ネコヤナギ さん プロフィール

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ネコヤナギさん: A Cup of 俳句
ハンドル名ネコヤナギ さん
ブログタイトルA Cup of 俳句
ブログURLhttp://haikuimage.blog.fc2.com/
サイト紹介文駆け足で過ぎてしまう毎日に俳句の足跡を付けてきました。浮遊している思いを短文にし音楽も少々コラボ。
自由文50代後半・主婦兼グラフィックデザイナー。在宅ワーカーです。
趣味は俳句・デザイン・音楽・手織り。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供41回 / 178日(平均1.6回/週) - 参加 2017/03/29 15:59

ネコヤナギ さんのブログ記事

  • 萩の花・秋アラモード3
  • 萩の花 萩咲いてひそと貌ある月の裏揺れやまぬ水銀灯に萩の影萩垂れて大地冷たく固まりぬ萩咲いて髪解くように過去のことすんなりと眠りへ落ちて萩の花応援お願いします。にほんブログ村??????????今日の1曲/エヴァ・キャシディ & ケイティ・メルア(Katie Melua & Eva Cassidy) | ワンダフル・ワールド(What A Wonderful World)?久しぶりに行った馴染みの店で、久しぶりに若い時の仲間の一人に会った。会うなり [続きを読む]
  • コスモス・秋夕焼けなど
  • コスモスコスモスや少女空への浮力持ちコスモスの影揺れてわが影揺れずコスモスに蒸発してゆく地平線コスモスやほどけない愛ほどける愛眠れば真昼がコスモスを閉じ込めるまたもやというかなんというか、色々頭を悩ませるようなことが続き、毎日無い頭を振り絞ってどうすべきか考え抜いた。シャンプーしたら、髪の分量がかなり減ったような気がして、恐ろしくなった。その後決定的にもっと打ちのめされるようなことがあり、もっと髪 [続きを読む]
  • 葡萄・秋天・水澄むなど
  • 葡萄刻一刻時の実りて葡萄かな高き天の額より葡萄垂るる密生すアルゴリズムの葡萄かな葡萄裂れ迸り出る夜の四肢かなしみは真っ直ぐに垂る葡萄かなかなしみは、真っ直ぐに垂れる。どこにも干渉する力が存在しない。葡萄も、真っ直ぐに垂れる。重力に身を任せるのに、どこにも干渉する力が存在しない。もし人が捥いで食べなければ、鳥が食べるのだろう。雨風が葡萄粒を落としてゆくのだろう。そして何度も昼夜が入れ替わり、葡萄も私 [続きを読む]
  • 曼殊沙華・秋アラモード2
  • 曼殊沙華 空の青祀り上げたり曼殊沙華 睡るもの地に層なせる曼殊沙華 曼殊沙華つかむ虚空の涼しさよ 曼殊沙華古き白黒写真の中 暮れゆきて遠きネオンや曼殊沙華 曼殊沙華には沢山の別名がある。ご存知の彼岸花のほか、死人花(しびとばな)地獄花(じごくばな)幽霊花(ゆうれいばな)剃刀花(かみそりばな)狐花(きつねばな)捨子花(すてごばな)毒花(どくばな)など、あんまりだ、という不吉な感じの名前ばか [続きを読む]
  • 桔梗・秋アラモード
  • 桔梗すみません、リンク切れでご迷惑おかけいたしました。2度手間で申し訳ありませんが、「桔梗」はこちらをご覧ください。きちこうや地球の半分いつも夜桔梗咲き人みな別れゆく夕べきちこうや片恋はどこまでも奇数きちこうが月までの距離を測る男の背扉がありぬ桔梗かなきちこうやほしのひかりがとんがりぬこの句はかなり誤解されやすいかもしれない。桔梗というのは考えてみれば星型だ。しかも花びらがとんがっている。だから誤 [続きを読む]
