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  • 2024.04.13のお稽古(四カ伝)

    花射干(しゃが)・春壽菊花入瀬戸の鶴首今日の課目は四カ伝なので、三種の菓子を縁高に。外郎「宴」・花見団子・苺●四カ伝盆点(I)・和巾点(O)・茶通箱(K)●後炭手前(写真は撮れませんでした)●小習干菓子伊勢えびせん・みすず飴●茶筅荘●流し点(一客一亭)●薄茶運び点前●濃茶棚点前気温がどんどん上昇し、「暑い」と言いつつ小習を終えました。2024.04.13のお稽古(四カ伝)

  • 大学のお稽古(2024.04.11)

    花射干(しゃが)・春壽菊(しゅんじゅぎく)台風並みの春雷に見舞われた二日後、うららかな春の日差しが戻ってきました。大学の八重桜が満開となっていました。新学期が始まって、新入部員が入ったそうで楽しみに参りました。●稽古を始めて五か月で、棚点前に挑戦です。熱心さにこちらも力が入ります。茶杓、柄杓の持ち方も美しいです。主菓子「宴」外郎の生地であんを包んで、瓢箪の形に桜がひとひら付いてます。大分上手に点てられるようになりました。●運び点前盆略点前を卒業して、初めて柄杓を扱います。鏡柄杓は基本ですのでしっかり身に付けてもらいます。茶筅がうまく振れずに苦労しています。干菓子「月兎」新入部員を迎えて、流し点です。初級の許状をお持ちの部長さんには応用点前をしてもらいます。美味しそうです。新入部員さんは、お茶とお菓子を美味...大学のお稽古(2024.04.11)

  • 2024.04.06のお稽古

    用意した花材から、こちらを入れてくれました。花雪柳・玉の浦椿花入備前焼筒(般若心経の彫りがあります)待合の短冊「軽燕受風斜」(けいえんかぜをうけてななめなり)稽古終了後に残った花材を入れました。諸葛草・金魚葉椿・玉之浦椿諸葛草・黒椿・大紫露草月が変わって、四月は透き木釜のおけいこです。気温が高くなってきたので、火を塞ぐ釜を出しました。●初炭手前炭斗の位置、鐶・香合の位置がずれていますね羽野雁香合染付隅田川(型物香合番付西の前頭)桜紋透き木釜●茶入荘主菓子菜の花金団茶入に由緒がある点前です。拝見が終わって戻ってきました。茶入に敷いた古帛紗は離しません。●続き薄茶濃茶の後に後炭を省略して、続けて薄茶を差し上げる点前です。干菓子つじりの月・桜ふわふわ拝見が終わって戻ったところ。茶入瀬戸の肩付き茶杓仙叟(写し)・...2024.04.06のお稽古

  • 2024.03.23のお稽古(花月)

    花貝母・寒芍薬(クリスマスローズ)花入青磁耳付(真)薄板矢筈板生憎の雨の中、皆さんようこそ。花月の稽古です。炭手前が無いので、床は諸飾りになります。香合染付隅田川●茶通箱付花月菓子そば餅(福井市)点前座薄器(桜樺細工中次)●貴人清次濃茶付花月菓子桜ごのみ(熱海のお土産)点前座●四畳半花月菓子桜ふわふわ(福井市)点前座棚の左にあるのは、替え茶巾です。複雑な付きもの花月。頭の体操になりました。2024.03.23のお稽古(花月)

  • 大学のお稽古(2024.03.21)

    花貝母ユリ・卜伴椿(月光)午前中の大きな地震に驚く間もなく、台風並みの強風の中大学に向かう。昨日は卒業式で、校内は静まり返っている。●今日が最後の稽古となる四年生。薄茶の運び点前、棚点前(拝見付)と進んできました。誰よりも熱心に稽古を繰り返し、五か月でこのお点前です。卒業後も続けて欲しいと願っています。最後に「楽しかったです」と言ってくれました。「お菓子をどうぞ」●薄茶運び点前茶筅通し上手に茶筅を抜いています。膝に置いた手にも神経が行き届いています。●棚点前棚点前の拝見無しにも挑戦します。●四年生最後のお点前(男子です)なかなかお稽古に参加出来なかったのですが、お茶が大好きです。最後に来てくれて有難う。部長さん、安定のお点前です。新学期に向けて、新入部員の勧誘を頑張ってくれるそうです。学園祭参加を目標に、...大学のお稽古(2024.03.21)

  • 2024.03.16のお稽古(四カ伝)

    自宅での稽古です。花山茱萸・玉之浦椿花入瀬戸の鶴首今日は四カ伝の後に後炭手前(写真忘れました)です。桜の練きり(春霞)・栗蒸羊羹・リンゴ●台天目(I)●盆点(O)●和巾点(K)後炭手前の後は小習です。●貴人清次薄茶点前貴人様の菓子のし梅・抹茶八つ橋お次の菓子お次の茶碗は、建水と共に持ち出し勝手付きに仮置きます。他に●入子点(O)●濃茶棚点前●薄茶棚点前替え茶碗付をいたしました。朝から暖かかったのですが、昼過ぎには汗ばむほどの暖かさです。先週の貝母ユリが開いたので、玉の浦椿を足しました。短くても可愛いものです。2024.03.16のお稽古(四カ伝)

  • 大学のお稽古(2024.03.14)

    大学のお稽古です。菓子は「桜」ですが、良い銘を考えましょう。初桜・春霞・花曇り・花暦など翌日に卒業式を控えて、忙しい中を稽古に来てくれました。安定のお点前です。一心に、美味しいお茶を差し上げようという思いが伝わります。美味しそうです。盆略点前。間違えると、悔しがります。大丈夫、繰り返しで身体で覚えましょう。大分良い感じになってきました。四年生。明日は卒業式です。いよいよ、来週が最後です。きれいに点てられました。会議が終わって二度目のお点前。替え茶碗つきです。建水を持つ手は、肘を伸ばします。美味しそうです。お替えも。この後、自服でもいただきました。人数が少ないので、二回点前が出来ます。恵まれています。大学のお稽古(2024.03.14)

  • 2024.03.09のお稽古(小習)

    花貝母ユリ・玉之浦椿花入備前耳付待合の短冊「桃花千歳春」(とうかせんざいのはる)弥生の設えは、釣釜です。初炭手前釜雲龍釜香合染付の隅田川通常鐶を掛けるタイミングで、鎖を三つ上げます(小上げ)釜を引いた後、初掃きの前に鎖を五つ上げます(大上げ)。常の通り炭をつぎ、後掃きの後に大下げをします。釜を掛けて、鐶を外すタイミングで小下げをして後退し「ア掃き」をします。釜の蓋を切って下がります。主菓子「菜の花金団」小習の「長緒」茶入・茶筅を流す位置湯柄杓の正しい持ち方。貴人清次で、拝見に出す時の仮置いた道具。拝見に出す位置薄茶の菓子「万葉」(熱海のお土産で浮島)点前後の飾り付け雪月花棗(土居義峰作)茶杓桜材(角館にて購入)棗の中のお茶は、右上四分の一が削れているのが理想です。(この写真では、左下になります)入子点です...2024.03.09のお稽古(小習)

  • 大学のお稽古(2024.03.07)

    花貝母ユリ・玉之浦椿・寒芍薬(クリスマスローズ)春休み中の大学は静かです。卒業生は式も終わっています。今月の稽古は、あと二回ですが最後まで頑張ります。吸収しようという意欲が、強く伝わってきますので、こちらも力が入ります。在校生も、自分用の稽古道具を揃えて、段々上達する楽しさが出てきたようです。菓子菜の花金団盆略点前の帛紗捌き茶杓を清める。櫂先がどうしても上がってしまいます。「お菓子をどうぞ」しっとりとして美味しい金団でした。大分きれいに点てられるようになりました。お仕舞になります。棗を半月に扱う。なかなか人差し指がうまく伸びません。炉の点前に移ったばかりです。今日は、先輩が着物を持て来て着せてくれました。お陰で良い体験が出来ました。先輩に感謝です。まったくの初心者でしたが、五か月目とは思えない上達振りです...大学のお稽古(2024.03.07)

  • 大学のお稽古(2024.02.29)

    花桃・白卜伴日光(ジッコウ)・胡蝶侘助菓子春野薄茶運び点前見事な薄茶が点ちました。盆略点前をマンツウマンで棗の甲拭き、大きく清めます。茶杓を清める。櫂先が上がらないように気を付けます。まだまだ始めたばかりで、すぐに足が痺れてしまいます。着付け教室に通い始めたSさんは、着物に着替えてお稽古です。洋服とは勝手が違うことを実感しています。取り柄杓の扱いです。お菓子の盛り付けも上手になりました。鏡柄杓帛紗捌きひな祭りに因んだお菓子をと思い、あられを買ったつもりが中身はあられ煎餅でした。春休みも頑張る学生たちから、元気をもらって帰ります。大学のお稽古(2024.02.29)

  • 2024.02.24のお稽古(七事式)

    三連休の中日、今日だけは晴れるとか。風は冷たく気温も上がらないようです。七事式の三友の式・濃茶付花月・四畳半花月をいたしました。三友の式正客より順次花を入れる「花寄」から進めます。正客は真の花入れに差します。白梅・月光青磁耳付次客は行の花入れに昭和侘助高取耳付き三客は草の花入れに昭和侘助瀬戸の鶴首四客は釣り花入れに曙椿瀬戸の舟形釣り花入れ亭主は掛花入れに順に差して、水を注ぎます。白梅・笛吹水仙萩の掛花入れ聞香が終わりました。花寄せ、聞香の後は菓子付き花月で薄茶四服です。亭主が水を注いで終わります。三友の式が終わった後の床です。続いて濃茶付花月、四畳半花月をいたしました。(写真省略)菓子かりんとう饅頭(四万温泉)・蒸羊羹(柳屋)。落雁(積善館)七事式の稽古は、変化に富み遊び心があって楽しめます。少ない花、花...2024.02.24のお稽古(七事式)

  • 大学のお稽古(2024.02.22)

    「弄花香満衣」(ろうかこうまんい)花を摘んで楽しむと香りが衣にしみついていつまでも良い香りがする。の意「月光」「トクサ(木賊、砥草)」寒い雨が降る中、大学のお稽古です。学生が「ブログ用の写真を撮ります。」と言って送られた写真は50枚ありました。一部を紹介します。菓子「鶯餅」炉の点前に移ったばかりです。座る位置、道具の位置をしっかり身に付けます。柄杓の構え、合は畳に垂直に切り止めは膝から握りこぶし一つ分。帛紗捌き鏡柄杓柄杓の持ち方は難しいですが、基本ですので人差し指以外は伸びないように気を付けましょう。四年生の男子も茶道が大好きです。「外隅はここ」と、名称を覚えるだけでも大変です。。高校で経験のある学生は、棚点前で拝見付です。替え茶碗による二服点てにも挑戦します。茶碗から合一つ分の高さからお湯を入れると良い...大学のお稽古(2024.02.22)

  • 成田山新勝寺の茶会に行って来ました

    今日は成田山新勝寺の茶会に行ってまいりました。淡交会千葉県支部の初茶会です。事前に願意と氏名を知らせておき、護摩供養をしていただきます。大本堂重要文化財三重塔濃茶席薄茶席お茶を頂いた後は、本堂で護摩供養をしていただきました。続いて坊入りです。坊にて精進料理をいただきます。手前に有るのは大きな牛蒡の、輪切りを甘煮にしたものです。こんな大きな牛蒡は初めてです。9時に受付をして、濃茶席から坊入りまで、案内に従って移動して来ました。坊の内部。帰りに出世稲荷に参って本堂を見下ろしました。階段がしんどい。帰りは参道でショッピング。鉄砲漬け・奈良漬け・栗蒸羊羹・桜煎餅を購入し、大荷物を持って帰路につきました。成田山新勝寺の茶会に行って来ました

