林 篤史 さん プロフィール

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林 篤史さん: 神戸の生殖医療専門医 林 篤史のブログ
ハンドル名林 篤史 さん
ブログタイトル神戸の生殖医療専門医 林 篤史のブログ
ブログURLhttps://ameblo.jp/toukichirou220/
サイト紹介文不妊症、子宮筋腫や子宮内膜症などの良性腫瘍性疾患について解説します。
自由文2002年 大阪医科大学を卒業し、産婦人科へ入局

2004年 大阪医科大学産婦人科助手に着任

2007年 大阪医科大学産婦人科助教に着任

2016年 大阪医科大学産婦人科講師に着任
神戸の山下レディースクリニックに入職
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供180回 / 182日(平均6.9回/週) - 参加 2017/03/22 11:06

林 篤史 さんのブログ記事

  • 自然妊娠率と年齢
  • Age and fecundability in a North American preconception cohort study. 上は、北米の2962組のカップルを対象としたコホート研究です。 結婚後1年間(12周期)追跡し、年齢別に自然妊娠に至るかどうかで検討しています。 結婚後半年間で妊娠に至ったカップルは、 女性が28〜30歳だと62%だったのに対し、40〜45歳だと27.6%でした。 結婚後1年間で妊娠に至ったカップルは、 女性が25〜27歳だと79.3%だったのに対し、40〜45 [続きを読む]
  • 赤ちゃんの性別に関する迷信
  • 赤ちゃんの性別はご夫婦にとって大きな関心事。昔からそれを知るためにいろいろなことが言われてきました。一般的なのは悪阻がきついと男の子お腹が前に出てきたら男の子お母さんの顔付きが優しいと女の子こんな感じでしょうか?いずれも医学的根拠はないので迷信といとことになりますが、予想して楽しむ分には害はないと思います。しかし稀に、本気で信じている患者さんがおられて、反対の性別だととっても驚かれることがありま [続きを読む]
  • 気圧と陣痛
  • 今日は宍粟総合病院へ当直に来ております。先程から本格的に雨が降り出しました。深夜には台風直撃の可能性大です。よく、「気圧が下がると陣痛が来やすくなる。」と、言われます。基本的には迷信だと思いますが…たまたま雨の日にお産が多いと、「あながち嘘ではないかもしれないなー。」と、感じることもあります。とにかく、日本全国の皆さん、台風には十分気を付けてお過ごし下さい。 [続きを読む]
  • 相棒紹介① レスポール
  • 私の相棒、レスポールです。学生時代に一目惚れして購入しました。レスポールはボディーが流線型で、セクシーなんですねー。ただ、ボディーがマホガニーなので、かなりの重量…(^^;;電車移動なんかは筋トレに近いです。実は昔、酔っ払ってこのギターを倒してしまい、ネックが折れてしまいました!??その時は一瞬で酔いが覚めました。??幸いにも修理で復活しましたが、深く反省した事件でした。 [続きを読む]
  • パソコン復活
  • 約5年前に買ったパソコンが、ある日つかなくなった。 電源を入れると真っ黒画面に英語がズラリ… なんかのディスクを入れろと書いてあるが、リカバリーディスクが見つからない。 これまでの写真やビデオが入ってるのにどうしたらいいんだー 何回試しても当然結果は同じ。メーカーに相談することに。 コールセンターのお姉さんに症状を話すと、システムの初期化以外に方法はないと即答。 当然データは消滅…  そんな〜 業者にデ [続きを読む]
  • 高齢妊娠のリスク
  • 年齢の上昇とともに妊娠中の合併症が増えることはよく知られた事実ですが、具体的にどのようなリスクがあるのでしょうか。 Clinic characteristics of women with advanced maternal age and perinatal outcomes この論分では、対象患者さんを35歳未満、35〜39歳、40歳以上の3群に分けて検討しています。 妊娠前の状態として年齢の上昇とともにリスクが増えたものは子宮筋腫の合併体外受精による妊娠肥満患者さんのさん [続きを読む]
  • 今朝のメリケンパーク
  • 今朝も二人と一匹で朝活。 メリケンパークに到着するとテントがたくさん。 どうやら「こうべ食の博覧会 STYLE in KOBE」の準備のようです。 約150店が集まるとのことで楽しみです。 テントがたくさんあるせいで、モモは自由に走れず不満そう。 連休明けまで我慢です。話は変わってドラゴンクエスト11中古で見つけてしまいました。すでに売ってしまう人がいるんですねー。ありがたい。寝不足にならないよう気をつけます。(^^;; [続きを読む]
