しんさん さん プロフィール

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しんさんさん: はーとふるでいず
ハンドル名しんさん さん
ブログタイトルはーとふるでいず
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/sinnsan/
サイト紹介文子供なし、10歳年下の妻に先立たれた寂しいオヤジの独り言
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供90回 / 90日(平均7.0回/週) - 参加 2017/03/31 14:22

しんさん さんのブログ記事

  • 懐かしい街
  • 久しぶりに街へ買い物に行った。スーパーへは仕事帰りに寄るけど、それ以外の買い物のため。以前、妻と一緒に住んでいた街のモールへ行ってみた。懐かしい。このモールには映画館もあって、上映のチラシが目に入った。今日は行かないけど、たまには映画もいいなと思った。その直後現実に戻って、やっぱ無理と思った。買い物をそそくさと済ませ、サブウェイでアボカドベジを買って駐車場に戻った。ベジタリアンの妻が食べれるのはそ [続きを読む]
  • 謎の石
  • 前々から気になっていた物がある。妻がいつも野菜を置いていた場所に、タッパーに入った砂利のような物がある。一体これはなんだろう?どう見ても砂利にしか見えない。臭いも全くなし。でも、砂利を大事そうにタッパーに入れてフタするかな?しかも野菜置き場に置くかな?妻は潔癖とまでは言わないが、かなり綺麗好きだった。食品とか食器には神経質だった。食品は無農薬や無添加に拘り、食器も身体にいい物に買い換えた。だから昔 [続きを読む]
  • 万歩計
  • 最近、使ってなかった万歩計のボタン電池を買って来て入れた。太り続けてるし、運動不足だから出来るだけ歩くように心掛けている。走りたいところだが、膝にくるので走れない。??歩く時はいつも1時間半位歩いているが、ただ歩くより歩数がわかった方が達成感や充実感があると思って万歩計を復活させた。以前私達は、毎日万歩計を携帯していた。入浴時には体重体組成計で、体重、体脂肪率、内臓脂肪、骨格筋率、体年齢、基礎代謝 [続きを読む]
  • 妻の夢を見た
  • 家のテレビの前に二人で寝転んでいた。横で寝ている妻は死体だった。死んでるのはわかっているが、私が起こして座らせた。妻の後ろに座って抱き抱えて二人でテレビを見た。久しぶりに妻のサイズ感を味わった。懐かしい、これはまさしく妻だ。でも妻の首はうなだれたままで、テレビを見ようとしない。やっぱり無理かと思い、また妻を元通りに寝かせた。私は添い寝した。{そういえばいつからここに寝かせてたんだっけ?えーっと、も [続きを読む]
  • 海老蔵さん
  • 海老蔵さんは会見で「妻麻央が旅立ちました」と言った。私は、妻が息を引き取った時、看護師に電話して、「もしもし、しんさんですけど、妻が・・・」ここまでしか出なかった。看護師が電話の向こうで、「どうされました?しんさん?どうされましたか?」と言っていた。「察しろよ」と思いつつ「亡くなりました」が言えない。もし私が看護師に「亡くなりました」と言ってしまうと、妻が死んでしまうと思ったから。目の前で息を引き [続きを読む]
  • 小林麻央さん
  • 妻と同じ病気なので、気にしていた。在宅を選んだのも同じだ。妻より10歳も若くして亡くなるとは。伴侶と別れる悲しみに、年齢は関係ない。しかし若いほどかわいそうに感じる。子供も小さいし。(子供がいるだけ私よりましと思ってしまうが)海老蔵さんの会見を見て号泣してしまった。思い出して、重なってしまう。心が痛い。辛い。海老蔵さんの人生で一番泣いた日、これからもっと泣く日があるかも知れない。悲しさのピークを越 [続きを読む]
  • 線香
  • 昔は線香臭いばあちゃんがよくいた。今はあまりいない気がする。最近の線香は移ったり残ったりしないのか。私が年寄りの近くに行ってないだけなのか。私の好きな線香の香りは木蓮。毎日思い付いては火をつける。あまり煙いと身体に匂いが染み付きそうだ。線香臭いと陰気臭く思われそうなので、仕事に行く前は甘い香りシリーズにしている。これなら線香とは思うまい。今のお気に入りは、不二家ミルキー、サクマいちごみるく、夕張メ [続きを読む]
  • 麦茶
