olomoučan さん プロフィール

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olomoučanさん: オロモウツ日本語リハビリ日記
ハンドル名olomoučan さん
ブログタイトルオロモウツ日本語リハビリ日記
ブログURLhttp://fanblogs.jp/takzolomouce/
サイト紹介文オロモウツに住んで長い人間が、チェコに関係あることもないことも、とにかく毎日書く日記もどき。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供96回 / 81日(平均8.3回/週) - 参加 2017/04/04 17:24

olomoučan さんのブログ記事

  • 難民問題に関してチェコを擁護する(六月廿日)
  •  EUの、いやドイツの陰謀で、チェコ、スロバキア、ポーランド、ハンガリーの所謂ビシェグラード四カ国が、EUに押し寄せる難民の受け入れを拒否しているというイメージが広がっている。何でも難民受け入れに協力しないこれらの国は、非人道的でヨーロッパの連帯というものを無視しているのだそうだ。 チェコに住んでいれば、これらが単なる言いがかりに過ぎないことが理解でき、ドイツが焦っていることにざま見ろという気持ち [続きを読む]
  • お酒の話4(六月十九日)
  •  ポノルカというと、チェコ語では潜水艦を意味する。オロモウツでは、共和国広場に近いトラム通りのある飲み屋をさす。その飲み屋には別に正式な名前があるはずなのだが、誰もその名前を使わず、ポノルカと呼んでいる。それは入り口のドアが潜水艦についているものに似ているからそう呼ばれているのだったか。 五月三十日の夜のニュースで、翌日からのレストラン、飲み屋などでの全面禁煙令の施行を前に、チェコ各地の飲み屋で客 [続きを読む]
  • お酒の話3(六月十八日)
  •  今度こそモラビアの蒸留酒のお話である。すでに何度か名前だけは登場しているスリボビツェが代表的で、一般にはまとめてスリボビツェと呼ばれることが多いのだが、実は原料となる果物によって名前が変わるのである。代表的なスリボビツェというのは、本来スリーバという果物から作られたお酒の名前である。 問題はこの果物を日本語で何と呼ぶかである。「梅」と訳して済ませてしまう人が、日本語のできるチェコ人にも、チェコ語 [続きを読む]
  • 鶏卵の話(六月十七日)
  •  フランスのスーパーがケージで飼育された鶏の卵の販売を停止するという記事を読んだ。こういうニュースにさすがフランスなどと反応したのでは、問題の本質にたどりつけない。ここで考えなければならないのは、鶏卵業者がどうしてケージを使った鶏の飼育をしているかということである。 スーパーマーケットというと、チェーン店の数の多さを武器に同一の品物を大量に仕入れることで、仕入れ値を下げて廉価に販売するというイメー [続きを読む]
  • ソボトカ首相大迷走の果てに〈後編〉(六月十六日)
  •  ソボトカ首相が、今回社会民主党の党首と総選挙向けの党の看板から下りざるを得なくなった原因は、バビシュ氏にかまいすぎたことにある。その結果、キリスト教民主同盟から分離したTOP09も含めた既存の政党、政治家が、バビシュ氏を袋叩きにしているイメージが出来上がり、それがスキャンダルがあってなお、ANOの支持率が下がらない原因の一つなっている。 2010年の総選挙でも、VV党(公共の福祉党と訳しておく)という [続きを読む]
  • ソボトカ首相大迷走の果てに〈前編〉(六月十五日)
  •  昨日、長い長い交渉の末、ソボトカ首相が、社会民主党の党首を辞任し、この秋行われる下院の総選挙のリーダー(普通は党首が兼任し、選挙に勝ったら首相候補となる)の座からも降りることを発表した。ただし、総理大臣としては任期が切れる総選挙まで続けるのだという。そして、党首の役割は、副党首の内務大臣ホバネツ氏が引き継ぎ、選挙のリーダーは外務大臣ザオラーレク氏が後釜に座るという。 つまり、ソボトカ首相は、選挙 [続きを読む]
  • チェコ対アイスランド(六月十四日)
  •  今日はハンドボールの男子代表の話である。午後六時十五分からヨーロッパ選手権出場をかけた予選のアイスランドのと試合がブルノで行なわれた。普段は六時過ぎまで職場にいて(仕事をしてとは言わない)、七時過ぎにうちに帰りつくのだが、さすがに職場でテレビを見るわけにもいかないし、試合が終わる八時過ぎまで職場に残るのも避けたい。ということで早めに切り上げてうちに向かった。 今回のヨーロッパ選手権の予選は、四チ [続きを読む]
  • お酒の話2(六月十三日)