  • 桔梗
  • 桔梗 きちこうや地球の半分いつも夜桔梗咲く人みな別れゆく夕べきちこうや片恋はどこまでも奇数きちこうが月までの距離を測る男の背扉がありぬ桔梗かなきちこうやほしのひかりがとんがりぬ [続きを読む]
  • 狗尾草・晩夏アラモード
  • 狗尾草それらしい言い訳考へ猫じゃらし猫じゃらしわたしはわたしに矛盾する雑用に明け暮れてゐる狗尾草陽を吸へる狗尾草を見て帰る狗尾草まだ飼い猫になり切れず猫じゃらし愛想出さずに尻尾出す近所で、餌だけ貰って、その家の玄関周りにたむろしている半野良猫?外猫?達が、そういってはなんだが、全然可愛くない。ちょっと呼んだりしても、「ふん、お前は何か持ち合わせがあるのかね?」みたいな顔をしている。1メートルまでは [続きを読む]
  • 露草・夜の秋
  • 露草露草のかんがへてゐるやうな青露草の青は、潔癖な青である。つまり、純血種な青で、それは藍でもなく、紺でもなく、浅葱でもなく、瑠璃ともやや違う、正真正銘の「青」なのだ。そしてまた「青」というシンプルな漢字の見た目に実にぴったりとくる、飾り気のない、思慮深い色だとも思う。小さいながら、ドキッとする、神聖な宝石のような青。露草やひとり帰れば鍵の音露草や心配事の二つ三つ露草や我に返れば小さき青露草や夢で [続きを読む]
  • 木槿・晩夏など
  • 木槿花木槿まんじりともせぬ家影に花木槿隣家の親子喧嘩かな花木槿腑に落ちるよに朝になるごくたまに恋の亡霊花木槿花木槿バレエ教室終わる頃近所のビルの2階にバレエ教室があり、教室が終わると、小学生くらいの女の子達が、ガヤガヤと階段を降りてる。何と言っても可愛いのは、あのお団子にまとめたシンプルな髪形だ。女の子達の項はまだか細くて、だからこそあのお団子ののっかった頭が、いっそう可憐に見えるのだ。息子がまだ [続きを読む]
  • 朝顔・花火など
  • 朝顔朝顔やまだ新しきものおもい朝顔や夜裏返り朝となる朝顔やすみやかに星逃げてゆく朝顔や空の皮膚まだ優しくて朝顔の色のいちずを振り返り少し前の夏に、朝顔の苗を買い込んで、玄関前に植え付けた。苗についていた写真では、大層美しい大輪の、淡いピンクとブルーの朝顔で、私はそれが咲くのを、かなり楽しみにしていた。ツルが伸びてゆき、蕾もついて、さあ咲いたかなと、毎日玄関から外へ出るときには、ぱっと開いた大きなラ [続きを読む]
  • カンナ・星月夜
  • カンナカンナ咲く真昼の燭の如く咲く枯れながら咲きながらカンナのソプラノカンナ咲く男待たせている女血圧の高そうな雲カンナ咲く応援お願いします。にほんブログ村????????星月夜・天の川など光年の出会いばかりの星月夜星月夜子音涼しく犇めきぬ星月夜かつて知ったる未知もあり銀河ありそうで無さそうなものばかり天の川耳鳴り右から左へとスプーンとフォーク銀河に落とす星月夜距離という寂しさ一堂に?ただでさえ、こ [続きを読む]
  • 昼顔 / 夏アラモード・ラスト
  • 昼顔昼顔や真昼の中は真空管?昼顔や妹少し泣いて見せ昼顔はだれかの小さな思い付き砂山のかたちうつろう昼顔や昼顔や砂浜に鍵失くしをり二十才そこそこの頃、数人で海へドライブした時のことだ。自分のボーイフレンドはまだ免許を持っていなかったから、確か友人の彼氏が運転していたのだが、夕方、さて帰ろうかという時になって、いつの間にか車の鍵が無くなってしまっていたのだ。さあ困った。なにせ皆一日中砂浜に居たのだから [続きを読む]
