仮名吹(かなぶき) さん プロフィール

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仮名吹(かなぶき)さん: みんなの夜
ハンドル名仮名吹(かなぶき) さん
ブログタイトルみんなの夜
ブログURLhttp://masa-toshi-bros.seesaa.net/
サイト紹介文夜、お一人で詩を読んでおられる方へ。あなたは一人ではありませんよ、みんなですよ。
自由文自作の詩をお届けいたします。よかったらご覧になってください。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供14回 / 12日(平均8.2回/週) - 参加 2017/04/15 08:06

仮名吹(かなぶき) さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 怪人からの手紙
  •   君ほどの男が  あの程度の推理しかできないとは  期待外れだった  昨夜の美女が  私の変装した姿だったと  見破れなかったのだからね君のほうこそ僕に泳がされていることに気づかないままでいるとは残念だ本物の明智にまだ出会ったことのない君が僕に好奇心を寄せてくれていることには感謝しないといけないのだろうが [続きを読む]
  • フィギュアの美少女
  • 時々君は思いがけない相談をしてくるね留学時代の元彼から復縁を迫られていてどうしようなんて僕と付き合ったこともないのにそんな難しい相談されても困るそれも南米系のカナダ人の彼ってどんな人かもわからないしお願いだからそんな難しい相談しないでほしい僕はただ氷の上でひたむきに頑張る君の姿がちょっと可愛らしいなと思っているただそれだけなのだからでも  日本の女の子が海外留学するのは  個人的には賛成できないね [続きを読む]
  • 戦争論
  • 今の若い奴は戦争がどんなものか何にもわかっちゃいないと平和主義者の老人に言われた空襲 飢え 虫けらのように殺された人々…時が経って湾岸戦争が起きた中東の国クウェートでは男の人はみな虐殺され女の人はみな性的暴行を受けたその結果生まれた子さえいると聞くクウェートの少女たちを助けたいそのためには戦争しかなかったなのに、アメリカの戦争に巻き込まれたらまた空襲と飢えと死がやってくると人は言う湾岸戦争を支持す [続きを読む]
  • はつ恋
  • 返事が届いた  あなたからの手紙  読んだんですけど  ちょっと意味が分かりませんでした返事の返事を書き送ったらしつ恋になってしまうのでそれきりでやめにしたあれから二十年僕は一児の父になりました意識して育てたわけではないのですが十歳の娘はどこかあなたに似ています [続きを読む]
  • 小さな恋
  • 風が 冷たくひゅうひゅう頬に刺さる顔も 見たくないと言われた。けどメールしてみた  風邪と花粉症に同時にかかって  風邪薬飲んでもくしゃみ止まらへんめっちゃ意味分からんメールやんいよいよ風が 冷たくひゅうひゅういう  大変ですねと返信の音がした翌朝からまた二人で学校に行くことになった家近くだし。高校生になって二度目の桜の季節がくるよそんなこともありました桜は散っても桜だけど僕は今ではただのおっさん [続きを読む]
  • カエル
  • 昔の偉い人はカエルが飛び込んだと言った古池に。国語の教師は言い放った「味わいなさい」と。カエルを?まさか世間の人は中也を 賢治を理解しなさいと、日本中の高校生を追い詰める。中也だって 賢治だってあんたら世間が見殺しにしたんじゃないか自分の感性のなさを学歴で取り繕ってそこに何が残ったんですか [続きを読む]
  • 丘の上の教会
  • いつもぴかぴかに磨かれてる礼拝の部屋まるで精霊たちが飛び交ってるみたい  みなさんシャローム  御名を唱えましょう催眠療法の一種なのかないや、信仰をそんなふうに客観視するなんて俺は信心の足りない奴だな…  われは主なり  これがわたしの名である  今より われは主なり教会にいるときに限って関係ないことばかり考えてしまう俺の心は信仰と向き合ってないのかな…丘の上の教会今もたっているのかしらもしも夢の [続きを読む]
  • 二十歳の足あと
  • 二十年も生きてきたのに結局私は何者にもなれなかったもし私が今死んでも悲しむ親もとうにいないしこの世界は何も変わらないだろうたとえ明日の私がどんなにがんばってもこの世界はもとのままだろうそういえばバイト先の同い年の男の子が似たようなことを言っていたたしかに彼も何者でもなかったもしこの世界のみんなが何者でもないとしたらみんな死ねばそれでいいのか人間がそういう生き物ならそうなっていたかもしれない人間を二 [続きを読む]
  • いじめ加害者
  • 僕のことも許してほしいもうそれ以上謝らなくていいからでもひとつだけ教えてほしい僕の弱さがそんなに面白かったの?僕も以前は加害者だっただから君も僕もいつか誰かに裁かれるでしょう罪人というものは死なせてもらえるはずもないたとえ生きている値打ちがなくてもだから生きろ生きようよ [続きを読む]
  • 歌えない歌
  • 私が保育園児だった時のことですいつも一緒に遊んでいた男の子がある日亡くなりましたさくら組のみんなでお葬式に行きました周りの大人たちが泣いているのが小さかった私にはなんだか不思議でした式のおわり、お遊戯会の時によく歌った歌をみんなで歌い始めましたでも途中で私は胸が詰まって歌えなくなりました小学校に上がってもその歌は音楽の教科書に載っていました私はその歌だけは歌うことを拒みましたあの日に戻りたくなかっ [続きを読む]
  • 遅い朝
  • あれから一年以上もたって「おはよう」とメールの音がした今さら何と返したら「春になったから」だってめっちゃ意味分からへんやんあの夜どうして言い争いになったのかもう覚えていないそれは春になったからだろうかと苦笑いする「ごめん」と一言あの頃のままにしてあるアパートの夜が明ける [続きを読む]
  • このブログをご覧の皆さまへ
  •  初めまして、仮名吹(かなぶき)と申します。 昨日(2017.04.01)に開設したばかりの当ブログがその日一日の間に30人を超える方々をお迎えできるとは、素人の詩人としては予想もできませんでした。厚く感謝申し上げます。 僕は以前詩を読むことに専念していた頃は夜寝る前に一人で詩の本を読んでいました。皆さまのなかにも夜中一人でいるときに詩を読む習慣をお持ちの方がおられると思います。昨日未明にこのブログを始めてから深 [続きを読む]
  • 僕の友だち
  • 世界ってけっこう狭いもので遠い国に迷ったらそこで友だちができたボクの部屋においでと言ってくれたから行ったんだ天井のない家には二人暮らしのおばあさんもいた何かを火に当てているから何をしているのと聞いたら  ご飯を作っているのよ僕たちはこれからの夢の話をした春には村に学校ができるから勉強をするんだと彼が言うんだ  でもベンキョウって何をするんだろう日本では僕は勉強が嫌いだったと答えたら  日本では   [続きを読む]
  • でんぐりがえり
  • アパート窓の鈍い光に手を引かれて早朝電車のごろごろ走る音が起きろ起きろと言いに来たちょっと背中が痛いベッドの上ででんぐりがえりしてみたけれどもうこの部屋のどこにもきみはいないんだね窓の鈍い光に励まされてもでんぐりがえりだけの朝です [続きを読む]
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