虚構の世界〜昭和42年生まれの男の思い〜 さん プロフィール

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虚構の世界〜昭和42年生まれの男の思い〜さん: 虚構の世界〜昭和42年生まれの男の思い〜
ハンドル名虚構の世界〜昭和42年生まれの男の思い〜 さん
ブログタイトル虚構の世界〜昭和42年生まれの男の思い〜
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/19670727my
サイト紹介文昭和42年生まれ、男性。
自由文昭和42年生まれ、男性。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供30回 / 45日(平均4.7回/週) - 参加 2017/03/14 20:45

虚構の世界〜昭和42年生まれの男の思い〜 さんのブログ記事

  • インスタントラブ7〜人の痛みがわかる人〜
  •  「あんたもやっぱりカスみたいな教師やな」 「俺のどこがカスなんだよ」 「あんたの昼休みの子供と遊んでいるところ見たらそう思った」 結婚してから一年が経過した。彼女は教師という仕事に全力で取り組む彼を献身的に支えていた。彼女は彼の働いているところをこっそり見るのが好きだった。 子供と一緒に過ごしている彼の姿を見ているだけでこの人と一緒になってよかったと思えた。幸せを感じる瞬間・・・。 しかし、今回 [続きを読む]
  • インスタントラブ6〜人を見る眼〜
  •  彼は彼女の状況を母親には話しておいた。  彼が彼女に魅かれたのは、自分が出会ったことのない女性だったからだ。 彼女が今まで恋愛をしてきたどのタイプともかけ離れていた。 暴走族、高校中退、前科者、刑務所・・・・・。彼女もまた自分が普通の幸せをつかむことはないと思っていた。自分に言い寄ってくる男性はみんな同じタイプだった。 その最もたる共通項は、「勉強してこなかった」ことである。彼女にとっても大学ま [続きを読む]
  • インスタントラブ5〜彼の両親の思い〜
  •  彼の両親はどうだったのか? 彼は姉二人の末っ子だった・・・。 どちらかというと甘やかされて育った。 一回目彼女は精一杯落ち着くのある服装で彼の家へといった。  年上、そしていかにも昔悪かった雰囲気はなかなかとれるものではない。 彼の父は、同じ教師の奥さんをもらってほしいと思っていた。また、姉たちも弟の結婚相手には、厳しい目を向けていた。 彼女は彼の家につき、玄関前の階段で転んでしまった。それほど [続きを読む]
  • 続インスタントラブ「お互いに尊敬しあっていますか?」
  •  「好きになっていいのか」 彼女の告白に彼は戸惑っていた。それは、彼女の人生・そしてこの生活環境を受け入れることができるかと思ったから・・・。 彼もそれなりに遊んできたと自負しているが、遊びの質が彼女とは根本に違うのだ。 彼は高校もトップ校ではないが、それなりの進学校へ進んだ。私服で男女共学という抜群の背景の中で、のびのびと高校生活を楽しんだ。恋愛もした。当時、流行していたDCブランドを身にまとい [続きを読む]
  • インスタントラブ3
  •  「気合い入れてがんばりな」「なんとかなるって」 本当に「日本一頼りになる妻だよ」 そんな会話が立派な一戸建てから聞こえてくる・・・。そう20年後の二人は夫婦になっている。娘も大学生になり、二人は新婚以来の夫婦の時間を過ごしている。 彼と彼女のインスタントラブは、成就した。そして、二人は幸せな人生を歩んでいる。 あの日、彼女が言った「これが私の現実・・・」という言葉・・・。 あの後、彼は彼女のお母 [続きを読む]
  • インスタントラブその後2
  •  カップリングパーティーで出会った二人は、互いの接点のなさからお互いに興味を持ち始めた。 彼は彼女の強さと優しさの紙一重な部分にひかれていた。 彼女は、教師という仕事にひたむきに生きている彼に新鮮さをもっていった。 ある時、彼は翌日の調理実習の練習をしていた。そのとき、彼女が遊びにきた。家庭科の本を見ながら、お世辞にも上手だとはいえない彼の手つきに妙な親近感を感じた。子どもたちのために一生懸命に料 [続きを読む]
  • インスタントラブから本物の恋へ 1
  •  1990年代はカップリングパーティーの全盛だった。職業別、年齢別など様々なコースに分かれた出会いのパーティーがたくさん開かれていた。 彼は地方から転勤で都会に出てきた27歳の男性。小学校の教師をしていた。軽い気持ちで友達に誘われて彼は何度かそのパーティーに参加した。 そこで彼は、一人の年上の女性と出会う。年齢は29歳。どうみても夜の世界で働いている雰囲気を満開にしている女性だった。 彼は年上志向 [続きを読む]