  • 温泉に行って来ました

    14日(水)・15日(木)と一泊二日で四万温泉に行って来ました。二男夫婦がすべて計画を立てて、私たち夫婦に負担なく、ゆっくり温泉を楽しめるようセットしてくれました。元禄七年創業の積善館本館月曜日に降った雪が少し残っていましたが、当日は春の陽気です。本館の廊下本館の玄関の向こうに元禄の湯があります。足湯に入っている人がいます。部屋にある温泉「山荘」にある特別室は、ベッドが二つとベランダ付、半露天風呂が付いた五人部屋でした。ストマを装着している私の夫に配慮した選択でした。実の娘も及ばない二男の伴侶の気遣いです。感謝しかありません。食事会場「佳松亭」にある食事会場は、庭園に囲まれた落ちついた雰囲気の場所です。日本酒「四万の雫」で懐石料理をいただきます。二本目「紅の橋」前菜椀物蟹真薯お造り和牛のステーキは最高でし...温泉に行って来ました

  • 研究会に行って来ました。

    12日(月)に研究会に参加するため、三軒茶屋まで行って来ました。コロナの扱いが五類になったことで、会場は満員でした。課題は、茶通箱・絞り茶巾・三友の式です。講師は、業躰部より藤谷宗等先生です。基本的な所作についての注意を細かくご指導くださいました。お辞儀が深すぎる亭主は客より早く頭をあげない点前中の会話には手をつかない拝見で四つ出しにするのは小間のみ道具を清める時は大きく、茶杓は端を持って長く筒茶碗は取り置きの時、無理に横を持たなくて良い日頃の稽古で先生に言われているようなことが、長い間に自己流になってしまいます。お客様を意識しながらのお点前が大事。基本中の基本を再確認出来た研究会でした。軸・花も訪ねてくれたらもっと良かったかも!研究会に行って来ました。

  • 2024.02.10のお稽古(四カ伝)

    花白玉椿四か伝の菓子金団「咲分け」・道明寺・苺(千葉県産やよいひめ)四カ伝の後、逆勝手の後炭手前をします。唐物(I)・台天目(O)・盆点(K)逆勝手の後炭手前は本勝手とは逆に炭を組みます。羽、蓋初掃き・中掃き・後掃きは、羽を左手で取って右手に渡して常の通り掃く。左手は軽く付きます。炭がはいりました。本勝手の濃茶棚点前です。茶入を清めています。内隅狙いの居前も決まっています。茶入瀬戸の肩付き茶杓淡々斎(写し、かい先が特徴的です。)仕覆望月間道翌朝の白玉椿17日(土)は成田山新勝寺の茶会です。皆さん揃って参加するというので、とても楽しみです。雨、降らないで!2024.02.10のお稽古(四カ伝)

  • 大学のお稽古(2024.02.08)

    月曜日に降った雪もすっかり解けて、晴天が戻ってきました。今日は、試験明けの大学に行って来ました。すでに春休みに入ったそうです。4月の初めの新学期まで休みだそう、コロナ前の先輩たちは、夏休み・冬休み・春休みはサークル活動も休みでした。新しくスタートした学生は、休み中も稽古がしたいと言って来ました。嬉しいかぎりです。4年生も卒業式まで参加します。花蝋梅・昭和侘助炉の運び点前試験で一週間空いてしまいましたが2度目とは思えない点前です。入部したばかりの学生の割稽古と平行して進めます。盆略点前を卒業して、初めて湯柄杓を扱って点前に挑む2年生も経験者の点前に熱い視線をおくります。主菓子は練りきりの鶯でした。「初音」「鶯宿梅」「春告鳥」「鶯笛」などの銘が相応しいでしょう。月曜日の雪景色昭和侘助が寒そうにしています。翌日...大学のお稽古(2024.02.08)

  • 2024.02.03のお稽古(小習)

    立春を明日に控え今日は節分です。外は冷たい風が吹いていますが、茶席は春の装いになりました。短冊「和雪香」画梅の絵軸「一花開天下春」(いっかひらきててんかはるなり)花蝋梅・曙椿花入萩掛花入(陶兵衛造)今日は、頭の体操で逆勝手のけいこです。初炭手前は初級の方なので、本勝手でいたし、その後は濃茶・薄茶共に逆勝手をいたします。逆勝手濃茶点前の点前座主菓子練り切り「鬼」菓子器縁高縁高の扱いがしっかり身についてきました。繰り返しのお稽古の賜物です。外隅狙いに座ります。茶入・薄器ともに蓋は、茶碗と膝の間に置きます。干菓子蕎麦板・くす玉「一茶の宿」(流山市の藤屋製)薄茶の点前座(運び)薄茶棚点前思わず爆笑する場面もあり、良い刺激になりました。2024.02.03のお稽古(小習)

  • 2024.01.27のお稽古(四カ伝)

    花白玉椿・曙椿・蠟梅花入青磁砧四カ伝更好棚にて茶通箱(I)唐物(O)台天目(K)四カ伝の菓子(三種用意するのが決まりです)練り切り(紅梅)・二色団子・苺四カ伝の稽古の後は、長板総飾りの後炭手前です。薄茶干支茶碗に一位の一刀彫の茶杓皆具萩城山釜(金子信彦造)織部の辰絵茶碗に師の自作茶杓玄々斎好みの曙棗薄茶見事に点てられています。薄茶点前です。奈良絵の茶碗(昭山造)薄茶、いただきました。美味しかったです。干菓子蕎麦板・くす玉・生外郎(写真を撮り忘れました)長板の稽古も今日が最後です。来月は極寒の点前を準備します。一か月毎に趣向を変える準備をしようと思っていると、あっという間に一年が過ぎてしまいますね・2024.01.27のお稽古(四カ伝)

  • 関東第一地区の初茶会

    日曜日、五年ぶりに淡交会の地区初茶会に行って来ました。午後の部でしたので、祝膳席から入ります。辻留の点心美味しくいただきました。椀物鶉入り粟麩饅頭・うぐいす菜・短冊人参・へぎ柚子立礼席の干菓子昇竜・千代結(鶴屋八幡製)立礼席は御園棚による点前です。写真は撮影が憚れましたのでありませんが、新年にふさわしい逸品揃いの道具組でした。青年部席先輩達の創作による棚・釜等を使って斬新な席を演出する青年部席は毎年楽しみです。開運堂の真味糖ですが、生でした。初めての食感。その後、濃茶席、薄茶席と入り学校茶道の香煎席にも入ってすべての席を堪能しました。濃茶席・薄茶席共初めて出会えた数々の逸品に、感動と勉強をさせていただきました。幹事の皆様のご苦労に感謝です。初茶会で全席を網羅したのは初めてでした。至福の時を過ごした一日でし...関東第一地区の初茶会

  • 2024.01.13のお稽古(小習)

    花白玉・蝋梅花入唐銅鶴首炭手前を省略しましたので、香合を床に。糸巻香合萩城山釜(金子信彦造)菓子練り切り「老松」長板総飾りの点前座。萩城山釜の皆具(金子信彦造)濃茶を練った茶筅は、引き抜いた後にすぐに茶筅を立てると垂れないで置くことが出来ます。服加減を聞いて、中仕舞をしたところ。飾り火箸は風炉先と敷板の中間に置きましょう。茶入と茶筅は長板の中央です。干菓子塩ちんすこう・和三盆(紅白梅)薄茶辰年干支茶碗(美濃焼藤山釜)棗玄々斎好み曙棗茶杓一位の一刀彫長板総飾りの点前を薄茶、濃茶をその違いを確認しつつ稽古します。午前中は晴れの良い天気でしたが、午後から曇り出したので、大急ぎで帰っていただきました。直後に雨に、夕方には雪が降りだし、急激に冷えてきました。翌日(日曜日)の昼頃、中三の孫が発熱したと連絡がありました...2024.01.13のお稽古(小習)

  • 大学のお稽古(2024.01.11)

    床軸「紅炉i一点の雪」花昭和侘助花入織部耳付今年初めてのお稽古ですので、花びら餅を用意しました。炉の平点前三か月で盆略点前を卒業しました。お祖母様の形見のお着物だそうです。居前もきまっています。薄茶も上手に点てることが出来ました。盆略点前の点前座盆略点前がスムーズに出来るようになりました。足の運びも迷いが無くなりました。。熱心な稽古が実りつつあります。しかし、この後テストがあるためしばらくお休みになります。準備から後片付けまでの流れも身についてきて、当初は何も分からなかった部員たちも学園祭での呈茶を目標に頑張っています。大学のお稽古(2024.01.11)

  • 2024.01.06のお稽古(初稽古)

    明けましておめでとうございます。元旦早々、北陸地方の大災害のニュースでびっくりしました。翌日には羽田空港の大事故です。大変な年明けになってしまいました。今日は初稽古です。例年ですと、懐石料理を作って茶事の準備をして、正午の茶事を稽古します。しかし、今年はお弁当を購入して、お雑煮とお造りを用意をして省エネの稽古茶事です。軸「歩歩是道場」(ほほこれどうじょう)鵬雲斎玄室大宗匠の筆昨年百歳になって尚お元気な大宗匠にあやかって、今年も常に勉強という軸の言葉を実践したいと思います。待合の短冊「千年の翠」画若松床花西王母(せいおうぼ)椿中国神話に出てくる仙女の名。花入魚耳青磁(真)長板総飾りの点前座皆具金襴手初炭手前の後、食事と菓子をいただき中立となる。菓子花びら餅中入り後、重ね茶碗にて濃茶を師が練って全員でいただき...2024.01.06のお稽古(初稽古)

  • 大学の稽古(2023.12.21)

    急に寒くなりました。風も強く、気温の急変に体調も狂いがちです。今年最後の大学の稽古です。年内の稽古はすべて終了になります。菓子茶通(お菓子屋さんは正月の製品づくりで生菓子は無いそう)炉平点前置き合わせは、水指・茶碗・棗の中心を結んで二等辺三角形になるように置きます。きれいに点てることが出来ました。自分でも満足だったようです。拝見の稽古に入りました。棗を出す位置は、炉縁と畳のヘリから薄器の蓋の分を離します。茶杓は、棗の蓋の分を離して中心を揃えて客から見てカタカナの「ト」の字になるように置きます。拝見物を返す時は、亭主が外炉縁いっぱいに座りますので、亭主の中心になるように返します。亭主から見て「ト」の字になるように。盆略点前の先週と今週のお茶です。家で練習をしたそう。大きな泡が減っています。努力は嘘をつきませ...大学の稽古(2023.12.21)

  • 2023.1216のお稽古(四カ伝)

    花山茱萸・白侘助花入唐銅鶴首今年も最後の稽古になりました。あっという間の一年でした。今日は初炭手前の後、四カ伝です。茶通箱(O)和巾点(I)唐物(K)初炭手前今年の干支である「卯」に感謝を込めて卯の香合・蓋置・主菓子を用意しました。三種の菓子雪兎・小倉山・富有柿入子点で点てた薄茶。美味しそうです。何とか元気に、今年も終わる事ができそうです。これもひとえに、お稽古に通って来て下さる皆さんのお陰です。本当に感謝します。2023.1216のお稽古(四カ伝)

  • 大学のお稽古(2023.12.14)

    花イロハ紅葉・寒菊・白侘助花入織部耳付き盆略点前熱心に稽古に臨んでいる成果がでています。高校時代で茶の湯の経験が有りますが、炉での点前は初めてです。基礎が出来ているので、呑み込みは早いです。こんなにきれいに点てました。クリーミーで甘くて、とても美味しかったです。まだ数回しか点てたことが無い学生のお茶です。大分違います。難しいですね。点てた回数が物を言います。盆略点前を終わり、初めて柄杓を扱いました。柄杓の扱いだけでも難しいようです。卒業までの時間は後わずかです。茶道の奥深さを感じてもらえたら、嬉しいのだけど。大学のお稽古(2023.12.14)

  • 2023.12.09のお稽古(小習)

