある。==========帰宅後はずっとグズグズと機嫌が悪く、大好きなお風呂も泣きながらでした。夜は少し早めに寝かせました。朝は起床後もごろごろ、うとうとして、少し疲れているようです。==========Aくんはお風呂が大好きだった。髪を洗うのも平気で、シャンプーハットは使ってい [続きを読む]
  • お庭でニコニコ
  • 日中不安だったのかもという私の記載に答える形で保育園からは次の日こう記載されていた。==========保育園に来るようになり、環境も変わって甘えたいなあという気持ちになっているのかもしれませんね。でも園ではニコニコ笑顔で頑張っていますよ。今日は少し園庭に出ました。くつがなかったのでおんぶで出ましたが、気持ちが良かったのかごきげんなAくんでした。給食もたくさん食べてえらいですね========== [続きを読む]
  • 保育園生活3日目
  • 保育園は最初の1週間ぐらいは慣らし保育(慣れ保育)と呼ばれるものがあり、短時間の保育からだんだんと園で過ごす時間を伸ばしていく。これは個人差があり、1週間で慣れきれない子はゆっくりペースで進めるそうだ。Aくんはどうかなーと思っていた。3日目の保育園の記録にはこう記載されている。==========今日は午前中少し泣いていましたが、途中から車やブロックで遊んでいました。お昼ご飯を食べたあとは眠かった [続きを読む]
  • 「A太くん」
  • カウンセリングに行ったときのことだ。私はカウンセリングは継続的に受けているのだけれど、でもAくんのことは話さないこともある。ただの雑談のような感じでカウンセリングを終えることもある。このカウンセラーはグリーフケアとか言って無理やり私の悲しみを解消させようとはしない。私はグリーフケアという言葉が大嫌いだ。このグリーフが、いくらプロでも精神科医でも臨床心理士でも、他人にケアできるものか。出来もしないこ [続きを読む]
  • 登園2日目
  • 2日目は勤務が遅番だった元夫が朝ゆっくりめに送って行き、午後は私が会社を早退してお迎えに行った。お昼寝から起きておやつが終わる3時半頃に迎えに行くことにしていたのだが会社でも落ち着かない。会社は午後半休を取っていたので行こうと思えば12時半でも迎えに行けたため、どうしようかとずっと迷った。でも、前の日も心配していたのは私の側だけで、Aくんは迎えに行った私を見てニコニコしながら落ち着いて歩いて寄って [続きを読む]
  • 思い出とのギャップ
  • 私のいた地域では、登録した親全員に全部の子の紹介をし、希望者を集めてからその中で一番適切な親を選ぶ、という方式だったので、紹介だけは登録当初からたくさんあった。でも専業主婦でもないし、若くもないし、なかなか難しいんだろうなと思いながら、紹介があるたびに希望だけは出していた。Aくんの紹介を受けたときにも、障害がある(可能性がとても高い)ということで、倍率(?)は低いかもしれないけど、でもきっと選ばれ [続きを読む]
  • 登園初日
  • 登園初日は、9時過ぎに登園。しばらく子どもと一緒にいて子どもが慣れてきたら保護者は一度帰り、11時過ぎに再度保育園に行って11時半のお昼ご飯を食べて帰宅、というものだった。スケジュール通り9時過ぎに登園。他にもこの日が初日という親子は何組もいた。Aくんはいつものようにしばらく私の膝に張り付いていたけれど、しばらくするとほかの子が遊んでいるおもちゃに興味を示し始めた。保育士さんが上手にほかのお子さん [続きを読む]
  • おみくじ
  • アジサイ祭りに行ってきた。通りがかりの神社にお参りをした。私は無宗教で信心もしていないけれど、おみくじは好きだ。そしておみくじを引くにはなんとなくお参りもしないといけない気がするのて、失礼ながらついでに(?)お参りしている。もちろん「Aくんが幸せでありますように」と願っている。そうお参りをして、おみくじを引いた。「願い事 叶う」私はおみくじが好きな割に別に信じてもいない。星占いや血液型性格診断と同 [続きを読む]
