とと さん プロフィール

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ととさん: 山と、旅と
ハンドル名とと さん
ブログタイトル山と、旅と
ブログURLhttp://www.yamatotabito.club/
サイト紹介文山の記憶と、旅の記憶、それと、少しばかりのなにかを書きとめる。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供22回 / 14日(平均11.0回/週) - 参加 2017/03/09 20:41

とと さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 【屋久島】尾の間歩道と栗生歩道
  • 尾之間歩道は、途中まで、蛇之口滝に至るお気軽なハイキングコースなので、それなりに人が居るかと思っていたが、めでたいことに誰もいない。結局、道中誰一人にも出会わずに、尾の間歩道の終点に着いた。途中の、鯛の川渡渉点は素晴らしいばかりの絶景であり、マイナーなコースでも見所はきちんとあるものだと思った。夜はメインコース沿いの淀川小屋に宿泊。ただの登山道歩きで、行動としては単純至極なのだけど、今回はトイレッ [続きを読む]
  • 黄色い線の内側
  • 「まもなくn番線に○○・△△方面がまいります。危ないですから、黄色い線の内側までお下がり下さい。」 小さい頃から幾度となく耳にした駅でのアナウンス。しかし、昔からずっと不思議でならない。「黄色い線の内側」というのはいったいどの部分を指すのだろう。もちろん、いままでの経験により、「黄色い線の内側」というのが、黄色い点字ブロックを基準として、ホームの中央部よりの部分を示していることは知っている。しかし、 [続きを読む]
  • キナバル山
  • 数年前のお正月にボルネオ島へ行ったときのこと。初日。コタキナバルの屋台で焼きサカナ食う。指で身をほじくりながらはふはふと。あっちっちの身が触感を通じてサカナであることを訴えてくる。たまには箸を使わずに食うのもよいものだと上機嫌だったが、会計で落とし穴。うっかり値段聞かずに食べたせいで、屋台にしちゃ思いっきりふっかけられた。どうにも分が悪く払うハメに。ま、たかだか、何百円かの損。キナバル山。すでに観 [続きを読む]
  • 【五島列島】福江島
  • 五島列島の福江島に行ったときのこと。福江島、ラジオを聞いて、天気図を取っていると、聞こえてくるあの福江島だ。”福江島では、南東の風、風力2、天気は曇りで、気圧は1012ヘクトパスカル、気温は21度でした。”と言ったラジオから聞こえるアナウンスだけ頭に残っていて、どこにあって、どんな島か、しらなかった、その福江島。そこで、釣りをした。玉の浦町の大宝の漁港で。グ、グーン〜。足下に素人ながらにぽちゃんと落とし [続きを読む]
  • 谷川俊太郎
  • ふっと立ち寄った本屋で雑誌を買った。特集は谷川俊太郎。谷川俊太郎はまだ現代を生きている人だった。僕はそのことにとても驚いた。そして、その雑誌は、谷川俊太郎がアラスカを訪れたことを記事にしていた。**あのネリリし、キルルし、ハララしている名作、「二十億光年の孤独」が出版されたのが、1952年。もうだいぶ前の話だ。その「引き合う孤独の力」から、30年以上経ったころに、7歳だった僕は谷川俊太郎を知った。人生で初 [続きを読む]
  • コロンブスの卵
  • コロンブスの卵のお話。本当にコロンブスが机の上に卵を立てたかどうかはわからないけど卵が割れてもよいやと、えいやと卵を置いた広く伝わるコロンブスの逸話のおかげでおおきな誤解をしていた。卵は割らずには立たないものだと。しかし、ニワトリの卵と言うのは、丁寧にバランスをとればひびのひとつを入れることなく、きちんと立つ。試して見たらほんの5秒くらいでうまく立った。教えてくれたのは、雪の結晶で有名な中谷宇吉郎 [続きを読む]
  • 知らせてくれる春