  • 向日葵・夏アラモード3
  • 向日葵向日葵に立ち塞がれて海見えず向日葵やみるみる濃くなる我の影向日葵の蜂は蕊より生まれしか向日葵と一本道の孤独かなその向日葵に会ったのは、もう夕方に近い時刻だった。暑い日で、西日がまたそれに輪をかけていて、すぐ目の周りに汗が溜まり、歩いていても頻繁にそれを拭わなければ気持ちが悪かった。向日葵は正直言って特別好きな花ではなかった。それは、広告関係という仕事柄もあるのだと思う。なんといっても、「元気 [続きを読む]
  • 百日紅・風鈴・炎天など
  • 百日紅今日の風底をついたり百日紅硝子器に空の散らばる百日紅百日紅髪は真昼へ伸びてゆく百日紅星を揺らして睡り来る百日紅何に追われている日暮れ百日紅ほんとの気持ちいくつある百日紅ほどに、こちらの気持ちを様々に映して千変万化する表情を見せる花はなかなか無い。それは、風に棲んでいるような、その花の柔らかさがその所以かもしれないと思う。微風の時、百日紅は笑みこぼれるかのように優しいし、こちらの気分が良い時も [続きを読む]
  • 白粉花・夏アラモード2
  • 白粉花夕風はすこしづつ来る白粉花白粉花路地に入れば歩を緩めオーデコロン空に揮発す白粉花行き止まる言葉白粉花密生す白粉花わたしの中にある空き地空き地というのは、私が子供の頃は町中でも結構あった。それぞれに名前がつけられていたりして、「今日は『アマゾン』で待ち合わせ」などと言っていたものだ。昨今はあまり見かけない。時たま売地などで見かけるのだが、土がむき出しになっているのを見ると、無性に懐かしく、気持 [続きを読む]
  • 百合・七夕
  • 百合山百合や目に一粒の雨入り百合の前静かに呼吸整える百合咲いてその大きさに驚きぬ百合咲けば一本の川流れ始める百合の奥廊下続いて扉あり百合の花といっても、色々ある。花言葉も、調べたら、百合の種類によって、それぞれ違ったものがある。そりゃそうだ、こんなにイメージが違うんだから、そうでなきゃ不自然。上の写真は山百合。花弁に斑があって、黄色い筋もある。花言葉は、「荘厳」山百合の日に透き月に透ける宮 飯島 [続きを読む]
  • 立葵・夏アラモード
  • 立葵立葵空がうしろへ退きぬペディキュアを塗って出かける立葵立葵遠くの海が濃くなりぬ立葵女王何人夜の庭立葵うしろに列車すれ違う夢の駅いくつ通過し立葵立葵というのは、あっぱれ、と言いたくなるような、花である。何があっぱれなのかよくわからないが、とにかくそんな感じなんである。派手と言えば派手なのだが、その派手さは、「キンキラキン」系ではないし、薔薇や牡丹や百合のような「ゴージャス&上品」系でもない。そ [続きを読む]
  • 紫陽花・梅雨
  • 紫陽花紫陽花や遠き雷鳴振り返る紫陽花に重き封書の届く午後紫陽花や未明の宙へ鳥生れ紫陽花や時間の川の底を見る紫陽花や第三巻まで読み終わる紫陽花の青の奈落を見てをりぬ見ても見ても見飽きない花に、紫陽花がある。昨今はピンクも人気だが、やはり昔からあるブルー系に心は動く。何故だろうと考えるにつけ、こちらの心模様を、くまなく映し出しているような色だからではないだろうかと、思い当たる。この写真の紫陽花は割合シ [続きを読む]
  • 花柘榴・枇杷の実
