気ままに風の跡 by樋口友治郎 さん プロフィール

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気ままに風の跡 by樋口友治郎さん: 気ままに風の跡 by樋口友治郎
ハンドル名気ままに風の跡 by樋口友治郎 さん
ブログタイトル気ままに風の跡 by樋口友治郎
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/tomozirou-h
サイト紹介文日々は風のごとく吹き抜けてしまうから、そんな風の跡を刻んでいきたい。気ままに綴る詩ブログ。 
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供45回 / 158日(平均2.0回/週) - 参加 2017/03/18 11:55

気ままに風の跡 by樋口友治郎 さんのブログ記事

  • 気の重い夏の終わり際
  • じつに 湿っぽい夏だったうっぷんばらし するほど余裕もないけど なんかこのままじゃ あまりにもじつに しょっぱい夏だった50年に一度だとか100年に一度とか そんな人生に一度 あるかないかの得体の知れない憂鬱に覆われた気の重い夏の終わり際急げ 残された太陽の放熱やけくそで振り絞れ 蝉しぐれ嫌なコト全部 今のうちぶっちぎってしまうぞ吹っ飛ばしてしまうぞ   なんとも シケた夏だった雲の中で開く 花火にあきらめか [続きを読む]
  • 終着駅
  • ゆらり揺られて 終電ひとつ前 下り列車乗客まばらに滑り込んだ 終着駅  乗り過ごした方は向かいのホームにお急ぎください人生の最寄り駅で降りてく人たち 見送ってがらんとした車内黙り込んだ 終着駅今夜は ここまでさレールは続くけど ここまでさ [続きを読む]
  • 盆のころ
  • さっきまでの入道雲を箒で掃き散らかしたよな 薄く伸ばした雲に透けてく真夏どこか空の高さがどこか空の青さが見上げた 遥か上空の彼方飛行機の白い機体だけが 音もなく飛んでいく風が少し 涼しくなって祭の後の静けさ 漂ってお花市で手持ち花火セット買ってこそして今夜 そっと打ち明けよう ぼんやり灯る灯篭風鈴 軒先でチリンと告げた帰っておいでよ こんなとこだけどこんど遊びにいこうよみんなで騒いだあの夜へ今年の夏は [続きを読む]
  • うら おもて
  • うらもおもてもありゃしねえどっちが ホントのおもてでうらはあっても おもてなしおもてがあっても ろくでなしうらがあるから おもてがあっておもてのうらは うらのおもて思い うらはら ハラホロハラヒレうらがあって うらない(占い)当たるどっちだっていいぜおれ ぜんぜん関係ねえよ なんだっていいやどうってことないしどこから見られたっておれでしかないもんねおれはおれでしかないもんねおもてばっかり見せてるやつら [続きを読む]
  • 空へと
  • 見ろよ あれが希望ってやつさ雨雲のカーテンは そこまで迫って来てる夕闇のベールが ゆっくり落ちてくる間もなく閉ざされるであろう世界にも差し込む光に沿って限りなく静かなどこまでも穏やかに空へと伸びるただ 一つの真実 [続きを読む]
  • 一握りの未来
  • どこかまで行けば満たされるよな なんかが見えてくるんだろかなんかが見えたとしてそこから いったい どれくらい生きるべきなんだろかどこかまで着けばまた その先の なんかは 見えなくなっていてその先が なくなっててもなんかあるはずだと生きてかなきゃならないのか追い求めるものと追いかけられるものに挟み撃ち待ってはくれない日々に引っ張られ止まってはくれない時間に押されて取り損ねても最後の最期でいいやどんな絶望 [続きを読む]
  • そうか まだ夏だったんだ
  • 梅雨明けらしいって宣言したくせにどこか 気の滅入る空模様だった降ってないように降ってる雨にはっきりしない夏が逃げてたのかじっとりした空気が絡みついてくるそんな ぐずついた一週間だった何月なんだか 何日なんだか何曜日なんだか 分かんなくなってもう今年も終わんのかな なんてそうか まだ夏だったそうか まだ夏だったまだ夏だったんだなバカみたいな雨が続いたせいか今年はアブラゼミが鳴かないな週が変わって 月 [続きを読む]
  • ムダは無駄
