とと さん プロフィール

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ととさん: 山と、旅と
ハンドル名とと さん
ブログタイトル山と、旅と
ブログURLhttp://www.yamatotabito.club/
サイト紹介文山の記憶と、旅の記憶、それと、少しばかりのなにかを書きとめる。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供41回 / 51日(平均5.6回/週) - 参加 2017/03/09 20:41

とと さんのブログ記事

  • 【沢登り】芦廼瀬川
  • 夏の暑いころに、奈良県の十津川水系芦廼瀬(あしのせ)川に沢登に行ったときのハナシ。雲ひとつ無い青い空。問題は遡行のレベルだけだが、つたない沢登り経験からすると、ちょっとオーバーグレードよ〜。まあ、引き返すことくらいはできるだろうさ、と七泰ダムを一人出発する。記録にあった難関の渡渉も、突破に2時間かかったという核心の滝登りも、しばらく続いていた晴天週間のおかげで、水が少なく、パシャパシャ対岸ジャンプ [続きを読む]
  • 人生25億秒
  • 人間の平均寿命を80年として、 80年を秒に換算するとおおよそ25億秒。 25億秒。 これは神から与えられた数字。 もちろん個人差はあるにしても、 陽の射す光以上に、 時間というのは平等に与えられる。 だから、例えば、デートのお誘いを、 「時間がないの。」と断られたとしても、 それは、時間の消失を意味するわけじゃない。 人それぞれに時間の使い方に優先順位があって、 ただ単に、「貴方に費やす」時間がないと言うことを意 [続きを読む]
  • 【沖縄】座間味島
  • 沖縄本島の自転車旅行を終え、フェリーに乗って、慶良間諸島の座間味島へ。ほんの数時間で着くのに、もう海の色が本島と全然違う。座間味島はのどかな島。こちらは日々動いて自転車で移動すると言う大きさの島でも無い。お家の代わりにテントを張って、日々の焚き火自炊生活を始める。外食しようにもあまり外食産業は発達していないので必然的にそうなった。ちょっとだけ釣りもしたけれど、ウデ悪くボウズ。島ではダイビングもした [続きを読む]
  • 【沖縄】本島自転車旅行
  • 沖縄を自転車で縦断旅行したときのハナシ。自転車好きの人ならあっという間に一日で南から北まで行ってしまうものらしいけれど、数年前に中古で6000円で買ってガタの来ている自転車で、4泊5日もかけてのんびり縦断した。自転車旅行と言うのも行ったことが無くて、輪行袋も持っていなかった。輪行袋が無いとバスに自転車は乗せてくれないので、延々空港まで自転車を漕ぐ。空港じゃ、分解もしなければ、ビニルや布を被せることもなく [続きを読む]
  • 【五島列島】久賀島
  • 五島列島の主要5島の下から2番目の島。久賀島という。長崎港から福江港へフェリーで渡り、そこからもう一度船に乗ると、到着する。船を降りると、とくにこれといった交通手段も待ち受けていないので、どこかに行きたければ、歩く、ということになる。それがまた気持ちいい。気ままにあるくことが、そのまま島のかけらを知ることで、島の姿を、自分なりの移動速度で堪能できる。この島には、キリシタンの弾劾の歴史がある。キリシ [続きを読む]
  • 【エジプト】ナイル川の中州で その2
  • 結局、予定を大幅に繰り上げて日本に帰ることになった。空港までの道もやたらと混んでいる。誰だ、渋滞の原因は、と不満を感じ顔を上げると、戦車が道のど真ん中に居座っており、砲台をこちらに向けている。別に撃とうとしていたわけではなさそうであったが、喉まで出かけっていた渋滞への文句が、きゅっと引っ込む。カイロ空港に行くと、緊急帰国する人でごった返している。人ごみの中、チャーター便のチケットは手に入れたものの [続きを読む]
  • 【エジプト】ナイル川の中州で その1
  • もう、数年前のことであるが、アラブの春のとき、カイロに居た。「4時から外出禁止令がでたらから、荷物をまとめてすぐにフラットに戻るように」と連絡を受けた。固定電話だけは生きていたけれど、既に、ネットも携帯も国家組織に止められていた。あわててフラットに帰るのだが、帰り道は、拍子抜けするほど平和な様相。窓から眺める限り、地元民はいつも通りに、水タバコで暇を持て余しており、牛車が高速をのんびりと闊歩してい [続きを読む]
  • ipad