  • 冬の街で・・・
  •  季節は春だというのに、自分の中の記憶の残像は相変わらずの冬のままだ。自分の人生そのものが冬なので、あまり春という季節に斬新さを感じないような感性になってしまった。 今なお、冬の街での若かったころの思いに浸って生きている。今日は昼からのんでいた。もう夕方だというのに、かなりのんでしまった。かなり酔いがまわっている・・・。けど、なんだか一瞬だけでもつらい現実からタイムスリップできるこの感覚が好きだ。 [続きを読む]
  • もてない男の幻想
  •  もてない男は、「いい大学に行けば・・・」「いい仕事につけば・・・」と思ってモチベーションを上げる。しかし、結論から言えば、もてない男が劇的変容をとげるのは、極めてまれなケースだ。 確かに医者・弁護士といった社会的地位の高い仕事に就いても、もてるようにはならない。お金目当てに言い寄ってくる相手はいるが、そんな関係は長くは続かない。 そうもてない男は、もてるようになる幻想を求めて生きるのだ。 大学に [続きを読む]
  • うそにまみれたクラス会
  •  先日、高校時代の同窓会があった。今年50歳を迎える節目ということで10年ぶりに開催された。20代の頃は、人生の絶頂期だったので、よく同窓会には顔をだした。みんなが持てないようなスーツ・時計を身に付けて顔を出した。 同窓会に行っても、20代のころは、周りに女性が集まってきた。同窓会で男女の関係になったことも一度や二度ではない・・・。  40歳の頃に会ったクラス会では、落ちぶれが始まっていた。ただ、 [続きを読む]
  • きれいな夜
  •  彼はその日彼女と会う約束をしていた。知り合って間もない彼女との出会いは新鮮だった。彼は大学生、彼女はOL。お互いに好意を抱いていた。彼はその日、一日中、大学の講義なんか耳に入らなかった。 彼女とは、彼が家庭教師をしていたお母さんが紹介してくれた。一つ年上の彼女はとても魅力的な女性だった。 二人はお互いのことを知るために夜の街でよくデートを重ねた。 お酒が二人の会話を弾ませてくれた。 一番人間が幸 [続きを読む]
  • やっと今になってわかった大バカ者の戯言
  •  人生のどん底に落ちてわかったこと。 それは、自分が自分が・・・。自分の欲望を満たしたいと思っているうちは、絶対に成功しないということ。私が見てきて、今なお、商売や経営者として成功している人は、自己犠牲の精神があったと思う。あと、プライドを捨てていた。 私は人に謝ることができなかった。自分の非を素直に認めることができなかった。常に言い訳をしていた。それでいてプライドが高い・・・。最も転落するタイプ [続きを読む]
  • 人間の欲望
  •  お金持ちになりたい 複数の女性とつきあいたい 高級マンションに住みたい 高級車に乗りたい 贅沢な暮らしをしたい 毎日、夜、豪遊したい  私は若いころ、そんな欲望を抱いて生きてきた。そして、それらのほぼすべてを手中におさめた。しかし、すべての欲望を満たしても、その欲望に限りはない。欲望を満たせば満たすほど、精神的に不安定になっていった。手に入れても満足できないなくなると、それ以上の刺激や快楽におぼ [続きを読む]
  • 激しすぎる恋
  •  彼の元に女性が集まってきた理由はなんだったのか。それは、彼には知性があったからだ。もしかしたら、将来の収入が約束される人になるかもしれない・・・。そんな雰囲気が彼にはあったのだろう。 彼はその港町で30歳の女性と出会う。彼女は強い女を演じている弱い女性だった。彼と偶然出会ったのもある飲み屋でのことだった。うすっぺらな若者たちに口説かれていたが、彼女にはそれを寄せ付けないオーラがあった。うすっぺら [続きを読む]
  • 情けない週末
  •  彼の今の楽しみは、過去の思いに浸ることである。一瞬でも輝きを放ったあの時代に戻ることが・・・・・。 誰からもうらやむ女性を連れて飲み歩いていた・・・店に入ると、男たちの熱い羨望の眼差しが彼の優越感を余計に増大させた。 朝まで飲み歩き、そのままホテルへとチェックインする生活・・・。 毎日毎日、その繰り返しだった・・・。 どうしてあんなに女性が集まってきたのか。 答えは簡単である。お金があり、仕事が [続きを読む]
  • マニュアル
