難波望 さん プロフィール

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難波望さん: シナリオ散歩道 日々の雑記と備忘録
ハンドル名難波望 さん
ブログタイトルシナリオ散歩道 日々の雑記と備忘録
ブログURLhttp://nozo-n.blogspot.jp/
サイト紹介文脚本家・難波望のブログ。観た映画や、読んだ本、旅先の出来事など、日々の心に残る出来事を綴ります。
自由文映画『かぐらめ』のDVDは、販売・レンタル中です。ぜひご覧ください。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供30回 / 8日(平均26.3回/週) - 参加 2017/05/15 01:42

難波望 さんのブログ記事

  • 「たいがいにせい!」と思わず言いたくなるほら吹き男の話
  • 『ほらふき男爵の冒険』――。幼いころ、子ども向けに書かれたものを読んだことがある。内容はほとんど忘れ、ほらふきのオジサンが語るとんでもない冒険譚というイメージが残っているだけだ。脳内では、『ドン・キホーテ』の物語と一緒くたになっている。ふと、近所の古本屋で見かけて何気なく読んでみたのだが、これがなかなかすごかった。ロシアへの旅が描かれる冒頭の章では、男爵が馬に乗って旅をしていると狼に襲われる。腹を [続きを読む]
  • 遅咲きの仁義デビュー
  • 映画『仁義なき戦い』シリーズを初めて観たのは、30歳を過ぎてからだ。遅咲きの仁義デビューだったわけだが、大人になって観たことでより深くこの映画の魅力に気付けたのは不幸中の幸いだ。初期の作品からは、作り手たちのほとばしる情熱が感じられ、胸が熱くなる。初めて観るまでは、ただのヤクザ映画という程度の認識だったが、それは大きな誤りだと直ぐに気付いた。登場人物は、どいつもこいつも殺人に博打と社会的には屑同然の [続きを読む]
  • 【台湾・市林夜市】
  • 旅行先で写真を撮ることは多いが、動画を撮ることは滅多にない。初めて訪れた街の景色を自分の目で見ることで精いっぱいだ。だが、2度目の台湾ではよく撮った。でも、そうした動画も帰国すると、アルバムのように見返すことはない。昨夜は、SDカードのデータを確認していて、偶然見返すことになった。と、いうことで台北・士林夜市の動画を編集した。深夜の台湾は、場所にもよるが概ね治安が良く雰囲気が明るい。初めて台湾を訪れ [続きを読む]
  • 「美女と野獣」実写版は登場人物のバックグラウンドにも注目
  • 先日、ディズニーの実写映画『美女と野獣』を観た。観たのは、新宿TOHOシネマの3Dのアイマックスシアター。普段、ディズニー好きだとかアニメ好きだとかアピールすることはないが、ぼくが生涯でもっとも繰り返し観ている作品は、1991年のアニメ版『美女と野獣』なのだ。物語は非常にシンプルだが普遍的でだれでも受け容れやすい。その映像美に惹かれたぼくは、将来はアニメーション監督になろうと本気で思ったほどだ。以来、今で [続きを読む]
  • 【グッバイ・サマーはささやかな冒険と別れの物語】
  • 最近もっとも楽しく観たDVDは、ミシェル・ゴンドリー監督の『グッバイ・サマー』だ。女の子のようなルックスと小さな背をからかわれ、コンプレックスを抱いている14歳の少年ダニエル。女の子みたいだとバカにされつつも脳内は女の子のことばかり考え、悶々と過ごしている。ある日、風変わりな転校生テオと出会い、二人は意気投合し、自作のログハウス型自動車で旅に出る。感受性豊かな少年たちは、一度はここではないどこかへ憧れ [続きを読む]
  • 中国週末旅行顛末記【5】
  • 翌朝、まんまと予定を大きく遅れて宿を出発した。天候は雨。疲れがどっと出てしまい、ぐっすり寝たにもかかわらず鉛を背負ったような体の重さを感じた。だが、今日を目いっぱい楽しまなくてはどうする。雨だろうが、雪だろうが、旅はいつだって好奇心いっぱいに街を歩きたい。上海に戻るには行きと同じように高速バスという手段もある。だが、ここは安くて速い新幹線に乗るべきだろう。昨日あった上海在住のビジネスマンは予約無し [続きを読む]
