やまの さん プロフィール

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やまのさん: 特別養子縁組の失敗と後悔そして今
ハンドル名やまの さん
ブログタイトル特別養子縁組の失敗と後悔そして今
ブログURLhttp://zuttodaisukidayo.seesaa.net/
サイト紹介文特別養子縁組予定で育てていた子とご縁が結べませんでした。悔やんでも悔やみきれません。
自由文特別養子縁組を目指していましたが成立しませんでした。おそらく一生会えません。
なぜ失敗してしまったのか。子どもは元気にしているだろうか。次の親は見つかったのか。私はこれからどうしたらいいのだろう。まだ将来、あの子の役に立つことが出来る機会は与えられるだろうか。
夫とも離婚し、一人で日々考えています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供95回 / 58日(平均11.5回/週) - 参加 2017/03/05 19:10

やまの さんのブログ記事

  • コメント、リンク等について
  • ブログを読んで下さっている方からのコメントは大歓迎です。知ってほしいと思い発信していますので、コメントは励みになります。ブログテーマの性質上かなり立ち入ったご質問やご意見もありますが、基本的にはお答えしています。ただ、実親さんの事情とA太の乳児院入所の理由については一切お答えしません。またテーマの如何を問わず、個人のブログへのコメントにはある程度のマナーはあると思っています。今のところ非常識なコメ [続きを読む]
  • 子育てサポート
  • 私の勤務先には育児規程がある。おそらく多くの会社で同内容であろう一般的規程だ。それによると、育児休暇は子どもが満一歳になるまで取れる。これには、実子、養子を問わないと明記されている。しかしこれは、特別養子にはあまり意味をなさない。だって最低6ヶ月の監護期間が必要で、そこから家裁の審判手続きにも何ヶ月かかかるのだから、法律上の子になる時点では1歳を超えているとケースが多いだろうし、1歳前でもギリギリ、 [続きを読む]
  • 母の陳述書
  • 高裁への即時抗告にあたっては母にも陳述書を頼んだ。実は、Aくんの紹介を受けたとき、元夫と私はAくんの事情は私達の胸だけに納めておこうと約束していた。それで親にはAくんが乳児院に入ることになった事情は言っていなかった。伝えたのは耳が聞こえてないかもしれないということと少し発達がゆっくりめの子みたいぐらいのことだけだった。しかし、今回は事情が違う。たまに会って可愛がってくれるおじいちゃんおばあちゃんでは [続きを読む]
  • カタカタひよこ
  • お天気のいい週末は外に出るのが怖い。幸せそうな家族連れや親子連れを見かけるから。外を歩いていたら、1歳ぐらいの男の子が自分のベビーカーを一生懸命押していた。お母さんはベビーカーに乗せたいようなのだが子どもは自分で押す方が楽しいようで乗ろうとしない。子どもが押して方向性の定まらないベビーカーをお母さんが押さえながら、歩道を歩いて行った。Aくんもベビーカーを押すのが好きだった。軽量タイプのベビーカーを [続きを読む]
  • 告発 児童相談所が子供を殺す(山脇由貴子)
  • ショッキングなタイトルの本だ。著者は19年間児童相談所で勤務した後に退職してこの本を書いている。私は特別養子縁組を考えるまで児相という組織とは人生で全く縁がなかった。痛ましい事件のニュースを見るたびに児童相談所という言葉は聞いたが、人手が足りない、仕事が多い、権限もないのに出来ることには限りがあると聞き、あるいは読み、そのまま「児童相談所って人手もなければ権限もないのに、なにかあると責められて大変な [続きを読む]
  • リュック
  • バッグを探していたら、バッグのスペースから長らく使っていないリュックサックが出て来た。捨てようかな、と思いながら手に取った。何か入れてたっけと思いながら中を探ると、白い布の袋が入っていた。Aくんの初代の抱っこ紐の袋だった。コンパクトなタイプでかさばらなかったので、Aくんと別れてからもまだ迎えに行かれる可能性があると信じていた間は仮住まいの引越し先にもずっと持ち歩いていた。このリュックも、Aくんと暮ら [続きを読む]
  • ペースダウンします
  • 裁判の結果までは一気に書いてしまうつもりだったのですが、先週ぐらいからフラッシュバックを起こしていて少し調子を崩しています。お薬を再開することにしました。ブログが原因ではないのですが、落ち着くまでしばらくゆっくりペースになると思います。 [続きを読む]
  • 父の陳述書