  • 無駄なことは何一つないって 人はいうけどムダなもんは無駄だろこんなことやったって無駄だよなって思いながら やりきるそこに意味があるんだろそこに意味があるんだろ所詮 結果論だけよ後付けの体験談無駄はどこにもない なんて結局 世の中ムダ事の寄せ集め 分かり切って やりきるそれで価値が生まれんだろそれで価値が生まれんだろムダは 無駄でいいじゃん無理強いするなよムダは やっぱり無駄さ思いながら やりきるムダ [続きを読む]
  • 真夏の西陽
  • 早く落ちてくれ脳ミソが溶けて耳から出てしまいそう暑すぎるんだよもうムリ いらない真夏の西陽 ダラダラとあと何度傾けば 翳るんだ真冬に半分とっておけさっさと沈めほんと なんか ダメだいつまでも 真夏の西陽ノンアルビール飲んじゃうぜ少しは気も紛れんだろうそしたら 山の端くれに暮れてくんだろう長かった昼間も終わるんだろう 夜になって暑いまんまでも照り殺されるよりはマシなんだろうノンアルビール飲んじゃった [続きを読む]
  • 人生の分かれ道で見た夢
  • だれにだって あるはずあの分かれ道すべては導かれるままにしてもさあの道を行ったならどこに出たんだろうそんな別の人生に 時々馳せる想いだれもがみんな なにかしら心の奥に 引っ掛けそれぞれの道 歩んできたはずあの道 抜けた景色はどんなだったんだろうって心のどこかで 思い描いてはあの分かれ道のたもとで 慕情に腰かけて もう一人のボクの後ろ姿 見送るぜ 人生の分かれ道で見た夢もしも今が ため息に縁取られただ過 [続きを読む]
  • この森に棲んでいる
  • 迷いの森に棲むという小鹿を 怖いもの知らずで 追いかけて帰る場所は どこにもなかった煙る渓谷 そそり立つ絶壁駆け上がるその姿 消えてった帰り路は もう分からないあれから ずいぶん長いこと経った気がする小鹿は探すも 見つかる気配はなくいつしか 関心ごとといえばその日の食いぶちにあり付けるかただ それだけが気がかりだった諦めたとか 思い知ったとかそんなんじゃないぜ小鹿は成長しただろうけどまだ この森に棲ん [続きを読む]
  • 願い事 ひとつ
  • 夜空に散りばめられた だれかの願いまた ひとつ増えていく夜空で瞬く幾千万ものあらゆる願いその ひとつひとつに込められた 涙や祈り想いの丈とどうか ひとつでも多く叶いますようにどうか たくさんの笑顔で飾られますようにきっと 叶えられた願いはこの夜空から消えていくんだろうそっと 気づかれないようにまた ひとつ 流れていった叶えられた 願い事 ひとつ夜空を流れてく [続きを読む]
  • 休んでるヒマはいらない
  • やらなきゃならないことばかりで やりたいこと 後回ししてたらなんにも やらなんで終っちゃうやれることは 限られるけどあれも これも それも やりたい時に やっておけあそんでる暇はなくてもあそぶ時は 目一杯あそべ暇で遊んでるわけじゃねえんだ休んでるヒマはいらない休んでるヒマはいらないどうせ やらなきゃならないのならやれるうちに やれること片っぱしから やっちまえやりたくもねえこともせざるを得ないことも出 [続きを読む]
  • 風の溜まり場
  • 吹き抜けた風はどこにいったんだ舞い散りし花びらたちの取り残された想いはどうしてなんだろな咲き乱れてた時のまんまだ風の溜まり場で 少しだけ暮れゆく街を眺めてた風の溜まり場で 少しだけ染まる雲に憧れてた 巻かれていった砂塵空の彼方へ舞い上げし熱情に乗せた夢は今も瞬きの中なんにも変わんねえな出会った あの日のまんまだ風の溜まり場で 少しだけ時の薄情さを眺めてた 風の溜まり場で 少しだけ優しかったな 感傷して [続きを読む]
  • おんなじ波長で生きてるやつが好き
  • 自分より 意識の低いやつに媚び得(う)るつもりは さらさらないな権力者であろうが なんだろが自分より 分かってるやつの話しなら 幾らでも聞いてみたいなホームレスでいようが なんだろが 意識ぐらい 高くありたいもんだオレの分かってる なんて 一握りだからここまでくれば 一人でも出来るんだろう どうせ 死ぬ時は 一人なんだしでも 必ず同志はどっかにいるんだしおんなじ波長で生きてるやつが好きおんなじ波長で生きてるやつ [続きを読む]
  • ハヤリスタリ
  • 流れに乗っかって 流行りと呼ばれ時に押し流されて 廃りと言われたハヤって チヤホヤもてはやされて 飽きられてうわずみ飲み干されスタれて 棄てられてそんな列に並ぶ つもり なくても波は勝手に迫り寄せそんな列に並んだ気は なくとも波は勝手に引いていくハヤリスタリで片づけるなよほんとに残さなきゃならないものまでどっかに攫(さら)ってくなよ時代から選ばれて 伝説と詠われ時代に根付いて 伝統と継承されたハヤって [続きを読む]
