iwao60 さん プロフィール

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iwao60さん: 読書と花でひまつぶし
ハンドル名iwao60 さん
ブログタイトル読書と花でひまつぶし
ブログURLhttp://dokusyotohana.blogspot.jp/
サイト紹介文読書が趣味です。図書館の本と庭の花でひまつぶし。娯楽小説の乱読もガーデニングも楽しい。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供105回 / 58日(平均12.7回/週) - 参加 2017/03/30 21:29

iwao60 さんのブログ記事

  • 「嘘ですけど、なにか?」木内 一裕
  • 漫画家で映画監督で小説家「嘘ですけど、なにか?」木内 一裕 講談社、282ページカバーの写真にしか見えない美人画は、筆者が描いたイラストです。誠実だけど正直じゃない人間水嶋亜希は文芸の編集者、我儘な作家を口先三寸で丸め込みます。わたしは平然とウソをつく。だが、それは自分の利益のためや、相手を傷つけるためのものではない。それどころか、わたしのウソは相手をつかの間ハッピーにさせる。そしてそのウソがバレたこと [続きを読む]
  • 「利休の茶杓 とびきり屋見立て帖」山本 兼一
  • 頭の中は小説でいっぱい「利休の茶杓 とびきり屋見立て帖」山本 兼一文藝春秋、303ページ「とびきり屋見立て帖」シリーズの第4弾、最終巻です。舞台は幕末の京都真之介とゆずが営む道具屋「とびきり屋」は主人の人柄が信用され、銅(あかがね)屋から堆黄(ついおう)を預けられます。極上の珍品で千両の値打ちがあると踏みますが、なかなか買い手がつきません。世情不安で茶道具の相場が値下がりしているらしい。古道具を扱う商売 [続きを読む]
  • 「人ノ町」詠坂 雄二
  • 文明が後退した世界「人ノ町」詠坂 雄二新潮社、183ページ旅人が各地に点在する風ノ町・犬ノ町・日ノ町・石ノ町・王ノ町を巡ります。「風ノ町」のフェンライ常に風が吹く「風ノ町」では風車による風力発電が行われています。旅人は強風の砂浜でフェンライ(モデルはストランドビースト)を目にします。風の目(無風の空間)を探し出せるらしい。かつて遺棄された病人や老人たちから始まったこの町では、「風神様に抱擁されてこの世 [続きを読む]
  • 「中島ハルコはまだ懲りてない!」林 真理子
  • IT企業の社長なのに無茶苦茶なおばさん「中島ハルコはまだ懲りてない!」林 真理子文藝春秋、236ページ中島ハルコの人生相談です。ままならない人生をぶった斬りますw天上天下唯我独尊?会社経営者の中島ハルコ(53歳、バツニ)とフードライターの菊池いづみ(39歳)の掛け合い漫才のようなやり取りは爆笑必至。ガールズトークというよりもおばちゃんの井戸端会議のイメージかな。ハルコは傲慢で厚かましく、「いい人」ではありませ [続きを読む]
  • 「海に向かう足あと」朽木 祥
  • ディストピア小説だったんだ!☆「海に向かう足あと」朽木 祥KADOKAWA、248ページ本書は著者初の一般向け小説です。作品は多岐にわたり、対象年齢も広いWikipediaの「朽木祥」によりますと、「豊かな教養に裏打ちされた文章の品格の高さとユーモア、ストーリーテラーとしての巧みさもさることながら、「共感共苦」をテーマにした文学性の深さには定評がある」広島生まれの被爆二世で、有名な児童文学作家なのですね。6人のクルーた [続きを読む]
  • 「ランチのアッコちゃん」柚木 麻子
  • 微妙な連作短編?小説「ランチのアッコちゃん」柚木 麻子 双葉社、166ページ読むと心が弾むおいしいお仕事小説です。存在感たっぷりのアッコ女史澤田三智子(24歳)は「YES」を処世術とする派遣の営業補佐、4年間付き合った彼氏にフラれて落ち込みます。そんな時に、上司のアッコ女史=黒川部長(45歳、独身)から、お弁当とランチコースの取り替えっこを提案される。ちょっと変わった昼食巡りをする内に、新しい出会いが生まれ積 [続きを読む]
  • 「追想の探偵」月村 了衛
  • 「人捜しの神部」登場!「追想の探偵」月村 了衛双葉社、312ページ実在の雑誌編集者をモデルにした日常のハードボイルドです。過労死寸前のワーカホリック黎砦(れいさい)社の神部実花(28歳)は、「人捜しの神部」の異名を持つ「特撮旬報」の編集長です。スタッフ増員や予算増額なしで無理難題を押し付ける上司・大芝(42歳)、社会適応能力がギリギリのバイト・八重樫(22歳)や会社公認の変人・飛騨などなどに振り回される毎日 [続きを読む]
  • 「ねこあつめの家」相澤 りょう
