カタツムリ さん プロフィール

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カタツムリさん: 今日も空を見上げて
ハンドル名カタツムリ さん
ブログタイトル今日も空を見上げて
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/nemurenai_yoru/
サイト紹介文2016年12月に夫が他界。遺された妻の心模様。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供39回 / 152日(平均1.8回/週) - 参加 2017/03/17 15:50

カタツムリ さんのブログ記事

  • 切ない偶然
  • 役所から、ひとり親家庭の現況届の手続きに今週中に来るようにと通知が届いた。夫の死亡と同時に自動的にひとり親家庭になった我が家。横殴りの雨で足元が濡れる中、傘をさしてトボトボ歩いて行って来た。役所の裏から敷地内に入っていくと自転車置き場と駐車場が見えてくる。その時、1台の車が目に飛び込んできた。夫と同じ車種の車が、いつも夫が止めていた場所に停まっていたのだ。胸がギュッと締め付けられる。思わず小走りで [続きを読む]
  • 夫の車
  • 夫の車は、ナンバーもそのままで市内の誰かさんに売れた。同じ市内の人と聞いて微かな期待を持ち、バカげているとは思いつつも、外出時に街中で同じ車種を見つける癖がついた。免許のない私が動ける生活圏は、ごく限られた範囲。そんな狭い範囲で出会える確立などたかが知れているが、それでも諦めきれないでいる。実は、ドンキに通う目的のひとつにそれがある。ある日、通り沿いの駐車場で偶然見つけた白い車。ナンバーが違うから [続きを読む]
  • 再会
  • NHK朝の連続ドラマ。今週、ヒロインの行方不明だった父親が見つかった。が、見つかった父親は記憶がなく、その上美しい女性と暮らしていた。その事にショックを受けるヒロインに、東京の母親代わりの店主がかける言葉。「肝心なのは・・生きていたと言うこと。元気だったと言うこと。また会えると言うこと。」このセリフが胸に刺さった。また会える。いつでも会える。生きてさえいれば何度でも会える。でも・・私達親子には、かな [続きを読む]
  • 死者の肖像画
  • ずいぶん前に観たテレビ番組の話。たぶん夫が、癌になる前だったような それぐらい前の話。それは、ある画家の特集番組で、なんとなく見た番組だったのですが、今思うととても考えさせられる内容でした。その画家は、超リアルな絵を描くことで有名な画家さんで、写実的と言うか・・まさに写真のような絵を描く人でした。その画家に、ある夫婦から肖像画の依頼が来ます。それは、数年前に亡くなった娘さんの肖像画でした。確か結婚 [続きを読む]
  • 言霊
  • 先日、テレビで『遺族外来』の事をやっていた。伴侶の死とどう向き合うか?がん患者を支える家族を『第二の患者』と言い、特に伴侶や子供を亡くした家族の悲しみは深く、もっともっと理解と支援が必要な事を知ってほしいと・・・。・抗がん剤を使ったのは間違っていなかったかと後悔する・もっと優しいことばを掛ければよかったと後悔する・返事のない遺影に毎日話しかけてる自分はおかしいのかと思う・親族や友人たちの心ない言葉 [続きを読む]
  • 同情する
  • 先日、猛暑の中娘の学校へ行ってきた。前日の晩、娘に尋ねた。「この前先生から電話があった時、どこに行けばいいですか?って聞いたらそうですね・・行けば分かります。その前に文書で通知も行きますからって言ってたけど、結局、何にも届かないし・・だいたい何の教科が赤なの何の説明もないし、ただこの時間に学校に来てくださいって・・ねぇ。」「知らない。同じことしか言わない。行けば分かるからしか言わないし、ほんと全然 [続きを読む]
  • 10年
  • 昔、まだ独身だった頃、ある手芸教室に通っていた時の話。その教室は、比較的に年齢層の高い生徒さんが多くて、ほとんどが主婦だった。とにかく主婦はしゃべる。手元を動かしながら間断なく続くおしゃべり。私は、ただ聞いているだけだったけど、話題の半分は、芸能人やドラマの話。後の半分は、自分の家族や近所の話。うちの旦那が・・うちの息子が・・うちのおばあちゃんが・・・。時々、へぇ〜・・と感心したり。みんなでどっと [続きを読む]
  • 解約できない携帯