  • 久方ぶりに、世間のことを新聞にする職業についている中学校までの同級生に会う機会があった。僕は友人に向かって「世間のことにはあまり関心が無いんだ。テレビも持って無いし、新聞もとっていない。」と言った。そしたら、「iパッドって知ってるか?」と聞かれて、記憶の片隅まで探った後に、「音楽はあまり聞かないから良く知らないんだ」と言った。そしたら、腹をかかえて笑われた。「それは、まず第一に、iポッドの話である」 [続きを読む]
  • スーツ
  • 毎度のことながら、スーツに袖を通すと、 鏡に映った自分に、「おまえは誰?」と聞きたくなる。 だって、それは、西洋社会を背伸びしてまねる不可思議な姿。そして、用事も済んで、道を歩いていると、空にカラスが一羽。 鳥は、天からの贈り物を、 私の肩に落としていった。 ぺっちゃりと、白いやつを。 幸ウンの証。良くもまあピンポイントに当たるもので、 白いフンは、黒いスーツに良く映える。 いや、良く目立つ。 ついでに、 [続きを読む]
  • 銭湯
  • 銭湯に行ってきた。 お湯からあがると隣にいた人が突然に、 「すいません、のぼせちゃいました」と言った。 誰か連れにでも言っているのだろうと、 特に気にも留めなかった。 しかし、もう一度 「すいません、のぼせちゃいました」と言った。 まるで、人間に無理やりに言葉を覚えさせられたオウムが、 意味もわからずに、復唱するかのように。 その銭湯には、ちょっとおかしな人もたくさんいるので、 やはりあまり気に留めなかった [続きを読む]
  • 【五島列島】イカと羊
  • 五島列島の嵯峨の島から福江島に戻って。バス停で、バスを待っていた。なにせ、めったにバスは来ない。エギ(イカ用のルアー)を竿に着けて、海に放った。エギなら、エサも要らないし、シーズンも外れているから、うっかり釣れてしまうこともなかろうと安心していた。釣れない釣りくらいバスを待つのに適したものはない。ところが、やる気の無い釣り人の手元に、グーンと引きがあった。こ、これは、と680円のリールをカリカリと手 [続きを読む]
  • 【五島列島】嵯峨ノ島2
  • さらにふらふらと歩いていると、酒屋を経営されている85歳の婆様に声をかけられる。「ちょっとよっていかんね」とのことで、仏間に上がらせていただく。そしたら、ちゃんぽんを持ってきてくれた。色々伝えたいこともあったのだろう。婆様は語った。長崎の兵器工場に動員されて、働かされていたと。原爆の日の数日前にも空襲を受け、一緒に働かされていた人が亡くなった。そして、原爆の日、空がピカッと青くなったかと思ったら、真 [続きを読む]
  • 【五島列島】嵯峨ノ島1
  • 五島列島の嵯峨ノ島に行ったときのハナシ。嵯峨ノ島は、五島列島のさらに離島、これまた地図で探すのも楽しいが、赤島ほど地図で探す難易度は高くない。福江島から見て、夕日の沈む場所にあるひょうたん型の島だ。嵯峨の島に行くには、福江のフェリーターミナルから船が出ているわけではないので、バスを乗りついで、福江島の西側の貝津港まで、行かなくてはならない。そしてこれがまた面白い。バス停の名前が〇〇宅前であることに [続きを読む]
  • 【五島列島】赤島2
  • 地図で探すのも難しい五島列島の赤島にもう4回も訪れているのには、もちろん、理由がある。もともと、釣り人に名高い五島列島であるが、五島列島のさらに離島である赤島は、魚の数が別格だ。赤島の漁港でシュノーケリングをすれば、それはもう星の数ほどの巨魚がウヨウヨと泳いでいるのが見える。加えて、魚を釣るには、生きの良いエサ、特にイソメなんかがあると最高なのだが、福江港に着いたあと、近くにある釣り具屋でイソメを [続きを読む]
  • 【五島列島】赤島1
  • 数年前に五島列島の赤島を訪ねた時のハナシ。”五島列島の赤島”と言っても、”五島”のうちのひとつではないので、お暇があれば日本地図を広げてみれば楽しいと思う。なかなか見つからないのではないかと思うが、僕はすっかり魅了されていて、4回ほど訪れている。初めて訪れたとき、僕は、暑さに負けて、どこでもよいからと島行きを計画していた。赤島に行先を決めたのは、フェリーターミナルについた後だった。福江島から、運送 [続きを読む]
  • 【屋久島】日食
  • 屋久島に日食を見に行ったときの話。日食になる前から空は暗くざんざぶり。これはこれでまあオモシロいんじゃないかと本棚に置いてあった山尾三省など読み始めてみる。憂鬱な窓の外を眺めてみると、雨が丁度あがったようで、空を見上げに外に出る。雨が上がった言えど、まだまだ空には濃厚な雲がかかっていて、ちょっと欠けた太陽は見えそうにない。皆既日食に至るまで厚い雲が薄くなる気配はない。(それはちょっと残念なことにも [続きを読む]
  • 白黒写真
