spring さん

springさん: すぷりんぐぶろぐ〜学ぶことでしか語れないものがある
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プロフィール

ハンドル名spring さん
ブログタイトルすぷりんぐぶろぐ〜学ぶことでしか語れないものがある
サイト紹介文教育書籍の感想をメインに、研究会参加記なども含めて自分の学びをささやかに綴っていきます。
参加カテゴリー
更新頻度(2年)情報提供464回 / 774日(平均4.2回/週) - 参加 2005/08/02 18:32

spring さんのブログ記事

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  • 2008/10/13 07:03コドモもオトナも
  •  書店の文庫本のコーナーに、『コドモのコドモ』(宮下和雅子著 双葉文庫)があったので、ああ例の映画の原作本かと思ってすぐ購入した。 読み始めてから、改めて中身を見るとこれが「映画ノベライズ」つまり脚本を小説にするパターンの作品、そもそも本の帯にもそう書かれているし…と、まあそんなことはいつものことではあるが。 本県の能代市が舞台となっているというのでそれなりの関心はあったが、それ以上に小学生の妊娠 [続きを読む]
  • 2008/10/12 05:44自然保護を口にすること
  •  金曜日の研修会で、日本自然保護協会自然観察指導員などたくさんの肩書きを持つ半田克二郎さんの話を聴いた。 1時間半ほどの講演のベースとなっているのは、冒頭部分でおっしゃった。次の言葉だろう。 豊かな自然って何だろう  秋田県人に本県の良さを尋ねると、アンケートでは必ず「豊かな自然」が上位になるという。頷けるし、自分もその選択肢にマルをつけるかもしれない。 しかし一歩立ち入って「自然」を考えれば、本... [続きを読む]
  • 2008/10/11 07:06見ているのは風、自分の内…
  •  昨日書いた『ねむりねこ』(伊集院静著)の中に、もう一つ心にしみ入った文章がある。 「風を見る」と題されたその小編は、氏が定職につく前に8年逗子に暮らした頃のことである。この頃の体験はよく随筆や小説の設定として使われているようだ。 この時期、氏はある先輩から「毎日一度海を見て、それを描写した日誌をつけるように言われ」、殴り書きを始めたという。そして、それを一年余り続けた。 厄介だと愚痴を言いつつ、... [続きを読む]
  • 2008/10/10 05:08文士が花を見れば
  •  まったくの植物オンチである。 どういうわけか名前もよく覚えられない。 こういう自分は作家伊集院静の愛読者の一人だが、さすがに草花のことがさりげなく書かれた文章は、その面の知識がなくて味わい尽くせないことがしばしばある。 九月発刊の文庫『ねむりねこ』(講談社文庫)も、そうした類の文章が目に付く随筆集だった。 鉄線  石蕗  下野草 … 花に喩えた文章のイメージがわかないのが、少し悔しい。 しかし、... [続きを読む]
  • 2008/10/09 05:43自嘲で自己完結
  •  『脳を活かす勉強法』(PHP 茂木健一郎著) 去年の12月初版でもう31刷となっているので、かなりのベストセラーだと思う。大型書店では平積みであった。脳科学の知識も少しは欲しいなと軽い気持ちで読んでみた。 そんなに目新しいことが書かれているわけではないが、自身の経験や仕事で出会った一流人たちのエピソードがあり、読みやすい本となっている。 ドーパミンをいかに分泌させるか、ということが全体のテーマと... [続きを読む]
  • 2008/10/08 04:55借り物を演じない
  •  『男の絵手紙』(小池邦夫著 中央公論新社)という本がある。 この中で、著者から「究極の、男の絵手紙」と称された男がいる。 著者はこうも書く。 自分の言葉か 自分の好きな言葉しか書かない。 借り物を描かない。 これは、彼の人生そのものでなかったか。 好きな俳優の一人であった。 緒形拳 なんといっても、それは「太閤記」から始まった。 幼い自分にとっての、NHK大河ドラマデビュー(視聴したという意味)... [続きを読む]
  • 2008/10/07 05:09方言の強さにふれる
  •  思い立って、書棚にあった『CDブック 声に出して読みたい方言』(齋藤孝編 草思社)を手にとってそのCDを車で再び聴いてみた。 もう4年以上も前に聴いたものだが、うっすらと記憶がある。 津軽の伊奈かっぺいが全体の進行役も兼ねていて、広島弁の「人間失格」や名古屋弁の「雪国」が、その地方出身の俳優等によって朗読される。味わい深いとも言えるが、やや際物っぽい気もして聞き込むほどではなかった。 ラストが秋... [続きを読む]
  • 2008/10/05 05:28学校のジャーナルを目指して