    花イロハモミジ・白侘助今日は四カ伝のお稽古日ですが、お休みの人が多く、小習になりました。主菓子金団「初霜」濃茶棚点前内隅狙い茶入萩の肩付き茶杓又妙斎写し銘「和敬」仕覆江戸和久田金襴薄器老松茶器(一燈好み)蓋置臼型月に兎水指御本二本足の棚は片口水次で大津袋棗の縁を半月に清めて、懐紙で指を拭きます。拝見に出す時は、棗を濃茶器として使用しているので、甲拭きの後帛紗を下に置いて蓋を開け、帛紗を取って棗の縁を清めます。拝見に出す。干菓子煎餅・有平糖入子点老松茶器は平棗扱いで取り、左、右と「りの字」に清める。続き薄茶の菓子白兎白あんを外郎生地で包んだ可愛らしくて美味しいお菓子でした。続き薄茶拝見が終わり、返したところ。ゆく年を惜しんで、ウサギのものを積極的に集めてみました。余談ですが、我が家で植えた覚えのない花が毎年...2023.12.09のお稽古(小習)

  • 大学のお稽古2023.12.07

    少し動くと汗ばむような陽気です。大学のお稽古に行って来ました。お菓子は「薯蕷饅頭」です。柚子の香りが清々しいお菓子でした。盆略点前です。炉のお稽古の学生も居ますので、炉をふさがずに盆略点前をしました。着物が大好きな四年生。地味好きです。(笑)二年生は炉の平点前・盆略点前(二名)です。付きっ切りのの稽古で写真は撮れませんでした。最後に四年生の男子が盆略点前をいたしました。お客様も交代で勤めながら見学です。客振りも難しいです。他人のお点前を見るのも、大事なお稽古です。大学のお稽古2023.12.07

  • 202.12.02のお稽古(小習)

    待合の短冊「山雲海月情」(さんうんかいげつのじょう)画炉辺軸「日日是好日」(にちにちこれこうにち)柳生紹尚筆花赤七五三紅葉・イソギク花入青磁魚耳花入(真)薄板矢筈板もう師走です。あっという間に今年も終わりの月となりました。一年を振り返りつつのお稽古になります。初炭手前羽野雁香合雪兎主菓子山茶花(茶の湯の菓子には相応しくないそうです。)濃茶点前で拝見に出す位置は、外炉縁を中央に。茶入荘の点前座茶入荘の道具の配置。茶入に由緒があるので古帛紗を敷きますが、扱いは片手で扱います。干菓子柚子琥珀・諸越菓子器朱塗り八角盆薯蕷饅頭入子点薄器一燈好「老松茶器」美味しそうに点ちました。寒山拾得の茶碗で。茶巾は茶碗を拭いて、絞り替えてから仕舞います。総飾りとして、水次は省略します。帛紗は、水指が塗蓋の時は蓋の上に飾り残し、共...202.12.02のお稽古(小習)

  • 大学のお稽古2023.11.30

    大学の稽古が始まって三回目の稽古です。準備も手際よく進められるようになりました。花イソギク花入織部焼耳付き盆略点前の点前座着物が大好きな四年生。誰よりも早く来て、準備をしてくれます。回を重ねることに自分のものにしていきます。卒業までのわずかな時間ですが、楽しそうな姿に初心を思い起してくれます。今日は、着物を素敵に着こなして登校したそうです。男子学生の初めての盆略点前です。上手にお茶を点てることができました。ガッツポーズも出て、楽しい雰囲気になります。若い人たちの呑み込みの早さには驚かされます。大学のお稽古2023.11.30

  • 2023.11.18のお稽古(七事式)

    花山茱萸・白侘助・野紺菊花入萩焼掛花入(陶兵衛)茶カブキ之式と壺荘付花月の稽古です。初めに、壺の飾り紐の結び方を練習します。一年に一度の稽古ですので、忘れています。茶カブキ之式掛帛紗はわさを手前にして掛ける。亭主は掛帛紗を畳んだら、茶カブキ盆の向こうの棗を二、三度置き換える。竹田の棗を水指正面に。大折据三枚の上に名乗紙を乗せて正客の前に運び出し、点前道具を運びます。執筆は茶道口に控えて、総礼と同時に一礼して文台を持ち出します。試茶二服の後、本茶の希望があります。執筆は、記録を書き始めます。「茶カフキ之記」と書きます。本茶三服目(白湯)を飲み、茶碗が帰ると仕舞になります。茶名・詰・仕舞の挨拶はありません。盆を回し始めた頃、記録の準備をします。菓子「山路」菓子鉢萩(金子信彦)壺荘付花月八畳で壺の拝見をします。...2023.11.18のお稽古(七事式)

  • 大学のサークル活動が再開した

    12年ほど前に、特別講師として茶の湯の体験学習を依頼されたのをきっかけに、熱心な学生さんと出会いました。大学の授業以外に、4人の学生さんの為に初歩の茶の湯を教えることになりました。三年の活動で、サークルとして認められ、学園祭に呈茶席を持って三年の実績を積んできました。やっと活動が軌道に乗ってきた矢先の「コロナ」による活動休止です。学校は休校となり、部員との連絡も途絶えていたのですが、4年半ぶりに顧問の先生から再開の打診があり、引き受けることになりました。当時の学生は全員卒業していて、何もかも以前のまま放置されていて、新たなスタートとなります。昨日2回目の稽古に行って来ました。準備のしかたから一つずつ指導してまいります。床「紅炉一点雪」盆略点前四年生なので、卒業までの短い時間しか有りませんが、熱心に取り組ん...大学のサークル活動が再開した

  • 日帰りバス旅行

    11月14日(火)昔の仲間たちと日帰りバス旅行に行ってきた。山梨の昇仙峡ー昼食はほうとうーワイナリー見学ー勝沼ハーブ園と巡る旅です。雲一つない秋晴れに恵まれて、ちょっと雪をまとった富士山は、相変わらず美しい。写真は昇仙峡の頂上から撮影したもの。そこには5分の上り坂で、息を切らしている80歳が居た。山梨と言えばほうとう鍋でしょう。観光バス会社が選んだ昼食処は「小作」ワイナリーでは、製造工程を見学してワインを試飲する。何度目かの事なので、サラリとやり過ごして売店で目的のワインを購入する。重くなるので二本だけハーブ園の温室に有った「胡蝶蘭」100本植わっているそう。見事でした。声の大きな、やたらと元気の良いお兄さんがハーブ園を案内してくれたが、化粧品を買わせるのが目的で、時間の無駄使いだった。ウイークデイなのに...日帰りバス旅行

  • 2023.11.11のお稽古(四カ伝)

    一気に冬が到来しました。常であれば、皆さんが見えてから下火をおこすのですが、急に寒くなったので早めに釜を掛けて待ちました。四か伝ですので、三種の菓子を縁高に用意します。菓子薯蕷饅頭(松茸)・亥の子餅・次郎柿四か伝五角盆にて盆点(I)・和巾点(O)ここで、たっぷりと入れた炭が燃え尽きそうになり、後炭手前をしてもらいます。茶通箱(K)大津袋の点前座濃茶器に棗を使用しているので、棚上の薄器には棗以外のものを乗せます。干菓子麩焼き煎餅(式亭)・州浜の吹き寄せ(京都伊藤軒)菓子器梅花盆(吹き寄せにふさわしい干菓子器を選んで欲しいものです。)水屋で道具を選ぶ時は、自身が亭主になったつもりで組み合わせを考えて、おもてなしをするように常に言っているのですが、不十分な道具では無理ですかね。特に季節が合わないのは要注意です。...2023.11.11のお稽古(四カ伝)

  • 2023.11.04のお稽古(小習) 炉開

    待合の短冊「開門落葉多」(かいもんらくようおおし)風炉から炉へ、諸道具の入れ替えを済ませて、炉開きを迎えました。軸「関南北東西活路通」福代洋道筆花芒・藤袴・ツワブキ花入唐銅鶴首(真)薄板矢筈板(真)初炭手前釜万代屋釜炭斗瓢羽野雁香合織部焼ハジキ初炭の後、恒例の「粟善哉」を用意しました。自家製浅漬けと次郎柿を添えて。濃茶運び点前茶入備前緋襷(伊部)の肩付き茶杓玄々斎(写し)銘「和敬」仕覆苺裂緞子開炉の道具組では、三部(瓢・織部・伊部)を取り合わせることが多いようですが、決まりでは無いようです。薄茶の干菓子吹き寄せ菓子器箕焚火絵干し柿練り切り(米屋製)薄茶運び点前の点前座水指瀬戸の一重口茶碗喜寿祝茶碗茶杓春慶塗り茶杓薄器住吉蒔絵の面根来中次薄茶棚点前(替え茶碗付)炉に切り替わったばかりなので、濃茶・薄茶共に平...2023.11.04のお稽古(小習)炉開

  • 2023.10.21のお稽古

    花紫式部・コスモス・風船カズラ・藤袴・ナナカマドついに自宅の花は何も無くなり、ご近所の駐車場に咲く花をいただいてきました。茶花に使うと言ったら、こっちに藤袴もあるわよ、とたくさん切らせて下さいました。先月に続き、茶カブキ之式をいたします。点前・執筆・正客・詰めの役を交代します。皆が経験できるように来月もいたします。名乗り紙の作り方、記録紙の書き方、大折据の扱い方等も経験しないといけません。結び帛紗付花月の点前座富士釜・唐銅道安風炉。宗旦好み丸卓・萩の水指。茶碗(稲穂に雀)・苫屋棗平花月は基本なので、行います。続いて、結び帛紗付花月です。亭主が結び帛紗を用意しますので、客は帛紗を腰に付けません。19日(木)には研究会に行って来ました。講師は泉本宗悠先生です。課目は、炉の初炭手前と包帛紗・壺荘付花月でした。瓢...2023.10.21のお稽古

  • 2023.10.14のお稽古(四カ伝)

    花萱木槿秋海棠いよいよ我が家の花は無くなってきました。四か伝の稽古台天目(I)盆点(O)和巾点(K)縁高に三種の菓子饅頭(塩瀬)・栗金団(叶匠寿庵)・刀根柿四か伝の後、大板で後炭手前の稽古です。釜を下ろす。風炉先を外した位置まで釜をひきます。香合は蓋置を置く位置かも?しらべます。ありゃりゃ、羽は火箸の左側ですね。水を注ぎます。釜を清めて蒸気を立てます。大板の濃茶点前席入り前の点前座拝見に出します。その後に、柄杓を大板の左に縦に置き、蓋置を柄杓の右手前に置きます。薄茶の干菓子は、花七宝・豆板でした。2023.10.14のお稽古(四カ伝)

  • 2023.10.07のお稽古(七事式)

    待合の短冊天高気清(てんたかくききよし)花白水引・白萩・秋海棠・木槿・桔梗花入宗全籠七事式の茶カブキ之式鎌倉・室町時代に流行した「闘茶」が源となり、茶人としての味覚修練のために、七次式の一つとして定められました。偈頌「千古千今裁断舌頭始可知真味」(いにしえにいまにぜっとうをせつだんしてはじめてしんみをしるべし」三種の濃茶を飲み比べ、茶師を当ます。亭主・客四人・執筆の六人で行います。試み茶二服を喫み、味を記憶して、「伏茶」を加えた本茶三服の中から二服を喫み、茶師を当てます。三服目はお湯を所望することも可能です。大折据三枚の上に名乗紙を四人分準備します。点前の試み茶を下ろして、奥の本茶を入れ替えして客に分からないようにします。棗の中のお茶は、きっちり同量を計って入れておきます。亭主は、濃茶四服と白湯を勧めます...2023.10.07のお稽古(七事式)

  • 2023.09.23のお稽古(小習)

