虚構の世界〜昭和42年生まれの男の思い〜 さん プロフィール

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虚構の世界〜昭和42年生まれの男の思い〜さん: 虚構の世界〜昭和42年生まれの男の思い〜
ハンドル名虚構の世界〜昭和42年生まれの男の思い〜 さん
ブログタイトル虚構の世界〜昭和42年生まれの男の思い〜
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/19670727my
サイト紹介文昭和42年生まれ、男性。
自由文昭和42年生まれ、男性。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供61回 / 102日(平均4.2回/週) - 参加 2017/03/14 20:45

虚構の世界〜昭和42年生まれの男の思い〜 さんのブログ記事

  • 恩人〜私の本当の気持ち〜
  •   私は前の彼が大好きだった・・・。本当に結婚したいと思った・・・というよりもこの人の子供を産みたいと思った・・・。 けど、彼とは結婚できなかった・・・。 好きで好きでたまらないから、別れたあとも彼が時々泊まりに来ることがあっても許していた そんなときにあの人に会った・・・。最初はあの人の教師になるという夢を応援していたし、その夢に向かって、ひたむきに生きている姿も素敵だった。 けど、何となく彼の [続きを読む]
  • 恩人〜部屋を出た後〜
  •  彼が部屋を出た後、彼女の精神は一時的に崩壊した。信じていた人に裏切られたショックと悲しみ・・・。そして、暴言と暴力で心に深い傷を負っていた。 彼女は部屋から一歩も出られない状態になった。 また、彼が電話しても電話にさえ出られなかったのだ。 心配した彼女の友達が彼女の部屋を見舞いにきた。彼女からの相談を受けた友達は、別離をすすめた。しかし、彼女には、別離のエネルギーさえ、もう残っていなかったのかも [続きを読む]
  • 恩人〜歪んだ思い〜
  •  完璧すぎるビジュアルと性格を兼ね備えた彼女になんの文句もないというのが一般論かもしれない。しかし、その完璧すぎるものが歪んだ形となって彼にはあらわれたのかもしれない。 彼が浮気をしていることを彼女は感じ始めていた・・・。 そして、次第に彼のことを信じられなくなった・・・。 あれだけお互いを信じ、好きでいたのに彼女はもう彼に疑いの目を向けていた。  3月、彼の赴任先が決まった。今いるところから、車 [続きを読む]
  • 恩人〜転落の始まり〜
  •  11月、大方の予想を見事に裏切り彼は採用試験に合格した。一回目の受験、そして、全くと言ってよいほど勉強していなかったのに・・・。  家に届いた合格通知を見ると、彼女はうれし涙を流した。その後、彼は塾の仕事があったため、合格通知を彼女に渡すとすぐに塾へと向かった。バックミラーに映る彼女は泣いていた。そして、泣きながら彼に手をふり続けてくれた。 「やった、俺はとうとう一生続けられる仕事を手にしたんだ [続きを読む]
  • 恩人〜夏の終わり〜
  •  教員採用試験が終了した。曖昧な手応えとともに、1993年の夏は熱い厚い暑い夏を過ごすことになる。彼女は少しでも長く休みをとるたに、みんなが取らない8月下旬に夏休みをとった。そして、二人は初めての旅行に出かけた。 彼と彼女の初めての旅行は、二人の絆をより強くしてくれた。ずっとずっとずっと一緒にいられることに二人は限りない喜びを感じていた。好きな人と一緒にいられることがこれほどまでにも楽しいひと時な [続きを読む]
  • 恩人〜過信している時〜
  • 毎日毎日が楽しくて充実していた・・・。生きているってこんなに楽しいのと思うぐらい彼は毎日勘違いして生きていた。 大好きな彼女と毎日毎日一緒に過ごすことができる喜び・・・。塾講師の仕事が終わり、家に帰ると彼女が満面の笑みで迎えてくれる。 彼は毎日、彼女の部屋に泊まった。二人は一緒に暮らしているような状態だった・・・。いや彼女もそれを望んていた。 「お帰り・・・」、その言葉と同時に彼女は彼に飛びついて [続きを読む]
  • 恩人〜見せかけの努力と本物の誠実さ〜
  •  彼は二重人格的な色彩が強い。彼は、週五回夕方から大手学習塾で国語を教える。そして、昼間は週に三回大学浪人生専門の予備校で現代文を教える。その他に特別に頼まれた中学生と高校生を何人か家庭教師でかなり高額な金額で教えていた。これだけで月に40万円近くの収入になる。 これこそが彼を自惚れさせる最大の元凶だ。自分は「できる」といろいろな面で勘違いし、そしてナルシスト的な考えが強くなる。将来は、小学校の教 [続きを読む]
  • 恩人〜時計の音〜
