ふじこ さん プロフィール

  •  
ふじこさん: あなたに寄り添う心の短歌
ハンドル名ふじこ さん
ブログタイトルあなたに寄り添う心の短歌
ブログURLhttp://tankaw.com/
サイト紹介文日常に生まれる小さな出来事を、短歌でつづります。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供125回 / 92日(平均9.5回/週) - 参加 2017/03/30 23:42

ふじこ さんのブログ記事

  • 虹の橋
  • 雨上がり 鉛色の雲 おしのけて 空に架かるは 虹の七色あめあがり なまりいろのくも おしのけて そらにかかるは にじのなないろ雨上がりの空に、虹がかかっている。ついさっきまで雨を降らせていた鉛色の雨雲をおしのけるように、色鮮やかな七色が映えている。雨上がりの空。鉛色の雲がまだたちこめている。ゆっくりとお日様が顔を出すと、それに合わせるかのように、虹の橋が空に架かる。重苦しい空色と対照的な、虹の七色 [続きを読む]
  • 夏越の祓
  • 水無月の 茅の輪くぐりて 厄落とし 気持ち新たに 迎える文月みなづきの ちのわくぐりて やくおとし きもちあらたに むかえるふみつき夏越祓の茅の輪くぐりをし、半年間の厄を落とし、気持ち新たに七月から頑張ろうと気を引き締める。夏越の祓。半年の間にたまった穢れを払うもの。家族でよく行く神社に、茅の輪が設置され、その奥には七夕の短冊が。もうそんな季節なのか。もう今年の上半期は終わったのか。驚きとともに、 [続きを読む]
  • 娘の反抗期
  • できること できないことを 確かめる 涙あふれし 幼き我が子できること できないことを たしかめる なみだあふれし おさなきわがこいよいよ本格的な反抗期に入った娘。できることとできないことの判別がわからないので、毎日、いろんなことに挑戦しては大号泣している。やってきました反抗期。いろいろ話も聞いていて心の準備もしていましたが。なかなかのものですね。成長というものは痛みが伴うと言いますが。うん、親の [続きを読む]
  • 雨のリズム
  • 梅雨の朝 めぐみの雨と 花は咲き 葉は青々と リズムを刻むつゆのあさ めぐみのあめと はなはさき ははあおあおと りずむをきざむ梅雨独特の雨ばかりが続く日の朝。それでも、降り続く雨は恵みの雨だと言わんばかりに、花は咲き、葉は青々とリズムを刻んでいる。雨が続く。どんよりとした空。湿った空気。まとわりつくような息苦しさ。梅雨の日は、心が静かになるというよりは、何か重くのしかかるような時期。だが、その雨 [続きを読む]
  • 梅雨空の上
  • 梅雨空の 雲の上には 果てしなく 広がる青空 かがやく太陽つゆぞらの くものうえには はてしなく ひろがるあおぞら かがやくたいよう梅雨空のどんよりとした雲。しかし、その雲の上には、どこまでも青く果てしなく続く空と、照り付ける太陽があるのだ。梅雨の時期。空気は湿っていてどんより重い。空はまるで太陽などなかったかのように、鉛色の壁をつくっている。しかし、その雲のすぐ上。すぐ上には、果てしなく青空が広 [続きを読む]
  • 命あらばと
  • ただひとつ 命あらばと 願いつつ 床臥す母の 手を握りしめただひとつ いのちあらばと ねがいつつ とこふすははの てをにぎりしめとにかく命だけでも助かってほしいと、ずっと母の手を握りしめながら祈っている。更新が滞り申し訳ありません。先日、母が倒れました。第一報を聞いて、急遽、主人と娘とともに帰省することになりました。もう頭がパニックで真っ白になりながらも、私はとりあえず帰省の準備主人は新幹線のチケット予約 [続きを読む]
  • 空のぼんぼり
  • ふうわりと ぼんぼり灯す 夜の空 うすく広がる 雲をにじませふうわりと ぼんぼりともす よるのそら うすくひろがる くもをにじませうっすらと雲が出ているせいか、どこかぼやけて見える月。ぼんぼりのような明るさで、広がる雲を照らしている。澄み渡る夜空に、くっきりと浮かぶ月も良い。ぼんやりとした薄暗い空に、にじむような月も良い。どんな月でも、月というだけで風流である。今宵の月は、ぼんぼり月。まあるく淡く [続きを読む]
  • 人の伸びしろ
  • まだまだと 云うは此れから のびる者 云わぬは盛りを 過ぎた者なりまだまだと いうはこれから のびるもの いわぬはさかりを すぎたものなりまだまだだと思える人は、これから伸びる可能性があるが、思わなくなった時点で、すでに盛りを過ぎているものだ。いや、まだまだですよ。全然、まだまだなんです。そんな言葉を聞くたびに、ああ、この人はもっと伸びていくなと、確信する。年齢や経験は関係ない。どんな職業でも、ど [続きを読む]
