ここれっと さん プロフィール

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ここれっとさん: 2nd-Limiter
ハンドル名ここれっと さん
ブログタイトル2nd-Limiter
ブログURLhttp://cocollet0.blog.fc2.com/
サイト紹介文創作(BL)時代劇です。江戸時代の京都が舞台。"鬼"と旅役者、剣士の物語です。ほぼ毎日更新!
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供56回 / 64日(平均6.1回/週) - 参加 2017/03/22 20:38

ここれっと さんのブログ記事

  • 陰蝕の鬼 - 拾参 -
  • 「これは困りましたな、雪之丞様」口上の男が雪之丞を横目に、苦りきった笑みを浮かべた。「さて、最後の一様になりましたら、お勝ちになりました御仁には、 あちらの衝立 [続きを読む]
  • 陰蝕の鬼 - 拾弐 -
  • 恭一郎が中に入ると、外の侘しさとは打って替わって、中は程々の賑わいを見せていた。商人、職人、人足のたぐいが、土間のひとつ処に集まっているのは、奇妙な光景であった [続きを読む]
  • 陰蝕の鬼 - 拾壱 -
  • ―  だが、この辺りで見失ったということは、   あの男はこの界隈の人間らしい。思い起こせば、先刻見た身なりも、地若衆というよりは、役者らしいと見えた。恭一郎は [続きを読む]
  • 陰蝕の鬼 - 壱拾 -
  • その若衆は、小さい歩幅を稼ぎながら、足早に辻を曲がって姿を消した。恭一郎もすぐさま後を追う。辻を同じく曲がったと思えば、また人の賑わいに紛れて、違う辻へと入って [続きを読む]
  • 陰蝕の鬼 - 六 -
  • ―  あの男が、鬼だったのだろうか?   確かに異形の風体だったが、だからといって、この様な人殺しをするとは思えぬ。鬼というからには、それ相応の厳しさ、恐ろしさ [続きを読む]
  • 陰蝕の鬼 - 五 -
  • 洛中に鬼がしばしば跋扈するという噂を、最初に聞いたのはいつだっただろう、と恭一郎は記憶を辿った。もとより、興味があったわけでもない。恐らく最初の頃は、真にも受け [続きを読む]
  • 陰蝕の鬼 - 四 -
  • 「当直のものから伝え聞いておりますが…」そう言いながら、斉藤は恭一郎を促し、御堂から離れた。「何かそれらしき怪しき人物などご覧になっては居られませぬか?」「…とい [続きを読む]
  • 陰蝕の鬼 - 参 -
  • 翌朝、まだ空の白み始めた道を、恭一郎は妙法山に向かって歩いていた。昨晩のことが気掛かりで満足に寝付けなかったのを良いことに、夜が明けるや否や洛中の家宅を出た。役 [続きを読む]
  • 陰蝕の鬼 - 弐 -
  • 辺りの闇は濃いままだった。しばらく目を凝らしていると、目が闇に慣れてきたのだろう、道の脇に御堂が見えた。山中ゆえに、身を隠す場所ならどこにでもあるが、この暗さで [続きを読む]
  • 陰蝕の鬼 - 壱 -
  • 峠の道を男が一人歩いていた。年若く、身の丈は六尺余。身なり良く、纏う着物も、その上にある顔付も、どことなく育ちの良さが見てとれる。腰に差した刀は、柄まで数えれば [続きを読む]
  • 陰蝕の鬼
  • 次回更新予定 : 5月12日金曜日 13:00                (変更になる場合があります)  『 陰蝕の鬼 』人を喰らう鬼  濘 と一つ身体を分 [続きを読む]