  • 両親にも陳述書を頼んだ。父は長らく触法少年や非行少年の矯正を仕事としてきた。その中には多くの施設出身者がいた。両親がAくんと初めて会ったのはAくんがもう1才を迎えてからで、この当時Aくんは初めて8ヶ月で会った当時に比べると別人のように豊かな表情を見せ、可愛い顔をして笑うようになり、私からの声に反応するようになり、周りのものに興味を示すようになっていた。しかし後日、父は「初めて会った頃のAくんは、ぬぼーっ [続きを読む]
  • 児童精神科医の意見書(2)―児相の子どもへの対応について
  • この児童精神科の先生は、児童相談所の対応についてこう記載する。(A太・実親さんのプライバシーに関する部分等一部省略)「児童相談所……は、A太君の現在の発達の遅れとその原因が明確にされておらず、A太くんの問題を単なる特別養子縁組として解決しようとしているように見える。……児童相談所の対応にはかなりの違和感を覚える。……A太君の処遇を考える際には、その発達の遅れや偏りに影響を及ぼしている状態が……認識のもと [続きを読む]
  • 児童精神科医の意見書(1)ーAくんの発達と障害
  • 児童精神科の先生は、意見書に相当悩んでくれたようだ。このクリニック、休診日が多く、失礼ながら「お医者さんはお休みが多くていいなあ」などと思っていた。ところがある日、診察室の患者側席の後ろの壁(つまり患者からは普通見えない)に貼ってあるカレンダーを見て驚いた。休診日に仕事の予定ぎっしりだ。自分のクリニックだけではなくいくつか他の病院にも行っており、その上この意見書を作った略歴を見るとものすごい数の文献 [続きを読む]
  • 偽装結婚というアイデア
  • 少し時間がさかのぼり、まだ即時抗告を決めかねていたときだ。弁護士もまだ一人目の方だ。もう司法や裁判官というものが信じられなかった。このまま高裁での審理を求めても、良い結果が得られるとは思わなかった。何か他に方法はないものか。民法の養子に関する条文を読み直す。すると自分や配偶者の直系卑属については家裁の許可が不要という条文があった。つまり、孫と養子縁組したり、結婚相手の連れ子を養子にするのには家裁の [続きを読む]
  • 臨床心理士の意見書
  • 意見書をお願いした臨床心理士は、もともと数年前に会社でストレスを抱えていたころカウンセリングを受けようと思って探し歩いた末にたどりついたカウンセラーで、会社では異動がありストレスの原因となっていた人から離れられて劇的に状況が改善した後も時々カウンセリングを受けにいっていた。Aくんとの話も最初の最初からしている。Aくんに遅れがあるという話も、会った瞬間から可愛くてたまらなかったという気持ちも、仕事をし [続きを読む]
  • 親との花見
  • 用事があって両親と出かけた先に遊歩道があり、桜が綺麗だった。母が少し花見がてら歩いて帰ろうと言うので、そうした。遊歩道のところどころに公園があり、滑り台があり、鉄棒があり、動物の遊具がある。子どもたちが遊んでいる。お母さんがベビーカーを押している。自転車の後ろに子ども席をつけたお母さんが子どもを乗せて自転車をこいでいる。何もかもがまぶしくて、羨ましい。チューリップの花が咲いていた。Aくんはチューリ [続きを読む]
  • 弁護士の思うところの元夫の不満
  • 以前、うまくいかなかった理由として友人に指摘されたこと、という記事を書いたことがあるが、2人目となった幼馴染の弁護士は、男性目線で少し違うことを言ってきた。「やまのちゃんさ、子ども来てから子どもが第一になっちゃったでしょ」「うん? うん、そりゃそうだけど、そうでしょ?」「そりゃそうなんだけど、ダンナさんに関心むけなくなったでしょ」「えっ、そりゃそうでしょ。いきなり1歳の子のお母さんになってるんだよ。 [続きを読む]
  • 兄弟に陳述書を断られる
  • 親兄弟にも高裁に出す陳述書を頼んだ。両親は待ちかねてたかのように引き受けてくれた。続いて兄弟に頼んだ。男の子には父親が必要というのはステレオタイプだがよく言われる。私は母子家庭で立派に育ち良き社会人で良き家庭人である男性を知っている。それに父親でさえあればどんな父親でも良いのかと、いればいいのかとも思う。現実には世の中にはいない方がましな父親もいる。しかし裁判官にそんなことを言っても仕方がない。保 [続きを読む]
  • 上司の陳述書
  • 幼馴染の弁護士は原審の審判書を読み、児相と争っても勝ち目はないから、そうではなくて私がきちんと育てられる環境だということをもっとしっかりと説明しようという話になった。お医者さんと臨床心理士の意見書は引き続き依頼。それに加えて、両親、兄弟、上司にも頼むことになった。上司に頼むというのは、私が職場の理解があるなどと言ったところで説得力がないので、それを裏付ける社内規程(育児規程や介護規程)と、上司がそれ [続きを読む]
  • 愛着障害