  •  ある病院に併設しているコンビニでの光景・・・。 初老の女性は涙ぐんでいる。誰か大切な人が亡くなったことが推察できる。全身から悲しさを漂わせている。 レジをしている初老の女性に「〇〇はいかがですか」と コンビニの店員が追い打ちをかける。 彼女は応える気力すら残っていない。 それでも「おいしいですよ」とさらに店員は追い打ちをかける。 女性は無言のまま、財布からお金を取り出す・・・。  最愛の人を亡く [続きを読む]
  • なんとかなる・なんとかならない日々・・・・・
  •  1992年、春、彼は大学を卒業してから一年が経過していた。その間、彼は定職につかずに、家庭教師や塾のアルバイトで小遣いを稼いでいた。彼の住んでいる街は、地方都市である。国立大学卒業というだけで塾や家庭教師の口はあった。 塾が終わり、彼は毎晩、あびるように酒をのみ、街を遊び歩いた。その中で彼は、一人の歯医者に勤めている女性と似合う。 彼は、自分の現在を大学を卒業して、通信教育で資格をとって、教師に [続きを読む]
  • 夕暮れの公園
  •   あなたはあの日の夢をかなえたかしら・・・。変わらぬ瞳と夢中になるクセ、変わらずにいてほしい・・・1987年、彼は二浪目となる浪人生活を送っていた。毎日、朝7時からの自習室の開始時間に合わせて通っていた。講義がある以外は、夜8時まで全て自習室の空間で過ごした。一日誰とも口を聞かずにひたすら勉強していた彼。 彼は大学に合格し、自分の夢を実現することを何よりもの生きがいにしていた。「お前が教師になる [続きを読む]
  • 夜景の綺麗な街
  •  1991年、11月、彼は夜景の綺麗な街に旅行に出かけた。宿に着くと、宿の前でカメラマンに写真に撮られた。その写真は、翌朝、ロビーに飾られていた。その写真は今でも彼の手元にある。 華やかな時代の象徴として、彼は今なお、眺め続けている。しかし、もうその時代にタイムスリップことはできない。 二人の愛は、せつなく苦しいものだった。 愛し合っていながら、二人は結婚できなかった、 本当に愛している人とは結婚できな [続きを読む]
  • 今の自分
  •  このブログに書いていた自分の境遇は、架空である。いや架空なのではなく、半分は本当のこと・・・。自分の20代の時代は、ほぼ事実に等しいストーリー。その後の人生は、「もしかしたらそうなっていたかも・・・」と人物像である。・今の自分は、安定した仕事と地位についている・年収800万円・一戸建てマイホーム・娘も大学生、妻も公務員という現況である。  しかし、今思うと、このような死んだように生きている自分に [続きを読む]
  • さびれた街
  •  年収一千万あった・・・、モテだんだ、お前らがうらやむ生活を送っていたんだ・・・、そんなことを叫びたくなる。街の真ん中で、人ごみの中で突然叫びたい衝動にかられる。そんなときは、さびれた街に足を向ける。 そこに入ると街と同化できる。その街も「俺たちもかつては光り輝いていたんだ」「人ごみであふれていたんだ」そんな叫び声をあげているような気がする。 自分と同じ、過去の華やかな思い出に浸って生きている錯覚 [続きを読む]
  • 甘やかされた再起
  •  店がうまくいかなくなった20代後半の頃、都会からある街で再起を決意した。その時付き合っていた一人の女性がその街の出身であった。彼女も私と同じように夜の街で働いていた。そして、彼女も都会の生活に疲れていて、故郷の街でもう一度自分の店を持ちたいという夢を持っていた。 夜12時までは彼女は男性客をメインにした店、夜12時から朝までは、私がメンズバーとして切り盛りした。このような二部制の店のアイディアは [続きを読む]
  • 時間感覚
  •  店の開店は21時。ただ、私が店に顔を出すのは、だいたい12時ぐらい。閉店時間は早くて朝の5時。だいたい7時ぐらいまではやっていました。当時、複数の女性と付き合っていた自分は、だいたいは店が終わるとホテルへと直行しました。ホテルを出るのはお昼過ぎを回る頃でした。 ホテルを出ると、昼で明るいのに、妙に空が白っぽく見えた記憶を今なお鮮明に覚えています。周りは、しっかりと働いている時間帯。そんな中を女性 [続きを読む]
  • 流氷の思い出
  •  20代の頃は正月はよくハワイに行っていた。旅行というよりも、ちょっと出かける程度ぐらいにしか考えていなかった。それほど頻繁にハワイには行っていた。 元々、私は時代の波に流されやすいタイプの男だった、時代の流れに乗っていることこそ、大切なことだと錯覚していた。店も繁盛し、年収は1000万円ぐらいはあった。たいして辛い思いをしていないのに、なんだかお金持ちになった。 10代後半から、人生は思い通りに [続きを読む]