ginzasur さん プロフィール

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ginzasurさん: GinzaSur.com
ハンドル名ginzasur さん
ブログタイトルGinzaSur.com
ブログURLhttp://www.ginzasur.com
サイト紹介文創作エッセイ・小説などを置いてあります。「ジャングルノート」という完結作品あります。
自由文Shortnote.jpというところでも書いています。
https://www.shortnote.jp/view/users/ARNSWcEt
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供29回 / 176日(平均1.2回/週) - 参加 2017/03/14 11:36

ginzasur さんのブログ記事

  • 頂きました
  • この記事の所要時間: 約 0 分 20 秒Shortnote.jpと言ういつも書いているところで賞を頂きました。作品自体はこちらになります。天使のバイト 第4回エッセイ大賞の結果発表! by ShortNote 運営チーム #ShortNote https://www.shortnote.jp/view/notes/AAKxhd56?sb=tw_fl [続きを読む]
  • もしも注意報
  • この記事の所要時間: 約 2 分 42 秒「もしも」などという言葉のせいでAくんとBくんは何故か向かい合って、それぞれ時速数キロメートルで歩いたりしなければならなくなってしまった。もしものせいで余計な計算をしなければならなくなった子供達はめでたく算数嫌いになりヒャッハー。夏休みの宿題がなぜか最終日まで残る問題が発生する。なるほど、もしもという言葉は甚だ危険な言葉だ。もしもが無ければ「AくんとBくんが昨日会 [続きを読む]
  • 子供ピストル
  • この記事の所要時間: 約 1 分 25 秒子供の頃、銃の音と言えばバッキュンバッキュンだった。みんながバキューン、バキューンなどと言っていても僕はバッキュンバッキュンをやめなかった。ズキューンという奴にはそれガンダムじゃんかなどと文句さえ言っていた。ずっとバッキュンバッキュンだった。思えばテレビをあまり見たことがなかった。 バッキュンバッキュンがおかしいと気づいたのは小学校になってからだ。バッキュンバッ [続きを読む]
  • 子供ピストル
  • この記事の所要時間: 約 1 分 24 秒子供の頃、銃の音と言えばバッキュンバッキュンだった。みんながバキューン、バキューンなどと言っていても僕はバッキュンバッキュンをやめなかった。ズキューンという奴にはそれガンダムじゃんかなどと文句さえ言っていた。ずっとバッキュンバッキュンだった。思えばテレビをあまり見たことがなかった。バッキュンバッキュンがおかしいと気づいたのは小学校になってからだ。バッキュンバッ [続きを読む]
  • チャーハンは少ししょっぱい
  • この記事の所要時間: 約 1 分 40 秒 国語が苦手な子供にとって詩の授業などというものは苦行以外の何物でもないのかもしれない。自分は国語ぐらいしかマトモな点数など取ったことが無いので、まさか自分の子供が国語嫌いになるとは思ってもいなかった。 子、曰く。詩というものは「書けぬ、判らぬ、なんじゃこりゃぁぁ。うがぁぁ、こうなったら謀反したる。幕府爆発バイオレンス即爆発」だそうで。流石に一人の親として「そ [続きを読む]
  • 清らかな嘘
  • この記事の所要時間: 約 0 分 43 秒口紅のシャトルが銃の弾の形をしているという意味を最初に考えたのはいつだろう。弾丸を火の中に投げ込むと爆発するらしいと聞いて、だとするならば口紅を火の中に入れても爆発するに違いないと信じた。試したことはないが今でもなんとなく、そうに違いないと思っている。コロンは毒。毒の霧を身体にまぶし嘘をまとう。きっと毒は嘘と相性が良いに違いないし、混ざることによって得体の知れ [続きを読む]
