遊歩 さん プロフィール

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遊歩さん: 青草のやうに
ハンドル名遊歩 さん
ブログタイトル青草のやうに
ブログURLhttp://aokusa856.blog.fc2.com/
サイト紹介文人事句を中心に自作の俳句に写真を添え、余生にして日々思うことを、拙い文ですが書き添えています。
自由文俳句の出来、用意をできる写真、添える文の内容、いつまで質を保てるか分かりませんが、続けられるまでやろうと思っています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供48回 / 53日(平均6.3回/週) - 参加 2017/03/07 01:33

遊歩 さんのブログ記事

  • 花菜漬
  •    諍いはもうお終ひに花菜漬日本は世界有数の漬物王国 漬物の歴史は古く、奈良時代には茄子や瓜の塩漬けが食べられ、平安時代には、味噌、醤油などを使った漬物が存在したらしい。 漬物は、日本だけでなく世界中にある韓国ではキムチ、中国ではザーサイ、ドイツではザワークラフト、欧米はピクルスなどがあるが、日本の漬物のバリエショーンは群を抜いている漬物王国。 漬物は低カロリーで食物繊維たっぷり [続きを読む]
  • 暮の春
  •    ほの温き検尿コップ暮の春季語、暮の春は春の日の夕暮れ、又は春の終わりの双方の意味で使ってもよい暮れという言葉は一日の暮れと、時節の暮れという二つの意味を持つからどちらかに決めようとすると無理が生じる、曖昧模糊に使えということらしい。春の夕暮として明確に詠みたいのであれば、別にある「春の暮」を使えということなのかあまりピンとこないが、作例をみると「暮の春」は、「行く春」や「春の暮」ほど主観的に [続きを読む]
  • 浦島太郎その後
  • 襟裳岬 えりもラーメン(つぶ貝 昆布 岩のり まつも)絶品   ゆく春や好きなものから先に食ふおとぎ話「浦島太郎」のその後 昨日のブログに、浦島太郎は亀を助けるという善いことをしたのに、なぜ一気に歳をとるという罰を受けたのか、不合理であると書いた。 その疑問には、罰を受けたととる必要はないという一つの説がある。 [続きを読む]
  • 春の夢
  •    春の夢開けてしまつた玉手箱おとぎ話「浦島太郎」のその後 まず、話しのおさらいをしてみる。漁師の浦島太郎は、子供達が亀をいじめているところに出会う。太郎が亀を助けると、亀はお礼として太郎を海の中の竜宮城に招き、竜宮城では乙姫が太郎をおもてなしする。しばらくして太郎が帰る意思を伝えると、乙姫は決して開けてはいけないと言い玉手箱を渡す。 その後太郎 [続きを読む]
  • 春の幼稚園
  •    大泣きの児のゐて春の幼稚園「保育園落ちた日本死ね!!!」の書き込みで、待機児童問題が大きく取り扱われるようになった。 私たちが子供の頃、幼稚園というのがあったかどうか全く覚えがないが、 近所の子は皆んな、保育所(園)に通っていた。通っていたというか、預けられていた感じ 多くの家で、お母さんが当たり前みたいに何かしら働いていた時代だった [続きを読む]
  • 地蔵の誓い
  •     蓬生に積まれし石の仏めく信仰の対象として私たちは石仏を拝んだりする。仏像の形をしていなくても、もし野に石が積まれてあれば、その訳をつい考えてしまう。その石仏の一つである「お地蔵さま」のお話し お地蔵さま、実は来世で浄土を約束してくれる阿弥陀如来や、将来ずっと先に導いてくれる弥勒菩薩と違って、今この世でもだえ苦しんでいる非力な私達を助けてくれる仏だそうだ。 [続きを読む]
  • 桜餅の記憶
  •     児に還る薄きその手に桜餅俳句の場合、主語が略されていれば、それは「われ」しかし、この句は私ではない。この句にはたくさんの説明を付け加えたいが・・このように読み手にすべてを投げ出す句が、どこまで成立するのか、どのように読んでいただけるのか・・まだまだ、俳句を学びたいにほんブログ村 俳句ランキング [続きを読む]
  • 今年の桜14句
