きこり さん プロフィール

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きこりさん: 木樵の小屋
ハンドル名きこり さん
ブログタイトル木樵の小屋
ブログURLhttp://ahutofwoodsman.doorblog.jp/
サイト紹介文道東の山村に移住して田舎暮らしをしています。 仕事である林業を中心としたブログです。
自由文北海道の田舎暮らしに興味がある、移住してみたい、そんな方の相談にもわかる範囲で応じたいと思います。
まだまだ駆け出しだけど、林業に関心がある方の質問などあれば、これもわかる範囲でお答えします。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供17回 / 97日(平均1.2回/週) - 参加 2017/05/23 18:05

きこり さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 草刈りのコツ 仕事5年目の俺が説く
  • 我ながら作業スピードが上がったと素直に思う。まず刃の研ぎが良い。刃が触れれば草は切れる。当然のようで下手くそな研ぎだと草木はしなりなかなか切れないのだ。笹薮をひとなぎして、刃の通過あとを見ると切れてない笹が何本も残っているとそれらを刈るため何度も草刈... [続きを読む]
  • ピンクテープ
  • 林道を走っていると時おりピンクのテープの切れ端を見かける。軟質ポリ塩化ビニル性で蛍光色のため薄暗い森の中でも視認性が良い。軽く簡単に手で引きちぎれるし安価のため様々な分野で利用されている。もちろん林業でも。大抵は何かの目印を意味している。何気ない草... [続きを読む]
  • アームカバー
  • 袖と手袋の隙間をよくブヨに咬まれるのでアームカバーは欠かせない。ほんとあいつらはいやらしい性質でメガネのツルと耳の隙間だとか、腕時計のベルトの隙間だとかそうした隙間を突いてくるんだ。ホームセンターで買い求めるとだいたい180円ほど。事務用なのか男性向けなの... [続きを読む]
  • 苗が見当たらない
  • 下草刈り作業が始まった。苗の植え付けが長引いたので平年より始まりが遅い。おかげで小さく成長の遅いトドマツの植わる山では、もう草に埋もれて苗が見えない。地際ギリギリを刈ってやるべきだが時間がかかり過ぎるし苗を切断する確率も高くなる。草場の影からトドマツ... [続きを読む]
  • ザラ
  • 例えば大雨のあとや軽く湿地じみた場所が土場だった場合。ユンボが繰り返し同じ場所を走ると水が滲み出てくる場合がある。地面とは水分を含んだスポンジみたいなもので、例え表面は乾いているようで強く握ると水が滴るように、地表は乾いていても重い重機が移動することに... [続きを読む]
  • 冷たい雨降りの中で受け入れをする
  • 間伐した材の受け入れをしている。雨降りが続き6月だというのに肌寒い。朝の気温で3度。日中でも5度もない。そこへ雨が降ってあるから余計に寒い。土場で丸太の級径を測っている受け入れという作業に就いている。カラダを動かさないから着込むしか防寒手段がない。初... [続きを読む]
  • 山でうんこをする場所
  • 朝きちんとトイレで済ましてきても山で思わず催してしまうことは珍しくない。いざ「仕事」をするとき、人目を避けてつい藪の中へと立ち入りたくなるものだがしゃがむのに都合のいい空間なんてなかなか無いものだ。デコボコの地面だったり笹が生い茂っていたり。しゃがんだところへ見落とした小枝がお尻に刺さってしまった、なんてことになるかもしれない。ほとばしり出るションベンが落ち葉や笹の茎にあたり意外としぶきが返ってく [続きを読む]
  • 気温差20度以上! 道東の晩春
  • 道東の5月はまだ気温が低く雨が降るとかなり冷える。火曜日は朝から雨。予報では昼からのはずだが…などとこぼしても仕方がない。造材班に来ており、玉切りした丸太を級径を測り帳簿に付けるという作業である。丸太の小口にいちいちモノサシをあてて書き留める。だから両手には、モノサシ、帳簿、それから小口に記す赤インクの入った容器を持っている。傘を保持する手がないから雨具を着て、雨に打たれることに甘んじながら作業す [続きを読む]
