Rie さん プロフィール

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Rieさん: 新潟のホスピス医のブログです
ハンドル名Rie さん
ブログタイトル新潟のホスピス医のブログです
ブログURLhttps://ameblo.jp/apmlife/
サイト紹介文ホスピスのことや自分自身の思い、患者さんやご家族とのことなどについて、書いていきたいと思います。
自由文ホスピスのことや自分自身の思い、患者さんやご家族とのことなどについて、書いていきたいと思います。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供28回 / 137日(平均1.4回/週) - 参加 2017/05/05 18:55

Rie さんのブログ記事

  • 人は生きてきたように死んでいく
  • 「人は生きてきたように死んでいく、というお話」人は生きてきたように死んでいく、とよく言われますが、本当にそうだなあ、と感じた話です。以前、当院ホスピスに90代の男性が入院されていました。だんだんと食事が摂れなくなり、「ちょっと具合が悪くなってきたなぁ、いよいよの時が近いかもしれない」と思い、娘さんにそんな話をした日の夜のことでした。夕ご飯が終わったあと、その患者さんが急に強い腹痛を訴えました。看護師 [続きを読む]
  • かき氷祭り!!
  • 先月のことですが、ホスピスのイベントでかき氷祭りをしました????患者さんやご家族と一緒に、かき氷やスイカを食べました??(私は毎年、準備は人任せで食べる専門です…すみません^-^)スイカ割りのイベントもあり、院長先生が思い切り割ってくれました!そして季節はもうすっかり秋ですね。またイベントありましたらお伝えします?(写真も載せたかったのですが患者さんが映っていましたので、無しですみません??)にほん [続きを読む]
  • 大切なのは誰かを支えたいという気持ち
  • 私は日々がんの患者さんを診ていますが、自分自身は大して大きな病気になったこともなく、両親やきょうだいも健在で身近な人を病気で亡くしたという経験もありません。(祖父母は亡くなっていますが。)こんな私ががんの患者さんを診ることができるのだろうか…。患者さんやご家族に「お前なんかに俺の辛さが分かるかー!!この若造が!(もうそんなに若くないのですが)」と言われたらどうしよう…。と、ホスピスで働く前に心配し [続きを読む]
  • Whole Person Care ワークショップに行って来ました
  • 8月5日、大阪で行われたホスピス財団主催のWhole Person Careワークショップに参加して来ました。久しぶりの大阪です!久しぶりに飛行機乗りました!タクシーのおじさんがバリバリの関西弁で、「おら大阪さ来ただ〜!」と胸が踊りました。・・講師の恒藤先生も安田先生もとっても良い方でユーモアがあって楽しくて、あっという間に時間が過ぎて行きました。参加者の皆さんも、神戸、奈良、広島、岐阜、沖縄など色々なところから参 [続きを読む]
  • 新潟の緩和ケア医を増やすにはどうしたらいいか?を考えた。
  • 6月から当院ホスピスに、新潟大学の緩和ケアの先生が3ヶ月の期間限定で来てくださっています。とてもホスピスマインドにあふれた優しい先生です!私と年齢も近く、女医さん同士ということもあって、お昼休みにいつも緩和ケアのことやその他諸々、話しています。でも早いもので、当院にいて下さるのは残り1ヶ月…。できればずっといて欲しいです。でも大学病院で皆さんが待っているので、仕方ないのですが…。その先生といつも「ど [続きを読む]
  • LINEで海外のご家族とお話していた患者さん
  • 以前入院されていた患者さんがiPadのLINEで、海外に住んでいる娘さんとビデオ通話(テレビ電話のようなもの)されていました。LINEで、まだ小さなお孫さんの様子も見ることができていたようです。だんだん病状が進んで、ご自分でLINEできなくなると比較的目が覚めている時に看護師さんがLINEして患者さんと娘さんにビデオ通話できるようにしていました。海外にいても、まるで近くにいるように会話できるなんてLINEってすごいなぁ、 [続きを読む]
  • 死にゆく人は、何を思うか
  • 私はホスピスで働く前、死にゆく人は最期に何を語るのか、どうやって死を受け入れるのか、知りたいと思っていました。ホスピスで働くことで、それを少しでも知ることができるのかなと思っていました。しかし、実際にホスピスで働き始めて感じたのですが、ご自分の死について話をされる患者さんは、案外少ないように思います。そもそも、当院のホスピスに入院した時点ですでに認知力が低下しておりしっかりと自分の思いを伝えること [続きを読む]
  • まずは医療者がHappyにならないと!