  • 今年の桜の季節も終わったようだ。苦労した割には質も大した量の句も詠めなかったが、自戒を込めて再掲する。わが町の桜並木と共に…    蕾とけ午後にもならむ初花に       初花の白ともつかぬ紅うすく      初花の空を仰ぎて産着干す   さりげなく呼び捨てにされ初桜   リハビリの友のつぶやき初桜   母笑ふアルバムに咲く桜かな   かへりみてかへりみてゆく吉野山   山桜一目千本吉野山   散る [続きを読む]
  • 草餅の記憶
  •    草餅に母の荒れたる手の記憶一雨ごとに新芽が萌えあがり山野に出かけるいい季節になってきた。昔は摘み草といって花見とともに、のどかな春の光を浴びながら楽しむ春の行事であった。摘み草の代表といえば、雑菜ではヨモギ、ツクシ、セリ、草花ではタンポポ、レンゲ、スミレなど。雑菜はその名の通り食べたものだが、これらの草葉にはビタミン類が多く含まれており、昔の人は身体にも良いことを知っていたのである。現代のス [続きを読む]
  • 落花
  •    この雨に散る様もなく散る桜私の地方の桜は、開花が遅かった分、例年より遅くまで咲き、楽しめた。しかし、昨日、日曜日の最後の花見、飛花落花の宴を待っていたかのように。今日はすでに雨桜の季節の終わりを締める花吹雪も見せず、雨と共にしずかに散っている。にほんブログ村 俳句ランキング [続きを読む]
  • 桜鯛
  •    一舟に盛られてハレの桜鯛祭りや結婚式のように、何かを祝う日がハレの日、特別なことがない日常的な日がケの日という。 もともとハレとは、折り目、節目を指す概念である。ハレの語源は「晴れ」であり、晴れの舞台や晴着などの言い回しで使用されている。 ハレの日には餅、赤飯、白米、尾頭つきの魚、酒などが飲食されたが、これらはかつて日常的に飲食されたものではなかった。 [続きを読む]
  • 蓬生(よもぎう)
  •    蓬生のひとは本来無一物仏も無ければ凡夫も無い禅語、「本来無一物」という語は、誰でも知っている禅の代表的な言葉であろう。誰でも知っているけれども、本当に分かっているかどうかは全く別である。普通には、もともと何も無いというように理解されやすい。しかし、この本来という語は、もともとという意味ではなく、本質的にとか根源的にということである。また「無一物」は何も無いということではない。禅宗で言う「無」 [続きを読む]
  • 菜の花
  •    一川の菜の花色に暮れゆけり私の故郷、久留米に夏目漱石の残した春の名句がある。久留米市には、「漱石の道」という名の自然歩道があります。漱石の道は、明治の頃、夏目漱石が久留米を訪れ、高良山に登り耳納連山を歩いて越えたことから名づけられました。この時の風景は、小説『草枕』で描かれた山越えの場面に活かされたといわれています。漱石は第五高等学校(現・熊本大学)の教授を務めていた頃に、5度久留米を訪れま [続きを読む]
  • 春愁
  •    春愁や爪のとどかぬ背の痒み一病息災のすすめ一病息災とは、病気もなく健康な人よりも一つぐらい持病がある人の方が、健康に気を配りかえって長生きすることをいう。健康であるということは、各検査数値が正常であることや、病気でないことを指しているのではない。たとえ病気があっても、快適な生活を送ることができれば、それは健康的な生き方であり健康といえるのではないだろうか。たとえばガンを経験した人。ガン患者と [続きを読む]
  • いもうと
  •    妹のなついた昔つくしんぼ渥美清さんが亡くなって21年。知られた話しではあるが、寅さんは「風天」の俳号で270に及ぶ俳句を遺している。その俳句を集めた「風天 渥美清のうた」を読んだ。破調の句が多いが、難解な言葉は使わず真直ぐに気持ちがぶつけられ、心の内を吐露した句意の明確なものが並ぶ。    コスモスひょろりふたおやもういない   好きだから強くぶつけた雪合戦   ゆうべの台風どこに居たちょう [続きを読む]
  • 残る桜
  •    残る花約束できぬ明日のこと季語、残る花とは盛りも大方過ぎた頃に、まだ散り残っている桜のこと。名残の花ともいう。春は冬と夏という激しい季節に挟まれている分淡い印象があり、歓迎される華やかな季節なのに、気が付けば潔く慌ただしく去ってゆく。「なごり」とは「余波」から転じた言葉で、打ち寄せた波が引いたあとに残る海水を余波と書いてなごり(なごろ)と読ませたらしい。「心残り」や「余情」という言葉もある。 [続きを読む]
  • 散る桜