  • 緑茶の効果
  • 緑茶に含まれる「カテキン」は一般的によく知られているお茶の「渋み」成分です。 カテキンは抗酸化作用を持つということで、不妊症に対する効果がいろいろ研究されています。 Potential role of green tea catechins in the management of oxidative stress-associated infertility. まず、男性に対して。 酸化ストレスは男性不妊に強く関わっており、カテキンを使った動物実験がいくつか行われています。 カテキンを摂取した群 [続きを読む]
  • 内膜症と産科的リスク
  • 子宮内膜症は生殖可能年齢の女性のうち、10〜14%に発症する比較的ポピュラーな疾患です。 詳しくは「子宮内膜症とは」をご覧下さい。 子宮周囲、卵巣などの婦人科臓器に好発するため、妊娠後の経過に対するリスクが予想されます。 どのようなリスクがどれだけ上昇するのか、今月発表された論文をみてみましょう。 Endometriosis and obstetrics complications: a systematic review and meta-analysis. 過去に報告された24個 [続きを読む]
  • 内視鏡学会
  • 昨日から日本産科婦人科内視鏡学会の学術集会のため、岡山に来ております。今の環境では私自身が手術を執刀することはほとんどありませんが、子宮筋腫や子宮内膜症など、不妊症と関わる疾患に対する治療戦略として、手術療法の考慮が重要であることは言うまでもありません。また、異所性妊娠(子宮外妊娠)のセッションでは、いろいろなケースがあり得ることを再認識させられました。相変わらず楽しいトークで楽しませてくれる、 [続きを読む]
  • メリケンパークで発見!
  • 今日も二人と一匹で朝活。 日差しはないものの、とても蒸し暑い朝でした。 多分前からあったんでしょが… 太陽光発電の携帯準電設備を発見! 各種端末がそろえられており、もちろん無料! メリケンパーク内はWi−Fiも飛んでおり、モバイルユーザーには至れり尽くせりです。 しかしこの充電所、箱にカギはついていない… 盗難のリスクを考えると、充電中はずっと見守っていないといけないのか。 どのように活用されているのか、興 [続きを読む]
  • 体外受精と鍼治療
  • 最近急速に拡大している不妊症に対する鍼灸ですが、医学的根拠について調べてみました。 Therapeutic effect of acupuncture on the outcomes of in vitro fertilization: a systematic review and meta-analysis. 今年5月に報告されたメタ解析です。13個のランダム比較試験を統合して解析しています。 数年前にも同様の論文を読んだことがありますが、そのころからするとかなり論文数が増えて、エビデンスレベルも高まった印象を [続きを読む]
  • ピロリ菌、キエタ━━━━。゚+.ヽ(´∀`*)ノ ゚+.゚━━━━!!
  • ピロリ除菌の効果判定に行ってまいりました。 おそらく生まれて初めてキッチリ薬を1週間飲み、 菌交代現象にも耐えながら頑張った除菌… 他の病気の方に比べれば全然たいしたことない治療ですが、もう一回するのはいやだ。 沢井クリニックに到着し、しばしドキドキしながら待っていると運命の時間が! 沢井先生から笑顔で「消えましたね。」と、除菌完了通告を頂きました。 これまで敬遠してきた検診ですが、これからは定期的に [続きを読む]
  • クロミフェン vs レトロゾール
  • レトロゾールはクロミフェンと並び、排卵障害に対する薬として諸外国で使用されています。 日本では排卵誘発目的の使用には保険適応がないため、排卵誘発剤として使用する場合には自費診療となります。今回ご紹介するのは日本で一般的に使用されているクロミフェンと、未だ承認の得られていないレトロゾールの治療成績を直接比較した論文です。 Comparison of clomiphene citrate and letrozole for ovulation induction in women [続きを読む]
  • 出生前診断その③ 柔毛検査と羊水検査