  •  所属団体からの依頼があって、近隣の小学校のホームページを調べる必要があった。 全部で二十校ほどであるが、あまり状況ははかばかしくない。つまり更新が滞っている学校が多いということだ。 学校にパソコンが配備されネットにつながるようになってずいぶんと時間が経つが、高速化や操作の簡便化が図られてきたわりには私の周辺では順調には進んでいないようだ。 7,8年前にはなるが、当時の六年生と一緒に総合の時間にホ... [続きを読む]
  • 2008/10/03 06:47九十三歳の語りに触れて
  •  『戦争絶滅へ、人間復活へ』(むのたけじ 岩波新書)を読む。 インタビュー形式で語られているこの著書は、まとめ方も良かったのか今まで読んだものより読みやすく感じた。 しかしその内容には、今まで自分が知りえていない戦争の現実も確かにある。 特に従軍慰安婦を巡る場面など実に生々しく語られている。戦争という極限場面でみせる人間の性、それらは想像を絶する。果てしなく深く黒く…ただ、そういう歴史を直視する必... [続きを読む]
  • 2008/10/02 18:35「公益」が問われる
  •  学力テスト結果の開示問題で、本県の動きも注目されている。 Web版にはないようだが、新聞紙上の記事で知事は「公益」という言葉を使って議会答弁していた。 この言葉は考えてみるに値すると思った。 「公益」とは何か。 むろん、公共の利益ということであるが、開示にこだわる知事が「公益」というならば、文科省や市町村教育委員会の考えていることも「公益」だろう。 そのとらえ方に違いがでるのは、開示という手段の... [続きを読む]
  • 2008/10/01 05:24嘆きの再スタート
  •  我ながら整理整頓能力の低さにあきれる毎日である。 こうした自分がホームページを持つこと自体がまずかった、と今さらながらの話である。 ネット環境を変えるにあたって、プロバイダ変更という荒業をしたために、今までのホームページ及び2004年に始めた雑感ブログは、一切web上から消えてしまった。もちろん、もとのデータはあるにはあるわけだが、これがなかなか難関である。 ホームページソフトが古いのか、やり方... [続きを読む]
  • 2008/09/30 05:22解するという重み
  •  リーダーの最も肝要な資質、条件はと問われたらどう答えたらよいだろう。私は、躊躇無く次のように応える。それは「本質、根本を解する」ということである。これに尽きる、と思っている。 『道徳教育改革 第7号』の連載に野口芳宏先生はそう書かれた。 学級担任であれ、教科担任であれ、校長であれ、その場面でリーダーの役割を担うことが最も大きな仕事である。 学級づくりとは何か、授業とは何か、学校とは何か…ひと通り [続きを読む]
  • 2008/09/28 11:12自覚的偽善でヨロヨロ
  •  『私の嫌いな10の人びと』(中島義道著 新潮文庫)を読む。 中島義道の本は以前にも読んだことがあるが、今回もかなり強烈だ。 中島の講演会には結構人が集まるが、講演後「『気に入らない』と私に訴える」人が出てくるという。 その講演を聴きにいく人の気持ちが、なんとなくわかる気がする。たぶん、近くでそんな機会があったら私もいそいそ出かけ、聞き終わってから直接訴えはしないにしろ腹が立つ気分を抱えることにな... [続きを読む]
  • 2008/09/27 08:52三つの角度から考える習慣
  •  『七田式 フィンランドメソッドで「頭のよい子」が育つ本』(イースト・プレス)を読んだ。 数多く紙幅が割かれているのは「マインドマップ」についてであり、そのメリットや具体的な例が繰り返し出てくる。 まだ本格的に手を出していない手法ではあるが、興味があり試行錯誤している現在なので十分に活用できそうだ。 天才「レオナルド・ダ・ヴィンチ」の7つの習慣に学べ、というパートが面白かった。 7つそれぞれが関連... [続きを読む]
  • 2008/09/26 18:15「さち」の道具
  •  蜂飼耳という若い詩人の文章に出会った。 『古事記』に次のような一節があるという。 火遠理命、海さちを以て魚を釣るに、都て一つの魚も得ず 海の獲物をとる兄「海佐知琵古」から釣り針を借りた、山の獲物をとる弟「山佐知琵古」は、海へ出ていくら釣っても魚は釣れなかった。「さち」は獲物であると同時に、獲物をとるための道具も意味しているという記述になっているそうだ。 「さち」は紛れもなく「幸」である。 手段で... [続きを読む]
  • 2008/09/25 04:56共通意思形成は難関
  •  『教師のための「クラス・マネジメント」入門』(岡本薫著 日本標準)を読み終えた。 今まで読んできた著書同様に、ふだん何気なく使っている言葉に対して目を見開かされることが多かった。 また、漠然と似たような思いを抱いていたことがずばりと言い表わされている(つまり、断言できない自分の弱さに気づかされる)、その点では小気味のよい本だった。 「プロ」=「お金をもらっている人」ではない もちろんこれはテレビ [続きを読む]
  • 2008/09/22 05:46貫くことを象徴する言葉