  • 娘は、バイトで遅くなるから、晩御飯の用意はいらない。だから、夕方から2時間、街を散歩した。まず、八日堂目指してブラブラとあなたを想って歩いた。交差点で行き交う車の流れを見てたら、どうしてこの中にあなたがいないのかなぁ・・と、不思議な気分だった。このまま駅のロータリーであなたの車が待っていそうでこの車列の中に紛れていてもおかしくないのに・・と、涙が出そうになって慌てて横断歩道を渡った。モスバーガーの [続きを読む]
  • 死別後の経過
  • この3連休、娘は、友達宅にお泊りしつつバイト直行の生活。もう、すっかり用済みの母親は、それでも懲りずに我が子のためにと、生鮮のいい、ちょっと遠目のスーパーまで大汗かいて買い出し。まぁ・・やることないからなんだけど 夕方からは、晩御飯作る必要もないから更に暇で、家にいるのもつまらないしと、ドンキで時間潰して外に出たら・・・雷ゴロゴロ雨がポツポツ。必死に自転車漕いだけど・・・バッチリ降られて、もう笑う [続きを読む]
  • 夏の日の思い出
  • 今朝、ベランダで洗濯物を干していた時にふっと昔の事を思い出した。あれは、新居に越した年の初めての夏だった。夫の意見でベランダは特注サイズで作った家。どうしても水道がいると、わざわざ水道も引いてあった当時の我が家。作業服やカーテンなどを洗えるようにと洗濯機も置いて、それなりに便利に使っていた。広くとったベランダでたくさんお花を育てたり、グリーンカーテンのゴーヤも作った。あなたは、なんだか次々に植木鉢 [続きを読む]
  • 世帯主
  • 今日、29年度の国保の支払い通知が届いた。そう・・世帯主は、私。娘の名前と・・・。それだけ。当たり前だけど、そこに夫の名前はない。それから、娘の学校から電話があった。成績の件で・・後日、学校に来て欲しいと。要するに呼び出し。やっぱり日数が足りてなかったってことか。しょうがないよね。あの子なりに頑張ったけど・・お父さんを喪ったダメージが、ジワジワと娘を痛めつけているし、なにより担任との相性が最悪で、も [続きを読む]
  • 淋しい金魚
  • 死別の1年目は、どうしても去年と比べてしまう。季節が変わるたびに、「去年の今頃は・・・。」と涙して辛い。一昨年の夏、娘が地元のお祭りで金魚すくいをした。20匹くらいとったけど一月もしないでドンドン死んで、とうとう最後の金魚が死んだ時、娘が悲しむからと夫がホームセンターで黒出目金とヒラヒラした赤い金魚を買ってきた。世話は俺がすると言っていたのに・・・。夫亡き後、結局私の仕事になった金魚の世話。年明け早 [続きを読む]
  • 時の流れ
  • 桜の花が咲いていた頃、夫が転院した病院の前を通った。生々しい記憶が蘇ってきて苦しくなるからずっと避けていた道。調剤薬局の隣にあったご飯やさん。夫婦で一度だけ行った店。オープンしたばかりだったのに、空き家になっていた。厨房には、30代前半くらいの若い娘さん。フロアは、母親らしき人が間誤付きながら頑張っていた。完全に素人さんの二人。特に会計が混乱してた。伝票は各テーブルに置けばいいのに、なぜかレジ前のカ [続きを読む]
  • 世にも奇妙な物語でもいい
  • あなたが旅立ってから半年が過ぎましたね。私の生活は・・ほとんど変化なしです。そりゃぁーあなたがいないんですから微細な変化はありますよ。ありますけど、あなたが今すぐ戻って来ても感じない程度のものです。だから・・苦しいんです。あなただけが、すっぽりと抜け落ちた生活が。このまるで悪い冗談のような生活を終わらせたい。ある日、ガチャガチャと音を立てて鍵が開き。どかどか部屋に入ってくるなりあなたがしゃべり出す [続きを読む]
  • からっぽの巣
  • 時折、子どものように地団太を踏んで大声でわめきたくなる。「どうして私は一人なの。どうしてあなたは帰らないの。」・・と。普段は、そういう衝動をグッと抑え込み何食わぬ顔で生活している。特に娘がいる時などは夫の話さえ躊躇する。母親としてそれなりに配慮してきたつもりだった。けど、娘にはどうでもいいウザイ話のようだ。もう私は必要ないらしい。「自分の人生に口出しして欲しくないね。」と言われた。娘には、進路につ [続きを読む]
  • 天国からの手紙
  • たまたま見ているドラマ。本人に成り代わって手紙を代書してくれる代書屋さんの話。毎回、代書依頼をしてくる人の様々な事情。いわゆる人生模様が描かれている。時々、内容が今の自分の気持ちとリンクする事がある。今回もそうだった。内容は、ざっとこんな感じ。認知症の進んだ母親。彼女は、海外出張の多かった夫の死を忘れている。夫から手紙が来ると思い込んでいる彼女は、手紙が届かないと徘徊しては息子を困らせていた。その [続きを読む]