  •  チェコでビール、ワインに次ぐ三番目のお酒というと、何だろうか。ゼマン大統領の大好物だと言うベヘロフカ、モラビアの田舎の家庭で自家用に作られている蒸留酒なんかが頭に浮かぶ。ここは大統領に敬意を表してベヘロフカの話からはじめることにしよう。 ベヘロフカは、名前からわかるようにべヘル社が造るお酒である。念のために、わからない人向けに説明をしておくと、チェコ語では人名や会社名などの固有名詞の後ろに接尾語 [続きを読む]
  • お酒の話(六月十二日)
  •  チェコのお酒というと、真っ先に思い浮かぶのは、ビールである。ただ、ビールなんか水と同じで、酒じゃねえという友人もいるし、ビールについてはすでにあれこれ書き散らしたので、今日の記事ではビール以外のチェコで作られているお酒について、あれこれ書くことにする。 ビールを除くとなると、ワインから話を始めるべきなのだろうが、ワインの味に関しては、プラハ人並みなのである。つまりよくわからんのである。ビールも、 [続きを読む]
  • ノルウェー対チェコ(六月十一日)
  •  六月十日には、サッカーのロシアワールドカップの予選も行なわれ、チェコ代表はノルウェーでの試合に臨んだ。グループ三位に沈むチェコが、出場の現実的な可能性を残すためには勝つことが求められていた。直前の親善試合で、負けたとはいえ格上のベルギー相手に、それなりにいい試合をしたので、最近いいところのないノルウェー相手ならと期待したのだけど……。 一言で言うと、ひでえ試合だった。キーパーのバツリークの活躍で [続きを読む]
  • チェコ対トルコ(六月十日)
  •  北ボヘミアのモストで、ハンドボール女子世界選手権出場をかけたプレーオフの第一戦が行われた。相手はハンドボールがそれほど盛んとはいえないとはいえ、ホームでは侮れないトルコなので、チェコでのこの試合では単に勝つだけではなく、出来るだけ大きな点差をつけて勝つことが求められていた。トルコもバルカンの国と言えば言えるから、トルコでの第二戦で審判の問題があってもひっくり返せないぐらいの点差はつけておきたいと [続きを読む]
  • 超芸術トマソン(六月九日)
  •  こんなテーマで文章を書くからって、トマソンのことを同時代的に知ってるわけじゃない。昔は、テレビの野球中継というと巨人の試合だったから、トマソンが出てきてボールに当たらないバットを振り回すのを見たことはあるかもしれんけど、ガキの頃のことで、ちっとも覚えちゃいない。後にこのトマソンの存在を教えられたときも、そんなのいたっけねえとしか思わなかったし。 さて、何でこんなことを書くのかというと、オロモウツ [続きを読む]
  • 印象操作(六月八日)
  •  チェコに来た頃、いやそれ以前から日本の政治に対する関心はほとんど失っていた。有権者の義務として選挙には必ず行っていたが、地方議会の選挙を除けば、白票、もしくは立候補していない友人知人、場合によっては有名人やキャラクターの名前を記入した票を投じるのが常であった。区議会、市議会選挙ぐらいまでは、近所の人や、知人が応援している候補者に投票することが多かったが、誰に入れても大差ないので、早い者勝ちをルー [続きを読む]
  • スポーツ界の混乱続く(六月七日)
  •  五月末日での辞任を表明したバラホバー教育大臣だが、現時点ですでに辞任して後任が任命されているのかどうかよくわからない。辞表を提出した際に、ゼマン大統領に業績を高く評価され、強く慰留されていたし、その後後任と目されている次官が大臣に任命されたという話も聞かないのである。特にスポーツへの補助金の問題に関しては、現在でも積極的に関与しているようで、この問題にけりをつけてからやめたいと考えているのかもし [続きを読む]
  • ズデーテンドイツ人(六月六日)
  •  週末にドイツのアウグスブルクで、第二次世界大戦後にベネシュ大統領の発した大統領令に基づいて、今日のチェコの領域からドイツに追放された人々とその子孫たちが作っている団体の大会が行われた。この団体は完全に政党というわけではないようだが、有力な圧力団体として、特に追放された人々の子孫の多いバイエルン州などの地方政界で重きを成しているようである。 いわゆるズデーテンドイツ人たちの集まりだから、チェコスロ [続きを読む]
  • ベルギー対チェコ(六月五日)
  •  週末のノルウェーでのワールドカップ予選を前に、サッカーチェコ代表のベルギー代表との親善試合が行なわれた。会場はベルギーで、チェコ代表は、試合後もチェコに戻らずベルギーでトレーニングを積んで、そのままノルウェーに向かうことになっているらしい。 このノルウェーとの試合に向けて召集された代表選手については、以前ねたがなかったときの穴埋めに紹介したが、あの後怪我での離脱や追加召集などで、結構入れ代わりが [続きを読む]
  • オロモウツに来る方に(六月四日)
