skye さん プロフィール

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skyeさん: Sweet law of repetition
ハンドル名skye さん
ブログタイトルSweet law of repetition
ブログURLhttp://sweetlaw.blog.fc2.com/
サイト紹介文太陽が照らす日、風が吹く日、雨や雪や霰が降る日。それでも明日も生きようと思う日。
自由文太陽が照らす日、風が吹く日、雨や雪や霰が降る日。涙を流す日、笑顔になる日。それでも明日も生きようと思う日。この世は理不尽であれコメディであれ美しくあれ、なんであっても人生は愉快で楽しい。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供34回 / 112日(平均2.1回/週) - 参加 2017/05/03 01:44

skye さんのブログ記事

  • 葉月
  • 季節が巡って今年も夏が来たささくれだつ心に誰かが爪を立てた心の叫びを抑えることができない私の両の掌はもうずっと開いたまま握りしめていたものは風が持ち去ってしまった遥か彼方夕焼けの向こう星空の裏側や月夜の砂漠の砂の中そんな臨めない場所へ持ち去ってしまった私の心の中に澱のように溜まった寂寥感あの日見た夢が未だ舌先を痺れさせ私の意識がまた遠のいていくあなたはどこにいる?そうして季節はいつまでも巡るにほん [続きを読む]
  • 千年の恋
  • 摘み取った花びらを洗面器に浮かべて指先を濡らしながら自己流の恋占いに溺れた 四月人が春と呼ぶ時期 炎天下神社へお参りに行った祈ることはただ一つ心に決めた人へ想いが届くようお百度を踏んだ 七月人が夏と呼ぶ頃 めくり取ったページから「傷心」という言葉を覚えた外では木枯らしが吹き少し熱めの紅茶をすすった 十一月人が秋と呼ぶ日 雪が舞い街が銀色に光る隣りに立つ温もりにそっと寄り添っ [続きを読む]
  • 雨の中を走る
  • 雨の中をワンマンカーが行く それぞれの胸に思いを秘めうっすらと濡れた人々を乗せ ワンマンカーは果てしなく行く それはまるで宙に浮いているよう それぞれが体を預けたイスが雲に見えてくる今はみんな雨雲に座っている とびきり上等な優先席はきんぴかに光る雷を従えている それぞれがうつむき加減に想いを馳せる 一人傘の帽子を被った運転手が大きく首をうねらせワンマンカーを走らせる&nbs [続きを読む]
  • 星 瞬く 夜
  • 蒼い夜空手を伸ばせば星に届きそうな気がするあなたが口ずさんだ流れ星のしっぽ甘く口中に広がる未来がすぐそこまで近づいて私の手を取った今日だけは届きそうな気がする蒼い夜空にかかる一番星に指先が触れる気がする後数センチの近さで胸が震えるあなたが魔法をかけた金色に輝く世界で私は喜びを織りなし未来を手繰り寄せるひとつ歌っては絹糸を紡ぎふたつ祈っては心を傾ける私が夢育む場所はいつでも心の一番柔らかい部分そこに [続きを読む]
  • 未来の舵取り
  • 未来の舵取りが困難に思えたら凪を待ってただたゆたえばいい 空の色や風の匂いに心を傾けただたゆたえばいい そんな時未来は遥か地平線の彼方君が口ずさむ歌や描きだす夢や憧れを一緒くたに帆を張り前進する船を星々から紡ぎ出し世界を希望で満たす 私はただ凪を待ち両腕を広げ毎夜降る星を抱きしめる 急がなくても未来はすぐそこに横たわりいつだって私に指し示す 君が称えた世界のつなぎ目や誇りに思っ [続きを読む]
  • 「さびしい宝石 La Petite Bijou」
  • 私もパリのシャトレ駅にいた。2015年の夏だった。そこは幾つもの路線が乗り入れし、乗り換える為には動く歩道を延々と歩かないといけないような大きな駅だった。駅はたくさんの人で溢れかえり、集中していないと見失いそうになった。様々なことを。 もしもその時、私も本の主人公と同じ様に、幼い頃に死んだと聞かされた母親をそこで目撃したと思い込み、その女性の後を尾けたとしたらどうだろう。何故私を捨てたのか問い [続きを読む]
  • 二月 永い夜