  • 中国週末旅行顛末記【3】
  • 平江路は狭い運河を挟み、石畳の道が長く続いていた。大通りを右折して直ぐの場所にある小さな観光センターで略地図を貰った。海外に行くとなぜか異様なほど歩きたくなるぼくにとって、地図は欠かせない。もっとも人並み外れた方向音痴は海外でも変わりないので、地図があっても結局迷ってしまうのだが、地図があれば確実に街歩きは楽しくなる。狭い運河を挟み、一方はいかにも古そうな建物が建ち並び、また反対側は石畳の道が長く [続きを読む]
  • 【インドを彷徨いたい人必見!】
  • 現在公開中の『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』を観た。5歳の時に迷子になってしまった少年サルーが、養子としてオーストラリアの夫婦に引き取られ、成年したのちに25年ぶりに母親と再会するまでを描いた、事実に基づく物語。詳細は、ネタバレになるので省くが、主人公サル―が養子になるまでのいきさつが丁寧に描かれる前半のインドロケのシーンは、まるでドキュメンタリー映画のような臨場感があった。インドの片田舎から [続きを読む]
  • 中国週末旅行顛末記【4】
  • 蘇州平江客棧で一休みした後、ぼくたちは中国の四大名園の筆頭とされる拙政園に向かった。地図を見るとどうやら歩いてでも行ける距離のようだ。蘇州に着いたばかりとはいえ、前日から満足な睡眠を得られていないのでクタクタだったが、いったん歩き出すと気持ちも再び高ぶってきて疲れも吹き飛んだ。蘇州の町並みは、台湾の台北や高雄と比べるても、道路はどこも舗装されていて歩きやすい。だが、油断は大敵。無音で近づいて脇を通 [続きを読む]
  • 【シナリオ講評サービス スタート】
  • これまで、よみうりカルチャーや目黒区社会教育指導員として脚本の執筆指導をしてきましたが、インターネットサービス「ココナラ」を利用した脚本講評サービスをスタートしました。日頃から、企画や脚本の相談を受けることが多いのですが、より分かりやすく気軽にご相談して頂ければと思います。特に今回は、シナリオ初心者の方々をメインターゲットに考えています。よろしくお願いいたします。あなたの書いた脚本(シナリオ)を講評 [続きを読む]
  • 『パッセンジャー』は、自分ならどうする視点で観るべし!
  • 先日観た、劇場映画『パッセンジャー』は、笑っちゃうくらい強引な展開もあるが、何とも憎めない“ザ・ハリウッド“映画だった。目的地に着く90年前に、宇宙船の中でたった一人冬眠から目覚めてしまった男――。手塚マンガなどがお好き方は、お馴染みの設定のようにも感じる人もいるだろうが、自分だったらどうするだろう…と思わせる究極の選択を何度も主人公に迫る設定は観る人を惹きつけるには十分。作品を大いに盛り上げてくれ [続きを読む]
  • 『ラ・ラ・ランド』は、苦みの利いた極上のスイーツや
  • 劇場映画『ラ・ラ・ランド』は、何の変哲もない甘めのハリウッド映画。しかし、いい映画であることには違いない。ミュージカルテイストの作品で無ければ、よくある映画として片づけられそうな作品になっていたかもしれない。だが、そうはならなかったのは、さすが『セッション』の監督、デイミアン・チャゼルだ。彼の見事な演出によって、これから先も映画ファンに愛される映画になった。少しばかりも苦みも加えられているが、基本 [続きを読む]
  • 中国週末旅行顛末記【2】
  • 食事を終えた頃には、地下鉄が走り始めていた。ぼくたちは地下鉄を乗り継ぎ、魯迅公園に向かうことにした。わずか一泊の旅行だ、朝の上海を見る機会は今日しかなかった。初めて乗る中国の地下鉄は、意外なほどフツウだった。切符は液晶画面から路線と駅を選択すと金額が表示される。紙幣または硬貨を投入すると日本のスイカのようなカードが出てくる。使い捨ての紙の切符は上海の地下鉄ではもう無いようだ。この点は台湾に似ている [続きを読む]