  • 花柘榴花柘榴太陽小さき水溜まり花柘榴遠い過去から長電話小さな可愛い、柘榴の花が、大好きである。この大好きには、わけがあって、生まれた家の門のそばに、あったからなのだと思う。正しくは、お向かいの家にあった木なのだが、親戚だし、一つの門の中だったので、身近なものだった。でも、子供の目線は低い。あの頃、幼稚園に行っている頃だっただろうか。どうしても、地面に落ちている額のほうに目が行って、そちらを花だと思 [続きを読む]
  • 梔子・梅雨の月
  • 梔子梔子の香よりこの道昏くなり梔子や水の筆跡とどまらず梔子や古い手紙の古い傷梔子や夕暮れが髪を洗う梔子の香りも我も行き止まる梔子や沈丁花や、金木犀の香りは、花から随分離れて、思いがけないところでわだかまっていたりする。それらはもう、花に帰らない。幽体離脱のように、あるいはもう、魂みたいなものだ。建物や植え込みに、香りをのせた風が通せんぼされて、小さな沼のように梔子の香りがわだかまっている。濃密なそ [続きを読む]
  • 金魚草・五月闇
  • 金魚草よく似てる母と娘と金魚草金魚草雨がソナタに追いつきぬ金魚草水増しされた恋心金魚草ここだけの秘密天気雨生足にヒールサンダル金魚草昨今のいわゆるギャル達を見ていると、金魚草のようだなあと思う。今の子は背も高いし、そこへまたヒールのサンダル、色とりどりのどこかがフリフリしている服に、カールした茶髪・金髪。ディズニーランドのよう。私の趣味ではないけれど、思いっきりファンタジックな格好できるのは、やっ [続きを読む]
  • 罌粟の花・明易し・六月
  • 罌粟咲きて女の意地はやはらかき杉田久女の句で、「張りとほす女の意地や藍ゆかた」 がある。藍ゆかたとは、藍染めで染めた浴衣地のことだ。そういえば最近はピンクやクリーム色などの、思いっきりカラフルな浴衣が若い人には流行りのようである。あれはあれで可愛いのかもしれないが、浴衣特有の、見た目の涼しさというものが無い。それから粋な歯切れ良さもない。ちょっと残念である。自分は14歳のころ、白地に藍の模様の浴衣が [続きを読む]
  • 万緑・緑陰・花菖蒲など
  • DIC川村記念美術館また佐倉市の川村記念美術館に行ってきた。自宅から車で30分くらいなので、手軽に自然に触れたくなったら、ここがお気に入り。展覧会の方は、気に入ったものをやっているときだけ見る。広大な庭園が大変美しいから、緑のシャワーを浴びたくなったら、ここに来る。自然の雑木林などを生かしながらも、造園の素晴らしさは心に残る。ちょっとした坂道の勾配や小道の曲がり方、小さな小川の誂えかた、木々や花々の配 [続きを読む]
  • 姫女苑・クローバー
  • やはらかき星を歩けばクローバークローバーは春の季語。白詰草(シロツメクサ)・苜蓿(ウマゴヤシ)とも言う。まあ、春の季語となるとできれば四月に詠みたいところだけれど、今年は四月が寒かったからか、うちの近所では今真っ盛り。上を見れば新緑が爽やかな緑をまき散らし、下を見ればシロツメクサや姫女苑がゆらゆらと風に泳いでいる。こんなに美しい季節はやはり五月をおいて他にない。街中に住んで、いつもおんなじアスファ [続きを読む]
  • 薄暑・日傘・薔薇
  • ウィンドにウィンド映る薄暑かな薄暑光道間違えて引き返す薄暑光覗けば逃げる水の我白日傘眠らせておく記憶かな日傘たたみて鳥抱えゆく如く相触れし日傘に世間話棲む薔薇咲けばゆっくり話す電話かな昔から不思議で、不満に思っていることがある。何故花が咲く時に、肉眼でその動きを確認することができないのだろうか、ということだ。もちろん花に限らず、植物の全て、青々とした草も、雲に届きたがっているような木々の枝々も、五 [続きを読む]