  • この二つはこれまでにご紹介した検査とは違い、「侵襲的」な検査です。 いずれも赤ちゃんのいる子宮を刺さなければならず、その後の妊娠に何らかの悪影響が生じる可能性があるという意味で「侵襲的」です。 絨毛検査は12〜14週頃の、比較的早期に行うことが出来るというメリットがあります。 少し太い針で子宮を刺し、柔毛(将来の胎盤)を刺して、その一部を採取します。 採取した柔毛細胞は赤ちゃんと同じ染色体を持っているた [続きを読む]
  • 出生前診断その② 超音波検査
  • 前回ご紹介したNIPTの他に、赤ちゃんにとって無侵襲な検査法として、超音波検査があります。 妊娠初期はまだまだ赤ちゃんが小さく、得られる所見もわずかですが、赤ちゃんの成長に伴い、情報量が増えていきます。 妊娠10〜14週頃に評価するのが「NT(nuchal translucency)」です。 このころの赤ちゃんは首の後ろの皮下に隙間があります。 この部分の厚さが増すほど、染色体異常(21トリソミーなど)のリスクが高まることが分か [続きを読む]
  • 出生前診断その① NIPT
  • 出生前に胎児の異常、その中でも染色体の異常を知る手段の一つとして、無侵襲的出生前遺伝学的検査(non-invasive prenatal testing:NIPT)があります。 数年前に「採血だけで99%診断!」!なんて新聞報道もありましたので、ご存知の方も多いと思います。 この報道には問題がありますので以下の通り説明します。 「無侵襲」とは、その他の検査が子宮を刺すなど、妊娠に対してある程度のリスクを持っていいるのに対し、お母さん [続きを読む]
  • iPS細胞で不妊マウスが出産
  • iPS細胞は、現在の医学研究の中で最も「熱い」分野であることは間違いありません。 すでにマウスではiPS細胞から作られた精子や卵子で産仔が得られていることは皆さんもご存じのことと思います。 今回、京都大学はクラインフェルター症候群などの、性染色体異常による不妊マウスから、産仔を得ることに成功したとのことです。 クラインフェルター症候群は、性染色体がXXYと、X染色体が1本多い病気です。 そのため、精子を十分に作 [続きを読む]
  • ソフトテニス部OB会
  • 昨日は大学時代のソフトテニス部OB会。??2年ぶりに沢山の先輩後輩と再開しました。みんな昔のまんま。学生時代にタイムスリップ。三次会まで行ってしまいました。(笑)当然今日は二日酔い。(;^ω^A夕方までぐったりでした〜。この日ばかりはしょうがないですね。(*^_^*) [続きを読む]
  • 分娩予定日の決定法
  • 分娩予定日とは妊娠40週0日目を言います。 予定日、妊娠週数の決定にはルールがあります。 その大原則は、「排卵日が妊娠2週0日」ということです。 基礎体温をつけている場合や、不妊治療中で排卵日が特定できる場合には、その周期に妊娠すると、自動的に妊娠週数が決定され、以後修正する必要はありません。 反対に、排卵日が特定できない場合には、まず最終月経からおおよその予測を立てます。 そして、赤ちゃんの頭殿長(頭 [続きを読む]
  • 不妊期間
  • カップルが不妊治療を開始するに当たり、「どれぐらい妊娠出来そうか?」を予測する因子として、 女性の年齢と卵巣予備能は有名です。 それらは卵子の質に大きく影響することが知られています。 その二つに加え、「これまで妊娠出来なかった期間の長さ」が、大きな要素と感じます。 例えば、若いご夫婦が新婚ほやほやで来院され、AMHが1未満であった場合、 こちらとしては、「これはのんびりしていられませんよ!」と、焦るわけ [続きを読む]
  • 今日は愛酒の日
  • お酒、飲める?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう お酒… あまり体によくありませんが… そして、アルコールはの摂りすぎは精液所見を悪化させますが… 私はほぼ毎晩飲んでおります。 以前は好きなものを食べながら飲んでいたので いつの間にかビール腹に。 問題は「炭水化物」であると推測しました。 アルコール分解に肝臓が使われ、糖分がそのまま体脂肪として蓄積されてしまうというストーリー。 最近は [続きを読む]
  • 人工授精周期の夫婦生活
  • 人工授精周期に入った患者さんからよく聞かれる質問。 「人工授精の日周辺では夫婦生活を持たないほうがいいのか?」 私は持って問題ないと考えています。 根拠としては…運動精子数は1日(24時間)程度で回復すると報告されている人工授精を行ったその日に確実に排卵するとは断言できない(前日かもしれないし、翌日かもしれない)射精が適度にあるほうが精液所見が良くなるからです。 人工授精周期は体外受精と違って、排卵を [続きを読む]