    花木槿・矢筈薄・唐糸草花入備前焼筒花入(般若心経の彫り)今日は花月の稽古の予定でしたが、欠席の人が出ましたので急遽来月の稽古である中置で小習に変更となりました。秋風を感じるようになると、風炉・釜を客に近づけて畳の中央に据える点前です。今日は大板の中置です。初炭手前では、風炉の正面に羽と香合を飾っておきます。(写真を撮り忘れました)炭が入った後は、濃茶と薄茶点前です。お彼岸なのでお萩をを用意しました。貴人点濃茶点前です。仕覆は建水の前に左手で置きます。建水は膝線まで進めましょう。茶入れ、茶杓は仕覆に乗せて拝見に出します。薄茶は帛紗に乗せて。拝見物を返す時は常の通りです。干菓子ふのやき(末富)・琥珀物語(仙台市九重本舗)生どら焼き(山形県桑名園)薄茶点前の点前座。替え茶碗でニ服点ててもらいました。薄茶では、拝...2023.09.23のお稽古(小習)

  • 2023.09.09のお稽古(四か伝)

    9月9日は重陽の節句、菊の節句とも言います。四か伝の稽古は唐物(I)・台天目(O)・盆点(K)です。花木槿・秋海棠花入竹花秋海棠花入萩(陶兵衛)菓子練り切り(秋の声)・水羊羹・リンゴを縁高に。後炭手前の後、小習をします。茶筅荘の点前座茶碗、茶入れ、茶杓以外の道具(水指・蓋置・建水等)に由緒があるような場合は薄茶点前になります。棗夕顔蒔絵大棗貴人清次濃茶点前拝見物を出す。長緒・入子点をしました。猛暑の間は、着物を着るだけで汗だくになってしまうので、稽古着で済ましていましたが、楽をしてばかりいるとつい流されてしまいそうで、ちょっと涼しくなったので、着物に着替えて皆さんを迎えます。2023.09.09のお稽古(四か伝)

  • 2023.09.02のお稽古(小習)

    床「一葉落知天下秋」(いちようおちててんかのあきをしる)足立泰道老師筆花木賊・木槿・秋海棠花芙蓉初炭手前羽(は)釻(かん)箸(ばし)香合(こうごう)釜の蓋(かまのふた)……歌にして手順を覚えます。風炉(唐銅面取)、釜(富士釜)、炭斗(淡々斎好写清風籠)、羽(縞梟)香合蛤香合芒に月主菓子着(被)綿(きせわた)重陽の節句(9月9日)に、菊の花に綿を被せて露や香りを写し取り、その綿で身を拭うと長寿を保つという中国の故事に因んだ銘の菓子です。長緒の点前座棚宗旦好写丸卓水指御本薄器鵬雲斎好写菊桐棗茶入瀬戸の内海(だいかい)仕覆永観堂内海(だいかい)の茶入れは、平棗の扱いと同様です。内海の胴拭き回し出し干菓子薄氷(浴衣)五郎丸製・琥珀(ラムネ・ユズ)鶴屋光信製貴人清次薄茶点前(自作の稽古着で)初挑戦です。麩饅頭流し点...2023.09.02のお稽古(小習)

  • 2023.08.19のお稽古(茶箱)

    花尾花・竜胆・キバナコスモス・木槿・エノコログサ花入末広籠今日は茶箱の最後です。(I)花・色紙(O)和敬・月(K)雪・花・色紙(Y)月・花振り出し(織部)菓子青エンドウ・鳴門金時振り出し(志野焼)菓子金平糖振り出し(瓢箪)菓子濡れ甘納豆振り出し(四季花七宝)菓子ヨーグルトレーズン月点前で拝見に出して、建水を引いたところ。月点前で拝見物が戻り、茶筅、茶巾を仕舞い、茶杓を仕覆に納めたところ。順次仕舞っていきます。花点前で、箱の蓋の上に仮置きした古帛紗を使って茶を出したところ。雪点前で、拝見物を取り込んだところ。最後に茶箱付き花月をしました。卯の花点前で花月をします。帛紗はつけません。札は、敷板の右下角に置きます。拝見はありません。熱中症警戒アラートが出ている中、通って下さり感謝です。2023.08.19のお稽古(茶箱)

  • 2023.08.12のお稽古(茶箱)

    花縞葦・宗旦木槿・松本仙翁・桔梗・下野今日も茶箱の稽古を二か所でします。六種類の点前を必ず稽古します。一年に一回の稽古ですが、違いを整理できると理解しやすいと思います。色紙点前点前座。色紙を散らしたように並べます。拝見に出したところ。拝見に出した後の点前座。Iさん月・和敬・雪Hさん色紙・花Yさん雪・色紙茶箱のお茶は薄茶なので、最後に濃茶を四人分練ってみます。日頃は、一人分の濃茶しか練らないので、四・五人分の濃茶はなかなか上手に練れません。濃茶を照り良く、滑らかに、冷めることなく練るのは難しそうです。今日は稽古の後、夕方に来る孫夫婦と近くに住む孫を迎えます。夏休みに実家に帰った帰りに、寄ってくれると言う。夕食を済ませて、抹茶のリクエスト。日本酒が飲めるようになったと聞いて、夫は大喜びして酒をすすめる。帰りに...2023.08.12のお稽古(茶箱)

  • 2023.08.05のお稽古(茶箱)

    待合短冊清風竹の絵花秋海棠・唐糸草今日も、外は沸騰しています。冷房をしっかり利かせて準備しますが、出てくる言葉は「暑い」の一言。今月は、夏休みも無く、茶箱の稽古です。卯の花点前茶箱桑木地棗独楽塗(茶筅筒共)練り切り朝顔織部の振り出し(茶巾筒共)古帛紗は、離さずに引いてきて古帛紗ごと手に取り茶碗のみ回して頂く。和敬点前月点前茶箱点前は六種類卯の花。和敬・色紙・雪・月・花点前があります。二か所に準備しましたので、やはり暑いです。2023.08.05のお稽古(茶箱)

  • 2023.07.29のお稽古(花月)

    花矢筈薄・宗旦木槿・秋海棠・唐糸草・下野花入宗全籠茶通箱付花月・貴人清次花月・菓子付花月をします。先月と同じ課目ですが、確認のために再度の稽古です。茶通箱付花月菓子抹茶うば玉(京都井津美屋)菓子器義山木の葉貴人清次花月菓子白桃半月(鎌倉五郎丸)菓子器竹細工菓子付花月菓子二人静(両口屋是清)菓子器梅花盆菓子付きは、茶巾で折据を回して折据を留め置くと同時に「月・花」と名乗り、月は菓子を頂き、亭主は茶を出して「松」と言います。昼食後に「陸の宝珠」(源吉兆庵)を焼き締めの菓子器で。熱中症警報が出されている中、良く通って来て下さいます。感謝です。2023.07.29のお稽古(花月)

  • 2023.07.22のお稽古

    花矢筈薄・雁皮・河原撫子・木槿・唐糸草後炭手前の後、全員が名水点の稽古をする。この時期しか出来ない葉蓋の稽古も全員で。梶の葉が無いので、秋海棠の葉で代用します。合わせて洗い茶巾の稽古も。琉球塗の平棗と茶杓楽の馬盥茶碗酷暑の点前は年に一回なので、忘れてしまいます。何年も繰り返すことで身に付きます。2023.07.22のお稽古

  • 2023.07.15のお稽古はお休みしました。

    7月12日から15日まで、九州に住む妹の元に「博多祇園山笠」の見物に夫婦で行って来ました。中州は祭り一色になるという姪の前説があったが、正しくその通りでした。「博多座」近くのホテルが取れたので、そこを拠点に4日間を過ごすことが出来たのは、ラッキーでした。1日から準備をして、12日は「追い山ならし」文字通り15日の「追い山笠」のリハーサルです。ホテルに荷物を預けて、中州川端通からコースの下見にでかける。川端通に飾られた飾り山笠です。電気が普及する以前は、15・6mの飾り山笠を曳いていたそうで、現在は「引き山笠」と分けたということです。櫛田神社13日は、朝から柳川の川下りと鰻のセイロ蒸を賞味する。帰って来てから「集団山見せ」この日に限り、地名士が台上がりを務める。八台の山笠が勢揃いして、人形師などの紹介がある...2023.07.15のお稽古はお休みしました。

  • 2023.07.08のお稽古(四か伝)

    花矢筈薄・半夏生・木槿・桔梗・雁皮花入宗全籠初炭手前(K)風炉眉風炉釜筒釜(敬典)炭斗蛍籠羽姉羽鶴香合琉球塗、ハイビスカス蒔絵菓子京のおまんじゅう「八重」(俵屋吉富)練り切り「七夕」(松江市三栄堂)水蜜桃茶通箱(I)唐物(O)台天目(K)四か伝の後、小習です。夏の点前が稽古出来るのは、今月だけです。名水点熊野(ゆや)の清水千葉県長生郡長南町の湧水で、日本の名水百選に選ばれているようです。総礼の後、名水の所望をします。亭主は、道具を清めて茶巾を釣瓶の蓋の左に乗せて、蓋を開け水を差し上げます。(茶巾摺を消してって、無いんですね?)打ち物・糖玉京里の味「志ば味噌」(俵屋吉富)干琥珀「氷室の露」(俵屋吉富)菓子器ヘギ目八角(これは炉用ですね)木地釣瓶の水指で洗い茶巾の点前(I)拝見を請われて、柄杓・蓋置を飾ります...2023.07.08のお稽古(四か伝)

  • 2023.07.01のお稽古

    待合の短冊蝉の画「枝上一蝉吟」(しじょうにいっせんぎんず)花宗旦木槿花入高取耳付今日は花月の稽古です。私も参加しての稽古で、写真を撮り忘れました。茶通箱付花月菓子「水無月」(喜多家)貴人清次花月菓子カステラ(文明堂)休憩メロン菓子付花月菓子出雲銘菓「薄小倉」花月は種類も多く、何度稽古しても「あれっ!」の繰り返しです。正に、「花月百騎朧月」のとおり何度も稽古を重ねることが肝心です。2023.07.01のお稽古

  • 2023.06.17のお稽古(四カ伝)

    花矢筈薄・水引・沙羅・雁皮・桔梗花入末広籠四カ伝なので三種の菓子を縁高に薯蕷饅頭(塩瀬)・羊羹(四片、鶴屋吉信)入子点です。入子点は拝見と水次は省略します。四か伝は、和巾点、茶通箱、唐物と小習を。先週は、突然の入院で稽古は休ませてもらいました。2023.06.17のお稽古(四カ伝)

  • ブログが書けなかった訳は

    なぜ、ブログが書けなかったか?鬼の攪乱と誰もが言います。3日の稽古の後、夕方から熱が出始め、翌日曜日は腹痛と下痢に苦しむ。5日月曜日に息子に頼んで病院へ。血液検査とCT検査の結果、腸炎と判明。そのまま入院となりました。食べ過ぎ・疲労・ストレス・と原因は様々ですが最後に加齢と言われて、妙に納得する。リンゲル液と抗生剤点滴をして、四日間の絶食と重湯から全粥までの四日間を経て、12日月曜日に無事退院しました。無理は禁物と、改めて思い知らされました。ブログが書けなかった訳は

  • 2023.06.03のお稽古(小習)

    花クガイソウ・山紫陽花・沙羅花入竹鶴首軸滝(前大徳寺柳生紹尚筆)待合蝸牛「山翠添新雨」さんすいしんうをそう菓子軽羹(霧島市九面屋)濃茶運び点前釜筒釜(敬典)風炉眉風炉水指染付祥瑞茶入れ萩肩付き茶杓六閑斎(写し)仕覆江戸和久田金襴残りの花を掛花入れに露草・美央柳・沙羅花入れ鮎籠小習は、初炭手前・流し点て・茶碗荘・貴人点薄茶・濃茶棚点前・薄茶運び点前・濃茶運び点前を稽古しました。2023.06.03のお稽古(小習)