  • 映画化されましたが…「ねこあつめの家」相澤 りょう実業之日本社、272ページスマホのアプリから派生した小説のようです。メディアミックス私は携帯もスマホも持っていないのでわかりませんが、元になるゲームには特にストーリーはないようです。「猫と楽しく戯れる」ゲームの世界観を活かした小説ということなのかな。映画の全国公開は終盤に入りました。メディアミックスで原作の売上は伸びたのでしょうか。アニマルセラピー?作 [続きを読む]
  • 「サーモン・キャッチャー the Novel」道尾 秀介
  • 小説と映画でコラボレーション「サーモン・キャッチャー the Novel」道尾 秀介光文社、321ページ釣り堀「カープ・キャッチャー」を舞台に繰り広げられるスラップスティックです。「the Movie」と「the Novel」「2人が創り上げた1つのコンセプトをもとに、道尾秀介が小説を書き、ケラリーノ・サンドロヴィッチ(小林一三)が映画を撮るコラボ企画」の小説版が本書です。出版から半年ほど経ちますが、映画の公開はいつになるのかな( [続きを読む]
  • 「七十歳死亡法案、可決」垣谷 美雨
  • 生きててどうもすみません「七十歳死亡法案、可決」垣谷 美雨幻冬舎、310ページ七十歳死亡法案が可決されたら、何がどう変わるのか。すぐそこにある未来超高齢社会で財政破綻寸前の日本、年金・医療・介護などの支出増を一掃する法案が2020年に強行採決されます。日本国籍を有する七十歳以上の国民は誕生日から30日以内に死ななければならない(P6)対象者は2年後の施行初年度が2200万人、次年度以降は毎年150万人前後で推移する [続きを読む]
  • 「三毛猫ホームズの闇将軍」赤川 次郎
  • 累計発行部数3億3000万部超(2015年)!「三毛猫ホームズの闇将軍」赤川 次郎光文社、248ページ片山兄弟、三毛猫ホームズ、石津刑事の面々が活躍します。ユーモアミステリーの第一人者Wikipediaの赤川次郎を見ますと、「1976年に28歳で作家デビュー、「三毛猫ホームズの推理」がヒットして1978年に専業作家となる。多い時には年に20作以上を執筆、作品は2015年に580冊を突破」たくさんの人気シリーズを抱えるユーモアミステリーの [続きを読む]
  • 「神様ゲーム」麻耶 雄嵩
  • こんなのありですか?☆「神様ゲーム」麻耶 雄嵩講談社、296ページジュブナイルかと思いきや、後味の悪さがあとをひく問題作です。癖のある作風好きなジャンルはSFやファンタジーと時代小説です。推理小説の熱心な読者ではないので、私が知らないだけでこういうタイプの作品も出回っているのかなと検索してみました。Wikipediaの麻耶雄嵩には「いわゆる「問題作」を一貫して書き続けており、独特の世界観と手法的アプローチに強い [続きを読む]
  • 「バラ色の未来」真山 仁
  • 貧乏人はカジノで遊ぶべきじゃない「バラ色の未来」真山 仁光文社、383ページIR=統合型リゾートとは「カジノを併設する複合観光集客施設」のことです。IRが合法化された近未来プロローグは円山町の無理心中、門司港へダイブする乗用車、総理大臣官邸へカジノのチップを投げつけるホームレスなど事件が連発、緊迫感溢れるスタートです。東西新聞社の編集局次長・結城洋子が主導して取材を始めますが、IR総研のデフェンスは堅い。事 [続きを読む]
  • 「年収90万円で東京ハッピーライフ」大原 扁理
  • 東京で年収90万円の幸福生活w「年収90万円で東京ハッピーライフ」大原 扁理太田出版、1512円、192ページ「自分の選択した生き方が、正しいとか間違っているとか、なんで人に言ったり、証明したり、認めてもらわなきゃいけないんだろう(P62,63)」ベクトルは真逆かも推薦文を引用します。親も先生も信用してはいけない。就職しなくても生きていける。終身雇用なんて期待するな。世間の常識は疑ってかかれ。同調圧力や空気に負ける [続きを読む]
  • 「出張料理・おりおり堂 - 卯月~長月」安田 依央
  • 料理小説というより恋愛小説「出張料理・おりおり堂 - 卯月~長月」安田 依央中央公論新社、299ページ婚活女子が出張料理人にアタックして良い雰囲気になるのですが…。メインディッシュは恋の行方山田澄香(32歳)は婚活中です。「骨董おりおり堂」のオーナー桜子に勧められたカフェスペースでの食事に感激、料理人の仁に一目惚れしてアルバイトを始めます。澄香の料理の腕はサッパリですが、鋭い味覚で仁をサポートして二人三脚の [続きを読む]
  • 「神様の裏の顔」藤崎 翔
  • オリジナリティもリアリティもない?「神様の裏の顔」藤崎 翔KADOKAWA、360ページ逝去した教師の鑑・坪井誠造、その実像が通夜の席で明らかになるのですが…。通夜ぶるまいでの会話から…大勢の弔問客が涙にくれる阿佐ヶ谷葬祭センター、4年前の母に続き父も亡くした娘の晴美は肩を落とします。ところが、元教え子の斎木・元同僚の根岸・隣人の香村・元教え子で誠造のアパートの賃借人でもある鮎川・同じくアパート住人でお笑い芸 [続きを読む]