  •  立川談四楼という著者名と『師匠!』という題名の文庫本を見て、中身ももちろん帯に書いてあることにも目を通さずに、ああこれは談志のことに違いないと買ったのは先週のこと。 土曜の朝にぼけっと寝転がって読み始めたら、これは短編集ではないか。もちろん落語界の師弟がテーマになっているわけだが、あれれえっと自分のおっちょこちょいさを反省した読み始めだった。 いやいやしかし、これがするするっと読めていく。設定や... [続きを読む]
  • 2008/09/20 11:21特色を転がしてみる
  •  ごく普通の言葉を、たまには少し転がしてみるのもいいか。 特色 むろん、よく目にする「特色ある学校づくり」などという文言から浮かんだものだ。 まず、この熟語のでき方は「特→色」であろう。つまり「特な色」。 特とは「ことにぬきんでること・他とは別であること」 色とは多義な言葉であるが、広辞苑によればおそらく第四義「ものの趣」の中の「?けはい、きざし、様子」それに「?調子、響き」あたりが当てはまるのでは... [続きを読む]
  • 2008/09/19 05:21もっと「外の闇」を
  •  『しつけに使える 学校の妖怪・こわい話』(中嶋郁雄著 学陽書房)を読んだ。 「教育的な視点」で書かれた、「妖怪伝説」「怪談」の本と書かれてある。面白い発想の本だと思う。 たぶん昔からの言い伝えや伝説には、そうした意図で語られたものは多いはずだし、最近(でもないか)では、「もったいないお化け」という強烈なキャラクターもいた。 小学生に話を聞かせるときに、イメージをどう形づくるかが大切なことで、その [続きを読む]
  • 2008/09/18 18:27子故の闇に目を凝らす
  •  『せつない話』(山田詠美編 光文社文庫)の中に収められた山口瞳の「庭の砂場」という短編がある。 文中にある一つの言葉に立ち止まってしまった。 子故の闇 初めて目にした言葉であったが、文脈から意味は想像できた。いわゆる「親馬鹿」「盲目の愛」のようなニュアンスなのだろうが、「闇」という響きの重さもあって、なんとなく違う想像が働いた。 「子を愛する故の闇」と解するのではなく、「子がいる故の闇」ならば、... [続きを読む]
  • 2008/09/16 05:19「20世紀少年」つながり…2
  •  月初めに買っていた雑誌に、『20世紀少年』のインタビュー記事が載っていた。 インタビューといっても鼎談であり、監督の堤、原作の浦沢直樹、そして主演の唐沢寿明が、まあ気ままに語っているという印象だ。 原作コミックは「国民的人気漫画」だそうだが、偏った漫画しか読まない自分はその名前さえ知らなかった。 ともあれ、三人の会話が漫画とロック、フォークとなると、そこはやはり「20世紀少年」だなと強く思う。そ [続きを読む]
  • 2008/09/15 17:19「20世紀少年」つながり…1
  •  しばらくぶりに観た映画が『20世紀少年』では頭脳レベルが知れてしまうが、それなりに楽しめた。 感想はさておき、選んだ理由の一つは監督が堤幸彦であったこと。 『金田一〜〜』や『トリック』などは興味がなかったが、映画『明日の記憶』でぐっと印象づけられた。 帰宅してから、堤が取り上げられたNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』の録画を視た。後でゆっくりと思ってそのままにしておいたものだ。 テレビ業界... [続きを読む]
  • 2008/09/13 08:19重いことを語る薄い本
  •  話すことが苦手であるという思いが強いからか、「話し方」などの本を買うことが多かった。 しかしある程度の冊数を読んで、少し食傷気味であることも確かである。 そうは思いながら、過日本屋で次の本を手に取った。  『話すチカラをつくる本』(三笠書房) 薄いくていい、愚娘にも読ませようかな、などという理由もあるが、やはり一番は著者。 山田ズーニーだというところに惹かれた。 ほぼ日で出している『おとなの小論 [続きを読む]
  • 2008/09/11 05:285回のなぜによるカイゼン
  •  ビジネス誌などを読んでいると、頻繁にトヨタの「カイゼン」という言葉が出てくる。 自分の仕事にも応用できないかと思って目を通すこともあるのだが、実際そんなに適用できているわけではない。 今までの中で印象的なのは「見える化」ぐらいだろうか。 この頃、見かけた言葉で気になっているのは、これである。 5回のなぜ 問題解決のために「なぜを5回繰りかえす」手法だという。 失敗や停滞への対応を、対症療法的にし [続きを読む]
  • 2008/09/09 18:16あこがれも感化も…
  •  私が知らない何かを、「この人は知っている。」そんな直観のようなものが、私たちの先生に対するあこがれを育む。 脳科学者の茂木健一郎氏が、『たのしい学校』(大日本図書刊)という小冊子の冒頭エッセイに記している。 「あこがれと尊敬」と題したそのエッセイで、茂木は学校と教師の役割について触れている。 学校の先生は、子どもたちを「感化する」存在なのである。 それが全てではないにしろ、非常に大きな意味を持っ... [続きを読む]
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