  • 私は暑くなるといつも麦茶をがぶ飲みする。水分なら何でも良いが、夏はやはり麦茶だ。冷蔵庫には必ず妻が沸かした麦茶が冷やしてあった。汗もよくかく。よくかくが、それ以上に飲む。身体中が水分で満ちる。私は水豚。水分をとらない妻は最初、私があまりにも飲むから心配した。「この人どこか身体が悪いんじゃないか」と。その後、あきれた。「この人バケモノじゃないか」と。逆に私は妻が汗もかかないし、飲まないからあきれた。 [続きを読む]
  • 最後の晩餐
  • 妻は食養をしていたので、外食はしなかった。自然食品店かお取り寄せで買った調味料や食材で、自分で料理して食べていた。砂糖は使わず、肉も食べなかった。それでも超美味しくて、私は大満足していた。年末のある日私はケーキ屋でアルバイトしてる学生から、店の売れ残りのケーキをいくつかもらった。それを持って在宅ケア中の妻の所に行った。それまでは砂糖だからケーキは我慢して食べなかったが、これは「甘い甘い」と言って喜 [続きを読む]
  • 老化
  • 先日、洗濯機から洗濯物を取り出した後、ちょっとバランスを崩してフラついた。何でもない所でなぜ?若い頃ならすぐに立て直しただろうが、足の力がないのか堪えきれずに壁に手をついた。それが左手、五十肩の方だった。肩の痛みで壁をまともにつく事ができなかった。右手は洗濯カゴを持っている。で、身体ごと壁に当たった。どうって事はない。怪我したわけでも何でもない。ただ、これが歳を取ることなのかと実感した。50代も半 [続きを読む]
  • 二人のサイン
  • ある日、妻は医者に「余命半年」と宣告された。自分の死期がわかってしまった。今後、意識があっても自分の身体が動かなくなり、その後死んでしまう。死を待つ日々。その恐怖は想像を絶するだろう。小さい身体でその恐怖と闘っていた。在宅ホスピスケアを実家で受けていたある日、妻が言った。「植物状態になっても、二人だけにわかるサイン決めよっ」口も利けない、手足も動かないのに?鼻があるという。鼻を膨らませて合図する練 [続きを読む]
  • 病室で散髪
  • 私が面会に行った時だけは、妻も歩行器で散歩する事があった。ほとんどが同じ階の談話室までで、せいぜい往復80m程度。二人でゆっくり歩いた。いつも誰もいなくて見晴らしのいい談話室なので、二人で話ししてリフレッシュできるいい場所だった。調子のいい時にエレベータで1階まで下りて病院内のコンビニまで行った事があった。妻は歩行器なのでコンビニ内には入らなかったが、買い物好きだったから入りたかっただろう。その帰り [続きを読む]
  • 病室
  • 再発で医大に入院したのは3週間ほどで、私は毎日面会に行った。妻は寂しがり屋だから夜は一人で寂しかったろうな。ビビリだから怖かったろうな。テレビもラジオも受け付けず、一切スイッチ入れなかった。辛かったろうな。私が疲れた顔で面会に行くと、「ここでちょっと寝れば?」と言ってベッドのスペースを空けてくれた。最初は遠慮していたが、本当に疲れていたので横になった。しばらくして、ナースが入ってきたので私は仕方な [続きを読む]
  • 妻のブログより
  • おじさんに会えてよかった。今日はさ、満月で月が大きくて綺麗だったよね。うどん食べてたら、丁度月が見えてね、月見うどんだねーって笑ったんだ。店にはいるまで、蕎麦を食べるつもりが気がつけばうどんを注文していたのはきっと満月だったからだね。車に乗ってたらね、歩道を必死で歩くおじさんがいたのよ。足が悪いみたいで、杖をつきながら足は数ヶ所固定してあって歩くといってもね1歩がほんの数センチ程度でその歩く姿も、 [続きを読む]
  • 食事メモ
  • 職場によっては、夫婦が交代で食事をとる必要があった。持ち場を無人にできないので、夫婦のどちらかが仕事をしどちらか残りが休憩する。妻が食事を作る間、私が仕事をする。食事が出来上がると妻が来て、私と交代。妻が仕事をして、私が奥に引っ込んで食事をする。私の食事が終わればまた妻と交代して、妻が食事することになる。私が休憩に入って奥に行くと、テーブルの上には食事が用意されている。その横にいつもメモが置いてあ [続きを読む]
  • 階段
  • 在宅ホスピスでは、妻の両親に2階の1室を提供してもらった。レンタル介護ベッドを設置して、そこが妻の終の棲家となった。妻は昏睡する直前まで自力で歩いていた。腰が痛くて長い時間は歩けないが、ほぼ、自分の事は自分でやった。トイレは2階のを使い、人の世話になる事は一度もなかった。食事と風呂は階段で1階に下りなければならない。だがこの階段には手すりがなかった。先生から絶対に転ぶなと言われており、手すりが有っ [続きを読む]
  • 梅干