  • 木陰トンネル
  • 暑くとも 暑いと云わず そびえたつ 木々がつくるは 木陰トンネルあつくとも あついといわず そびえたつ きぎがつくるは こかげとんねるじりじりとした日差しで誰もが暑いと感じる中、きっと暑いであろう木々は何も言わず悠然とそびえ立っている。その木々が作り出す木陰の道は、まるでトンネルのようだ。暑い。今日は、暑い。日差しがじりじりとして、風は強いが生暖かい。いきなり30℃を超えると、体力的にもついていかな [続きを読む]
  • 梅雨の晴れ間
  • 来週の 天気予報は 雨ばかり 風よふけふけ 衣かわかせらいしゅうの てんきよほうは あめばかり かぜよふけふけ ころもかわかせ来週の天気予報では、梅雨らしく雨マークばかり。梅雨の晴れ間の今日は、絶好の洗濯日和。もっともっと風よ吹け、もっともっと乾かしておくれ。梅雨の晴れ間は貴重である。いくら除湿器や乾燥機の性能が上がったとしても、天日干しならではの気持ちよさにはかなわない。今日はそんな少ない晴れ間 [続きを読む]
  • 風の白波
  • 網戸から 吹く風うけて よせかえす レースのカーテン ひらひら揺れるあみどから ふくかぜうけて よせかえす れーすのかーてん ひらひらゆれる網戸からの風で、レースのカーテンがまるで白波のようにひらひら揺れている。ひらひらと網戸越しの風に揺れるカーテン。レースの生地は、光を程よく通し、風の強さも和らげてくれる。寄せては返す白波のように、ふわりと舞い上がっては、網戸に張り付くレースのカーテン。海へはな [続きを読む]
  • グラスの氷
  • カラカラと 軽やかな音 響かせて くるくるまわる グラスの氷からからと かろやかなおと ひびかせて くるくるまわる ぐらすのこおり冷たいグラスを回すと、カラカラと軽やかな音を響かせながら氷もまわっていて、何か楽しい。少し暑い部屋の中。グラスを回すと、カラカラと軽快な音を立てて氷がまわっている。グラスの外に増えていく水滴は、足元にたまり、いつしか水たまりを作り始める。カラカラと軽快な音を立てていた氷 [続きを読む]
  • 恋の切なさ
  • この胸の 切なさだけを 歌に詠む いつか君にも 気づいてほしいこのむねの せつなさだけを うたによみ きづくかどうか ためすまいにち好きという感情の中には、いろいろなものがあるけれど、気づいてほしいという気持ちだけでも、いつか知ってほしい。知ってほしい。でも、知られたくない。知ってほしい。でも、関係が悪くなるなら知られたくない。知ってほしい。でも・・・でも、知ってほしい。恋心は複雑なもの。進展した [続きを読む]
  • 梅雨来たる
  • 梅雨きたる 雲はどんより 鉛色 空の青さと しばしお別れつゆきたる くもはどんより なまりいろ そらのあおさと しばしおわかれ梅雨の時期になった。空を見上げれば雨雲ばかり。しばらくは青空ともお別れだなあ。じめじめとまとわりつく空気。どんよりとした鉛色の空。しとしとと止むことのない雨。梅雨独特の仄暗さ。空の明るさが足りないから、昼間から蛍光灯。その灯りがどこか寒々しい。晴れわたる空とは、しばしお別れ [続きを読む]
  • 人の優しさ
  • 人の世に 素晴らしきもの 見つけたり 人思う心 この世の宝ひとのよに すばらしきもの みつけたり ひとおもうこころ このよのたから世知辛い世の中だと言われているが、そんな世の中でも素晴らしいものを見つけた。それは、誰かを思いやる心。この心こそ、この世の宝だと言えるだろう。風邪がなかなか回復せず。安静にすれば2日で治りそうなものが、やはり幼子と一緒だとこう、なかなか休めないもので。日頃の疲れもたまっ [続きを読む]
  • 未来をつくる日
  • 変わらぬと 思い過ごせば 変わらぬ日 未来はいつも 足元にありかわらぬと おもいすごせば かわらぬひ みらいはいつも あしもとにあり何も変わらないと思って過ごせば、何も変わらない一日になるだろう。しかし、未来はいつも足元にあり、今日から続いていくのである。変わろうとするならば、まず自分で動かなければ始まらない。何も変わらない。今日もいつもと同じ日のはず。そう決めつけるのは、他でもない自分。光り輝く [続きを読む]
  • 秘密基地