  • 窓の外には揺れる光の穂私の心の中で躍る記憶の欠片 世界が産み落としていった喜びの絆哀しみの輪救いきれないおびただしい群像を綺麗に箱に収め言葉を添え荒れ狂う海へ飛び込んだ 二月 永い夜 ページを捲る度に闇が深まる言葉が紡がれる度に思いが馳せる いつでも私の胸に舞い降りるのはいつか仰いだ明るい夜空隣を歩く人と分かち合った空を駆ける流星 心は世界中を浮遊し冷たい砂に触れ人の温かさを知 [続きを読む]
  • 四季
  • 沙羅の木が今年もすくすくと育った 来年は私の肩よりも高くなってまたそよと風に揺れるのだろ 玄関先に植えられたもっこう薔薇が小さな可愛らしい花を咲かせた 来年もまた沢山の花で家人を迎えるのだろ 季節は流れ私は春を愛し夏を抱き秋を奏で金木犀を見上げやがて冬を知る 眺める私は右の掌を開き溜め息をのせては風に手向ける 一つ二つまた一つ 織りなす 喜びと悲しみの黄金率&n [続きを読む]
  • ある一日
  • 途切れた言葉の向こうにあの日見た空が浮かぶ 手を伸ばしても届かない遠く過ぎ去ったある一日 私は途方もなく淋しいと知るか細い掌で魂を支えるこの一日 あなたは隣に立ち夕暮れを見送る私が出会ったもの別れを告げたものそんなものには無頓着な様子で眩しそうに目を細め穏やかに頷く 私にとってその言葉の先にはいつも胸に宿る風景があるあなたにとってその言葉の先にはいつも変わらない愛がある 私が終 [続きを読む]
  • 明日に続け
  • 明日に続け荊の道を彷徨ったとして夜明けを待て 夜を越えて草原を走りひた走り裾を翻し明日に続け 感じたままの言葉を魂が宿る両手を力いっぱい広げ明日に続け この夜の蒼にその揺るぎ無い深さに怯んだとして夜明けは来る東の方から光は差す 哀しみに暮れたとして涙は乾く誰かを嫌いになったとしてまた誰かを好きになる 繰り返す悦びよ明日に続け にほんブログ村にほんブログ村 [続きを読む]
  • 寄る辺ない心に
  • 寄る辺ない心がひとつ 初夏の風に吹かれ溜め息をひとつ 落として尋ねた風の向かう先を 寄る辺ない心がひとつ 初秋の月見ては瞬きをひとつ またひとつ 重ねて涙した風が去っていく方へ 寄る辺ない心がひとつ 初冬の曇り空見上げては凍えた足先をひとつ 触っては信じた風が降り立つその先の未来を 寄る辺ない心がひとつ 初春の木漏れ日に抱かれ希望をひとつ 産み落とし [続きを読む]
  • 「ローランサンを読んだ夏」
  • 2年前の夏私は世界を夢見ていた 窓を開け放ったとたんにカーテンがはためく 寺山修司の本を片手に私は椅子に腰かける「ローランサンを読んだ夏」に憧れる一人よがりの恋を私はしている     2年前の夏私は目を閉じ考えた 心に扉はいくつあるのだろうかと 芸術・人文ランキングへよかったらこちらも お願いしますにほんブログ村 [続きを読む]
  • そして〜この世の果て〜
  • 私の中に息づいている何かがあるそれは微かなぬくもりさえ持ちいつか熱を帯びてくるだろうと私を怯えさせている生き物だ苦しみの果てには言葉がある喜びの底には虚が渦巻いている私達を乗せて回るこの球にも限られたエネルギーがあるに違いないのだそれはまるでこの生き物をはらんでいる私にも限られた命がある様に憎しみの裏にやすらぎを見た償いの中に戒めを見た逆らってはいけない力に逆らってしまえばそれは渦になり逆巻きあら [続きを読む]
  • 月が雲隠れした隙に                私はひっそりとおまじないをかけるそれは少女の戯言のように永遠に続くにほんブログ村にほんブログ村 [続きを読む]
  • 柔らかな未来
  • 綿々と続く日常を織りなして私の未来は色彩を伴ったきらびやかなものになる目の前に惜しげもなく両腕を広げて待っている未来世界は優しさで満ち溢れているにほんブログ村にほんブログ村 [続きを読む]
  • 別離を告げる
  • 遠くにいる人達へ別離を告げる彼らにしてみたらそれはなんら影響を及ぼさないものであってもそんなことは関係なく私は別離を告げるそれはこれから先の未来を指し示す私の伸ばされた両腕が望むものそれ故に私は別離を告げる乾いた風や見上げた空の青さや春の訪れを告げる花々が今年も眩いほどに美しいのと同じくらいの自然さで一点の歪みも淀みも汚れもない心で彼方この地の果て芽吹く生命があるなら信じる心が向かう先は別離を越え [続きを読む]
  • 背徳の夜明け
