山猫 さん プロフィール

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山猫さん: 森の奥へ
ハンドル名山猫 さん
ブログタイトル森の奥へ
ブログURLhttp://www.keystoneforest.net/
サイト紹介文小説や映画、アニメ、スポーツ選手の言葉、セリフ。人や猫たちとの出会い、旅について書き留めています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供85回 / 184日(平均3.2回/週) - 参加 2017/03/20 08:58

山猫 さんのブログ記事

  • 午後の恐竜、そして早朝のJアラート。
  • どうだい? 恐竜は見えるかい?土曜の朝7時半、次男のKに私は声をかけた。Kはタオルケットを身体にぐるぐる巻きにしたままプレーリードッグのように立ち上がって窓の外を眺めている。何のこと? 恐竜? 何それ。そう返しながらKはこちらを振り返る。そうか、まだ恐竜はやってこないか。それは良かった。台風が近づいている。昨日のテレビは、明日の午後には九州に上陸すると叫んでいた。かの国が、この国上空を通 [続きを読む]
  • ターニャ (創作短編小説)
  • 誰もが彼女に魅せられていた。透き通るような白い肌、水色の瞳、腰まで伸びた栗色の髪、そして笑顔、澄んだ心が滲みでてくるように感じられる……。もちろん俺の好みだ。社員総会の社長の話など誰の耳にも届いてはいない。東欧の新興独立国であるラトバニア共和国からこの会社のマーケティングシステムの研修のために派遣されてきたその女性は、紹介の三十分後には社内メールでその美しさが称えられるほどの輝きを持ってい [続きを読む]
  • 猫次郎と亀太郎。猫は平和を感じる。
  • 次男Kの話です。彼も大の猫好きです。あ、私も。いろいろ事情があって本物の猫が飼えないので、セブンイレブンのくじ引きで当てたピカチュウのぬいぐるみで代用しています。あ、違った。ピカチュウは猫じゃなかったですね。どうして猫が好き?と訊くと、可愛いからやんか。と少しも面白くないコメントが返ってきました。確かに猫は可愛いです。言うまでもないと思いますが、この写真は次男Kではありません。猫のイメー [続きを読む]
  • 魔法の鏡。 (創作短編小説)
  • 魔法の鏡。古道具屋で俺は一枚の鏡を買った。店の隅に隠すように置いてある、タータンチェック柄の布が掛けられた妙なものに俺は気がついた。布をめくってみると古ぼけた鏡が現れた。「気をつけなよ」と背後から声がした。鏡には、不釣合いなほど高い値札がついている。声をかけてきたのはその店の主人だった。理由を訊くと、「魔法の鏡だからだよ」と返事が返ってきた。そのくせ使い方は自分で調べろ、とそっけない。少しの商 [続きを読む]
  • 薬売りの口上。 (創作短編小説)
  • 夜店の屋台が続く一番奥で、道端に広げた敷物の上に大小さまざまな小瓶を並べて、とうとうと口上を述べている者がおります。大方の者は相手にせず行き過ぎておりますが、時折足を止めてそれに聞き入る酔狂な者もおります。あなたもちょっと寄っていかれますか?さあさ、お立ち会い。御用とお急ぎでない方は、ゆっくりと聞いておいで。さあさ、寄ってらっしゃい、見てらっしゃい。ここに、これ、取り出だしましたる、この小瓶 [続きを読む]
  • ずっとバレーボールをしていたい。 バレーバスケ部最終章2
  • 「バレーバスケ部最終章1」の続きです。前回分はこちらです。www.keystoneforest.net長男のMが中学校のバレー部で最初に与えられたポジションはセッターでした。身長がさほど高いわけではないMにとって、また滅多に感情を昂ぶらせることがない落ち着いた性格のMにとって、セッターはとても適したポジションだったと思います。ですが、M自身はスパイクを打ちたくてバレー部に入部したようなところもあり、気が進まなか [続きを読む]
  • 森の奥へ2 ブログ1年を振り返って
  • 「森の奥へ」の最初の記事を投稿したのは1年前の8月7日でした。今日はブログをこの1年間続けてきた足跡を振り返ってみますね。仕事柄、夏は比較的時間の余裕があります。2年前の夏はPowerPointで簡単なアニメーションを作る方法を勉強しました。そして去年の夏は目標を2つ立てました。1つ目は、青春18切符を使って神戸から東京へ旅行すること。そしてもう1つは、その旅行のことをブログで記事にまとめること。でした [続きを読む]
  • 日常と非日常。