  • 先週の土曜日、横浜の日本緩和医療学会に行って来ました。日帰りでちょっと疲れましたが、新たな発見と出会いがあり、良い一日となりました。マインドフルネスのシンポジウムで京都大学の恒藤先生が「患者さんは医療者の心を映す鏡です。まずは医療者自身がHappyにならないと!」とおっしゃっていたのが印象的でした。本当にそうだなぁと思いました。私は昔は、休みの日にのんびり過ごしたりすると「患者さんは苦しい思いをしてる [続きを読む]
  • 患者さんと医療者のつながりは、人と人とのつながり。
  • 四月のホスピス財団のお便りに、カナダで全人的ケアを研究されている土屋静馬先生のコラムがありました。こちら「Healer(癒し人)の視点とは医学的な枠組みをいったん脇において、いまここにいる私が、いまここにいるあなたとつながりをもとうとすることなのです。患者さんは、そのつながりを通じて、いまここにいる自分自身を生き、そして医療者自身もそのつながりを通じて、“人”としていまここにいる私自身を生きる。そこにあ [続きを読む]
  • AIの進歩で仕事が無くなるかも?
  • 近い未来、人工知能の進歩により、多くの仕事が人工知能に取って代わられる、と最近よく聞きます。医療の分野も例外ではないようで、こんな記事がありましたので、リンクしてみました。こちらなるほど、だんだんAIも進歩しているのね、すごいなぁ〜…と思いながら読んでいたら、びっくり!なんと、インフォームドコンセント(医師が患者さんやご家族に病状や治療方針などについて説明すること)もAIがサポートするんですね。患者さ [続きを読む]
  • 私たちの仕事は死を受け入れさせることではない
  • 当院ホスピスに入院される患者さんで、患者さん本人が「ホスピスに行きたい」と強く希望して入院するケースは滅多にありません。年に1人か2人いるかいないかです。ほとんどの患者さんは、手術や抗ガン剤、放射線治療などのがんに対する治療が難しくなり(または診断された時点で難しく)、急性期病院にはもういられず、自宅で過ごすのも難しいということでホスピスや緩和ケア病棟を紹介されます。行き場がなくて半ば仕方なく、とい [続きを読む]
  • 聖隷三方原病院の森田先生のお話
  • 週刊医学界新聞に、聖隷三方原病院の森田先生の鎮静についてのお話が載っていました。こちら森田先生とは以前三方原病院で一緒に働いていたことがあります。緩和の世界では世界的に有名な先生なのですが、とっても気さくでフランクな先生でした。常に患者さんのことを一番に考えている先生で、もうお看取りが近く意識の無い患者さんのご家族に「今はもう(患者さんは)苦しくないんでしょうか?」と聞かれると、「顔は穏やかで苦し [続きを読む]
  • 自分を知る、仲間を知る、仲間とつながる(前回の続きです)
  • 前回の続きです。第2部は「自分を知る、仲間を知る、仲間とつながる〜ナラティブ・メディスンを活用したセルフケア〜」でした。都立駒込病院の心理療法士・栗原先生のお話でした。相手と話をしている時、「今ここ」に意識を向け、相手に真摯に向かい合う。その時に自分の内側に何が生じてくるか?何に気づいたか?を認識する。相手に「伝わった」「わかってもらえた」と感じた時の喜びを、感じる。自分を表現する(自分のことを話 [続きを読む]
  • 医療者自身の心のケア(前回の続きです)
  • 前回の続きで、先週土曜日の日本ホスピス緩和ケア協会、関東甲信越支部大会のお話です。午後のテーマは「あなた自身のケア、していますか?」でした。第1部は昭和大学の高宮先生のお話、「医療者自身の心のケア」。飛行機に乗るときのアナウンスで「緊急時はまず大人の方が自分の酸素マスクを付けてから、お子さんにマスクを付けてあげてください」と言われるように、医療者もまずは自分自身のケアができて、それから患者さんのケ [続きを読む]
  • 日本ホスピス緩和ケア協会、関東甲信越支部大会に行ってきました?