  • 哀しみをひとかけらあなたの枕もとに置いていく深い眠りに落ちた愛しい顔その幸せの百分の一にでいいすぐに癒える傷を付けたい私の心に射す影の千分の一でいいあなたに知らせたいそれがあなたを困らせる苦しみとなっても嘘みたいに澄み渡った気持ちをほんの一滴あなたの唇に染み込ませていくそれは朝焼けと共に乾くそのことを知っていながら指を這わせる私の背中が震えるこんな想いの一万分の一も伝えていない裏切りに舌をかむにほ [続きを読む]
  • 世界の切れ端
  • あなたが紡ぎ出した世界の切れ端に私が触れて毎夜安堵する次々とあなたが歌い上げる喜びの輪この心を掴むいつしかその優しき腕で壊れかけた魂をすくいあげる遥か頭上で星星が囁く私が見失った風景や哀しみはこの小さな指先に宿るあなたが織りなす日常に木霊する私が見つめるその先で未来よりも遠いその場所であなたは木漏れ日を思うそよ風を思う優しい雨を思う私は ただその世界に触れたいあなたが奏でる風景や哀しみ私が見失った [続きを読む]
  • この淵で
  • 泣いている私の息遣いはあなたに届いているのだろうかこんなにも辛い胸の内を吐露している唇は何を望んでいるのだろうか体中から発する熱が細かくちぎれてゆく頭の中ではヒグラシが一昨年の夏を焦がれている常に声がする誰かが音を立てる先回りしていた筈の心は跡形もなく砕けてしまったそれを見るべきあなたはここには居ない泣いている私の指先では希望がくすぶっているたった一歩を踏み出す勇気を出し渋る弱々しい光がそこにある [続きを読む]
  • 哀しみは
  • 哀しみは                       いつも手の中にあるそれはどこへも向かっていかない時に強く握りしめ時にゆっくりと解きほぐす哀しみはいつも空が映し出す色山の向こうから木霊するいつまでも暮れない空の音色にほんブログ村にほんブログ村 [続きを読む]
  • 無意味な空間
  • 寒空に浮かぶ一筋の月光は私の胸を貫き地面へと注ぐ平たい心の壁をあざ笑うかの様に易々と通り抜け何も残さない一つ所へ留まらないこの体はあなたへの愛すら吐き出してしまえるかのようだ永遠でないものへかける想いは薄っぺらな生を予感し繰り返すあなたが好き止め処なく流れるただの言葉達心を埋めるかのようにせかされ渦巻くあなたが好き一日中ただあなたが好きにほんブログ村にほんブログ村 [続きを読む]
  • 繰り言
  • 「明日は晴れるよ」とあなたが言うそれは空に吸い込まれるわけでもなく彼方へ飛んでいった言葉は海に溶けるわけでもなく青になぞるわけでもなく土に還ることもなくただそこら中を浮遊する「明日は晴れるよ」と繰り返し言うあなたを心のどこかで疑うことを私は止められないその秘め事を毎夜唱える自分に安堵する不埒な目的を携えた言葉を退けるためにはあなたの言葉を塞ぐ以外にどんな方法がある?私ごと青に溶けてしまえたらこの空 [続きを読む]
  • 差し伸べた掌重ねる瞬間に伝わる温もり二つの温もりが溶け合い混ざり合い一つになるなんて心地いいあなたの唇から零れる言葉は美しい音色となって私を奏でるここから全てが始まり夜明けを超えて世界を照らすなんてまばゆい命なんだろう差し伸べた掌から音楽が生まれる愛が生まれる私の爪の先からあなたへの情熱や慈しみや限りのない力が生まれるその手をとりたいその魂に触れたい温もりを一つに魂に歌を与えあなたに触れたい私に触 [続きを読む]
  • 悲しいと寂しいは違う
  • 帰りたい場所に帰れない。昨日まで学校で会って遊んでいた友達に突然会えなくなる。自分が本当に悲しいと感じていることを誰とも共有できない。それはとても寂しい。寂しいって私にとってはそういうことだ。だから、会いたいと思う人に会える日常があるということはとても幸運なことだ。悲しいじゃなく寂しい。私は、二十歳になる前に随分たくさんのことを経験してしまった。だから私は一人なんだと思う。自分で選んだ一人なんだと [続きを読む]
  • あの子のいる風景
  • 思い出す風景はいつも秋 揺れるすすきの穂を飽きもせず眺めていた たまに風が私の頬を撫でてはあの子の毛を柔らかく包んでいく そうして空を仰いでは風の匂いを嗅いでいた 日没前の空はどこか寂しげで町のすみずみに優しさが漂っていた 体が空に浮きそうな程柔らかい空気だった 時折二つの黒い目が私を見上げまたすすきを見つめる 二人してそれが永遠に続くと信じている風だったそれが心地良か [続きを読む]