  • 雪解けが知らせてくれる春 風の暖かさが知らせてくれる春 桜の開花が知らせてくれる春 春にもいろいろあるけれど つくしの知らせてくれる春が 私は一番好きかもしれない土からひょっこり伸びてくる姿が何ともいとおしいのである。と、ずっと、思っていたのだけれど、先日、ふきのとうを採ってきたら、ふきのとうの教えてくれる春も素晴らしいものだと、すっかり惚れてしまった。ふきのとうは、まだ小さい状態のものがおいしいとさ [続きを読む]
  • 将棋の里
  • 将棋の里、天童市を訪れたときのこと。天童市と言うのは、小学生のときからの憧れの街である。 僕はずっとずっと行ってみたかった。 最初に手にした将棋入門の本に、天童市の紹介があって、 王将型の銭湯の写真が掲載されていた。 そればかりか、実際に天童市を訪れた古い友人の話によれば、 マンホールに将棋の駒が描かれ、 道端には詰め将棋の問題が出されていると言う。 そんなヨダレの出そうな街にいかない手はない。 天童に着 [続きを読む]
  • 花粉症と海
  • ごく偶に、と言うことで全然かまわない。ヘロヘロになって帰って来て、バタンと寝て、翌日、目が覚めたら、突然クジラになる。グレゴールザムザのように。生業と言えばひたすら太平洋を泳ぐことでときどき哺乳類であることを忘れないように、水面に挨拶程度に顔を出す。冥王星に行きたいだとか、背中に翼が欲しいだとか、無理は言わない。だから、たまには同じ哺乳類のクジラにくらいは成りたい。せっかく21世紀なんだから。へーー [続きを読む]
  • インド5
  • インドは狂犬病感染率が異状に高いらしいので、注意が必要。写真の犬は、のんびりと落ち着き払っていて、好きだったなあ。でも、夜になると凶暴化するので、とても怖い。 ハンピでは猿は神様。至る所で祭られている。でも、屋台のバナナを盗んだ猿は、すごい形相した屋台のおばちゃんに、包丁もって追いかけられていた。 牛も神様だから牛肉は食えず。うまそーなんだけどなあ。ハンピはそもそも菜食主義の村なので、肉は出ず。とい [続きを読む]
  • インド4
  • 退院して、ハンピに戻る。 まだ体調は優れず、 一歩一歩が重たい。 水恐怖性になってしまった私は、 部屋中を過剰に片付ける。 食事も今までとは違って、小奇麗な店を選ぶ。 小奇麗な店には小汚い日本人がたくさんいて、 これでもかってくらい群れている。 私は少し離れたところに座って、 少し小声で注文する。 小奇麗な店は、観光客向けに作られていて、 中華料理からコンチネンタルまで揃っている。 お店の中はインドじゃなくて [続きを読む]
  • インド3
  • 僕はハンピ到着わずか4日目にして、インドの洗礼を受けてしまう。インドの洗礼、そう、トイレと友達になってしまうアレだ。ガイドブックに載っているような症状のひどいものではなかったので、最初は薬を飲んで寝ていればすぐ治るだろうと思った。しかし、手持ちの薬は全く効かず、隣の部屋のスロベニア人に薬をもらうも、それも功を奏さず、日に日に症状は悪化していった。寒気や頭痛、めまいに加え、洗礼を受け始めてから4日目、 [続きを読む]
  • インド2
  • 宿泊している宿に、シャワーはない。 代わりに水道があるのだけれど、この水道で体を洗うのも 面倒くさくて、だんだんズボラになる。 しかし、世界人口70億人のうち、いったいどれだけの人が、 シャワーを頻繁に浴びているのだろう? 中国とインドで、世界人口の4割を占める一方で、 日本とアメリカとヨーロッパを全部足しても、 ようやく世界の1割ちょっと。 世界経済の中心はアメリカであり、ヨーロッパであるかもしれないけれど [続きを読む]
  • インド1
  • インドに行った人は、インドに魅了され、何度も再訪する者と、インドを憎悪し、二度と行かないと誓う者、その2通りに別れると言われている。 しかし、僕としては、この国は、どうしようもなくアジアで、今まで訪れたどの国よりも、親しみを覚える。 食べ物は美味しいし、人々はいたって親切。 両替商ですら、必ず相場通りのお金を渡してくれる。 何よりも、表情豊かな子供達が素晴らしい。 噂に聞いていたインドのそれは、 もっと [続きを読む]
  • 目と耳と