  •  「私だって、いいと思っているよ。けど、会って一週間で付き合うのは・・・。」 「前から見ていたんだ。あの居酒屋で時々、来るのも知っていたし・・・。偶然に出会わないかなあといつも思っていた。 「私も覚えている・・・」 「付き合うまでの時間は関係ない。今のこの瞬間の思いが大切だと思うんだ。好きだ」 と言って、彼は、彼女を抱きしめた。 普通ならば、ドライブして、食事して・・・。どこかでお酒をのんで・・・ [続きを読む]
  • 恩人〜本気で好きになるということは苦しいということ〜
  •  彼はそれなりに恋愛はしていた。何度か結婚を考えた相手がいた。しかし、恋愛に自堕落な彼は、いつも結末まで結びつかなかった。別れ際はいつも最悪だった。憎悪の中での修羅場的な別れが多かった。 最初は好きでも、相手が好きになり、相手が自分のものになったと勘違いしていた時点で彼の恋愛は自分勝手な成就をしたのだ。何度も相手を傷つけながらも、彼は自分を正当化して生きてきた。嫌な男だった。 いやな男というのは、 [続きを読む]
  • 恩人〜彼女の歌う姿〜
  •  彼女を一言で例えるならば、同性からも異性からも好かれるタイプということ。明るくて笑顔の素敵な彼女は本当に人から好かれるキャラクター・・・。男性が憧れるタイプ。 しかし、彼はプライドが高く、理屈っぽい雰囲気を漂わせていそう・・・。同性からも異性からも第一印象は悪いだろう。何だか鼻につく奴という表現が適切だろうか。 朝方近くまでのんだ二人は、翌日の夕方から会うことになっていった。二人で海を見に行った [続きを読む]
  • 恩人〜ドキドキする出会い〜
  •  夜10時過ぎに、彼が塾のバイトを終えて居酒屋に寄った。店に入ると彼女たち三人の看護婦さんたちの女性がカウンターで座ってのんでいた。両脇には、馴染みの独身の常連親父たちが見なこともない満面の笑顔と喜び感を体いっぱいで表現してのんでいた。普段はみんな疲れている雰囲気を全開にしているのに、今日はそんな雰囲気は微塵も感じさせなかった。そのギャップが見ていて何だかとてもおもしろかった。 コの字型のカウンタ [続きを読む]
  • 恩人
  •  しょうもない人生を送っていた。大学は卒業したが就職せずに、塾講師をしながら、毎日ギャンブルばかりやっていた。それでいて、プライドだけは高い、最低の男だった。理屈っぽくて、プライドが高くて・・・。それでいて、自分はイケていると思っている勘違いな男だった・・・。 人生に自信のないときに、人は妙な雰囲気を醸し出す。あのままいったら、彼の人生はどん底になっていたにちがいない。しかし、そんな救いようのない [続きを読む]
  • さびれた夜の街
  •  人生、50代に入ると何だか今まで気づかなかったものへと目が向くことかある。道端に咲いている花もそう・・・。こんなところに花が咲いていたんだとふと立ち止まることがある。  私はふらっと、夜の街を徘徊することが好きだ。徘徊という言葉は、あてもなく、意味もなく、ただ何となく理由もなく・・・。 そう夜の街に行くと何だかアルファ波になれるときがくる。 とくに夕日が沈んだ直後の薄明るい空の夜の街並みがたまら [続きを読む]
  • 人生のターニングポイント〜雪解け〜
  •  私立大学3校、公立大学1校に合格した彼。第一志望には届かなかったが、偏差値50後半の大学に合格した。一年前のことを考えればまさに夢のようだった。 彼はどこの大学に進学するかを予備校に相談に行った。白っぽく見えた街並みと予備校の風景が何だか色とりどりに見えるようになった。「将来地元に就職するのだったら、地元の公立大学は有利になるかも」、そんなアドバイスをいただいた。 二浪し親には経済的な負担をかけ [続きを読む]
  • 人生のターニングポイント〜成人式〜
  •  夕方、街を歩くと成人式の人たちとすれ違った。楽しそうな雰囲気・・・。自分と同じ年なのに・・・。 まさか、節目となる年齢を予備校でむかえるとは思わなかった。楽しそうな若者たちを見ていると何だかせつなくて涙があふれてきた。受験はもうすぐそこだというのに・・・。せっかく封印していた思いが・・・。揺れる心・・・。 そして、彼はいつもの弁当屋に寄って、アパートへと帰った。だが、こんなせつない状況下において [続きを読む]
  • 人生のターニングポイント〜来年こそは〜
  •  20歳の若者が一日一言もしゃべらないでひたすら勉強に明け暮れる日々・・・。どうしてそんな生活に耐えられたのか。彼はひたすら、「人生を変えたい」と思っていた。 偏差値のいい大学に行けば、何かが変わると思っていた。大学生活、就職、人の見る眼、周囲の期待にこたえられる・・・。そんなことが彼のモチベーションとなっていた。 時々、同じ世代の若者が酒を飲んだり、女の子と楽しそうに過ごす姿を見ると、いたたまれ [続きを読む]
  • 人生のターニングポイント〜学ぶということ〜