  •  オロモウツの旧市街は、現在あちこちで改修工事が行なわれている。最初はスコットランドヤードを模したと言われる裁判所と、飲み屋ドラーパル、ホテル・ゲモのある交差点のところの城壁の改修から始まった。今年の二月ぐらいには、城壁の内部に入っている喫茶店やピザ屋が、改修工事のために休業に入っていたはずである。 そのホテル・ゲモの脇の通りを抜けてホルニー広場に入ると、オロモウツのシンボル、市庁舎の周りに工事の [続きを読む]
  • 日本ブログ村(六月三日)
  •  最近、ファンブログの仕様が一部変わって、カテゴリーの設定の位置が変わったので、ついつい忘れてしまうことが多い。ブログの管理ページで直接書くのではなく、ワードで書いたものをコピーして貼り付けているのだが、その際、下から順番に、末尾の日付の右寄せ、文章中の改行の追加、リンクなどの処理をした後、一番上にある日付つきの記事のタイトルのようなものを、「記事タイトル」のところに移動して、その下のカテゴリーを [続きを読む]
  • 邪馬台国はどこですか(六月二日)
  •  邪馬台国が九州にあったことは自明のことであり、疑いの余地は微塵もないのだが、九州以外にあったという蒙説を読むのも、畿内説を除けば、実は嫌いではない。問題は九州説、畿内説以外がテーマとなる本、特に小説、漫画がほとんどないことである。いや、研究書の類はあっても手に入りにくいのである。幸いなことに例外となるのが、奇才鯨統一郎の『邪馬台国はどこですか』(1998年刊)である。 とあるバーでの酔っ払いの歴史談 [続きを読む]
  • 邪馬台国は九州だ(六月一日)
  •  邪馬台国は畿内にあったという学者の一見、客観的で、学術的に見える本を読んで、何か胡散臭いと思った人はいないだろうか。古墳の年代の比定などで無理やり邪馬台国の時代に合わせようとしているような疑いを持ってしまう。畿内説というだけで、斜め読みしかしないから、誰のどの本とかいうことは言えないのだが、新聞の報道なども含めて、一体に遺跡の年代合わせごっこに淫しているという印象を否めない。 その点、九州説の場 [続きを読む]
  • 邪馬台国(五月卅一日)
  •  我々九州の人間にとって、邪馬台国が九州にあったというのは、疑うことすら思いつかない自明のことである。畿内にあったという説は蒙説の類であって、そもそも考慮に値しない。畿内でどのような考古学的発見があろうとも、それは邪馬台国九州説を補完するためのものにすぎないのである。同様に中国の史書『三国志』内の倭人に関する記述も、『古事記』『日本書紀』に邪馬台国の存在が反映しているとすれば、それもそれもすべて九 [続きを読む]
  • 今シーズンのチェコリーグ(五月卅日)
  •  ハンドボールも今年のシーズンのプレーオフが終了して順位が確定している。我が人生のスポーツであるので、結果を紹介しておく。 男子のエクストラリーガは、去年まで三連覇を果たしていたプルゼニュと、ドゥクラ・プラハの決勝になった。先に三勝した方が勝ちというルールである。レギュラーシーズンでは、プルゼニュが一位だったので、最初の二試合はプルゼニュで行なわれ、次の二試合がプラハ、五戦目までもつれ込んだらまた [続きを読む]
  • クビトバー復活(五月廿九日)
  •  昨年の十二月にプロスチェヨフの自宅で、強盗に入られ利き手の左手の指をナイフで切られるという重傷を負っていたペトラ・クビトバーが、全仏で予想よりもはるかに早い復帰を遂げた。エントリーをしていることが明らかになった時点では、慎重な姿勢を崩さず、まだ出場すると最終的に決めたわけではないと語っていたのだが、金曜日に出場することを最終的に発表し、日曜日の一回戦に臨んだ。 チェコテレビスポーツでは、今年は全 [続きを読む]
  • エーポイシュチェニー・リガ最終節(五月廿八日)
  •  土曜日の午後5時からいっせいに開始された最終節の結果を受けて、今年のチェコサッカー一部リーグの優勝はスラビア・プラハが獲得した。チェコリーグでは8年ぶり4回目の優勝だという。これでスパルタ以外のチームの優勝回数で、最多のプルゼニュと並んだ。 試合は、前節でプルゼニュを最後まで苦しめたブルノを相手に、4−0の圧勝。スラビアに移籍してきて以来まったく活躍できていなかった前プルゼニュのテツルが2ゴール [続きを読む]
  • ターボル(五月廿七日)
  •  さて、先日書き損ねたターボルである。チェコ語には二つのターボルがある。簡単に言えば、固有名詞としてのターボルと、普通名詞としてのターボルである。普通名詞のほうは、現在ではキャンプという意味で使われているが、固有名詞、つまり地名から生まれた言葉だと考えられている。 地名としてのターボルは、プラハからチェスケー・ブデヨビツェに向かう鉄道や幹線道路が南ボヘミア地方に入ってすぐのところに現れる。ブルタバ [続きを読む]