  • 鹿児島に行って来ました

    5月30日~6月1日まで旅行に行く。最後に旅行に行ったのは何時だっただろう。コロナの前に、夫の大手術があり、出かけることが出来ない日々が続きました。この度、私の傘寿の祝いと、母の日・父の日の記念でしょうか、二男夫婦が鹿児島旅行に招待してくれました。全ての手配を息子の連れ合いが準備し、現地ではレンタカーでの案内を企画するという、行き届いた内容でした。池田湖から開聞岳を望む初日は、知覧・池田湖・枕崎漁港をめぐります。城山公園から桜島(噴煙は見えず)仙巖園二日目は市内観光で、城山公園から鹿児島市の全貌と桜島を眺める。西郷隆盛の銅像と立てこもったされる洞穴を見て、島津家旧別邸・仙巌園に。天文館通りで、レトロな喫茶店に入り、ランチを頂く。鹿児島の土産物は、この天文館通りでほとんど手に入る。午後は、美術館で、西郷さん...鹿児島に行って来ました

  • 2023.05.20のお稽古(軸荘付花月)

    花虎の尾・京鹿の子・山紫陽花花入萩瓢掛花入前日の19日は私の80歳の誕生日だったので、花束が五つも届き、置く場所が無くて、床を占拠してしまいました。この日は午後からの稽古です。花束を脇に寄せて、軸荘の稽古です。軸を、二つ折りした帛紗の上に乗せて床の中央に荘り客を迎える。亭主が迎えつけに出ると、客は「お軸をお荘りでございますが、お差し支えなければ拝見いたしたく存じます。」と所望する。亭主は、白菊扇を腰に差し軸を掛けに出る。帛紗は懐中して、作法通りにすすめる。掛けられた軸を客は順番に拝見する。拝見が終わると、「お軸のお読み上げを」と軸について尋ねる。「なにとぞお巻き上げをお願いいたします。」と挨拶する。全員が軸荘のけいこをしてから、軸荘付花月をする。床中央に飾る干菓子薄氷(季節限定の菖蒲)・栗落雁八畳で折据を...2023.05.20のお稽古(軸荘付花月)

  • 2023.05.13のお稽古(四カ伝)

    待合の短冊「薫風」菖蒲花カーネーション・大紫露草・小葉のズイナ・山紫陽花・山法師母の日に因んで、カーネーションを加えてみました。少ない花材の中から、上手に選んでくれました。花屋さんによると今年は一か月早く咲いてしまって、夏の花しか無いそうです。四カ伝盆点(I)、和巾点(H)の後、後炭手前です。風炉中拝見の後、水次を右手で持って釜の正面に。今日はお二人のお客様を迎えて、続き薄茶でおもてなしです。主菓子「感謝の華」(鶴屋吉信)干菓子「薄氷菖蒲」(五郎丸屋)・「栗落雁」(小布施堂)お客様を迎えてのお点前は緊張すると言いつつ、見事な亭主振りでした。お客様も久しぶりの濃茶・薄茶を堪能して下さったそうです。こんなお稽古もたまには刺激になります。最後に、Yさんによる濃茶棚点前・薄茶棚点前です。薄茶を四服点ててもらいまし...2023.05.13のお稽古(四カ伝)

  • 2023.05.06のお稽古(初風炉)

    花芍薬花入高取耳付き床「日日是好日」柳生紹尚筆暖かい連休の間、炉の灰と炭・諸道具の入れ替えを済まします。初風炉の準備が終わった頃には、右手に痛みが生じていました。歳には勝てません。土曜日の稽古日は夏日とか、汗ばみながらの稽古となりました。一転して日曜日は肌寒い雨が終日降り続きます。体調管理が難しい。初風炉の稽古は、初炭及び濃茶・薄茶の平点前です。初炭手前の準備羽・鐶・箸・香合・釜の蓋と定位置に下ろす。初炭は炭手前デビュウーのYさん。主菓子端午外郎(山口県御堀堂)干菓子干し柿・諸越菓子器杉木地透かし瓢角盆濃茶点前(H・I・Yさん)槍のさや建水に驛鈴の蓋置を使用して、扱いを稽古します。平点前は中仕舞が約束です。薄茶は二服点なので中仕舞はいたしません。前日に求めた芍薬は蕾だったのに開いてしまいました。2023.05.06のお稽古(初風炉)

  • 2023.04.22のお稽古(七事式)

    花紫蘭花入萩今日は五事式の稽古です。五事式とは、七事式の中の「廻り炭の式」「廻り花の式」「且座の式」「花月の式」「一二三の式」を連続して行うものです。今日は五事式を茶事の形式で行います。事前に亭主(I)、正客(O)、次客(K)、三客(Y)、四客(師)を決めて初入りをします。「廻り炭」炭台に通常の倍の丸管・割管・丸ギッチョ・割ギッチョと止め炭・胴炭・枝炭を組みます。火箸・羽・香合に練香を二つ入れて乗せます。鐶は胴炭に立てかけます。巴半田、筋半田、灰器、紙釜敷を用意します。亭主が出来るだけ多く入れた炭を正客が上げています。亭主はほとんどの炭を入れました。この炭を、入れた順の逆に上げて行き、改めて正客は炭を入れます。次客、三客、四客と繰り返しますが入れ方は前の人と同じにならないように、個性が出るように工夫します...2023.04.22のお稽古(七事式)

  • 2023.04.15のお稽古(四か伝)

    用意した花材からOさんが入れました。花入れとの映りも良い具合です。小手鞠を加えて春らしくしてみました。茶花は、もう一枝加えたいと思うくらいが丁度良いと言われていますが、炉の季節も終わりに近いこの時期はこんな感じもいかがかと。今日は四か伝の稽古から始めます。炭手前は省略です。以前、ゼミで「茶事の炭は、前日に洗うのが良い」と言われていたのを思い出し、最近は洗浄済の炭を前日に水に浸して使用しています。稽古の途中に炭を足す回数が少なくなりました。四か伝台天目(I)盆点(O)和巾(K)菓子山田饅頭・春ういろう・キウイ縁高に二人分の菓子を入れ、黒文字を二本乗せます・手前を少し長くします。四か伝の後、小習をします。薄器は「老松」の扱いを稽古します。老松茶器……表千家六代原叟宗左が山崎妙喜庵の袖摺松の枝で好みに作ったのが...2023.04.15のお稽古(四か伝)

  • 2023.04.08のお稽古(小習)

    待合の短冊「軽燕受風斜」(けいえんかぜをうけてななめなり)三月の釣釜が終わり、2週間お休みでした。その間に桜は満開を迎え、散ってしまいました。夏日を観測したかと思うと、寒の戻りがあったり春雷に見舞われたり。体調を崩す人も多いようです。花射干(しゃが)花入唐銅の鶴首薄板矢筈板少ない花の中からKさんが選んだのがこれです。残った花を稽古が終わってから掛花入れに入れてみました。小手鞠・春壽菊・山吹草・卯の花・蔓日日草・立浪草茶花は陽気に誘われたようで、一斉に咲き始め春雷で散っていきます。今月は透き木釜です。気候が温暖になって、炉中の炭がみえるのが少々暑くなった頃の短期間におこないます。桜紋透き木釜(木村宗哉)透き木宗旦好み桐材。他に利休好みは朴、竺叟好みは桜、圓能斎好みは梅となっています。初炭手前(O)香合周茂叔...2023.04.08のお稽古(小習)

  • 2023.03.18のお稽古(四カ伝)

    花木瓜・黒椿・日光(卜伴白)花入高取耳付数日続いたポカポカ陽気に、花が開ききってしまいました。来週は稽古が無いので、四月になったら使える花が無くなるのではと心配です。今日は、四カ伝の唐物と盆点の後に後炭手前です。寒の戻りとか、冷たい雨のなかのお稽古です。後炭手前の炭斗匙香の入った灰器を置く。羽・香・釜の蓋・鐶かけ(の代わりに小上げ)・釜敷・釜下ろし。弦を持ったまま水指正面まで行き、弦をはずします。釜を引いたら戻って、初履きの前に大上げをします。炭をつぐのは常のとおり。炭をつぎ終わって、水次を取りにさがる。三種の菓子を縁高に道明寺・栗羊羹・苺薄茶棚点前で拝見に出したところ。桜樺細工の中次と春慶塗の茶杓。続き薄茶の道具が拝見から戻ったところ。釣釜のお稽古も今日で終わりです。注意されたところは、「来年は気を付け...2023.03.18のお稽古(四カ伝)

  • 2023.03.11のお稽古(小習)

    花月光椿・鶯神楽花入美濃焼手付花入花貝母百合・玉の浦椿花入萩焼瓢掛花入椿の花が一斉に咲き、毎日ぼたぼたと落ちた花を拾っています。今日は二人のみの稽古です。炭手前を省略しますので、花を入れてもらいました。曙椿・胡蝶侘助も用意しましたが、すべてを使わないことが大事です。茶花は「ちょっと足りないかな?」と思うくらいがちょうど良いと言います。菓子「円山の桜」亀屋良長製干菓子山田屋饅頭・花七宝です。(写真省略)濃茶茶入れ荘茶入れに由緒がある場合の点前です。薄茶流し点一客一亭とも言います。ごく親しい友人などを招いて、向き合って行い、亭主も相伴する点前です。2023.03.11のお稽古(小習)

  • 2023.03.04のお稽古(小習)

    待合の短冊「桃花千歳春」(とうかせんざいのはる)床「一花開天下春」(いっかひらきててんかはるなり)福本積應筆画桜花貝母ユリ・寒芍薬(クリスマスローズ)花入青磁鶴首月が変わって、掛け軸、短冊が変わりました。炉中も五徳を除いて釣釜になります。湯が沸くにつれて、釜がゆっくりと揺れる様は春風を感じさせてくれます。釣り釜の初炭手前をして、小習をいたします。主菓子練り切り「花桃」干菓子「花七宝」・「みすず飴」釣釜にて長緒点前釜雲龍窯棚吉野棚水指御本茶入内海(だいかい)茶杓鵬雲斎(写し)仕覆永観堂(写し)薄茶点前座薄器桜樺細工の中次茶杓桜材角館を旅した折に求めたもの貴人清次薄茶点前雪月花棗蓋に「雪・月」蓋裏に「花」茶杓荘の飾りつけ茶杓荘で拝見に出したところ茶入萩の肩付き仕覆伊予簾昼頃にはうっすらと汗ばむような陽気の中で...2023.03.04のお稽古(小習)

  • 2023.02.25のお稽古)(大炉)

    息子ばかりの我が家では、雛祭りとは縁遠くて淋しいと思い、ずいぶん前に自分用に求めた内裏雛です。有田焼です。花山茱萸(さんしゅゆ)・月光(卜伴)花入美濃焼旅枕山茱萸の木は、宮崎県民謡の「稗つき節」に出てくる木だと思っていましたら、違っていました。宮崎県では山椒(さんしょう)の事を(さんしゅう)と言うそうです。てっきり、「庭のさんしゅうの木に鳴るう鈴掛けてヨ……」だとばかり。思い込みって怖いです。今回は大炉の稽古です。大炉は、裏千家十一代玄々斎により北国の囲炉裏から創案されたそうで、裏千家独特のものです。我が家には大炉は切っていないので、大炉モドキで初炭手前・濃茶・後炭手前・薄茶・続き薄茶をけいこしました。炉の逆勝手が基本ですが、居前は炉壇の内隅狙い・蓋置に柄杓を引く手は左手で・湯水を建水に捨てる手は左右交互...2023.02.25のお稽古)(大炉)

  • 2023.02.18のお稽古(四カ伝)

    花白梅・曙椿花入萩瓢掛花入庭の白梅が開き始めて、毎日窓を開けるのが楽しみです。今日は四カ伝の稽古です。茶通箱・逆勝手薄茶点前(I)台天目・逆勝手薄茶点前(K)四カ伝ですので、三種の菓子を縁高に。練り切り(梅の香)・草大福・リンゴ干菓子ゆきげ杏・つじりの月逆勝手では、建水を持って入る時は右手に、帰る時は左手になります。拝見に出したところ。(左右が逆になります)拝見ものが戻ったところ。(打ち返し無し)逆勝手の点前では、左右が逆になるので亭主の脳はフル回転しています。年に一回のお稽古ですが、繰り返しが実を結んでいます。脳トレと思って楽しんでいるようです。2023.02.18のお稽古(四カ伝)