  • 妻は昔から健康のために梅干をよく食べていた。食養を始めてからは毎朝必ず1粒食べた。その上、種の中身まで食べた。私は毎日朝食が終わると、妻が出した梅干の種をウォーターポンププライヤーで割るのが仕事だった。プライヤーの噛ませ方の違いもあると思うが、種の割れ方が毎回違う。堅い殻だけが割れて柔らかい中身がツルっと取れれば気持ちいいが、綺麗に割れるのは週に1回くらいだったろうか。大体は中身も半分くらいグチャ [続きを読む]
  • チャリダー
  • 今住んでいる町は、町をあげてチャリダーをウェルカムしている。道路の看板もチャリのコースとか番号とかあってウェルカム感アピール。各店舗の駐車場にはどこも物干し竿のような駐輪場がある。サドルを引っかけてチャリをぶら下げるようなやつ。お陰でチャリダーが大勢走っている。特に土日は、お揃いのユニフォームで疾走するグループの多いこと。町にいっぱいお金を落としているのだろう。ユニフォームを揃えて猛スピード出すヤ [続きを読む]
  • サンダーバード
  • なぜか今、私の頭の中でエンドレスでかかっている曲。日本語訳を見つけたので勝手にコピペしてしまった。1983年、クワイエット・ライオットのメタル・ヘルス 〜ランディ・ローズに捧ぐ〜 というアルバムの曲。ランディは元メンバーで1982年に飛行機事故で亡くなっている。曲を作ったボーカルのケヴィン・ダブロウも2007年に亡くなった。今、日本語訳見ると泣ける。 QUIET RIOT "THUNDERBIRD" (1983)Hello you, yes it's me You [続きを読む]
  • 助手席
  • 車の助手席にはいつも妻がいた。それでバランスがとれていた。今1人で車に乗ると違和感がある。横にいて当然の妻がいない。そして毎回思い出す事がある。車で遠出する時はいつもタリーズボトル缶ブラックを買っていた。飲むのは私だけで、妻は外でコーヒーを飲まない。センターアームレストのドリンクホルダーに置いていた。信号待ちとかで私がコーヒーを取ろうとすると、すかさず妻がそれを取り上げて、フタを外して私に渡してく [続きを読む]
  • 将来の夢
  • 妻の将来の夢は、コーヒーとパンだけの喫茶店をやることだった。将来というと子供みたいだが、私の定年後という意味で。店の名前は「ハードロックカフェ」。妻がパンを焼き、私がコーヒーを淹れる。テーブルはひとつだけ。BGMはハードロック。壁には私が昔買ったハードロックのアルバムを飾る。これが妻の描いていた将来の夢だ。妻は毎日台所でノートをとって研究しながらパンを焼いていた。最初の頃は私が食べていたが、ある程度 [続きを読む]
  • マリアさま
  • 私は宗教に興味はない。葬儀や四十九日などは、世間と同じようにと考えただけだ。無宗教だが、墓や仏壇に線香を手向けて手を合わせて祈る。何でもいいように解釈して自己満足すればいい。宗教のいいとこ取りして、私と妻にとって良い事だけを考える事にする。妻も宗教には興味なかった。でも建物や場所として、神社・仏閣は好きだったので日本中あちこち訪ねた。妻は私と違って、訪ねた場所で必ず賽銭を投げては祈っていた。何を祈 [続きを読む]
  • 無力感
  • 私たち夫婦は住込みで寮の管理をしていた。夏休みに寮生が帰省する前、全100室の寮室チェックをしなけらばならなかった。これは寮室の使用状態を夏と冬の年2回チェックして、退寮の際に問題ないようにするためのもの。寮生の帰省や都合に合わせて、毎日7〜8室ずつ点検を消化していた。女子寮なので本来ならチェックは妻がメインで行う。しかし、この時妻は再発で入院した後、退院してまだ1ヶ月も経ってなくて、腰が痛いので [続きを読む]
  • ミューズパーク
  • 今日は秩父ミューズパークへ1人で行ってきた。ここは妻と2回行った事がある。2009年、秩父で泊まる時の時間調整で立ち寄っただけ。2013年、歩くのを目的に行った。1周約8kmある長い公園で、車が来ないから安全に歩ける。妻が気に入って「また来ようね」と言っていた。しかしこの後、我が家にトレッキングブームが到来した為、ここへはもう行かなかった。忘れ物をしたような感じだったので、もう一度行っておきたかった。銀杏並 [続きを読む]
  • 子供と老人
  • 昨日、職場で珍しく子供の声がした。マネージャーが子供を連れて来たようだ。玄関に子供を1人残して、彼は2Fに荷物を取りに行ってしまった。しばらくして、心細くなった子供が、「パパ〜〜、パパ〜〜」と叫び始めたので、私が玄関に出て行った。突然知らないオヤジが現れて子供は固まった。なんと、めちゃめちゃ可愛いではないか。子供嫌いで、人様の子供が可愛いと思った事のない私が可愛いと思ってしまった。たぶん5歳くらい [続きを読む]