  • 生きることを楽しめ
  • 月が替わって6月になれば、あなたに逢えなくなって半年。とうとう半年だよ。「月」じゃなくて「年」になるね。そうそう昨日ね、経理の○○さんが来たから、あなたが買い溜めしてた靴下と、抗がん剤の時に使った手袋も在庫が結構あったから、貰ってもらったよ。靴下、全然平気だって、抵抗ないよって言ってくれたからよかった。手袋も庭いじりで使うって言ってくれた。そろそろあなたの服を片付けないとね・・・。だけど、まだちょ [続きを読む]
  • 喪失後に溜まっていく純粋な愛
  • 死別の辛さは、まるで波のようである。毎日、途切れることなく寄せては返す痛みとの共存。大波に翻弄されてアップアップな時もあれば、以外に普段通りの生活が出来ているなと思える時期もある。それでも、波のない日はないけどね・・・。最初は、死別の衝撃があまりにも大き過ぎて、そう・・まるで爆弾が落ちたみたいに一瞬にして何もかもが吹き飛んでしまって、却って感情がわいてこなかった。心の中の湖が、吹き飛んだ感じ。2人 [続きを読む]
  • 音の記憶
  • 今でも、夫が乗っていた車のエンジン音が、しっかりと耳に残っていて、時々街中で同じ音が聞こえると、思わず振り返って探してしまう自分がいます。特に、処分した夫の車が 、市内の誰かさんが同じナンバーのまま乗っていると聞いたので、どこかで偶然の出会いを期待しつつ、ついつい夫の車か?と本気で探します。ここ最近、ベランダで洗濯物を干している時に耳にする事があったので、どうしてもどんな車なのか確かめたくて、意識 [続きを読む]
  • 娘の外泊
  • 夫の治験が打ち切りになって、地元の病院に転院した頃から、娘がアルバイトを始めた。なぜこのタイミングなんだと娘に言ったけど、強いて反対はしなかった。H先生のお話では、「たぶんお父さんの問題がしんどいから、あえて新しい事を始める事で逸らしたかったんでしょうね。まぁ、○○ちゃん なりに経済的な事も考えてて、親の負担を軽くしたいって思いも多少あったんだと思いますけど。メインはお父さんの問題と真正面に向き合い [続きを読む]
  • 切り取られた時間
  • 昨日、何気にgoogleのストリートビューで我が家を見た。日付を見て一瞬呼吸が止まる。まだ、夫が元気だった頃だ。もしかしたら何かが写っているかもいるかも知れないとつまらない期待を持ちつつ画面に見入る。あれ・・部屋の窓が開いている。中に居たのだろうか?洗濯物が干されてない・・・。どうして?病院?・・入院してた?外からの様子じゃ分からないな。そうだ駐車場に夫の車が停まってないかな?・・・。残念ながら車は写っ [続きを読む]
  • ハネムーン旅行は3人で
  • 私の夫は、お酒が呑めない下戸でした。なのに肝臓がんになってしまって・・本当に可哀想だった。肝炎ウィルスにさえ感染しなければ、きっと長生きできたはず。だって夫の父は、87歳まで生きたのだからその遺伝子は引き継いでいたでしょう。夫の仲間の一人に、Kさんという人がいた。Kさんは、心根の優しい正直な人だった。・・でも、その人柄とは裏腹に、アル中で、年に何度か行方不明になる癖があった。そう、ちょうど今頃になると [続きを読む]
  • 自治会
  • 夫は、社交的で目立ちたがり屋の性格だったので、自らの意志でマンションの自治会役員に参加していた。・・と言っても年度の後半は、体調が優れなくなってきてなかなか参加できなくなっていたけど、それらも含めて我が家の存在をアピールしてくれていたので、人見知りの私にも声を掛けてくれる住人が何人かいて非常に助かっている。お陰で我が家は、自治会役員の順番から外されている。これも私には、ありがたいこと。先日も全戸代 [続きを読む]
  • 行政のスタンス
  • 今日、市役所から振り込みがあった。うちは、自営業だから国保。その国保から葬儀の助成金が振り込まれたのだ。来月には、児童扶養手当も振り込まれる。正直、この制度に我が家が当てはまるとは思っていなかったので、申し込んだのは夫の死から3ヶ月も経っていた。こういう事って誰も教えてくれないのよね。行政って・・もう少し血が通った対応してくれてもいいのにと思う。夫の死後、2週間以内に行う手続き一覧を葬儀屋さんがくれ [続きを読む]