  • 研究会に行って来ました

    13日(月)、今日は朝から雨。一日中降るという予報の中、中野サンプラザでの研究会に行きました。オンラインでの受講も可能ですが、やはり画像で映される範囲には限界があります。講師は、金沢から奈良宗久先生が来て下さいました。課目は、長板総飾りの初炭手前・濃茶点前・薄茶点前でした。基本を丁寧に指導して下さりながら、台子の歴史や皆具が陶器になった経緯などのお話を、美声でなさる姿に感動しました。12時に家を出て、帰宅したのは6時半でした。流石に疲れましたが、出来るだけ楽な方へ流れないように、エイッヤと出かけるようにしています。研究会に行って来ました

  • 2023.02.11のお稽古(逆勝手)

    二月の待合白梅に「和雪香」の短冊「梅花和雪香」(ばいかゆきにわしてかんばし)から。花白梅・曙椿花入萩焼瓢掛花入逆勝手の初炭手前炭斗の炭は左右逆に組みます。釜敷きは風炉の時と同じように、輪さを外にして懐中します。炉に炭を入れるのは、本勝手と同様です。薄茶逆勝手は絞り茶巾で。点前座淡々斎好みの「梅月棗」の写し。萩焼「立鶴」の筒茶碗。茶杓は春慶塗。柄杓は左手で蓋置に引きます。自分の居前と平行になるように引きます。(本勝手も同様)茶筅を茶碗に預けて、温めている間に茶巾を畳みます。極寒ならではの配慮ですね。棚の上の蓋置は、右手前が正解です。拝見に出したところ。逆勝手の濃茶棚点前。茶入れの蓋は、茶碗と膝の間に置きます。写真を撮っていると、点前の指導がおろそかになってしまいます。(´;ω;`)初心者のYさんは、本勝手で...2023.02.11のお稽古(逆勝手)

  • 2023.02.04のお稽古(休み)

    今日は稽古は休みなので、正月の道具を仕舞い二月の道具の準備をします。来週は人数が少ないので、箱から出した道具をしまいました。道具の出し入れを稽古しようと思います。二月は大炉・絞り茶巾の稽古をします。極寒の季節に、暖かさをより求めようという気づかいです。先週の大橋茶寮の茶会のお軸が読めなかったのですが、コメントを頂きました。「松高白鶴眠」(まつたかくはくつるねむる)と読むそうです。李白の詩の一節です。お茶会から帰ったら、「疑問に思ったことはすぐ調べるように」と大橋先生から言われていたのに…コメント、有難うございました。_(._.)_2023.02.04のお稽古(休み)

  • 2023.01.28のお稽古(四カ伝)

    四カ伝和巾点及び薄茶貴人点(I)唐物及び茶碗荘(K)干菓子亀井堂のお好みせんべい・京都若菜屋の栗甘納豆薄茶棚点前(Y)山雲棚・御本の水指・奈良絵の茶碗・曙棗(玄々斎好みの写し)・茶杓(銘若駒)諸道具を清めます。しっかり内隅をんを狙って座れています。拝見が終わって戻ってきました。亭主の正面に戻されています。亭主の体格によって戻す位置は変わります。四カ伝の菓子は縁高に、浮島「舞の華」(源吉兆庵)・栗羊羹(小布施堂)・キウイフルーツを用意しました。2023.01.29(日)大橋茶寮の茶会に行って来ました。久しぶりに行きましたが、周りの景色がすっかり変わっていて驚きました。しかし茶寮はそのまま、ビルの谷間にオアシスの如く佇んでおりました。露地濃茶席の待合11名の方が同席しました。手あぶり。かなり時代のもの、灰型が...2023.01.28のお稽古(四カ伝)

  • 2023.01.21のお稽古(小習)

    待合の短冊「千年の翠」松の画花水仙花入唐銅の鶴首薄板矢筈板初めに濃茶棚点前(Y)先月最後の稽古から大分時間が経っていますので、すっかり忘れてると言っていましたがそんな事はありません。二年目ですから、茶名を持っている先輩とは比べものにはなりませんが、確実に進歩しています。(笑)次に後炭手前をします。(I)胴炭が残っている時は、火のついている方を下にしてそのまま使います。初炭とは左右逆に入れます。輪胴は香合台に仮置きして、止め炭の代わりに最後にいれます。ご名炭でした。次に茶入荘です。(K)荘付けてから稽古の挨拶をします。茶碗が戻ったところ、茶碗はもう少し手前ですね。干菓子亀井堂のお好みせんべい・京都若菜屋の黒豆しぼり入子点(I)で点てた薄茶(高麗茶碗)続けて替え茶碗(奈良絵)で点ててもらいます。Yさんは濃茶棚...2023.01.21のお稽古(小習)

  • 初釜にこぎつけた

    後座の床花若松蝋梅昭和侘助花入竹一重切「福寿」橋本紹尚在判12月21日にコロナを発症したため年末は静かに在宅で過ごす。元日には孫たちのために、取り寄せた生ズワイ蟹でカニ鍋を用意する。息子が手作りしたローストビーフが加わり、今月24歳になる女子と中2の男子は「こんな美味しい蟹は初めて!」と嬉しいことを言ってくれる。しかし、コロナの後遺症なのか何となく毎朝”だるさ”があって、初釜の準備に取り掛かれない。どうしよう、今年は中止しようかしらとか逡巡しながら数日が過ぎました。が、一度止めたら続けられないかも、と思い直してようややく14日の初釜に漕ぎ着けたという訳です。床「歩歩是道場」(ほほこれどうじょう)鵬雲斎大宗匠筆正午の茶事を稽古します。水屋は毎年、息子が手伝ってくれます。初炭の後、懐石料理を出します。料理の写...初釜にこぎつけた

  • 2022.12.17のお稽古(七事式)

    花ドウダンツツジ・白玉椿花入笠間焼蹲る且座の式から始まります。次客が花を入れ、三客が炭を次ぎ、正客は香を焚きます。亭主は四人分の濃茶を練り、半東は亭主の薄茶を点てます。濃茶の後に菓子を持ち出しますが、この菓子はいただかないので「睨み菓子」とか、置いたまま退席するので「捨て菓子」などと言います。平花月が終わった後の飾りつけです。山雲棚・瀬戸の一重口水指・鳳凰蒔絵平棗・唐銅一閑人の蓋置七種蓋置の一つ、一閑人です。編み笠を被った人が井戸をのぞき込んでいます。釜の蓋を置くときは、人を釜の方に向けて倒します。(角度が違います。90度右に回転させます。)昼の休憩時間に新人さんは濃茶の棚点前をけいこします。午後は四畳半花月で今年の稽古は終わりです。皆さま良いお年をお迎えください。2022.12.17のお稽古(七事式)

  • 2022.12.10のお稽古(小習)

    花磯菊・白玉椿花入竹一重切(裏に福寿の直書きがあります。)花入れが、丸香台の中心からずれていました。オンライン茶道学では、「長緒」。機関誌、淡交には「重茶碗」が載っていましたので、それを稽古します。主菓子餡入り軽羹(明石家製)干菓子遊びかん(風流堂)・菊の香(松屋本店)●初炭手前・長緒で続き薄茶(I)●重茶碗・入子点(K)●薄茶運び・濃茶棚点前(Y)続き薄茶(亭主所望)亭主「水屋の都合で、続いてお薄を差し上げます。」主客「よろしくお願いいたします。」茶碗を下に置いたまま、茶巾・茶筅を入れて、濃茶茶碗と建水を下げます。座布団・煙草盆・菓子を運び、濃茶に続いて薄茶を差し上げます。濃茶の後に、後炭手前をして炭を整えますが、この点前を省略する点前です。朝茶事・夜話の茶事は続き薄茶が約束です。薄茶の一椀目は正客が取...2022.12.10のお稽古(小習)

  • 2022.12.03のお稽古(四カ伝)

    床「吾唯知足」(われただたるをしる)大徳寺長谷川寛州筆花磯菊・山法師の照葉花入唐津焼耳付き(行)薄板蛤端(行)待合短冊「山雲海月情」(さんうんかいげつのじょう)四カ伝なので、三種の菓子を縁高に薯蕷饅頭・練り切り(紅葉)・水菓子(次郎柿)四カ伝のお稽古は台天目・盆点(I)茶通箱(K)四カ伝では、客の所作も難しくなります。点前だけではなく、客振りも丁寧に学びます。その後、薄茶は流し点で一客一亭のお稽古です。Iさんが、京都土産に持ってきて下さった「焼き餅」を頂いたのですが、写真を撮り忘れた。(泣)今日は二人だけの稽古ですので、亭主と正客の会話をしっかり交わしてもらいます。亭主・正客になり切って会話を弾ませる。難しいです。どうしても紋切り型になってしまいます。声に出して、思いを言葉にするのは、経験がものをいいます...2022.12.03のお稽古(四カ伝)

  • 2022.11.26のお稽古(四カ伝)

    花菊・白侘助花入萩焼瓢掛花入11月最後のお稽古です。例年なら咲いているはずの白玉椿が、一つも蕾がつかず、茶花に困っています。朝方雨だった空も帰りにはあがり、冷え込みも無くてよかった。四カ伝のお稽古の後、小習の稽古です。盆点(O)和巾点(K)三種の菓子を縁高に栗豊年(佐藤屋松兵衛特製)・柿えくぼ(清流庵)・リンゴ干菓子柚子餅(鶴屋吉信)菓子器搔合溜六瓢四方盆小習は、長緒(K)・薄茶棚点前(O・Y)濃茶棚点前(Y)炭手前は省略したので、途中で炭を足しながらの稽古でした。薄茶棚点前道具の位置をしっかり覚えてもらいます。薄器・茶筅を流す位置は、水指のつまみと炉縁の角を結んだ線上に中心を割って左右に。茶杓・茶巾は、炉内隅の延長をねらった柄杓と平行になるようにします。2022.11.26のお稽古(四カ伝)

  • 2022.11.19のお稽古(七次式)

    七事式の壺荘付花月の前に、壺の口覆い・口紐・網・網の取り緒等の扱いを稽古します。次に乳緒を、真・行・草に結ぶ稽古をしてから後炭手前をします。下火が燃え尽きてしまいそうだったのですが、後炭を入れてもらいました。しかし消えかかり、あわてて炭をおこして入れなおすという、ドタバタを演じてしまいました。壺荘付花月の床は、「諸飾り」にして網に入れた壺をかざります。花ノコンギク・白侘助花入美濃焼の旅枕点前座山雲棚(鵬雲斎好)水指萩焼(金子信彦作)薄器鳳凰蒔絵平棗壺荘付花月を終えて、休憩をはさみ、午後は濃茶付花月です。一日の稽古の中では、濃茶と薄茶がいただけるようにいたします。七事式の課目を二科目にして、乳緒の結び方を繰り返します。真の結び行の結び草の結び練習の結果、大変美しく結べました。2022.11.19のお稽古(七次式)

  • 2022.11.12のお稽古(特別稽古)

    昨日の稽古は、奥伝の「真の炭」「真の行」「行の行」「大円の草」の稽古です。床「関南北東西通活路」(かんなんぼくとうざいかつろにつうず)花ツワブキ花入唐銅の鶴首薄板矢筈板奥伝の稽古をするチャンスはなかなか持てないので、各々がしっかり記録することが求められます。そして、あらゆる機会に確認作業をしてゆくことが必要です。残された時間でどこまで伝えられるか?今日は弟子二人と、久しぶりに高田馬場まで茶会に行って来ました。コロナの影響が残っているのか、混雑も無くゆったりとした良い茶会でした。非日常の時間を堪能しました。「山里」の点心です。暗くてよく撮れていませんが、秋が詰まった目にも舌にも満足の一品でした。濃茶席・薄茶席・立礼席をまわり、素晴らしいお道具と出会ってきました。帰りに立ち寄ったお道具屋さんで、唐津焼の耳付き...2022.11.12のお稽古(特別稽古)