  • このブログでは何度か愛着障害という言葉を使った。Aくんは愛着関係を築く力が弱いということで、愛着障害を疑われていた。「かわいがっても懐かないかもしれなません」と、最初に児相には言われていた。愛着障害については解説のようなものは多いのだが、子育ての実体験はあまり見つからない。自分が愛着障害ではないかと思っている大人の本人のブログというのは結構あるのだが。見つけた中に愛着障害のある姪御さんを育てている [続きを読む]
  • 不思議な経験
  • 家裁の審判の頃から即時抗告をする頃まで、私の精神状態はぎりぎりだった。それまでの疲労も積み重なっている。仮住まいも半年を超え、身体の疲れもあったと思う。抗うつ剤を増やし、お薬の効き目というのはすごいもので、お薬を飲んでいるとむしろ気分はハイになるぐらいだったのだが、たぶんそれは表面的なものだったのだろう。この頃、不思議な経験をした。最初は電話の音だ。会社の帰り道、大通り沿いを歩いていると昔の黒電話 [続きを読む]
  • 弁護士の変更
  • 家裁の申し立てを依頼した弁護士とは普段メールでのやりとりをしていた。家裁の審問で衝撃的な不許可を言い渡されてから即時抗告することを決め準備に入って2週間ほど実際に顔を合わせることはなかった。弁護士の言う通りに意見書をお医者さんと臨床心理士に依頼し、自分の陳述書用に書きたいことを数え上げ、また自分でも児相のOBに話を聞きに行ったりする中で、私には納得がいかなかったことがある。この弁護士が「許可は絶対大 [続きを読む]
  • 児相OBに話を聞く
  • この即時抗告手続きをする間、弁護士からの指示への対応以外にも私はできるだけ情報を収集しようとした。その中の一つとして、児相の勤務経験者の話を聞きにいったことがある。別々の地域の人たちで、仮にAさんとBさんとしておこう。先に会ったのはAさんだ。Aさんは比較的最近児相を退職した人だ。Aくんを措置している児相にも詳しかった。そしてこのAさんにも障害児の養子縁組の実態について聞いた。即時抗告する以上は絶対に許可 [続きを読む]
  • 家裁が養子縁組不許可とした理由
  • 即時抗告の準備を始めて数日、家裁から正式に養子縁組不許可の通知が届いた。審判書は4ページ。1枚目の半分は関係者の名前など形式的な部分だ。その後、「本件申立を却下する」との主文が記載され、淡々と簡単な事実関係が記載されたあと、不許可とする理由について裁判所はこう述べる。以下、引用する(日時と固有名詞以外原文のまま。未成年者というのがAくんのことで、申立人というのが私のこと)。==========上記認定事実を踏ま [続きを読む]
  • 児童精神科の先生に覚悟を問われる
  • 即時抗告(高裁への控訴)の準備を始めるいうことになり、まず必要だったのが第三者の専門家による「意見書」だ。要は、私が「A太は私と暮らすのが一番いいんです。愛着障害のある子が私にだけは懐いてくれました」なんて言ったところで当事者の言うことだ。裁判官は信じてくれない。価値が高いのは、医師、臨床心理士等専門職が子どもの状況や望ましい処遇について意見を述べる文書だ。幸い、ずっとこの件を相談してきた児童精神科 [続きを読む]
  • 回答書の結論
  • 前述した児相から家裁への回答書の結論は、次の2行で締めくくられている(地名以外原文のまま)==========なお、本件申立てが認められることになった場合、同様の事例の発生の可能性は否定できず、××(地名)の里親制度に対する影響は計り知れない。==========最後の結論まで、児相がこだわったのは「制度」だった。制度に対する影響が計り知れないから、この普通養子縁組を認めるなというのは筋違いではないだろうか。筋違いという [続きを読む]
  • 神頼み
  • Aくんと別れ、普通養子縁組を目指してから、神社に参拝することが増えた。もともと私は無宗教で、初詣ぐらいは時間の余裕があれば行くが、特定の宗教は持っていない。人知を超えた存在というのはあるかもしれないし、現代科学では説明のつかないこともあると思うけど、普段そういうことに思いをめぐらしたりはしない。Aくんと初めて会ったときには「神様、ありがとうございます!」と思ったが、そう思いながらもだからといって神様 [続きを読む]
  • 乳児院に戻ってからのAくんの処遇
  • 前の記事で引用した記載にはさらに気になる点がある。何が本当の原因だったにしろ、元夫がAくんを「返そう」などと言いだして逃げてしまったのは、Aくんが児童精神科の受診を奨められたと伝えたことが直接のきっかけだった。それもあり、この児童精神科の受診を奨められたことは私は複数の児相関係者にも乳児院職員にもしつこいほど伝えた。それにもかかわらず、この記載から見る限り、Aくんが児童精神科を受診したようには見えな [続きを読む]