  • 押し入れが いつのまにやら 秘密基地 むらさきクレヨン 布団の中におしいれが いつのまにやら ひみつきち むらさきくれよん ふとんのなかに押し入れがいつのまにか娘の秘密基地になり、足りなかった紫クレヨンが布団の中に埋もれていた。子供の頃、憧れていた秘密基地。私も押し入れに懐中電灯を持ち込んで、基地にしたことがありました。それをまさか。まさか、娘が再現するとは。DNAってすごい。遺伝子ってすごい。そん [続きを読む]
  • 雨の楽しみ
  • 長靴と レインコートを 持ち出して 雨の日を待つ 幼き我が子ながぐつと れいんこーとを もちだして あめのひをまつ おさなきわがこお気に入りの長靴とレインコートを着たくて、雨が降るのを今か今かと待ちわびている。幼い子にとって雨は、普段とは違う特別な日なのだろうか。いとこからもらった長靴。自分で選んだレインコート。でも、傘はまだ早いからお預け。雨の日は、いつもの靴じゃない。雨の日は、いつもの服じゃな [続きを読む]
  • 旅路の果て
  • 長き旅 終えてほほ笑む その先に 待つは花咲く 永久の国ながきたび おえてほほえむ そのさきに まつははなさく とこしえのくに長い闘病生活を終えて、今、永い眠りについたあなたは、きっと花の咲き乱れる国へ旅立つのでしょう。幼いころからかわいがってもらった叔母が亡くなりました。故郷から遠く離れている私は、簡単に帰れる距離でもない。まして、幼子もいて、体調が悪いとなればなおさら。思い出すのは、優しい叔母 [続きを読む]
  • 風邪と我が子
  • 風邪ひいて 横になるたび 本を持ち 笑顔で「読んで」と 寄り添う我が子かぜひいて よこになるたび ほんをもち えがおでよんでと よりそうわがこ子供から風邪をもらってしまい、少し動いては横になっていたのだが、そのたびに本を片手に「読んで」と一緒に横になる我が子。その笑顔に癒される。母になってからというもの、とにかく自分の体調管理には注意をしていたのだが。ここにきて、まさかの風邪をひいてしまった。おそ [続きを読む]
  • 透明な月
  • 吹く風に 静けさ感じ 見上げれば 闇夜に光る 透明な月ふくかぜに しずけさかんじ みあげれば やみよにひかる とうめいなつき夜風が静けさを一層際立たせてくれる中、ふと見上げれば、闇夜の空に透き通るような月が光っている。夜の風が心地よい。さらさらと通り過ぎる風は、夜の静けさを一層引き立ててくれる。そんな中、ふと空を見上げた。漆黒の空の中で、透き通るような月。悠然と輝くその姿は、とても神々しく美しい。 [続きを読む]
  • 紫陽花の涼
  • 梅雨空に 涼をもたらす 紫陽花の 閉じたる蕾 雨は続くとつゆぞらに りょうをもたらす あじさいの とじたるつぼみ あめはつづくと重苦しい梅雨空の中で、涼しさを感じさせる紫陽花の花。まだ蕾が多い紫陽花が、雨は当分続くと教えてくれているようだ。梅雨独特の重苦しい空。その中でも、薄紫色の紫陽花の花は涼しさを届けてくれる。まだ満開にならない紫陽花。それは、もうしばらく雨が続くというメッセージ。雨は憂鬱だけ [続きを読む]
  • 夢追いし日々
  • 夢追いし 日々は遠くに 過ぎされど 君と過ごした 日々は永遠ゆめおいし ひびはとおくに すぎされど きみとすごした ひびはえいえん夢を追ってただひたすらに進んでいた日々は、もう遠くのものとなってしまったけれど、あの時、君と過ごした日々の思い出は、今もずっと鮮やかに覚えている。思いっきり走った。思いっきり転んだ。思いっきり練習した。そして、思いっきり笑って、思いっきり泣いた。夢に向かってただひたすら [続きを読む]
  • 素敵な別れ
  • 離れても 忘れずに日々 祈るのは 君の幸せ 私の幸せはなれても わすれずにひび いのるのは きみのしあわせ わたしのしあわせ遠く離れてしまったけれど、あなたも私も共に幸せであるよう祈っています。別れというと、どうしてもマイナスなイメージが強いのですが。そんな中でも、お互い納得して別れることができたのであれば、それは素敵なこと。素敵な別れは、きっといい思い出としてずっと胸に刻まれる。お互いに進む道は [続きを読む]
  • 夕暮れの涼しさ
  • 蒸すような 暑さやわらぐ 夕暮れに 頬なでる風 涼しさ誘うむすような あつさやわらぐ ゆうぐれに ほほなでるかぜ すずしささそう日中の生すような暑さが和らぎ、夕暮れ時の風が涼しさを届けてくれる。梅雨に入る前の独特なジメジメとした暑さ。空気もどこか湿り気があるあの暑さが来ると、夏がそこまで来ていると感じる。それでも、夏とはちがって、夕暮れ時になると心地よい。まとわりつくような汗で不快な肌も、吹き抜け [続きを読む]