  •    西棟の廊下の奥に散るさくら宅配便で働く人のオーバーワークが問題になっている。私も送料の負担が軽くなった通販を最大限に利用しているので、会社は何とか頑張って、ドライバーも利用者もハッピーな解決を図ってもらいたいもの。まだ宅配便とは言わず、個人用の荷物を小包と言って郵便局が中心の頃、その小包には小さな思い出がある。私の就職の配属先は地方の工場部門であった。私に不満があったわけではなかったが、妹と [続きを読む]
  • 花冷え
  •    花冷えの口にくはふる体温計今や桜といえばソメイヨシノのことを言うことが多いが、以前はヤマザクラが主流だった。明治維新後の新政府は、徳川時代からの体制を次々と排除してゆく。その一つとして、それまでの桜の名所にあったヤマザクラをソメイヨシノに植え替えさせる。そうして全国にソメイソシノが広まったらしい。なぜ日本人はこれほど桜が好きなのか、それは淡い色味の姿かたち、終いの潔さ、この二つが日本人の心に [続きを読む]
  • 吉野の山桜
  •    散るさくら咲きつぐさくら吉野山関西地方の桜の名所 吉野山 奈良県吉野郡吉野村吉野山には古来桜が多く、シロヤマザクラを中心に約200種3万本の桜が密集しています。儚げで可憐な山桜が尾根から尾根へ、谷から谷へと山全体を埋め尽くしてゆきます。シロヤマザクラは下・中・上・奥の4箇所に密集しており、一目に千本見える豪華さという意味で、「一目千本」とも言われます。おのおの下千本(しもせんぼん)中千本(な [続きを読む]
  • 老桜の杖
  •    老桜あまたの杖をつかされて桜の名所がなくなる名所と呼ばれる所の桜の品種は、ほぼソメイヨシノである。その桜は第二次世界大戦後に植えられたものが多く、寿命を迎え衰弱し枯れる時期にあるという。そう言われれば古木の目立つ名所、桜は沢山ある。よく言われている桜の寿命60年説。因みに、桜は変種を合わせると100以上のものが自生し、栽培、園芸品種は200以上あるらしい。ソメイヨシノは明治時代に東京都豊島区 [続きを読む]
  • 四月馬鹿
  •    終電車に紅引くひとの万愚節私のブログは、「人事句」と言われる種の俳句を詠み、皆さんにお読みいただきたいと思って開いたものです。自然を詠む謂わゆる花鳥諷詠だけでなく、人間社会の隅々にまで対象を広げ人間の営みを詠む、それを発表したいと思いました。全く人事句などというレベルになっていないことは自覚していますが、句を作る上で書に教えていただき、心がけていることを少しだけ・・自分の心に生じた感動が句に [続きを読む]
  • 蒲公英の絮
  •    職を退くたんぽぽの絮飛ぶやうに退職のその日、まず思い出すのは頂いた大きな花束、帰宅の電車で結婚式以来の視線を感じ恥ずかしかったこと。また、40数年勤めて来た故の一抹の寂しさはあったが、同世代の方の言うほど、何かを失った感はなかったこと。この日が来るのは必然。相当前から退職後に何をしたいのか、何がやれるのか、出来ること出来ないことを整理してきた。子供じみたことも数多く考えたが、そうしたことで喪失 [続きを読む]
  • 菜の花にかくれんぼ
  •    顔じゆうを菜の花にしてかくれんぼ私の住む町はまだ菜の花が満開とはいかないが、もう少し待てばあちこちに菜の花が咲いてくれる環境にある。周り一面に甘い香りが漂い、目だけでなく鼻からも春を実感できるのも菜の花の手柄だ。掲載の句、見たままの他愛ない内容であるが、例えば菜の花と子供を見れば、佳句かどうかは別にしても、掲載のような俳句がすっとでてくる、素直に感じる心をこれからも持ち続けられたらと思う。  [続きを読む]
  • 初桜
  •    蕾とけ明日にもならむ初花に朝の散歩で見つけました。町内の皆さん、いよいよ桜が開花しますよ・・・にほんブログ村 [続きを読む]
  • 初孫のつむじ
  •    初まごのつむじは二つ揚雲雀俳句には、「孫」を題材に使わない方がいいという教えがある。いけないという訳ではないが、孫ものはどうしても可愛さ余って甘ったるくなり、佳い俳句にはなりにくいらしい。写真の赤ちゃん、もしかするといかつい児にしか見えてないのかも知れないが、私にはしっかりした顔立ちの、この上もなく男らしいイケメンにしか見えない。そう私の孫である。まあ、俳句の教えはこういうことを言うのだろう [続きを読む]