中ちゃん さん プロフィール

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中ちゃんさん: つねちゃん日記
ハンドル名中ちゃん さん
ブログタイトルつねちゃん日記
ブログURLhttp://iby.seesaa.net/
サイト紹介文新刊読書のおすすめ本です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供374回 / 177日(平均14.8回/週) - 参加 2017/03/28 16:25

中ちゃん さんのブログ記事

  • №410 山下澄人「ほしのこ」 おすすめ本
  • こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、山下澄人「ほしのこ」です。ほしのこ、天ちゃん。バスの中での父との生活、父との別れ、何かと助けてくれる昆布ばあさん、バス生活から追われ、放浪後ルルや飛行機乗りとの出会い、子供たちに送る著者の芥川賞後の第一作、ここから何を感じ、何を得るのかというのは大きく読み手側に委ねられているというのが大きな印象。書き出しわたしは父に連れられ遠くの星から来たらしい。父がそう [続きを読む]
  • №409 相沢沙呼「マツリカ・マトリョシカ」 おすすめ本
  • こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、相沢沙呼「マツリカ・マトリョシカ」です。マツリカシリーズの第三弾マツリカの指示で学校の怪談を調査する柴山は、偶然に出会った春日から第一美術室の怪談を耳にする。そこは開かずの扉であったが、明けてみると制服を着せられたトルソーの存在が、密室状態の美術室で二年前に起こった女の子が襲われた事件、第一発見者の柴山が疑われるのだが、その疑いを晴らすことができるのか。書 [続きを読む]
  • №408 黒川博行「喧嘩(すてごろ)」 おすすめ本
  • こんにちは中ちゃんです。 今日のおすすめは、 黒川博行「喧嘩(すてごろ)」 です。 建設コンサルタントの二宮は公共工事の請負関係の(サバキ)を生業としている。サバキとは暴力団関係と話をつけること。 今回は議員秘書から、学校法人関係の建設工事に伴うヤクザがらみの依頼を受け、組を破門された桑原と闇社会の裏道を持ち前の張ったりで対処する。 筆者の暴力団関係の闇社会での暗躍小説というのは真骨頂とも言うべき評 [続きを読む]
  • №406 高橋弘希「日曜日の人々」 おすすめ本
  • こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、高橋弘希「日曜日の人々」です。いとこの死の真相を探るために、自殺願望を持つ人間が集まるサークルに出入りする主人公の話。病んだ人ばかりが出てくるが、その変わった病的人間を取り上げると、その描写は本当にうまい。ビスコとは何者なのか、いずれ芥川賞候補作を書くのだろうと予感。書き出し緑色の小さな生物について、紫色の大きな天使について、私はどのように語ればいいのか分 [続きを読む]
  • №404 中島京子「ゴースト」 おすすめ本
  • こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、中島京子「ゴースト」です。幽霊を題材にした七編の短編集、ほとんどの話が時代背景に戦争を絡ませている。「ミシンの履歴」物には生が宿る、古くなって動きが悪くなった家電に話しかけると、また元気に動き出す。「きららの紙飛行機」現在の世界でも悲しい現実にやるせない。書き出しいままで聞いたことのある幽霊譚でもっとも印象的だったのは、同世代ばかりが集まった友人宅の飲み会 [続きを読む]
  • №403 阿佐田哲也「五四三眠食博」 おすすめ本
  • こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、阿佐田哲也「五四三眠食博」です。ナルコレプシー(睡眠発作症)という持病を持っていて、持続睡眠ができないで一眠りが一時間から二時間、思い出の食べ物ワースト3はカボチャの粉、コーリャンを入れた飯、サッカリンなどの甘みを加えた芋のきんとん、飲む打つ喰うの抱腹エッセー、葱を微塵に切り、鰹節と海苔を混ぜ、化学調味料と醤油で和える。鉱物の三種類は海苔と胡麻と鰹節書き出 [続きを読む]
  • №401 豊田昇「Amazon中国輸出入で3倍稼ぐ!」 おすすめ本
  • こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、豊田昇「Amazon中国輸出入で3倍稼ぐ!」です。サブタイトルはオリジナル商品を日・米・加で売る商法序章 いまさら、なぜ、ネット副業が最適なのか税負担と賃金低下の二重苦による家計の圧迫の中で、Amazon販売による副業を通して夢を実現する方法が書いてある。夢を実現するためには、心地よい自分の「コンフォートゾーン」から抜け出し、行動を帰ることが大切。第1章 なぜ、中国卸 [続きを読む]
  • №400 綿矢りさ「私をくいとめて」 おすすめ本
  • こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、綿矢りさ「私をくいとめて」です。黒田みつ子、もうすぐ33歳、男性にも家庭にも縁遠く、おひとりさまの抵抗ももうとくにはない、好きな男もいるにはいるが、結婚は考えられない、自分が作り出した「他人の自分」、それが脳内のA,一人の時間を楽しんでいる、女子の妄想は止まらないというのが恐ろしい。書き出し実験室と台所の中間のような空間に、私たち生徒はあつめられた。生徒とい [続きを読む]
  • №399 矢口史靖「サバイバルファミリー」 おすすめ本
  • こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、矢口史靖「サバイバルファミリー」です。2017年映画化作品の原作です。ある日突然電気が止まる。東京に暮らす4人家族が直面する超不自由な生活、次第に食料や水が乏しくくなってゆく中で父が決断、妻の実家の鹿児島吹上浜に自転車での脱走計画、羽田空港での乱闘騒ぎ、日本坂トンネル、通天閣の真下での大喧嘩、岡山の田中さんとの交流、広島空港、山口県の川をいかだで渉り、ようやく [続きを読む]
  • №398 群ようこ「うちのご近所さん」 おすすめ本
  • こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、群ようこ「うちのご近所さん」です。お茶・コーヒーをずずーっと飲んで、はあぁーと小さなため息、そんな両親を見て、いずれは家を出ようと思うが、いつもそのたびに発熱して断念することの繰り返し、40歳独身実家暮らしのマサミ、いつも家のまわりを掃除しているレレレのおばさん風のヤマカワさんは情報通、嫌われ者のギンジロウ、アパートノインド人、新興宗教の勧誘好きなセトサン家 [続きを読む]
  • № 397 朝倉かすみ「満潮」 おすすめ本
  • こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、朝倉かすみ「満潮」です。人に迎合し、人を喜ばせることが生きがいの眉子、美人で優しい、ホテルの配膳係りで彼女を見初め、社長婦人として玉の輿に乗る。会社の雑用係として採用され、運転手に起用された茶谷は、週一回の妻眉子へのお勤めを忌避するため、妻を茶谷に預ける社長、やがて妻も妊娠するが誰の子なのか謎が深まる。書き出し目の前にドア。とても背が高い。天井まで [続きを読む]
  • №396 米澤穂信「いまさら翼といわれても」 おすすめ本
  • こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、米澤穂信「いまさら翼といわれても」です。「大人」になるため、挑まなければならない<古典部>シリーズ最新作神山市主催の合唱コンクールの本番前ソロパートを任されている千反田えるが行方不明になってしまう、ホータロー、里志ら古典部四人にまつわる過去や現在のわかる一冊、六篇の短篇集の最後が標題作で、最後になってこの短篇集の意味がわかるのが特徴的。書き出し過ぎて [続きを読む]
  • №395 少年アヤ「果てしのない世界め」 おすすめ本
  • こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、少年アヤ「果てしのない世界め」です。5歳のクリスマスの夜、お姫様の人形がほしいとの一言から、「おかま」、「失敗作」と家族からののしられ、笑われても生きざるを得なかった頃、祖父の死をきっかけに家を出て、彼の言う果てしのない世界へ突入してゆく、少年アヤのその後の物語。書き出し山のふもとのその森は、つねにうす暗く、そこらじゅうに岩石がころがっていて、ハイキング [続きを読む]
  • №394 姜尚中「見抜く力」 おすすめ本
  • こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、姜尚中「見抜く力」です。見抜く力とは夏目漱石の「硝子戸の中」に書かれているような身辺雑記と、大事件の実相を見抜く、生地熊本から中学生の頃、東京はすごいと実感、陽南を栄養不良でなくした母から食べろ食べろと言われても胃弱で太れず、父が遺してくれた「人たらしの声」、わが家に猫がやってきてから犬派の人間が猫はに、七キロのラグドール書き出し他愛もない日常と世界の出来 [続きを読む]
  • №393 室積光「遠い約束」 おすすめ本
  • こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、室積光「遠い約束」です。劇団「東京地下鉄劇場」が全国の小中学校や高校で上演している舞台のノベライズ作品、夢を語っていた仲間は戦死、五十年前のタイムカプセル、記念講演会に招待された小説家が、自らの戦争体験の中で、医師や軍人などで戦争で死んでいった仲間の追悼の中で、戦争の悲惨さを子供たちに語る。書き出し昭和五十八年四月十日、桜山小学校では「学校創立百周年記念式 [続きを読む]
  • №392 小路幸也「家族はつらいよ」 おすすめ本
  • こんにちは中ちゃんです。 今日のおすすめは、小路幸也「家族はつらいよ」です。 「男はつらいよ」から20年、山田洋次監督の映画の小説化作品です。 長年連れ添った妻の誕生日の夜、平田周造は突然、妻から離婚状を突きつけられる。 その翌朝、次男からは結婚したい女性がいるので会ってほしいと言われ、長女からは亭主と別れたいと言われる。、それぞれの家族の面々が、それぞれの問題が同時期に噴出、平凡だった家庭が大混乱に [続きを読む]
  • №391 美月りん「猫と金髪としあわせの湯」 おすすめ本 
  • こんにちは中ちゃんです。 今日のおすすめは、美月りん「猫と金髪としあわせの湯」です。自宅の給湯器が壊れたため、スーパー銭湯に行こうとしたOL塔子が、三毛猫それもオスの三毛猫に誘われてついてゆくとレトロな銭湯五福湯が現れ、バンダイには金髪のチャラ男が座っていた。純粋なイケメン男、常連のおばあちゃんと塔子3人の岡崎城散策などほっこりする場面が特徴的作品だった。 書き出し ここは徳川家康の生誕地として有 [続きを読む]
  • №390 桜木紫乃「風葬」 おすすめ本
  • こんにちは中ちゃんです。 今日のおすすめは、桜木紫乃「風葬」です。釧路で書道教室を営む夏紀、認知症の母のつぶやきは耳慣れない地名、新聞の短歌の投稿にその地名を見つける、見知らぬ父の姿を求めてその地を訪れる。父の足跡をたどりながら道東の地をさまよう。桜木ノワールの初期作品。書き出し 五月だったら、と男は思った。五月ならば鮮やかな千島桜の色に心も和んだかもしれない。国道沿いの道にはまだ緑が少なく、中心 [続きを読む]
  • №388 神山睦美「短篇で読み解く村上春樹」 おすすめ本
  • こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、神山睦美「短篇で読み解く村上春樹」です。「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」、「1Q84」も一目ぼれをモチーフにしている。大きな幸せとその後に訪れる大きな喪失感、「図書館奇譚」羊男と謎の美少女の冒険ファンタジー、「羊をめぐる冒険」に発展、地下空間と深層意識のメタファーは「海辺のカフカ」とも共通、長編小説の共通項は井戸などでもぐりこむ [続きを読む]
  • №387 船瀬俊介「世界中の長寿郷に学ぶ健康寿命120歳説」 おすすめ本
  • こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、船瀬俊介「世界中の長寿郷に学ぶ健康寿命120歳説」です。旧ソ連「コーカサス」、パキスタン「フンザ」、南米エクアドル「ビルカバンバ」、中国北西部「新疆ウイグル」、中国広西「巴馬」、百寿者に共通する秘訣①小食・粗食(大食漢は皆無)、②菜食(肉食者はいない)、③長息(腹式呼吸でよく笑う)、④筋トレ(よく働き、筋肉を使う)、⑤セックス(愛情深く、子だくさん)、三浦雄一郎などの [続きを読む]
  • №386 柴門ふみ「老いては夫を従え」 おすすめ本
  • こんにちは中ちゃんです。今日のおすすめは、柴門ふみ「老いては夫を従え」です。夫と二人で井の頭公園で写真を撮り合う夫婦の目指す、病院の予約時間を間違える、管理人と菅直人を間違える、絶対的正義を唱えるアンパンマンを評価、東日本日本大震災のため、94歳でも現役漫画家、ご近所の楳図かずおの家に遊びに行く、楳図かずお邸はまるでショールーム、「僕はまだ現役で活動中だから、生活はないんです。」、生活感のない家に対 [続きを読む]