  • 雲の居場所
  • この空に 模様を描く白とグレーのモノトーンだけで青のキャンバスに漆黒の天球に 雨を雪を光を操り鮮やかに色彩を現し朝に夕に 紅に染まり太陽に月に 神秘を帯びて風を熱波を寒気を駆使し折々の季節を表す雲の仕業だっていうのに切なくも 激しくも儚くも 厳しくも絶景の影に晴天の隅っこに [続きを読む]
  • 忘れて OK
  • 真っ白に いらないものを消し去って生きるのは どこか味気ないけどさ忘れていいんだぜ 忘れたくないとしても覚えてたい部分だけ残して忘れて OKありとあらゆるを鮮明に記憶してたら人生は悲惨でしかたない忘れていいんだぜ忘れられないとしても思い出さなくてもいい部分は忘れて OK程良く忘れるってのは 人に与えられた 数少ない優れた能力だよ哀しくもあり素晴らしき手段なのさ忘れてしまおうぜ忘れていかなくちゃな生きる [続きを読む]
  • ストロベリームーンライト
  • あの三日月は どうなったのかどうやら今夜 野イチゴになるんだって朝のラジオで云ってたけどロックな夜にストロベリームーンライト窓辺に寄りかかり夏が訪れる前にストロベリームーンライト甘酸っぱい色した月の灯りで回せ ミラーボール 世界はライブハウスさあの三日月が 野イチゴになるように星たちは そっと星座を動かして季節を ぐるっと廻してるんだロックな夜にストロベリームーンライト窓辺でまどろんでギターを鳴らそう [続きを読む]
  • ツライ カライ
  • ケーキばっかり食べてると美味しくなくなっちゃうよねだから楽しいことだけじゃ楽しい感覚がマヒしちゃうんだツライことやカライものがあってこそなんだ甘い汁を吸って渡ってけるほど世の中は甘くはないぜ楽して得ようとしたって実はなんにも身になってないんだよツライことやカライものがあってこそなんだ泣いて笑って 生きる術ってやつになるのさきっと理由があるんだろなツライもカライも同じ字(おんなじ)さべつに意味はない [続きを読む]
  • 綺麗な三日月
  • 完璧な三日月が浮かんでた理想通りの綺麗な三日月姿形 傾き 高度 配置深みの黄昏が吸い取られた夜空で 夏みたいな ひどく暑い日だったそれでも陽が沈むと冷んやりとして子供の頃 画用紙に クレヨンで書いた頭ん中に浮かぶ あんな顔をした三日月見上げるでもなく 探すでもなくそう ちょっと右上の その場所で そしてボクは銀色で塗りつぶした 綺麗な三日月 誰にもバレないような速度で膨らんでる綺麗な三日月こんな三日月 [続きを読む]
  • どうかしちゃってんだ
  • 裕福な連中の肩を持ち弱者には手を差し伸べるフリで切り捨てる私腹を肥やすことに勤(いそ)しみ過疎化なんぞ どこ吹く風で目もくれずどうかしちゃってんだなんだろ なんかダメだろ刺し違える覚悟ならいつでもあるつもりだ準備は出来てるぜ求人では人手不足らしいけど単純に人口減少による働き手不足なだけつまりは日当にもなんねえ作業に汗水垂らしてるそんなの仕事とは呼ばねえよどうかしちゃってんだなんだろ なんかダメだろ [続きを読む]
  • 無数の綿毛
  • 無数の綿毛が渡っていきますフワフワ フワフワ ふわりふわりと雑木林をすり抜けて無数の綿毛が目の前を横切っていくのです風に任せて 赴くままに漂う光に 白く揺れながら浮かんでは沈み また煽られ 浮かび上がりいつまでもどこまで行けるか行ってみるよと幾つもの 無数の綿毛が雪のように舞っているのです斜陽の中を無数の綿毛が雪のように舞っていくのです [続きを読む]
  • 隠し絵
  • あの優しい唄に紛れさせてあった隠し絵の輪郭濃霧の夜の おぼろげな満月みたく紅く縁取られてた ズレてるヤツらには 分かるまい   やはり文明は 危険な妖しい薬さ あの日 目の当たりにしたよな   絶対なんて どこにもありゃしなかったぜだったら尚の事だろ その隠し絵が見える角度なんて分かり切ってることだろ今夜は子守唄に抱(いだ)かれて 眠りに就くまで安らぎの中 眠りに就くまでどんな夢の入り口だとしても [続きを読む]
  • つまりは そういうことさ
  • つくずく望むようにはいかないものかさっさと死にたがってるのがおめおめと 長く生きてみたりとっとと消えりゃいいのに が のうのうと はばかっていたり なんで あんたが ってのに限って早々(そうそう)と 逝っちまったりつくずくなんか 違うよな・・・まぶたの裏に焼き付いたままの飽くなきパンクロッカーつくずく燃え尽きれるか 敢えて行くぜつまりは そういうことかつまりは そういうことさ [続きを読む]