  • 「ミチルさん、今日も上機嫌」原田 ひ香
  • バブリー女の転落と再生「ミチルさん、今日も上機嫌」原田 ひ香集英社、264ページ美魔女を自認する山崎ミチルの未来は明るいのでしょうか。職なし・子なし・バツイチの45歳中2から45歳になるまで付き合う男が途絶えたことのないミチルですが、職なし・子なし・バツイチの45歳。3年付き合った男が39歳の女と結婚、初めて男にフラれてショック。無断欠勤で職場も失います。レジのパートに応募しても、「順番待ちリストの33人目」と軽 [続きを読む]
  • 「ヴァン・ショーをあなたに」近藤 史恵
  • コージー・ミステリーの連作短編「ヴァン・ショーをあなたに」近藤 史恵東京創元社 、200ページフレンチレストランのビストロ・パ・マルで日常の謎が解かれます。三船敏郎がモデルの三舟シェフ三船敏郎をモデルにしたシェフが三舟、接客も担当するスーシェフが志村、ソムリエールが金子、ギャルソンが高築。この4人がビストロ・パ・マルのスタッフで、青年実業家であるオーナー・志村も第3話でちょこっと顔を出します。下町のビス [続きを読む]
  • 「偶然屋」七尾 与史
  • 帰ってきた七尾与史♪☆「偶然屋」七尾 与史小学館、350ページ傑作「殺戮ガール」の進化バージョンのようなサイコ・サスペンスです。都市伝説のような偶然屋里美は司法試験に挫折し、就活連敗中の26歳。電柱の求人広告で見つけた「オフィス油炭(ゆずみ)」のテストにパス、偶然を演出するプロ=偶然屋のアクシデント・ディレクター見習いとなります。外出恐怖症の大場が出す騒音は、「ネット上にヌード写真流出・不倫隠し・音に過 [続きを読む]
  • 「狩猟家族」篠原 悠希
  • ニュージーランドで狩猟生活「狩猟家族」篠原 悠希光文社、251ページ延命治療やペットロスについて考えさせられる青春小説です。人口5千人の小さな町でファームステイニュージーランド南島でトランピング中に道に迷った大学生の遼平、野宿を覚悟していたらサマー(12歳)と出会ってウィルソン家の世話になります。グレタの農場でファームエクスチェンジ(作業を手伝って滞在費は無料)しながら、サマーや父親のアンディとハンティ [続きを読む]
  • 「ロードス島戦記―灰色の魔女」水野 良
  • メディアミックスの草分け「ロードス島戦記―灰色の魔女」水野 良角川書店、295ページ小説シリーズの累計発行部数1000万部超!国産ハイ・ファンタジーの古典です。魔神戦争から30年後の呪われた島アレクラスト大陸の南にあるロードス島を舞台に、奇妙な取り合わせの冒険者たちが活躍します。冒頭に出渕裕のイラスト付きの登場人物紹介があり、これでほぼイメージが掴めます。元聖騎士テシウスの息子である熱血戦士パーン、ハイエル [続きを読む]
  • 2017/03の生活費
  • 臨時福祉給付金1万5000円ゲット2017/03の生活費電気代(10A)82kWh 1,654円固定電話代 1,557円ADSL料金(8M) 1,597円水道代 2,160円食費 11,297円備品代 79円医療費 2,480円合計 20,824円今回は2年6ヶ月分一括住民税非課税者を対象とする臨時福祉給付金1万5000円(2年6ヶ月分一括)の申請に行ってきました。切手不要の封筒が送られてきたので郵送でもよいのですが、市役所窓口に提出すると本人確認書類のコピーも取って [続きを読む]
  • 「20代で隠居 週休5日の快適生活」大原 扁理
  • 生活費はひと月7万円(笑)「20代で隠居 週休5日の快適生活」大原 扁理K&Bパブリッシャーズ、207ページひきこもりでも、フリーターでもない、週休5日制のライフスタイル=隠居とは?ポジティブなひきこもりで失語症気味になる2015/04時点での筆者の略歴は「高校卒業後、3年間ひきこり、海外一人旅を得て、現在隠居5年目」高卒後、進学も就職もせず携帯を解約して実家暮らしでした。ただ、この3年間も派遣社員やコンビニバイトをし [続きを読む]
  • 「あとは野となれ大和撫子」宮内 悠介
  • ご都合主義の連発〜☆「あとは野となれ大和撫子」宮内 悠介KADOKAWA、384ページ20歳の日系二世ナツキがアラルスタンの国防相に就任して大活躍…はしません(笑)。「アラルスタン周辺地図」を見てみよう表紙の裏に「アラルスタン周辺地図」があります。アラルスタンは灌漑農業で干上がったアラル海跡地にできた小国で首都はマグリスラード、ウズベキスタン軍の空爆で両親を失ったナツキは5歳で後宮に入ります。後宮は2代目大統領・ [続きを読む]