  • 新カテゴリ:保育園生活
  • Aくんのことは何一つ忘れたくないと思っているのに、時間が経つにつれ、忘れてしまったらどうしようという不安が募っていく。Aくんのことをもっと書きたい。書いておきたい。そこで、保育園との連絡帳をもとに、保育園の先生方からのコメントという第三者の視点を通して、Aくんの保育園生活を書くことにした。養子縁組候補里親になる場合、夫婦のどちらか(通常母親)は専業主婦(夫)であることが好ましいとされている。私は自分が保 [続きを読む]
  • 仕事と子どもとの時間
  • 今の勤務先は子育てに理解のある会社だ。産休・育休を取る人は多く、復職しても短時間勤務をする人も多い。私も養子縁組を考えていたときに相談すると、ずいぶんと配慮してもらった。今、私の部下にとても仕事を頑張る女性がいる。仕事が好きなのだろう。実際にとても良い仕事をしてくれている。彼女は3歳のお子さんがいて、産休・育休を取り、短時間勤務を経て、今は残業なしのフルタイム勤務をしている。彼女が定時後、30分ぐら [続きを読む]
  • ガムテープ
  • 前記事に続いてAくんの玩具の話だ。Aくんにはもちろん普通のベビー用品の玩具を買ったのだけれど、Aくんのお気に入りのおもちゃの一つは「ガムテープ」だった。これはまだ同居を始める前の交流中、自宅外出の際にたまたま転がしたのが気に入ったらしい。何度も何度も、繰り返し転がした。私はガムテープは転がすものだなどと思っていなかったので(普通、大人は思わない)、Aくんがガムテープを転がして遊ぶようになるまでガムテープ [続きを読む]
  • 乳児院の難しい玩具
  • Aくんのいた乳児院は予算は潤沢だったようで、高価な玩具がたくさん置いてあった。音楽が鳴ったりライトが点滅したり英語でしゃべりだしたり。電池式で大型のものが多かった。交流当初のAくんは、手に持ったものをたたくのが好きだった。両手に持ったプラスチックのボールを打ち合わせたり、そのボールで壁やテーブルを叩いたり。また、投げられるようになってからは投げることも好きで、車でも人形でも、あるいはかなり大きな固い [続きを読む]
  • チャイルドシート
  • 私はペーパードライバーだが元夫は運転が好きだった。ただ、アルコールの方が好きだったので、出かけるときは基本的には電車やバスで、帰りには飲んだ。Aくんとの乳児院での交流中も、元夫は私と一緒の日はもとより、一人で行くときでも車ではなく帰りには飲んで帰ってきていた。だが、Aくんと同居を始めて2週間ほど経った頃だろうか。赤ちゃん用品をそろえているお店に行ったときのことだ。このときはバスで行った。元夫が「子ど [続きを読む]
  • おじいちゃんおばあちゃんと初対面
  • Aくんとの交流が進み、自宅外出もできるようになってきた頃のことだ。最初はやはりパパママと(実際にはママと)一番馴染んで欲しいということでしばらくは親と会わせる許可ももらえなかったのだけれど、数回目の外出でそろそろ少しぐらい会ってみてもいいということになった。親はずっと会いたがっていたので大喜びで、来る日を決めた。私が一人の日(元夫は終日仕事で不在)に乳児院にAくんを迎えにいき、一緒に帰ってくる時間で自宅 [続きを読む]
  • 偽装結婚を本気で考えてくれた友人夫妻
  • 私自身はAくんを家裁の許可なしで引き取るための抜け道として、Aくんの実父さんと偽装結婚できないかと考えたことがある。しかしこれはいわば窮鼠猫を噛むというか、切羽詰まった超裏技的な発想で、諸般の事情により実現は難しかったのだが、そもそも「普通考えない」と弁護士にも精神科医にも友人にも言われた。不許可が確定し、鬱々と日々を送っていたころだ。友人とスカイプしていたときに「結局シングルマザーは駄目なんだね。 [続きを読む]