  • 私は阪神淡路大震災を経験した一人です。あの大震災はほんの数日のうちに何百、何千と言う人の命を奪いました。あの日の後も、大災害が日本や世界を繰り返し襲っています。地域紛争という名の戦争も止みません。人が一生のうちでたった一度でも経験するかしないかの出来事に遭遇した私には、その渦中で思ったこと感じたことを経験していない人に伝えていく義務がある、と思っています。それは、人を助けたとか何かの役に立てた [続きを読む]
  • 山猫@森の奥へ プロフィールにかえて
  • 長男Mは高校3年生。バレーボール部に所属しています。インターハイは終わりましたが、まだ部活動を継続しています。バレーバスケ部は春高県予選出場を目指して最終章に突入しています。近々詳細を記事にする予定です。www.keystoneforest.net次男Kは中学3年生。卓球部を引退しました。受験勉強にちょっと目覚めました。夏休みの宿題、まじめに取り組んでいるようです。今日、山猫の看板を作ってくれました。www.keysto [続きを読む]
  • ふるさとの夢を見て、笑って目を覚ます。
  • 下のリンクは前回の記事です。www.keystoneforest.netアラン・ワッツのメッセージを耳にして、私は夢を追わない生き方を選んだ自分を悔いました。お金ではなく夢を追うもう一つの別の生き方があったのかもしれない、と思い、どうしようもない後悔の念にかられています。 今からなら間に合うだろうか、と思い直してみても、自分の残り時間の短さを否応なく直視させられてしまいます。 困りました、、、そして、私も思い出し [続きを読む]
  • 天才マジシャンになりたい (創作短編小説)
  • 【お題】「もしも魔法が使えたら」で書いたエピソードのひとつは、私が高校生だった頃に書いたお話を下敷きにしました。www.keystoneforest.net高校生の頃、私は将来小説家になることを夢に見、同じく漫画家になることを夢に見ていた友人Sと一緒に、手書きの小説・雑文集(同人誌)を作っていました。4号か5号くらいまで、青焼きのコピーで10冊ほどずつ作り、友人たちに配ったと思います。ところが、同人誌自体は一 [続きを読む]
  • 線状降水帯と特殊詐欺とカマキリと。
  • 各地に酷い雨が降った一週間でした。「ゲリラ豪雨」という言葉が流行語大賞ベスト10に入ったのが2008年だそうです。2013年には気象庁が「警報」のさらに一段階上に「(大雨)特別警報」という区分を設けてその運用を始めました。今回の豪雨では「線状降水帯」という気象用語を知りました。従来なかった異常気象が新しい言葉を作り出すのでしょうけれど、新しく生まれた用語がさらにまた別の災害を生み出していくよう [続きを読む]
  • インゲンはちらし寿司の具に、大根はキムチ漬けにしました。
  • インゲンの収穫とホタルブクロの花。の記事の続きです。www.keystoneforest.netもう二度とホタルブクロは抜かない、と固く決心したこの日、実は、インゲンの隣で作っている大根も収穫したのでした。大根の栽培と収穫の経緯については過去記事で触れたので省略しますが、正直なところ、こんなに立派な大根が何本も獲れるとは思っていなかったので、どうやって食べようか、ちょっと使い道に困りました。一度に全部収穫して [続きを読む]
  • インゲンの収穫とホタルブクロの花。
  • 日が長くなりました。それでも、仕事を終えて帰宅する頃には、外はとっぷりと日が暮れて、辺りは暗くなっています。ですので、庭の畑の手入れは週末にまとめてしています。手入れと言っても、雑草を抜いたりトマトの脇芽を摘んだり追肥をしたり、という程度ですが。この時期、野菜たちの成育は驚くほど早いです。インゲンだけでなく、庭に自生している野草(大半は名前が分かりません)や木々の生長もとても早くて、放っておく [続きを読む]
  • もしも魔法が使えたら
  • 今週のお題「もしも魔法が使えたら」もしも魔法が使えたら、僕は魔法でスマホを操り、世界中のママたちに、赤ちゃんをスヤスヤ眠らせる、呪文の言葉をメールするでしょう。もしも魔法が使えたら、私はそれを誰にも言いません。絶対不可能な奇跡を起こす天才マジシャンとして世界をまたに飛び回ります。もちろん、飛行機になんて乗りません。魔法のじゅうたんが一枚あればそれで事足ります。もしも魔法が使えたら、街の灯りを [続きを読む]
  • プロポーズ (創作短編小説)
  • 彼は迷っていた。困っていた。悩んでいた。あれこれ思い悩んで眠れない日が続いていた。ガールフレンドのAikoになんとか自分の想いを伝えたいのだけど、一体どう言えばいいだろう。彼が伝えたいのは、つまり、彼女と結婚したい、という想いだ。ここ数日、いや数週間か、彼は、彼女へのプロポーズの言葉をどうしようか、ずっと考えている。Aikoはあれで、なかなか気の強いところがあるから、押しの一手じゃ、かえってマイナスかも [続きを読む]