  •  偏差値の高い大学に行くことだけを目標にしていた彼・・・。 大学で何を学びたいかも漠然としていた。 しかし、彼は予備校で「学びたい」と思えるような講師の方々と偶然の出会いをする。 その中の一人古文の先生は、50歳をちょっと過ぎたころの年齢だった。全身、黒っぽい服に身をまとった先生は、とても素敵だった。しかし、その先生から発せられる言葉もまた強烈なメッセージをもっていた。 「君たちは浪人して、そして [続きを読む]
  • 人生のターニングポイント〜葛藤〜
  •  1987年夏の講習が始まった。 彼には昨年から顔見知り程度の友達がいた。名前を井上といった。 井上は、嘘と自慢をよくつく男だった。一浪目から「明治には受かったけど早稲田に行きたいのでけった」と会う人に自慢していた。 また、女性のこともよく自慢していた。「昨日は〇〇大学のおねえちゃんとやった」とか日替わりでいろいろな話題をしていた。 当然、嫌われる。一浪目もほとんど相手にされなかった。しかし、数少 [続きを読む]
  • 人生のターニングポイント〜孤独〜
  •  一日一言も口をきかない日々が続いた。一浪時代の友達は、みんな妥協しながら進路を決めていった。現役時代に受かっていた大学に進学する友達もいた。彼の周囲の友達はみんな彼と同じようなタイプの人たちだった。 「何とかなる」 「ちょっと本気を出せば、偏差60ぐらいなんかすぐに超えられる」 そんな思いをみんな抱いていた。高校は地方ではそこその進学校・・・。しかし、そこそこの進学校という中途半端さがその後の受 [続きを読む]
  • 人生のターニングポイント3〜崖っぷちからのスタート〜
  •  2浪し4月に行われた模試の偏差値は42だった。現役時だから偏差値40前後を行ったり来たりしている成績・・・。はっきりと言って挽回不可能なレベル・・・。そして二浪目という絶望的な状況・・・。 最初の進路相談、 「第一志望の立命館大学は、偏差値60はある大学です。はっきり言って今の成績からは  極めて現実的ではありません」 こんな言葉に彼は内心むっとしたが、それはむっとした自分が勉強というものを甘く [続きを読む]
  • 人生のターニングポイント2〜再起〜
  •  「どこの大学に進学するの」そんなことを聞かれた彼は、とっさにある中堅私立大学の名前をこたえた。 そして、彼は自分の本当は行く大学を尋ねてみた。 「ぼくの友達は〇〇大学に行くんですけど、あそこはどうなんですか」 「あんな大学行く価値なんてないよ。大学生活も悲惨だよ。四年間、馬鹿にされて  肩身の狭い思いするんだから」 何気ない、そして悪意のないその一言が心に突き刺さった。 一睡もできなかった。寝台 [続きを読む]
  • 人生のターニングポイント〜引き返す勇気1〜
  •  1987年3月青森駅に立っていた。まだ雪深く残るホームに立っていた。彼は一年間の浪人生活を終え、京都に向かおうとしていた。普通なら新しく始まる大学生活に希望を抱いてワクワクしている時期である。しかし、彼の心は重く沈んでいた。 一年間の浪人生活、彼は10校ほどの大学を受験したが9校不合格。たった1校に合格した。しかし、その大学は偏差値40以下の底辺大学・・・。 それでも彼はその大学で大学生活を楽し [続きを読む]
  • 魂こがして・・・そんな生き方をしていますか?
  •  私はさびれた場末のネオン街が好きだ、そこで一人時間を費やすことが自分の癒しとなって日々の生活を支えている。 排他的な切なさとそこにともるノスタルジーの何となくアンバランスな調和が自分にはたまらなく魅力的に見える。 人からは感性がおかしいとよく言われるが、自分ではこの感性が今の自分を創り出してくれたと思っている。 今、私はよく行くバーがある。そこでよくかかっている音楽がこれだ。 ARBの名曲「魂こ [続きを読む]
  • インスタントラブ〜幸せとは〜
  •   彼が彼女と結婚して学んだこと。それは、結婚生活がうまくいくための基本的なルールはいかに相手に心配をかけないようにするかということ。そして、派手できらびやかな生活もいいけれど、いかに日常の中で小さな喜びを感じて生きていけるかということである。 周りの人を大切にして、小さな喜びを感じていく結婚生活は、必ず、二人を幸せにしてくれる。 苦しくなったら二人で空を見る・・・その時に自分は一人ではないことに [続きを読む]
  • インスタントラブ〜修羅場〜
  •  「お前の母さんって、昔、刑務所に入ってたんだって」 娘が三年生になるころ、学校から家に帰るとお母さんに聞いてきた。 人間の情報はどこで過去の接点とつながるかわからない。たまたま彼女が昔つきあった男性の友達が娘の同級生の父親だった。彼女も面識はあった・・・・・・。 人生は本当に苦しみの連続・・・。せっかくつかんだ幸せもどこかで音を立てたように崩れていく。人生はいいことも悪いことも連れだってやってく [続きを読む]