  • ラファエル田中
  • この記事の所要時間: 約 4 分 1 秒「じゃあ名前はなんて呼べばいいかな」 「田中です」 「田中?ラファエルじゃないの?」 「役名はそれです」 「じゃぁ、田中さん。他の人は?」 「ちょっとみんな色々あって。清水さんはお子さんが熱出しちゃって今日は代役で鈴木さんが来ます」 「清水さん?」 「あ、エレーナです。ヒロイン役の。清水さんシングルマザーで大変なんですよ」 「・・・えぇっと。代役は・・・鈴木さんだっけ、 [続きを読む]
  • 二日六月
  • この記事の所要時間: 約 0 分 24 秒おはようございます。と言うか深夜なんですけれども。大変残念なことに後一日でまた一つ年を取ってしまうという悲しい事実。悲しさを吹き飛ばそうとキンドルにて販売している拙書アバラハウスを本日夕方5時まで無料にしてみました。アバラハウス by 銀座愁流http://amzn.asia/eiAwyTtすっかり告知を忘れていてこんな慌ただしい感じで申し訳ないです。よろしくお願いいたします。 [続きを読む]
  • 九日五月
  • この記事の所要時間: 約 0 分 43 秒 考えを述べているテキストに太字の強調を見かけると違和感を感じることがある。解りやすくするために付けているのだろうが思考の押し付けに見えてしまうのだ。強調したいのならば言葉でしてくれ。そんなときにふと浮かぶ「五月蝿」という言葉。なるほど良くできた言葉だ。「永い言い訳」という映画を見た。強調が何一つ無い映画だった。だから全く五月蝿くない。物事と登場人物の時間だけ [続きを読む]
  • 八日五月
  • この記事の所要時間: 約 0 分 35 秒休み明けの朝の感覚は日常に還るという表現に尽きる。逃げようと思っても抗えないそれに立ち向かうでもなく、流されるでもなく馴染もうとしている自分がいる。Ordinary Albertという絵本を読んだ。何処にでもいる普通男。アルバートが普通ばかりの日常に危機感を感じて旅に出る話だ。もしかしたらアルバートではなくアルベルトかもしれない。旅にはいつか終わりが来る。それが旅先で迎えるも [続きを読む]
  • タンザニア
  • この記事の所要時間: 約 0 分 59 秒何飲む?高校を卒業したばかりの俺にマスターはどの珈琲を飲むのか聞いてきた。豆の種類など分かるはずもなく、正直に聞くとどんな珈琲が飲みたいのか言えと言う。あまりあっさりしてないものが飲みたい。目の前に出されたのはタンザニアという豆の珈琲だった。ミルクも砂糖も入れず飲んでみると透き通った珈琲の苦味と軽い酸味が口の中に広がった。喉を通り過ぎた後も珈琲の香りが消えない [続きを読む]
  • 七日五月
  • この記事の所要時間: 約 0 分 22 秒昨夜夢の中で誰かと肌を合わせたようだ。顔も名前も体も何も思い出せない。そのくせにたしかにそんなことが合ったという記憶だけが抜け殻のように残っている。まったくなんとも器用な夢を見るものだ。これで良かったのだと思う自分もいる。一人寝床から起き出し朝のコーヒーを飲む。カーテンを開けると少し肌寒くなってきた秋の朝が柔らかい光を庭に届けていた。 [続きを読む]
  • 蜂蜜秘密
  • この記事の所要時間: 約 0 分 34 秒さぁそこをまっすぐ通り抜けて余計なところは絶対に触らないでください右の壁は敏感で左の壁は不用心です溢れそうになった所をそおっと指で掬うのが美味しいのですほうらそこは駄目だと言ったでしょうにもとの道に帰って下さいそうですそこで良いのですそうですそこがいいのですほらほらそこは舐めてはいけませんよ息を吹きかけてもいけませんよここは酸素が薄いのでとても胸が苦しいのです [続きを読む]
  • ミノタケ