  • 「目が見えなくなるのと耳が聞こえなくなるのだっだらどっちが良い?」モスクワ空港で18時間の乗り継ぎ待ちをしているときに、突然に問い掛けられた質問。18時間の待ち時間というのは、こんな質問が突然に出てくるくらいに、暇である。どっちも嫌なのは当たり前だけれど、おそらく一般的に言って生活がより不便になるのは視力を失うことの方だと思われる。もっとも、音楽を愛する人なら、視力を失う方が幾分ましと答えるかもしれな [続きを読む]
  • 不要レシート入れ
  • 不要レシート入れについて。 僕は割とレシートを溜め込むほうである。カードで買い物をすることが多いのでカード会社から請求が来るまでの間はレシートは捨てずに持っていようと考えている。 しかし、財布の中にたまっていたレシートが財布を圧迫し始めると 溜められていたレシートはそんな考えどこにやらで、無差別にゴミ箱に移されるので、これはどちらかというと、後付けの理由である。僕がレシートを蓄えているのは近所のスー [続きを読む]
  • 不可能なこと
  • 友人が「不可能なことなんてない」と言い出した。しかし、世の中に不可能なことはある。不可能だと思うことの具体例を反例として上げてみてもどうも説得力がない。空を飛ぶことも壁をすり抜けることも、限りなく難しいことであって、不可能と証明されたことではないのだから。そこで、「不可能なんてことはない」ということが間違っていることの証明を考えた。 まず、命題 「不可能なんてない」 が真であると仮定する。 この命題の [続きを読む]
  • クリムトの接吻
  • まるで絵のことなんて知らないのだけど、 心に残っている一枚の絵について少々。 オーストリアにあるベルヴェデーレ宮殿を訪ねたとき、 僕は「接吻」という絵を初めて目にした。 「接吻」は世界で一番有名なキスの画で、 20世紀の初頭にグスタフ・クリムトによって画かれたものだ。 限りない幸せと黄金色に満ち溢れる希望。 僕はこの溶けてしまいそうなキスに永遠を感じる。 しかし、この絵をみたとき、描かれているお花畑を いく [続きを読む]
  • 初めての飛行機
  • 僕のひとよりちょっと遅めの、初めての空旅は、大学入試の時だった。巨大な金属の塊が空を飛ぶ理屈については、ブルーバックスで勉強済み。でも、実際、空の上に上がってしまうと、空を飛ぶ理論など全く理解できなくて、あまりの驚きに僕はずっと窓に張り付いていた。あんまりにも夢中になって外の景色を見ていたものだから、おそらく僕の額には真っ赤な窓マーク印が付いていたのではないかと思う。しかし、フライト途中でふと周り [続きを読む]
  • メリークリスマス
  • 2年前の冬、僕はスペインに居た。 来る日も来る日もロッククライミングをして、 数日に一回、食料が切れると街に買い出しに出かけた。 買い出しに出かけた日が、たまたまクリスマスイブで、 街はサンタに溢れ、人々は楽しそうな顔をしていた。 一日存分にマラガという街で、ヨーロッパのクリスマスを楽しみ、 僕らは食料が一杯につまったカバンを背負って、駅に向かった。 しかし、駅には電車がなかった。 駅員に訪ねると、「今日 [続きを読む]
  • ニペソツ山
  • 日曜日の朝6過ぎに目が覚める。どうやら、天気は良いようだ。まだ眠い目をこすりながら、僕はコーヒィを入れる。紅葉山行は、気持ちの良い素敵なものだから、どこかに紅葉を見に行こうと、夏山ガイドをめくる。たまにはお気軽に高地に出かけるのも、気持ち良さそうである。しかし、ぱらぱらとページをめくると、ニペソツ山の雄雄しい姿が目に留まる。そう言えば、北海道の真ん中より東には久しく行っていない。ここはひとつ、東大 [続きを読む]
  • 幌尻岳
  • 4時に起きたらまだ暗かったので、二度寝して5:30に起床。ちょっぴり寝坊だ。今回は標準コースタイム17時間(2〜3日)のところを一日で歩ききる予定なので、荷物は極力減らす。ツアー登山のシーズンも終えたようで、予想していたよりもずっと人出は少ない。長い林道、沢沿いの登山道と、順調に足を進め、幌尻山荘には寄らずにそそくさと稜線に上がる。快晴無風の幌尻岳山頂で、のんびりお昼ごはんを食べ、七つ沼経由で、トッタベツ [続きを読む]
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