  • 大型の台風がやってきたときのハナシ。 多くの巨木達をなぎ倒していった。 今でもその傷跡は消え去っていない。 台風が過ぎ去ったあと、 僕は悲しみをこらえながら、 壊滅した街へ出た。 そのとき手にしていたのは、一台のカメラ。 カラーフィルムを入れているつもりだったのだけど、 フィルムを入れ間違えていて、 そこには白黒フィルムが収められていた。 たしかに、色の付いた写真を撮れるカラーフィルムは、便利な道具だ。 し [続きを読む]
  • 丸い自販機
  • 世の中の多くの人工物は四角を基準として作られている。 例に漏れず、自動販売機もまた、四角い。 四角いことは、 作る技術の容易さにもつながるだろうし、 四角い都会に新たに四角い物を配置することを考えても、 とても都合が良いだろうし。 しかし、丸い自動販売機があっても良いのじゃないかと思う。 自動販売機自体が、巨大なコカコーラ缶のデザインで、 ぐるっと一周、商品が並んでいて、 360°どこからでも缶製品を買える。 [続きを読む]
  • 雷がなったら、の、ハナシ。山じゃ高い木のてっぺんから45度以内に逃げ込んで さらに木の根元からは2〜3m離れるのが定石とされています。 実際のところ、木によって高さや太さが違うので、2〜3mという数字が十分なものなのかどうかはよくわかりません。 時代を遡って、小学生の頃なら「おヘソを隠せ」じゃありませんでしたか?雷様がおヘソ好きなのは古事記の昔からみたいです。僕は雷様とお話をしたことがないので、雷様がどん [続きを読む]
  • 【屋久島】尾の間歩道と栗生歩道
  • 尾之間歩道は、途中まで、蛇之口滝に至るお気軽なハイキングコースなので、それなりに人が居るかと思っていたが、めでたいことに誰もいない。結局、道中誰一人にも出会わずに、尾の間歩道の終点に着いた。途中の、鯛の川渡渉点は素晴らしいばかりの絶景であり、マイナーなコースでも見所はきちんとあるものだと思った。夜はメインコース沿いの淀川小屋に宿泊。ただの登山道歩きで、行動としては単純至極なのだけど、今回はトイレッ [続きを読む]
  • 黄色い線の内側
  • 「まもなくn番線に○○・△△方面がまいります。危ないですから、黄色い線の内側までお下がり下さい。」 小さい頃から幾度となく耳にした駅でのアナウンス。しかし、昔からずっと不思議でならない。「黄色い線の内側」というのはいったいどの部分を指すのだろう。もちろん、いままでの経験により、「黄色い線の内側」というのが、黄色い点字ブロックを基準として、ホームの中央部よりの部分を示していることは知っている。しかし、 [続きを読む]
  • キナバル山
  • 数年前のお正月にボルネオ島へ行ったときのこと。初日。コタキナバルの屋台で焼きサカナ食う。指で身をほじくりながらはふはふと。あっちっちの身が触感を通じてサカナであることを訴えてくる。たまには箸を使わずに食うのもよいものだと上機嫌だったが、会計で落とし穴。うっかり値段聞かずに食べたせいで、屋台にしちゃ思いっきりふっかけられた。どうにも分が悪く払うハメに。ま、たかだか、何百円かの損。キナバル山。すでに観 [続きを読む]
  • 【五島列島】福江島
  • 五島列島の福江島に行ったときのこと。福江島、ラジオを聞いて、天気図を取っていると、聞こえてくるあの福江島だ。”福江島では、南東の風、風力2、天気は曇りで、気圧は1012ヘクトパスカル、気温は21度でした。”と言ったラジオから聞こえるアナウンスだけ頭に残っていて、どこにあって、どんな島か、しらなかった、その福江島。そこで、釣りをした。玉の浦町の大宝の漁港で。グ、グーン〜。足下に素人ながらにぽちゃんと落とし [続きを読む]
  • 谷川俊太郎
  • ふっと立ち寄った本屋で雑誌を買った。特集は谷川俊太郎。谷川俊太郎はまだ現代を生きている人だった。僕はそのことにとても驚いた。そして、その雑誌は、谷川俊太郎がアラスカを訪れたことを記事にしていた。**あのネリリし、キルルし、ハララしている名作、「二十億光年の孤独」が出版されたのが、1952年。もうだいぶ前の話だ。その「引き合う孤独の力」から、30年以上経ったころに、7歳だった僕は谷川俊太郎を知った。人生で初 [続きを読む]
  • コロンブスの卵
  • コロンブスの卵のお話。本当にコロンブスが机の上に卵を立てたかどうかはわからないけど卵が割れてもよいやと、えいやと卵を置いた広く伝わるコロンブスの逸話のおかげでおおきな誤解をしていた。卵は割らずには立たないものだと。しかし、ニワトリの卵と言うのは、丁寧にバランスをとればひびのひとつを入れることなく、きちんと立つ。試して見たらほんの5秒くらいでうまく立った。教えてくれたのは、雪の結晶で有名な中谷宇吉郎 [続きを読む]