  • 春、仕事の始まり
  • 春は根踏みから始まる。昨年秋に植えた苗の根本は霜柱やら雪の影響でかなり軟らかい。地面がフカフカなのだ。これを一本々々踏み固めて歩いて回るのである。昨年はかなり遅くまで苗植えをしていたので地面が凍りつき雪が積もってしまった。我々は雪を漕ぎ、雪に穴を開けて凍った地面をツルハシで砕き、そうやって苗をなんとか地中に納めたのだ。植えるというより固い土のかたまり数個で倒れないように苗を押さえたり、あるいは雪混 [続きを読む]
  • ナタ
  • ランボーナイフは4〜50代の者が10代の頃、心をときめかせるアイテムだった。ランボーが扱う大型のナイフはあらゆる困難や敵を打ち破る無双の刃物に見えた。だが実際のところ刃の厚いあの手のものは、根野菜の皮を剥くには不向きだし、肉や野菜を切るのにもいまひとつでキャンプに持って行っても使い勝手が悪かった。また薪を割ったり枝を払ったりと乱雑に扱うにはいささか高価過ぎでもあった。帯に短し襷に長しというやつだ。殺傷 [続きを読む]
  • 木の秘める内なるチカラ
  • 木には時に想像出来ない力が働いている。伐倒して積み重なった木は、自重や他の木の重みで様々な方向から圧力がかかる。手首ほどの太さの枝でもチェーンソーの刃を入れる方向を見誤るとキュッと挟まれて刃が動かなくなる。ヤバイと思ったらフルスロットルで押し切るか、或いはいったん引き抜き反対側から切るかだ。伐倒のときもこうしたことはあり、風に押されたり切り過ぎたりで木の重さがかかるともうダメだ。もう動かない。切り [続きを読む]
  • ムササビの落し物
  • 雪の中での伐採作業では、まずネボリから始まる。根掘りと書く。字の如く木の根元の雪を掘り返すことだ。雪の上から切ると、その下に高い切り株を残すことになる。集材作業やそのずっとあとの植林したときの下草刈りのとき、高い切り株はずっと邪魔なものとして存在し続けるのだ。だから木は出来る限り地面に近いところからチェーンソーを入れる。その方が材積も上がり良いのである。まあわかってはいるけど、駆け出しのきこりはな [続きを読む]
  • ナラの木を探すのは
  • 毎年冬の造材作業ではナラの木はないかと現場を見回す。ドングリ(正確には違うが)の成る木で、ゴツゴツとした黄色がかった表皮をしている。最大の特徴は切ったときの木の匂いだろう。ウイスキーを飲む者だったらピンとくる独特な香。ナラの木はウイスキー樽に使われるのだ。大変堅い木で、そして重い。同じ大きさなら松の木の倍くらいありそうだと思う。さて、ではこのナラをどうするかというと、シイタケ栽培のホダ木に使うので [続きを読む]
  • バー先が赤く光った
  • 雪の上に倒れたトドマツの枝払いのとき、バー先が赤く光った。あれ?LEDなんか付いていたっけ?なんてひとり静かにボケてみたが理由は瞬時にわかっていた。雪の中に混ざった石を切ってしまったのだ。予感的中。チェーンソーは、まるで木に強力な防御の魔法がかけられたかのごとく切れなくなった。こうなるとチェーンの刃をがっつり研ぎ落とす必要がある。一昨年の自分はチェーンソーの刃研ぎがてんでダメで、仕事のあと毎晩自宅で [続きを読む]
  • ありがたい人
  • ガミガミと口うるさい人は仕事を覚えるうえでありがたい存在だ。いちいちアレしろ、コレしろと言うので教わることが多いのだ。だが正直ウンザリすることも間違いない。言いたいことを最後まで言わないと気が済まない人には尚更だ。こちらは言われたことを合点したのですぐに作業を再開したいのだが、言いたいことを言い終わっていないと話が終わるまで神妙な顔をして待っていないといけない。それがたった今言ったことの繰り返しで [続きを読む]
  • 木の幹に付いた爪痕
  • トドマツの幹に二筋の傷があればそれは鹿がツノを磨いた跡である。そのときツノに松ヤニが付く。松ヤニは薄く黄色をしているがネバネバしているので簡単に汚れてしまいツノに残る。実は鹿のツノの黒い斑点は、松ヤニによって付いた汚れなのだ。鹿によるものとは趣... [続きを読む]
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