  • 中国週末旅行顛末記【1】
  • 3月17日金曜日、午後7時を過ぎると直ぐにパソコンをシャットダウンして会社を出た。帰宅ラッシュに賑わう六本木駅。明日の今頃は、中国か……。帰宅後、1時間ばかり仮眠をとるとシャワーを浴びて身支度を整え、羽田空港へ。いつもの成田に比べると何と楽なことか。羽田空港を深夜2時過ぎに発つと、ひと眠りするうちに上海プードン国際空港に到着する手はずだ。今回の旅の目的は、大きく分けて2つ。1つ目は古都蘇州の散策。週末旅行 [続きを読む]
  • 【荻窪の本屋 Title】
  • 東京都杉並は荻窪、八丁に昨年オープンした書店「Title」。青梅街道沿いに出来たその本屋は、西荻から歩くと20分近くかかる立地で、荻窪駅からでも10分ほどの場所にある。けして、アクセス的には良くはないが一度行くと病みつきになるような不思議な魅力に満ちている。古民家を改築した店舗は広くはない。だが梁がむき出しになった天井は高いので、圧迫感は感じない。店内を歩くとギシギシと床板が軋む音も何とも心地が良い。また [続きを読む]
  • 【心のゆとり】
  • 仕事の休憩時間に何をしているだろうか。同僚と一緒に食事をしたり、スマホでLINEをチェックしたり、それは人それぞれだ。月給で働く人、フリーランスで働く人、或いは時給で働く人でも休憩時間の使い方は自ずと異なってくるだろう。ぼくは、いつも仕事場から離れて本を読むようにしている。少し歩いてコーヒーを一杯。休憩時間をオーバーしないようにタイマーをセットしておき、あとは一気に集中して本を読む。リフレッシュ度の高 [続きを読む]
  • 【ひとりぼっちを笑うな】
  • 人間には勘違いされやすい人とそうでない人がいる。その代表的なパターンとして挙げられるのが内向型人間である。自分の世界を持ち、概ね他者とのコミュニケーションを苦手とする人たち。彼らは他者との摩擦を嫌うあまり、自分の本当の感情を上手く伝えられず結果的に誤解を生みやすい。この数日、寝る前に読んでいる読んでいる本『ひとりぼっちを笑うな』の著者、蛭子能収さんもそういったタイプに属する著名人だ。この著書の中で [続きを読む]
  • 【ファインダー越しの美しき世界】
  • 学生時代から卒業後しばらくするまで、ぼくは小田急新百合ヶ丘駅近くにあるデパートの小さな写真店でアルバイトをしていた。特別、写真に詳しいわけではなかったが、父に譲って貰った一眼レフカメラを首から提げ、時々ブラブラと街や花を写真に収めたりしていた。写真店では現像やプリントをしながら、時には証明写真を撮った。これから就職試験を受けるであろう同世代の人たちや再就職先を探そうとする破たんした大手証券会社の元 [続きを読む]
  • 【2017 年賀】
  • あけましておめでとうございます。昨春は『かぐらめ』の全国公開に始まった一年だった。結果的には挑戦と挫折に尽きる一年でしたが、悔いはない。昨年末、七年弱もの長きにわたって副業として続けてきた介護の仕事を辞めた。我々兼業作家にとって、副業は非常に重要だ。副業に恵まれずに作家を辞めざるを得ない人もきっと大勢いるはず。その点はぼくは恵まれていたと思う。収入的には芳しくはなかったけれども、それを認めてくれた [続きを読む]
  • 【2016年 この一冊!】
  • 『純情ヨーロッパ 呑んで、祈って、脱いでみて 西欧&北欧編』『人情ヨーロッパ 人生、ゆるして、ゆるされて 中欧&東欧編』『となりのイスラム 世界の3人に1人がイスラム教徒になる時代』『「鬼畜」の家:わが子を殺す親たち』『犬と、走る (集英社文庫)』『モンスターマザー 長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い』『 NASAより宇宙に近い町工場 (ディスカヴァー携書)』『サムライ 評伝 三船敏郎 (文春文庫)』『冒険歌手 [続きを読む]