  • 5月13日(土)、日本ホスピス緩和ケア協会の関東甲信越支部大会が東京であり、参加してきました。最近は色々忙しく、東京に行くのは数年ぶりでした。行きの新幹線の中で吉幾三の「オラ東京さ行ぐだ」が頭の中をリピートしていました。(注:新潟はそこまで田舎ではないですし、私は新潟を愛しています^_^)東京駅の人の多さにびっくりしつつ、なんとか会場にたどり着きました。まずは理事長、志真泰夫先生の基調講演「緩和ケアのい [続きを読む]
  • ホスピスで働こうと思ったきっかけについて
  • 私がホスピスで働こうと思ったきっかけについてです。(長文です)私はホスピス医になる前は、形成外科医として働いていました。なぜ形成外科を選んだかというと、細かい作業が好きだったという理由もありますが、形成外科では亡くなる患者さんがあまりいなかったからです。形成外科の仕事というと、傷をきれいになおしたりとか、乳房再建(乳がんの手術の後におっぱいを作る)とかなんですが、亡くなる患者さんは少ないです。ホス [続きを読む]
  • ポジティブな看護師さんとネガティブな私
  • 先日、うちのホスピスの看護師さんと話していた時のことです。当院ホスピスは設立されて11年目なのですが、(私は働き始めてから10年目)そういえば、昔は患者さんやご家族と色々もめることが結構あったけど、最近はあんまり無いねぇ〜。という話になりました。そう言われてみれば、確かに…あまりもめない。以前は「〇〇さん、怒ってるよ!」とか「〇〇さんのご家族、こんなこと言ってたよ、どうする?!」といったことが結構あり [続きを読む]
  • あなた自身のケア、していますか?
  • 5月13日(土)、日本ホスピス緩和ケア協会関東甲信越支部大会が東京で開催されます。私も参加します!午後の部は「あなた自身のケア、していますか?」というタイトルで、マインドフルネスを活用した医療者自身の心のケア、そしてナラティブ・メディスンを活用したスタッフケアについてのお話です。セルフケアやマインドフルネスは私も以前から興味がありました。つらい状況に立った時、それを乗り越えていける人と乗り越えられな [続きを読む]
  • 患者さんに何と言って良いのか悩む時
  • 以前入院していた患者さん(50代の女性)のお話です。その方は肺の腫瘍がだんだんと大きくなり、息苦しさが強まっていきました。また、以前より不安感の強い方で、不安になると息苦しさが強まる、ということもありました。息苦しさをやわらげる薬も飲んでいましたが、眠くなるのは嫌との事で量はあまり増やさずに様子を見ていました。しかしある日の朝、呼吸困難がかなり強くなりました。不安も強かったようです。苦しさをやわらげ [続きを読む]
  • やりたいことはすぐにやったほうがいい
  • 先日、患者さん(70代の女性)とお話していた時のことです。その方はお花が大好きな患者さんでした。ご家族も、お庭で育てているお花をいつもたくさん持ってきて下さいます。私がその花を見て「素敵なお花ですね。私も仕事がひと段落して余裕ができたら、庭でお花を育てたいです」とその患者さんに言うと、その方が「先生、そんなこと言わないで、すぐにやったほうがいいですよ。やりたいことはすぐにやったほうがいいです」とおっ [続きを読む]
  • 人の資質は逆境に置かれた時に試される
  • PRESIDENT の「逆境に耐えうる、忍耐力を身につける方法」という記事です。こちら「逆境は必然。単なる不運と捉えるのではなく、そこに何らかの意味を見出せるかどうかで、その後の運命は大きく変わってくる。」「人の資質は、逆境に置かれたときこそ試される。大切なのは何より楽観的であること。そして楽観というのは意思である。必ずチャンスはある、と楽観的な態度を意思の力で選ぶことだ。」という言葉が身に染みました。6年 [続きを読む]
  • 「がんが自然に治る生き方」という本を読みました
  • 「がんが自然に治る生き方」(ケリー ターナー著)という本を読みました。がんが自然に治る生き方ケリー・ターナー著この著者の方は、がんが劇的に回復した人数十人に、どうやって回復したのかをインタビューしたそうです。それらの方には次のような共通点があったそうです。1.抜本的に食事を変える2.治療法は自分で決める(受け身にならず自分の意思で人生を変える)3.直感に従う4.ハーブとサプリメントの力を借りる5.抑圧 [続きを読む]
  • 嬉しいひとこと
  • 先日、亡くなられた患者さんの娘さんが、お帰りになる時に「ここに入院できて本当に良かった。皆さん親切にして下さって、ありがとうございました」とおっしゃって下さいました。この仕事をしていて、患者さんやご家族にそう言われることが一番嬉しいかもしれないと思いました。きっと多くの方が、自分はずっと元気でいたい、自分の家族はずっと元気でいて欲しいと思っていることと思います。でも人生には必ず終わりがあって、つら [続きを読む]