  • 心無い言葉
  • 私の両親はAくんに初めて会ったときから、いや会う前から、とてもAくんのことをかわいがってくれた。最初に養子を考えているという話をしたときにも喜んでくれた。Aくんもよく懐き、私の代わりに両親が保育園にお迎えに行った際でもちゃんと両親を見分けて駆け寄ってきた。特に母との関係は良好で、のちに裁判所に普通養子縁組の申立をするにあたって監護当時の写真を添付するために写真を選んでいた際に、弁護士は「A太くん、おば [続きを読む]
  • アルコール依存外来
  • さて、書くのをためらっていたが、これもやはり書いておこうと思う。即時抗告の手続きが終わり、あとは結果を待つだけという状況になったときに、抗うつ剤をやめた分、アルコールに逃げた(抗うつ剤をやめた意味がないとは分かっているが……)。この時はまだメンタルクリニックに行っており、先生にその話をすると「あなたが今、体調崩したり、事故起こしたり、会社首になったりしたらA太くんを引き取ってどうするつもりですか。A太 [続きを読む]
  • 審査請求の対応
  • コンプライアンス部門からやっと連絡があったと思ったら、今度は意外にも迅速に個人情報開示の審査請求への反応が来た。今度の部門は「法務課」。おお、やっと調査部門らしい名称の部門からの連絡だ。開封してみると、「求釈明書」というものが入っていた。釈明を求めるって……私何か悪いことでもしたんですかね。以前の児相の開示書類に含まれていた、児相職員から私への「説諭」といい、やっぱり役人というのは上から目線だな。 [続きを読む]
  • 通報担当弁護士からの連絡
  • ついに、コンプライアンス通報制度の外部窓口担当弁護士から連絡が来た。ここからはこのブログは現在進行形なので、基本的に日付は伏せない。==========xx通報担当弁護士のxxです。xx局総務部から平成29年6月2日付にて通報が受理されたとの報告がありました。引き続き担当局による通報対象事実についての調査が行われます。調査結果が当職宛に報告されましたらまたご連絡申し上げます。取り急ぎご連絡します==========おお。と [続きを読む]
  • そしてこれから
  • この3ヶ月、ブログという形で一連の経験について書いてきた。家裁や高裁で戦った理由は私には単純なことだった。Aくんと暮らすためだった。でも、Aくんとの養子縁組の可能性がなくなってから、まだ個人情報開示請求を続けた理由は何か。開示された文書と非開示とされた理由に不服を申し立て、審査請求までしているのはどうしてか。コンプライアンス通報制度を探し出し通報しているのは何故か。そして、こんなブログを書いている目 [続きを読む]
  • 「そして今」
  • このブログを書き始めて3ヶ月。ここまでほぼ時系列に、書きに書いたこのブログは、やっと「今」に追いついた。Aくんとは、Aくんが1歳6ヶ月2週間の時に乳児院で別れてから、消息を知ることも出来ない。僅かに児相が家裁に出した回答書に、Aくんの心配な様子が記載されていたのを読んだだけだ。今どこにいるのかもわからない。次の特別養子縁組がうまくいったのか、措置変更で養護施設に行くことになったのか、次の家からも返されて [続きを読む]
  • 想像がつかない
  • メンタルクリニックに行った際に、先生に「あの子を先生のところに連れて来てから(←Aくんの受診ではなく、私が睡眠薬を処方してもらいに行ったときに連れていったことがある)もうX年です…」という話をしたことがある。。先生も「もうそんなに経ちますか…いや、もっと経ったようにも思うけど」と当時のカルテを見直し、「ああ、本当だ。XX月のことでしたね」と言う。「もう、もうすぐX歳になるあの子が、想像がつかないんです」 [続きを読む]