  • 2022.11.05のお稽古(炉開き)

    今日は炉開きです。例年の通り、粟善哉を用意しました。柿と栗、漬物を添えて初炭の後にいただきます。「これが出てくると、ああ~一年が過ぎたんだな~と思います。」との事です。炉に変わって初めての稽古ですので、濃茶・薄茶共に運びの平点前をいたします。待合の短冊「開門落葉多」(門を開けば落葉多し)床「関南北東西活路通」(かんなんぼくとうざいかつろにつうず)大徳寺福代洋道筆花ツワブキ・山法師の照葉花入萩焼掛花入れ(陶兵衛作)初炭手前釜万代屋釜(もずやがま)炭斗瓢(ふくべ)羽根シマフクロウ香合織部焼ハジキ香合濃茶点前水指瀬戸の一重口茶入備前(伊部)緋襷茶杓玄々斎(写し)銘錦秋仕覆苺裂主菓子栗金団(中津川すえ製)干菓子長生殿(森八製)通い始めて一年のYさん、濃茶点前に入ります。割稽古から始めました。炉に変わったばかりは、...2022.11.05のお稽古(炉開き)

  • 2022.10.22のお稽古(特別稽古)

    花芙蓉・矢筈薄花入唐銅の鶴首薄板矢筈板今月最後の稽古は、奥伝の真の炭手前・大円の真・行の行台子・大円の草です。真の菓子は七種の菓子を用意します。製法の違う菓子六種と水菓子です。行の菓子は五種です。今日は、金団(綾錦)鶴屋良信製・栗饅頭・リンゴの三種を用意しました。真の炭大円の真行の行台子(本来は竹台子を使用する。)奥伝は時間がかかり、終わったのは五時になっていました。皆さん、お疲れ様でした。奥伝の写真を掲載するのはどうかなと?と思いつつ、記録のために。来月は炉開きです。風炉の道具を仕舞い、炉の準備をします。2022.10.22のお稽古(特別稽古)

  • 2022.10.15のお稽古(七事式)

    月に一回の七事式の稽古です。「平花月」は基本ですので、当分の間毎回稽古します。「貴人清次濃茶付花月」で全員が濃茶をいただきます。先月初めて稽古した、「員茶」を役割を交代して行います。茶花不足の中、秋らしい風情に入りました。花秋桜・桜蓼・矢筈薄花入末広籠終わった後に、不如帰と紫式部を加えました。名残の花の雰囲気です。残った花は捨てずにトイレに。稲穂に雀黄瀬戸の吹き寄せ茶碗です。平花月は、花が交代する度に茶碗を別のものに替えます。貴人清次濃茶付花月の点前座ですが、柄杓と蓋置は五行棚の地板点前に引くのが正解です。風炉が大きすぎたため、置き場所が無いと通常の中置のように水指の前に引いてしまいました。お次の薄茶茶碗もその都度別の茶碗に替えます。黄瀬戸の羊絵茶碗で、20年前に還暦の記念に求めた干支茶碗です。拝見物が帰...2022.10.15のお稽古(七事式)

  • 2022.10.08のお稽古(四カ伝ほか)

    花尾花・竜胆・桜蓼・黄花秋桜・木槿花入萩焼掛花入今日は四カ伝のほかに小習の稽古です。唐物・中置にて薄茶点前(I)台天目・五行棚の後炭手前(O)盆点・五行棚の薄茶点前(K)五行棚・中置にて薄茶点前(Y)昨年入門のYさんも拝見付きの平点前がきれいに出来るようになりました。着実に美しいお点前が身についています。楽しみです。主菓子金団(こぼれ萩)・フルーツ羊羹・りんご干菓子蕎麦板五行棚にて後炭手前五行棚にて薄茶点前急な気温の変化に、中置がピッタリな稽古になりました。2022.10.08のお稽古(四カ伝ほか)

  • 2022.10.01のお稽古(五行棚)

    今月は、鉄の切り掛け風炉で中置の稽古をと思っていたのですが、先週の研究会が五行棚でしたの急遽用意しました。短冊天高気清(てんたかくききよし)花尾花・桜蓼・秋海棠・不如帰・秋桜花入宗全籠五行棚は、十一代玄々斎が好まれたもので、中国の陰陽五行説に因んで考案されました。棚の中に木・火・土・金・水(もっかどこんすい)棚(木)・炭(火)・風炉(土)・釜(金)・釜中の水(水)が存在しています。従って風炉は土風呂が約束です。焼杉の二枚板に竹三本柱の棚です。向こうに一節柱、客付きに二節柱、勝手付きに三節柱とします。中置に用いられます。中置は、点前畳の中央に風炉を据えます。日ごとに寒くなり暖かい火が恋しくなる時節に、客のほうに火を近づけ、水を遠避けるという心遣いです。初炭手前の羽と香合濃茶点前奈良絵の細水指薄茶点前薄器苫屋...2022.10.01のお稽古(五行棚)

  • 研究会に行って来ました

    先週は、台風の影響で時折雨・風が強くなるという毎日でした。そんな中、昭和女子大学の研究会に参加しました。課目は、五行棚の初炭手前・濃茶・薄茶です。藤谷宗等業体先生です。いつも通りの名調子で、懇切丁寧なご指導でした。細部の所作の手直しも的確で、とても参考になりました。オンラインでも参加できたのですが、やはり直接お話が聞けるのは身につくように思います。帰りに、三越で開催している「日本伝統工芸展」を見てきました。載金(きりがね)藤野聖子作染色・織物の数々高取亀井味楽作白萩坂倉新兵衛作信楽上田直方作他にも、木工品・竹工芸品・漆芸等々、大作が多数出品されており、見応えのある展覧会でした。稽古が休みの週なので、雨の合間を縫って庭木の剪定をして、お彼岸にはお墓参りに行ってと,ちょっとハードな週でした。金曜日から土曜日に...研究会に行って来ました

  • 2022.09.17のお稽古の(七事式)

    台風の影響なのか?蒸し暑い朝です。我が家の庭には、茶花が秋海棠しか無く、道路わきに咲いていた芙蓉をいただきました。今日の稽古は七事式の平花月・濃茶付花月・員茶(かずちゃ)です。員茶は亭主・札元・目付の三役と、客四人以上でおこなう式です。五人しか居ない我が家では出来ないと思っていたのですが、客二人に一人二役をしてもらうことで、出来るのではと思い至り、試してみました。大成功です。初めての経験に、皆さん満足しました。小倉の湖月堂の「栗饅頭」石川県小松の松葉屋の「月よみ山路」平花月・濃茶付花月・は水屋で役を決めて菓子をいただきます。員茶の札元の膝前です。員茶の偈頌「老倒疎慵無事日閑眠高臥対青山」(ろうとうそようぶじのひかんみんこうがしてせいざんにたいす)何もかも洗い流した心境で、禅僧の理想の境地を表しているそうで...2022.09.17のお稽古の(七事式)

  • 2022.09.10のお稽古(四カ伝)

    今日は四カ伝のお稽古の後、後炭手前をします。その後、各々小習の薄茶をします。いよいよ花が不足してきました。お弟子さんが入れました。エノコロクサ・木槿・百日紅エノコログサを水引に替えました。四カ伝のお菓子は三種の菓子を用意します。練り切月の夜(丸三老舗製)うさぎ餅(鶴屋吉信製)水菓子キウイフルーツ茶通箱・後炭手前(I)唐物・茶筅荘(O)台天目・貴人点薄茶(K)薄茶運び・薄茶棚点前(Y)後炭手前です。切り掛け風炉なので、灰器は使用しません。中掃きも省略します。薄茶の運び点前です。水指瀬戸の一重口茶碗織部弥七田手棗秋草蒔絵貴人点薄茶点前最後の薄茶棚点前では、四人分の薄茶を点てていただきました。お疲れさまでした。今日は中秋の名月です。良く晴れていますので、しっかり鑑賞できそうです。2022.09.10のお稽古(四カ伝)

  • 2022.09.06のお稽古(小習い)

    九月(長月)のお稽古が始まりまいたが、残暑厳しくて薄物の着物にしたいところです。そういう訳には行きませんので、エアコンを利かせて一重の着物で、準備します。九月九日は重陽の節句です。一月一日・三月三日・五月五日・七月七日・と共に五節句の一つです。奇数(陽の数)の中で一番大きな九が重なっているので、大変めでたい日とされています。菊の節句とも言われます。宮中では、不老長寿を願い、菊酒を飲んだりするそうです。菊を用いて様々な催しが行われるようです。主菓子着綿(練り切り)中国では、菊の花に綿を着せて染み込んだ露で体を拭って、厄を払ったそうです。短冊月の絵に清光の画賛「一葉落知天下秋」いちようおちててんかのあきをしる(足立泰道)花木槿・秋海棠花入鮎籠鉄風炉です。初めてですと言われてしまいました。初炭手前切り掛け風炉の...2022.09.06のお稽古(小習い)

  • 2022.08.20のお稽古(茶箱)

    猛暑と台風の影響による悪天候のなか、8月の稽古も最後です。花秋海棠・河原撫子・露草花入萩焼の掛花入れ色紙点前・花点前・月点前(I)色紙点前・和敬点前(O)月点前・色紙点前(H)卯の花点前(拝見付き)・和敬点前(Y)色紙点前円能斎好みの御所籠を使って、淡々斎が考案した点前です。海松波緞子・雲鶴緞子二枚・紫縮緬の古帛紗四枚大津袋(大)に、花三嶋と楽茶碗を中に縮緬の隔てを入れて重ねて入れる。薄器、茶杓(芋の子茶杓)も仕覆に。茶巾は茶巾箱に入れて仕覆に。これらを御所籠に納めて持ち出し、すべて出したのが上の写真です。色紙をちりばめたような様子から、色紙点前と名付けられました。振り出しは(瓢箪)組緒の網袋に入れます。この薄器の形は何というのか分からず、薬器と呼んでいます。月点前玄々斎創案の、雪月花の一つです。器据を膝...2022.08.20のお稽古(茶箱)

  • 2022.08.13のお稽古

    台風の接近で朝から怪しい雲行きです。稽古は中止にしようかしら、と迷いながら準備をしました。何とか実施しましたが、休憩なしで続けました。花木槿・雁皮・風船カズラ花入鮎籠茶箱の稽古です。卯の花点前(拝見無し・拝見有)(Y)和敬点前・雪点前(H)月点前・雪点前(O)月点前で、拝見に出したところ。広げたところが見事なのですが、撮影し忘れです。月点前で拝見物が戻ったところ。雨が打ち付ける音や雷を気にしながらのお稽古で、集中するのは難しいのですが、風雨が激しくなる前に終わりましょうと、頑張りました。瓶掛と風炉の二か所ですすめましたので、早く終わることができました。帰りはちょうど雨が止み、急いで駅まで送って行きます。お盆休みの人も居て、少人数だった事も幸いしました。外は嵐でも、稽古場は和気藹々です。茶箱は、点前毎に少し...2022.08.13のお稽古

  • 2022.08.06のお稽古

    7月30日(土)は孫息子の結婚披露パーティーに行ってきました。2022.01.11の一粒万倍日と天赦日が重なった、最強の開運日に婚姻届を提出したと、受理証明書を二人で手にした写真が送られてきました。コロナ禍の影響で、式も披露宴もしないと言っていたのですが、親の意を汲んだのでしょうパーティーを開催するとの招待状がラインで送られてきました。家族と互いの学生時代の友人のみの、会費制のパーティーでした。東京駅の大丸デパート13階にある、イタリアンレストランでマスク着用での会食でした。前々日に、足の親指が「ひょうそ」になり手術をしたばかりなので、歩かずにすんで幸いでした。IT関連の仕事をしている新郎新婦らしく、スクリーンに画像を映して家族への感謝を伝えたり、出席者に感謝の思いを込めたメッセージを届けたりと、70人余...2022.08.06のお稽古