  • この記事の所要時間: 約 4 分 32 秒 文具店の中は消しゴムの微かな香りと現像液を拭きとった後のような匂いが混ざっていて、ここがただの本屋ではないことを主張していた。なんで俺はここに居るんだっけ?確か失恋したか何かでとても疲れていて、トボトボ歩いていただけなのにいつの間にやらこの店に吸い込まれてしまったのだ。秋。 店主は俺を見るとスックと立ち上がり、眼鏡奥のキツネ目から俺を品定めしているようだった [続きを読む]
  • 狐祭り
  • この記事の所要時間: 約 1 分 34 秒 夏祭りの社。 橙色の提灯の明かりがボンヤリと屋台道を照らしている。ふと見ると狐の面がこっちを見ていた。少し神経質そうな後ろ姿をした男が立ち止まる素振りもなく歩いている。そんな男の後ろをちょっと離れて付いて行く南天柄の白い浴衣の女。狐の面は女の後ろ手にひょいと乗ってこちらを見ている。 突然女は男の浴衣の袖を引っ張り足を止めさせた。大正眼鏡を掛けたとても気難しそ [続きを読む]
  • 裏道メルヘン
  • この記事の所要時間: 約 1 分 16 秒 ふっと入ってしまった横道にはなんだかよく分からない標識があった。「行き止まりません」 行き止まりがあるというのならば解るのだけれど「ない」とは一体どういう意味なのか。表通りから見えたビニールのひらひらが垂れ下がる三輪車のせいで、ついつい寄ってしまったこの小道。実際なんだか少しおかしい。 乾電池の自動販売機。錆びついた家族計画。庭先に見える二層式洗濯機。ホーロ [続きを読む]
  • 微熱ビール
  • この記事の所要時間: 約 0 分 34 秒微熱ビールは酒なんかなくたって酔える。ベッドで一人ダリの絵を真似して見たり、本物のビールも薬になるのではないかと考えたり。そうだ、どうして曇り空は陰鬱な気分になるのかも考えないといけなかったんだ。だいぶ生きてるのにまだ分からない。早く答えを探さなければまた曇り空はすぐきやがる。足が熱を持ってビリビリとするのを感じながら悪くない、悪くないと思う。こんなのを聞きな [続きを読む]
  • 書いている
  • この記事の所要時間: 約 1 分 21 秒過去に書いたものを書き直しているとよくぞこんなものを書いたなと思う。誰が書いたの?これ。自分が書いたものであることは間違いないはずなのだけれど、頰をつねりたくなるような猜疑心が湧く。冷たくなったテキストが書き直していくうちに温かみを帯びてきて、それを見ているうちに、あぁやはりこれは自分が書いたものだなと思えてくるから不思議だ。思えばテキスト投稿サイトで色々な人 [続きを読む]
  • 仏僧物語
  • この記事の所要時間: 約 5 分 41 秒 男が座っている。 齢は三十そこそこだろうか。まげの剃る部分、月代には生えかけの毛が目立ち無精髭も甚だしいため浪人風情に違いない。男は町の外れの道端の日陰で片膝を立て、じっと物思いに耽っていた「誰かとまぐわいてぇ、つまりセクロスしてぇ」 しかし住むところさえも無い男に残ったものは体のみ。残されたわずかばかりの金ではもう最期の食事を満足な物にすることさえままならな [続きを読む]
  • リベルタス
  • この記事の所要時間: 約 3 分 5 秒 呆けている。大の大人が誰も居ない家で真っ昼間から一人酒を飲んでいる。考えなければいけない事は山ほどあるのだけれどどれも手を付ける気がしない。音楽すら邪魔に思えて窓の外を時折伺いながら日だまりに包まれて只酒を飲むわけである。あははん。――コンコンコンコ、コンコンココンコン と、どこからか聞こえてくる小さな木の打楽器の音。――コンコンコンコ、コンコンココンコン だんだん大きくなっ [続きを読む]
  • メランコリック’80
  • この記事の所要時間: 約 1 分 1 秒 田舎育ちのため時折田舎が恋しくなるのだけれど曇りの空を見たいと思う。都会で見る曇天は人々の鬱積した心を映しているように見えるが、田舎のそれには恐ろ しい程何もない。厳しい寒さと重い空、なんなら電線を掻き鳴らす風。そこに抗えない何かを思いつつ緩やかな失望を愛でる。子供の時には大嫌いだったあの空 が恋しい。 旅行において遺跡やら名所に行くというのは当然のことだとは思 [続きを読む]