  • 2022.07.23のお稽古

    猛暑とコロナ禍が続く日々に、少なからずげんなりしています。稽古が休みだった先週は、お盆の墓参りに加えて、歯医者・眼科・高血圧の薬をもらう・糖尿病の定期検査・コロナワクチンの4回目接種と病院巡りに明け暮れました。90歳になった先輩が亡くなり、お通夜にも行って来ました。公共交通機関を利用しての外出が連日になると、79歳の身には少々こたえます。気持ちを切り替えて23日の稽古の準備をしました。七事式の稽古です。仙遊の式・平花月・菓子付き花月です。仙遊の式は、且座の式を基本として十一代玄々斎が考案した式です。二か月且座の式をしましたので、仙遊の式に挑戦しました。花、炭、香、濃茶、薄茶と行います。且座との違いは、花が「花所望」→「廻り花」。炭が「略炭所望」→「本炭所望」。香は、正客が「本香」、次客が「次香」と二種の香...2022.07.23のお稽古

  • 2022.07.09のお稽古

    今週は、四カ伝のお稽古を先にします。和巾点(I)唐物(K)を。Oさんは、膝の状態が思わしくないので見学です。用意できた花はこれだけでした。ビフォー縞葦・木槿・下野アフター四カ伝の後は、先週お休みしたIさんは、名水点と葉蓋を。名水点です。柴又帝釈天の名水だそうです。Yさんは、釣瓶水指にて洗い茶巾です。朝顔の平茶碗です。朝顔に釣瓶とられてもらい水(加賀の千代女の句)が思い浮かびます。棗・茶杓はともに琉球塗のハイビスカス蒔絵です。Kさんは続き薄茶です。続き薄茶は亭主所望と客所望があります。客所望の稽古をしましたが、茶事の朝茶事・夜咄では続き薄茶が約束で、亭主所望になります。四カ伝の菓子水饅頭・練り切り(朝顔)・キウイフルーツ干菓子花七宝・氷菓糖蒸し暑い中、冷房が入っていても、火の前では汗だくの稽古でした。2022.07.09のお稽古

  • 2022.07.02のお稽古

    6月の猛暑日が6日も続いたのは、観測史上初ということで、早すぎる梅雨明けと共に、異常さを感じます。そんな猛暑の中、稽古が無い25日の土曜日に浅草お富士さんの植木市に行って来ました。山野草を求めては失敗を繰り返しながら、少しづつ茶花が増えていくのがうれしくて、久々の植木市でした。お店の人に、山野草の育て方を教えてもらいました。肥料をあげ過ぎないようにとの事でした。何とか育ってくれると良いのですが…さて、第一週目は小習です。7月に入って短冊は「蝉」の画に「枝上一蝉吟」(しじょうにいっせんぎんず)です。稽古の前に、四規・七則の話を復習します。四規「和敬静寂」と七則「利休七則」は「茶道の基本」です。1.茶は服のよきように1.炭は湯の沸くように1.夏は涼しく、冬は暖かに1.花は野にあるように1.刻限は早めに1.降ら...2022.07.02のお稽古

  • 2022.06.18のお稽古

    梅雨入り後、肌寒い日が続いていましたが、今日は一転して暑くなりそうです。準備が終わって着物に着替える時には、汗だくになります。稽古場は、早めに冷房を入れて皆さんが見えるのを待ちます。今日は、七事式の「且座の式」「平花月」「四畳半花月(無言投入れ)」です。且座の式偈頌「是法住法位(これほうはほういにじゅうす)」この式は、東(亭主)、半東と客三人で行います。水屋であらかじめ役割を決めます。正客は香を焚き、次客は花を入れ(花所望)、三客は炭をつぎます(略炭所望)。東は四人分の濃茶を練ってすすめます。半東は給仕役で、道具を運び、後片づけをして、最後に薄茶を点てて東の労をねぎらいます。各々が定められた本分を果たすことで・他人の領域に立ち入らず、自分のおかれた役職を天職と心得て全うせよという示唆が含まれています。練り...2022.06.18のお稽古

  • 2022.06.11のお稽古

    関東地方は早くも梅雨入りだそうです。なんとなく蒸し暑いので、火が入ったら冷房が必要かな?四カ伝のお稽古の後に小習をします。先週の盆香合で使用した香合です。中国を旅した友人から、お土産にと頂いたものです。「堆朱」を真塗りの四方盆に。四カ伝のお稽古に使用する道具を用意します。本来は自分で用意するのですが、密を避けるため事前に準備しておきます。使えそうな花も準備します。何を使ってくれるか楽しみです。花九蓋草(クガイソウ)・沙羅・山紫陽花花入宗全籠三種の菓子を縁高に。練り切「青梅」・薯蕷饅頭(鶴瀬製)・キウイフルーツ干菓子柚子琥珀・諸越棗網目蒔絵(輪島塗)茶杓竹銘「若駒」茶通箱・茶杓荘(K)盆点・入子点(I)和巾点(H)薄茶平点前・薄茶棚点前(Y)四カ伝も毎月繰り返して稽古することで、しっかり定着することが出来る...2022.06.11のお稽古

  • 2022.06.04のお稽古

    六月(水無月)の稽古は小習です。待合の短冊は、蝸牛の画に「山翠添新雨」(山翠新雨を添う)です。先刻まで降っていた雨がやみ、山の緑が一層鮮やかである様。床「滝」柳生紹尚筆花京鹿の子・山紫陽花・下野・姫檜扇・未央柳花入桂籠初炭手前は盆香合です。(K)香合に由緒がある手前です。香合は、中国に旅した友人の土産で「堆朱」です。(写真は次回)この点前も、水次は右手で持ちます。茶入荘の点前座(I)茶入れに由緒がある点前です。茶杓は、六閑斉作の写し。薄茶平点前の棗は、六瓢蒔絵(無病息災を願って)茶杓は、ごま竹の「若駒」(Y)続いて重茶碗(K)薄茶棚点前(Y)続き薄茶(I)でした。(H)さんは、膝を痛めていて座れず、見学でした。早く良くなるように。残った花は、玄関に。芍薬・河原撫子・大紫露草を備前の花入れに。終了後、私の友...2022.06.04のお稽古

  • 2022.05.21のお稽古

    今週の稽古は、後炭手前の後に平花月・貴人清次濃茶付花月・四畳半花月です。花雪の下・山法師・小葉のズイナ・大紫露草・姫檜扇花入宗全籠少ない花材の中から上手に入れられました。後炭手前の時のみ、水次を右手にもって進みます。風炉の炭は、炉用に比べると小さくつぐ数も少ないので、途中でつぎ足すことになります。平花月の点前座毎月繰り返す事で、様々な決まりごとがしっかり身についてきました。基本が大事です。菓子青楓(鶴屋吉信)貴人清次濃茶付花月の点前座先月は貴人清次花月でしたので、比較をしながら出来れば最高ですね。最後に四畳半花月です。こちらは、通路に当たる通い畳が無いので、前に出て点前座に進みます。また、座替わりが特徴的で、正客、亭主の順に元の座に戻れるように動きます。その他は元の座に戻らないこともあるので、扇子は水屋で交換し...2022.05.21のお稽古

  • 2022.05.14のお稽古

    今日は四カ伝のお稽古です。激しい風雨の中を来てくださいました。花紫蘭・小葉のズイナ花入あゆ籠三種のお菓子を縁高に。薯蕷饅頭(菖蒲)・上り鮎・苺台天目・薄茶棚点前(I)盆点・薄茶棚点前・長緒点前(H)和巾点前・大津袋(K)四カ伝終了後、小習です。薄茶運び点前・棚点前(Y)干菓子ふのやき。大徳寺納豆菓子器杉木地六票透かし棗唐物写し独楽棗(宗廣作)茶杓ごま竹銘五月雨(今日の稽古にピッタリです。)時間があったので、長緒の稽古です。道安風呂に筒釜(敬典)荒磯棚に御本の水指瀬戸の内海(だいかい)に永観堂(角龍紋金襴)の仕覆です。二か所の稽古ははかどります。が、蒸し暑くて今季初の冷房運転でした。2022.05.14のお稽古

  • 研究会に行ってきました

    13日(金)は人見記念講堂で研究会でした。雨、風が激しかったので、洋装で失礼しました。課目は、風炉初炭手前・伝物の唐物・三友の式でした。講師は冨士田宗啓先生。稽古での点前・作法と、茶事における実際の点前には相違があることなど、丁寧な説明をして下さいました。日頃は聞けないような話がたくさんあって、脳がはち切れそうです。「なぜ?」と疑問を持つ。それを自ら解決すること。大切だけど、ついて聞いてしまう。充実した内容でした。講習中にメモを取る人が多いのに驚きました。今は、開始前の注意事項で、録音・撮影・メモなどを控えるようにとは言いませんが、どうなのでしょうか?終了が12時半をまわっていたので、三軒茶屋近くの「コメダ珈琲」でランチをしました。話題の<小倉トースト>注文してみました。サラダとコーヒーも昔、学校の売店に出店し...研究会に行ってきました

  • 2022.05.07のお稽古

    今日(9日)は肌寒い日となっています。こんな日を「青葉寒」というのだそうです。季語にありました。「寒の戻り」「花冷え」「梅雨寒」等、日本語は豊かですね。初風炉を迎えました。五月の待合の短冊は「薫風」に菖蒲の絵です。床「喫茶去」小野村行雲書花菖蒲花入唐銅の鶴首薄板矢筈板初風呂ですので、初炭の後は薄茶・濃茶とも運びの平点前です。基本に戻って、丁寧に点前をします。二か所でしましたので、早い時間に終わることが出来ました。練り切り「菖蒲」他に柏餅を用意しました。餡の希望を取り、当日、若いお弟子さんにお菓子屋さんに寄ってから来ていただきました。(ありがとう)おかげで出来立ての柏餅がいただけました。干菓子「松風」「和三盆」濃茶点前を、包帛紗で稽古です。(中仕舞です)茶杓の銘は「菖蒲太刀」だそうです。道安風呂に富士釜、御本の水...2022.05.07のお稽古

  • 炉のお稽古が終わりました

    初風炉の稽古まで二週間の休みです。炉用の道具を片付けて、風炉の準備をします。炉を塞ぎ、風炉を出します。炭、炭道具、茶碗、香合、蓋置、柄杓、釜、等入れ替えます。風炉は電気のものも用意しました。十二単小手鞠卯の花・春壽菊紫蘭どの花も咲ききってしまい、初風炉までは持ちそうにありません。困った。タニウツギが咲き始めたので、これは使えるかな?茶花には毎度苦労します。炉のお稽古が終わりました

  • 2022.04.16のお稽古

    冬に逆戻りしたような冷たい雨が降っていましたが、土曜日はようやく晴れました。今年に入ってから、昔のお仲間の訃報が9件届いています。コロナ、で引きこもり生活を余儀なくされている事が、高齢者には少なからず影響していると思っています。花射干(しゃが)・小手鞠・十二単花入備前耳付き花華鬘草(けまんそう)掛花入美濃焼旅枕用意した花を全て使おうとするので、どうしてもうるさくなります。茶花は、何か一つ物足りないくらいが丁度良いようで、直しが入ります。折角入れたのに直されるのは、可哀そうですが、これも勉強です。後炭所望をする前に、巴半田の作り方を稽古します。やはり難しい。後炭所望で炭が入った後は、平花月・濃茶付花月・貴人清次花月の稽古です。膝前は、畳目16目、折据は3目、札は1目です。折据が3目になっていませんね。(笑)花月百...2022.04.16のお稽古

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